出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 03:43 UTC 版)
HP BladeSystem(エイチピー ブレードシステム)はヒューレット・パッカード(HP)社が開発・販売をするブレードサーバのブランド名である。
2001年12月に主要ベンダとして初めてブレード型x86サーバを発表した。[1] 現在は第3世代であるHP BladeSystem c-Classが最新世代。
HP BladeSystemは以下の機器によって構成される。
サーバおよびオプション製品群を格納する筺体。同時に各サーバへ電源を供給する機能や、ネットワークに接続する機能も持つ。HP BladeSystemの稼働に必要な機器である。
現行のc-Classには2種類のエンクロージャーがある。
・HP BladeSystem c7000エンクロージャー 10Uの高さに最大16台のサーバを搭載可能
・HP BladeSystem c3000エンクロージャー 6Uの高さに最大8台のサーバを搭載可能
各エンクロージャーの前面にはInsight Displayと呼ばれるカラー液晶ディスプレイが付属しており、サーバの稼働状態やトラブル時のアラート、パーツ交換手順などを表示することができる。
HP BladeSystemに対応するサーバはx86サーバのHP ProLiant BLラインと、UNIXサーバのHP Integrity BLラインがある。
CADに代表される2D/3Dグラフィックス用途、金融ディーリングなどのマルチモニター業務用途、CAEなどのコンピューティング用途に最適化された、ブレード型のワークステーション。
サーバのディスク容量を拡張するストレージブレード。「HP StorageWorks ~」の名称で提供される。またLTO Ultriumに対応するテープブレードや、サーバにPCIカード拡張スロットを提供するPCI拡張ブレードも提供している。
イーサネット、ファイバチャネル、SAS、InfiniBandといったネットワークの機能を提供するスイッチモジュール。エンクロージャー背面に挿して使用する。
また、HPバーチャルコネクトと呼ばれるI/Oを仮想化するインターコネクト オプションを提供している。その主な機能は以下の通り。
ブレードサーバにイーサネットやファイバチャネル、InfiniBandを増設するネットワークインターフェースオプション。
HP BladeSystemにはシステムのインストレーション、構成、管理を支援するツールが無償で添付する。[注 1]その代表的なものが初期セットアップを簡単かつ迅速に行うSmartStart、HP製のサーバおよびストレージ製品群を一元的に管理するHP Systems Insight Manager(HP SIM)、遠隔地からの操作を可能にするHP Integrated Lights-Out 3(iLO 3)などである。 また、有償のサーバ管理ソフトウェア HP Insight ソフトウェアを提供しており、これをHP BladeSystemと組み合わせることにより高度なリモート管理、消費電力の制御、仮想マシン管理、サーバ移行支援などの機能を付加する。 機能の詳細はHP Insight ソフトウェアを参照
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