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JRシリーズ (JR Series) は、1980年代に松下通信工業株式会社・電卓事業部より"ナショナル"ブランドで発売されたマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)のシリーズである。
日立がベーシックマスターシリーズ、シャープがMZシリーズ、日本電気がPC-8000シリーズなど、多くのメーカーが自社のマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)を販売し、しのぎを削っていた当時に、松下が市場に投入したシリーズである。
発売当時の国産パソコンで最廉価の製品であった。三井物産が輸入販売していた英シンクレア社の廉価なコンピュータ ZX81(38,700円)と比べても"お値打ち感"があった(ZX81はRAMが少なく、増設するとJR-100の方が割安となった)。
モノクロ表示、キャラクターを分割したセミグラフィックやキャラクタグラフィック[注釈 1]、単音のサウンドと、低機能かつ低価格のパソコンであるが、RAMは標準で16KB搭載していたので相応のプログラムは作成できた。
本体、モニタ(ディスプレイ)[注釈 2]、データレコーダ(カセットテープレコーダ)を組み合わせて使うのが基本構成。
1982年末に79,800円で発売。JR-100の上位機種だが、互換性はない。JR-100と同様、低価格路線のマシンである。JR-100よりRAM、ROMが増加し、かな表示やカラー表示が可能なるなど表示機能が強化された。
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1984年登場。本体価格159,000円。「パソコン&テレビ300」を謳いスーパーインポーズ機能を標準搭載。専用ディスプレイ(TH15-M300)がこれに対応した。 大きさやデザインは同社のキーボード分離型MSXに近い印象である。カタログ写真にはプリンターやフロッピーディスクドライブが接続されている。メインCPUはZ80に変更されている。サブCPUはMN1800A(6802互換)、ROM40KByte[7]。 ショールームに設置されたプロトタイプ版では、起動時に「JR-200モード」を選択すると、JR-200のシステムが起動し、JR-200向けのソフトを使用する事ができた。
ビジネスショーで公開されたものの、主に教育用パソコンとして学校へ納入され、一般向けにはごく限られた台数しか発売されなかったとされている。
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1983年に128,000円で発売。CPUはCMOS 8ビットの63A01V(6801ファミリー拡張セット)、ROM 20KByte、RAM 16KByte(24KByteまで拡張可)[8]。大きさはB5大のハンドヘルドコンピュータで、シャープのポケットコンピュータに比較的近い。画面は32桁8行、192x64ドット。ポケットコンピュータ(ハンドヘルドコンピュータ)らしく、関数の充実を売りにしていた。専用の持ち運べるプリンタJR-P20も発売された。単三乾電池4本もしくはACアダプタで駆動。
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「JR (コンピュータ)」の記事における「JR-100」の解説
1981年11月21日に54,800円で発売。ベーシックマスター(日立製作所)やMZ-80(シャープ)などと同様に、目の粗いグラフィックやキャラクタグラフィック、白黒表示、最低限のサウンド機能だけを装備した低機能かつ低価格のパソコンである。基本はMZ-80に近い部分が多いが、一部ではPC-8001の仕様に近い部分もある。 文字表示関係 横32文字×縦24文字に表示できる。文字は大文字のラテン文字のみで、カタカナさえ表示できない。これは国産のデスクトップパソコンとしてはかなり異例のコストダウンであり、文字を表示するには英文、ローマ字、後述のPCGに頼るしかなかった。 キャラクタグラフィックが多数用意され、人型やヘビ型などMZ-80と同様のものが多数使われている。トランプマークのクローバーなど、一部はPC-8001などと同様のものになっている。シャープやNECに対し承諾を受けたか、無許可かは不明。 当時貧弱なグラフィックをおぎなうため、PCG機能を使える。32文字分使用可能であり、見た目の美しいゲームキャラを作る事に貢献した。 カラーは使えず白黒。文字単位での白黒反転も可能である。 その他 本体は角ばったクリーム色で、非常にコンパクトに作られている。 緑色のキーボードが低価格のためゴムで作られており、「消しゴムキーボード」と揶揄された。ショートカットキー機能が設けられ、命令文を一発で入力できる。 ROM-BASICはJR-BASIC。座標指定を行う場合に、一般的な横・縦の順の指定ではなく、縦横を逆に、"LOCATE Y,X"と記述するのが特徴。CPUはMC6800の流れを組む富士通のMB8861で、機械語のプログラミングも比較的容易とされていた。 ROMは8k、RAMは16kで拡張32k。 サウンドはPC-8001同様で、ブザー音が鳴るのみ。あえて文字表記すれば、圧電スピーカのためPCの「ピー」に対し、JR-100は「チー」と聴こえる。特定アドレスへの数値書き込みで音程の変更は可能。 マニュアルに登場する教授風のキャラクターは「パソコン博士」と呼ばれる。
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