出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 01:37 UTC 版)
| 開発元 | MDL Information Systems |
|---|---|
| 最新版 |
2.5
|
| プラットフォーム | Windows |
| サポート状況 | 開発および配布が終了、後継のSymyx Drawへ移行 |
| 種別 | 分子モデリング |
| 公式サイト | [1] |
ISIS/Drawは、MDL Information Systemsの開発したWindows対応の分子モデリングソフトである。
ISIS/Drawは、大学や個人利用者はMDLに登録することで無料で利用することができる。また、このソフトをISIS/Base(ISIS/Hostクライアント)のフロントエンドとして使用することで、他のいくつかのISIS (Integrated Scientific Information System) 製品と同様にACD(Avairable Chemical Database)と、CIRX(ChemInform Reaction Database)の化学データベースを利用することが可能である。 なお、当プログラムの初バージョンは1990年に公開され、最終バージョンは2.5である。現在は、後継ソフトであるSymyx Drawとして開発が行われている。
ISIS/Drawは、独自のファイルフォーマットである拡張子が".skc"のファイルのほか、MDL molfile、Rxnファイル、TGファイルのような一般的な化学ファイルフォーマットにも対応している。 さらに、データベースの検索に対応するため、化学反応検索に必要な原子マッピング(atom mapping)のほか、部分構造検索に必要であるワイルドカード原子、芳香族結合、環状結合のような種々の特別な原子や様々な結合様式をサポートしている。
ISIS/Drawは主に2D描写用のプログラムであるが、多少の3D回転機能を持つ。なお、Rasmolを併用することでISIS/Drawで2D描写した化合物を3D視覚化、および3Dレンダリングすることができる。 ISIS/Drawはさらに、化合物の構造と反応式についてバリデーションを行えるほか、分子量や分子式のような元素プロパティの計算が可能である。