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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/12 07:43 UTC 版)
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iPhone SE 第2世代
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| 開発者 | Apple |
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| 製造者 | |
| 種別 | スマートフォン |
| キャッチコピー | 英語: Lots to love. Less to spend. 日本語: 手にしたくなるものを手にしやすく |
| 世代 | 第13世代 |
| 販売開始日 | 2020年4月24日 |
| 先代機 | iPhone SE (第1世代) |
| 後継機 | iPhone SE (第3世代) |
| 関連機種 | iPhone 8 iPhone 11 iPhone 11 Pro/11 Pro Max |
| サイズ | 縦 138.4 mm 横 67.3 mm 厚さ 7.3 mm |
| 重量 | 148 g |
| OS | iOS 13.4(初期搭載)→iOS 26.3 |
| SoC | Apple A13 Bionic 2.66GHz 6コア |
| GPU | Apple A13 GPU(アップル独自設計 4コア) |
| メインメモリ | 3 GB LPDDR4X RAM |
| ストレージ | 64, 128, 256 GB |
| メモリーカード | なし |
| バッテリー | 1821 mAh |
| 背面カメラ | シングル1200万画素カメラ(広角) F1.8(広角) 最大5倍のデジタルズーム 4K60fpsビデオ撮影(HDR対応) 1080p240fpsスローモーションビデオ撮影(HDR非対応) |
| 前面カメラ | 700万画素カメラ F2.2 1080p60fpsビデオ撮影(HDRは解像度に関係なく30fpsまで対応) スローモーション撮影非対応 ポートレートモード |
| ディスプレイ | 4.7インチ 1334 x 750ピクセル 326 ppi Retinaディスプレイ |
| サウンド | ステレオスピーカー |
| 接続 | 2G・3G・LAA対応4G(EVS-SWB)・Wi‑Fi 6(802.11ax)・Bluetooth 5.0 |
| 比吸収率 | 頭 0.98 W/kg 体 0.99 W/kg |
| 補聴器との両立 | T3, M4 |
| ウェブサイト | iPhone SE(第2世代) |
iPhone SE(第2世代)(アイフォーン エスイー)は、Appleが開発・販売していたスマートフォンで、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxと同じiPhoneの第13世代目のモデルである。
iPhone SE(第1世代)及びiPhone 8両方の後継機とした位置付けになっている。
2020年4月16日木曜日にAppleのWebサイト上で発表[2]。価格を抑えたスマートフォンとして2016年に発売された、iPhone SEの第2世代モデル[3][4]となる。予約注文は4月17日から開始され、Apple Storeからは2020年4月24日、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアからは2020年5月11日から発売される[5](#COVID-19による影響も参照)。
画面サイズは4.7インチ。
iPhone 8の筐体にiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxと同じSoCであるA13 Bionicチップを組み込み、高音質な音声通話規格EVS-SWB (VoLTE) 、4G LTE-Advancedに対応したモデル。2016年3月31日に発売されたiPhone SE(第1世代)と同様、旧モデルの筐体をベースに最新のSoCを組み合わせている。
iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxとの違いは、カメラがシングルレンズ(広角)、RAMが3GB[6]、フロントカメラが7MP、ディスプレイはRetina HDディスプレイ 、ホームボタンがあり、Face ID非搭載でTouch ID認証であることなど[7]である。
2020年3月、iPhone 8のサイズのボディに通常モデルのカメラレンズ1個を搭載したiPhoneを示すケースが[8]、ベスト・バイに出荷されていると報じられていた[8]。このスマートフォン用のベルキンの画面保護商品もAppleで販売されており、通常サイズのiPhone 8とiPhone 7に対応していた。このことから「iPhone SE」または「iPhone 9」との名で近いうちに発売されると予想された[8][9]。
日本時間の2020年4月16日にAppleのWebサイト上で発表された[2]。
2020年8月21日、Y!mobileとUQ mobileからも発売されることが報じられた[10][11]。
2022年3月9日、後継機となるiPhone SE (第3世代)が発表。これに伴いApple Storeでの販売を終了した。
64GB、128GB、256GBの3つの内部ストレージ容量の構成がある[12]。
重量は148g、寸法は138.4×67.3×7.3mm(縦×横×厚さ)であり、iPhone 8と同等である[13]。しかし、フロントガラスの表面カーブにおいては微妙に違いがあり、エッジ部分が浮き上がって、iPhone 8用の画面保護のガラスフィルムを貼ることができない[14]。
ディスプレイは、iPhone 11同様にHaptic Touchに対応したiPhone 8、Retina HDディスプレイを採用している[12]。
なお、Apple及び正規プロパイダー以外で修理した場合、警告が表示される[15]。
SoCはiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxと同じA13 チップを搭載。
しかし、iPhone 11より処理能力は少し劣るものとなっていて、メモリもiPhone 11シリーズの4GBより1GB減量されて3GBとなっている。その影響もありAnTuTu Benchmark(Ver10)で計測すると、iPhone 11よりも低い値が算出される[16]。平均値は75万点〜90万点ほどである。
iPhone 8同様にQiに対応する[12]他、USB-PDで最大18Wでの急速充電に対応し30分で50%充電できる[17]。
ソフトバンクでは受信最大500Mbps/送信最大46Mbpsである[18]。
FDD‑LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66)
TD‑LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48)
CDMA EV‑DO Rev. A(800、1,900MHz
UMTS/HSPA+/DC‑HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
iPhone 11同様に、リーダーモード対応NFCとFeliCa、及び予備電力機能付きエクスプレスカードに対応している[12]。SIMスロットはiPhone SE(第1世代)と同じくnano-SIMである。Wi-Fi6(IEEE802.11ax)と、eSIMを使用したデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)も搭載している[17]。
IEC規格60529の防塵・耐水性ではIP67の評価を受けており、水深1メートルで最大30分間利用できる[12][19]。
iPhone SE(第1世代)にあったイヤホンジャックは、省略されている[20]。
iPhone 11やiPhone 11 Proのワイドカメラと同等の12MPのリアカメラを搭載しており、4K・60fpsまでのビデオ撮影も可能である。また最大63MPのパノラマ撮影、バーストモードでの撮影にも対応している[12]。
前面カメラは、ƒ/2.2 絞りとオートフォーカスを備えた7MPのカメラである[12]。
しかし、前面カメラ、背面カメラともiPhone 11や11 Proなどとは異なり、60 fpsでのHDR撮影とナイトモードに対応していない。また、ポートレートは人物にのみ適用できる。
詳細スペックは以下を参照。
iPhone SE(第2世代)はiOS 13.5.1がプリインストールされ、Apple Payに対応している[12]。
iPhone SE(第2世代)はアルミフレームを採用したデザインが特徴で、前面及び背面がガラスと、基本的なデザインはiPhone 8とほぼ同じだが、iPhone 11と同様にAppleのロゴが中央に移動している[21]。また、「iPhone」の表記がなくなっている。
カラーはホワイト、ブラック、(PRODUCT)REDの3種で、ホワイトモデルでも前面がブラックになっている。
また側面のデザインからは、ステンレスベゼルがなくなり丸型のデザインに変更された[22]。
前面の上下にはベゼルがあり、Touch IDと一体化したホームボタンが搭載されている[23]。
| カラー | 前面 |
|---|---|
| ホワイト | ブラック |
| ブラック | |
| (PRODUCT)RED |
iPhone SE(第1世代)との違いは、防塵・耐水性を備え、画面サイズが4インチからiPhone 6、6s、7、8と同じ4.7インチとなったこと、SoCがA9チップからA13 Bionicチップになったこと、LAA対応LTE Advanced, Wi-Fi 6やeSIMに対応したことなどである[25]。
Appleによると、A9チップに比べ最大2.4倍速いCPU、最大4倍速いGPU、またモバイルデータ通信接続が最大60%速くなり、Wi-Fi接続が最大38%速くなった[26]。
新たに、Taptic Engineを搭載し、Haptic TouchやNeural Engine、FeliCaなどを搭載しているため、感触フィードバックがあり、店舗でApple Payの決済が可能である[27]。
そしてQiに対応したワイヤレス充電と、USB-C - Lightningケーブルでの18Wでの急速充電も可能になった[28]。
以下、発売当初は同梱されていたが、2020年10月以降は付属しないものである。[29]
2020年10月以降の付属品は
のみが同梱している。
なお、iPhone 11 Pro/Pro Maxに付属している18Wの電源アダプタは付属していない為、充電には同時期に発表、発売されたiPhone 12シリーズ同様、USBもしくはUSB Type-Cに対応した充電器を別途購入する必要がある。
また、iPhone 7/8に付属しているLightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタも付属していない[30]。
2020年10月のiPhone 12シリーズ発表と同時にiPhone SEシリーズ同梱物が見直され、iPhone本体とUSB-C - Lightningケーブルのみと簡素化された[29]。
COVID-19の感染拡大防止のため、Softbank、NTTドコモ、KDDI (au) の3社は発売延期を発表した[31][32][33]。
発売当初は日本国内のApple Storeも無期限で全店舗休業しており、実店舗での購入は家電量販店のみ可能であった[34]。
またAppleは、2020年9月までに購入されたiPhone SE (PRODUCT) REDの収益の一部をCOVID-19対策基金に寄付すると発表した[35]。
| 先代 iPhone XS/XS Max iPhone XR iPhone 8 iPhone SE(第1世代) |
iPhone 11 iPhone 11 Pro/11 Pro Max iPhone SE(第2世代) 第13世代 |
次代 iPhone 12/12 mini iPhone 12 Pro/12 Pro Max iPhone SE(第3世代) |