出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/27 01:10 UTC 版)
IBM 5250(あいびーえむごーにーごーまる、5250端末、ごーにーごーまるたんまつ)は、IBMのミッドレンジコンピュータ(AS/400系)用の表示端末装置であり、さらにはそのプロトコルや端末エミュレータ用ソフトウェアを指す。
IBM 5250は、IBMのミッドレンジコンピュータ(AS/400、iSeries、System iなど)の専用端末(ターミナル)である。
基本的には、IBMのメインフレーム・コンピュータ(zSeries、System zなど)の専用端末装置であるIBM 3270の、ミッドレンジ版と言えるが、互換性は無い。両者をまとめて「3270/5250」と呼ぶ事も多い。
3270と同様に、キャラクターベースのパネルによるユーザーインターフェースが中心であり、画面制御用のプロセッサーやメモリーを内蔵する。このため、当初はASCII端末と比較してインテリジェント端末と呼ばれたが、現在ではパーソナルコンピュータ等と比較してダム端末と呼ばれる事が多い。
なお、5250はメインフレーム用の端末ではなく、メインフレーム用の3270の後継機種でもない。5250はメインフレームには接続できないし、当時も(また端末エミュレータ・ソフトウェアとなった現在も)3270とは並存している。
IBM 3270もIBM 5250も、端末装置としては現在は販売されておらず、パーソナルコンピュータ上で同等の機能を実現する端末エミュレータ・ソフトウェアに置き換えられている。