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HFS Plus

(HFS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 05:23 UTC 版)

HFS Plus
開発者 Apple
正式名 Hierarchical File System Plus
導入 1998年1月19日 (27年前) (1998-01-19) (Mac OS 8.1)
パーティション識別子 Apple_HFS (Apple Partition Map)
0xAF (MBR)
Apple_HFSX (Apple Partition Map)
48465300-0000-11AA-
AA11-00306543ECAC
(GPT)
構造
ディレクトリ B*木
領域管理 B*木
不良ブロック B*木
限度
最大ファイル サイズ 8EiB[1]
最大ファイル数 Unlimited
最大ファイル名長 255文字(UTF-16での文字数。Appleが改変したUnicode正規化形式Dに正規化される)
最大ボリューム サイズ 16EiB
ファイル名の文字 NULLを含むUnicode文字(互換性のためOSのAPIが制限をする場合がある)
特徴
タイムスタンプ アクセス, 属性修正、バックアップ、コンテンツ修正、作成
日付範囲 1904年1月1日 - 2040年2月6日
日付分解能 1s
フォーク あり
属性 Color (3 bits, all other flags 1 bit), locked, custom icon, bundle, invisible, alias, system, stationery, inited, no INIT resources, shared, desktop
パーミッション Unix パーミッション, ACLMac OS X v10.4以降)
透過的圧縮 あり, HFS compression (Mac OS X v10.6以降)
透過的暗号化 なし,
Mac OS X v10.3以降はホームディレクトリ毎、AES .dmg ボリューム(Mac OS X v10.3以降のFileVault)
対応OS Mac OS 8.1, Mac OS 9, Darwin, macOS, Linux, FreeBSD
テンプレートを表示

HFS+ (Hierarchical File System Plus) とは、AppleがCoplandに付随して"Sequoia"[2]のコードネームで設計・開発し、1998年1月のMacOS 8.1から採用[1]されたファイルシステムである。日本ではしばしば「Mac OS 拡張フォーマット」ともいう。

本システム採用前のMacintosh

これまでMacintoshに採用されてきたHFSが登場した頃の主なストレージデバイスは、フロッピーディスクや数十MBのハードディスクドライブであった。その後MacintoshのハードディスクはSCSI接続から、より安価なATA接続へと移行したことで、大きなストレージデバイスが手軽に手に入るようになった。しかし巨大なファイルサイズを扱う機会が多いプロの映像制作や音楽制作などの現場では、HFSの仕様に由来するファイルサイズの上限が深刻な問題へとなっていった。

HFS+の特徴

ブロックサイズが4KB固定になり、以前より大量のファイルを扱えるようになったこと、巨大なサイズのファイルをサポートするようになったこと、ファイル名にUnicodeを利用すること、長いファイル名が付けられるようになったことである。

また、HFSのマルチフォークシステムを拡張し、多くのフォークの利用もできるようになった。この仕組みにより、下記に示す拡張属性の保存にも追加対応できた。

2002年11月11日のMac OS X v10.2のアップデートのリリース10.2.2で、データ信頼性を高めるジャーナリングファイルシステム機能が加わった。

Mac OS X v10.3ではファイルシステムの扱いが大幅に拡張された。ファイルにメタデータ部が追加され、頻繁にアクセスされるファイルをドライブの外周のアクセスの高速な領域に自動的に移動し、同時に断片化を解消するHot File Adaptive Clusteringを組み込んだ。HFSXと呼ばれる拡張バージョンのHFS+も導入した。HFSXはディレクトリとファイルの名前の扱いについて変更があった[3]

Mac OS X v10.4では以前利用していたUNIXパーミッションのほかに、Windows XP及びWindows Server 2003ACLと互換性のあるACLのサポートが追加された。また、将来のリリース向けに予約されていた拡張属性 (extended attribute) もサポートされた。

Mac OS X v10.6では圧縮機能もサポートされた。

Macintoshのみならず、iPodにも採用されている。

macOS High Sierraで、Apple File Systemが標準となり、macOS MojaveではHFS+は起動ボリュームに出来なくなった。ただしスタンドアロン式インストーラ用のOSは引き続きHFS+からしか起動できず、逆にAPFSからの起動はmacOS SequoiaのインストーラOSにおいても未対応である[4]

Apple以外のOSでの対応状況

Microsoft Windows

  • Windowsで読み取りのみ可能
    • Boot CampのHFS+ドライバ…OS X 10.6以降のBoot Campで提供されている。
    • HFSExplorer…HFS+ボリュームを読み、ファイルをコピーできる。GPLライセンス。
    • jHFSplus…HFS+ボリュームをフォルダとしてマウントできる。
  • Windowsで読み書き可能
    • MacDrive…読み書き可能な商用ユーティリティ。

FreeBSD

FreeBSDでは5.3-RELEASE以降でマウントできる。

Linux

Linuxではカーネル2.4.22以降でマウントできる。

Xbox 360

Xbox 360ではHFS+でフォーマットされたiPodを読めるマイクロソフト製ドライバを搭載している。


関連項目

脚注

  1. ^ a b Technical Note TN1150: HFS Plus Volume Format”. Apple Developer Connection (2004年3月5日). 2007年3月28日閲覧。
  2. ^ New Mac OS Extended Format (HFS+) Available”. Apple Developer News (1997年). 2007年3月28日閲覧。
  3. ^ HFS Plus Volume Format HFSX
  4. ^ macOS の起動可能なインストーラを作成する方法

外部リンク


Hierarchical File System

(HFS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 07:07 UTC 版)

HFS
開発者 Apple
正式名 Hierarchical File System
導入 1985年9月17日 (System 3.1)
パーティション識別子 Apple_HFS (Apple Partition Map)
0xAF (MBR)
構造
ディレクトリ B*木
領域管理 B*木
不良ブロック B*木
限度
最大ファイル サイズ 2GiB
最大ファイル数 65,535
最大ファイル名長 31文字
最大ボリューム サイズ 2TiB
ファイル名の文字 コロン「:」と非表示文字を除く、8ビット文字
特徴
タイムスタンプ 作成、修正、バックアップ
日付範囲 1904年1月1日 - 2040年2月6日
日付分解能 1s
フォーク 2のみ(データとリソース)
属性 Color (3 bits, all other flags 1 bit), locked, custom icon, bundle, invisible, alias, system, stationery, inited, no INIT resources, shared, desktop
パーミッション AppleShare
透過的圧縮 サードパーティー製品を利用
透過的暗号化 なし
対応OS Classic Mac OS, Mac OS X
テンプレートを表示

HFS (Hierarchical File System) とは、Appleが設計・開発、1985年9月に発表してSystem 3.1から採用されたファイルシステムである。日本ではしばしば「Mac OS 標準フォーマット」ともいう。

本システム採用前のMacintosh

初期Macintoshで使用されていたMacintosh File System英語版(MFS)はフラットなファイルシステムであり、フォルダはFinderレベルでエミュレートされていた。そのため、アプリケーションからはすべてのファイルが同一階層に見え、ファイル数が少ないフロッピーディスクではあまり問題にならないものの、ハードディスクで使用し、アプリケーションから扱うファイル数が増えるにつれ不便なものとなってきていた。その上、約100ファイルを越えると非常に不安定になった。

HFSの特徴

上記MFSでは未対応だったフォルダによる階層構造をサポートしていることから、名称に"Hierarchical"の"H"を冠している。

二つのフォークを持つ。すなわち、主データ(データフォークと呼ばれる)の他にリソースフォークというメタ情報を持つことで知られている。また大文字と小文字の区別をしない。

ファイルシステムの中では比較的新しい部類に入り、把握しやすいボリュームの扱いや、シンボリックリンクショートカットより先進的なエイリアス機構を備えるなど、設計上優れた部分も多い。

ブロックサイズ(管理単位)は、ボリュームサイズ32MiBまで512バイト、以降32MiB毎に512バイトずつ増加し(64MiBを超えたサイズでは、FATファイルシステムのようにいきなり倍になることはない)、225〜256MiBでHFS+と同じ4KiBになる。2GiB(System 7.1.x(他国語版を含む 以下同様)までの上限)で32KiB、4GiB(System 7.5 7.5.1での上限)で64KiB、2TiB(System 7.5.2以降での上限)では32MiBになる。

後発OSでの対応状況

Classic Mac OSでは 1998年のバージョン8.1にて後継となるHFS+が導入されたが、引き続きHFSからの起動や読み書きに対応していた。Mac OS XではHFSパーティションからの起動はできないが、v10.5までは読み書きは可能である。Mac OS X v10.6以降では書き込みが不可能となり、2016年のmacOS Sierra 10.12にて非対応となった[1]

関連項目

外部リンク

  1. ^ What's new in OS X - OS X v10.12The HFS Standard filesystem is no longer supported.

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HF-S (1984年 - 1992年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:18 UTC 版)

ソニー HF」の記事における「HF-S (1984年 - 1992年)」の解説

1984年1月同社から2代目BHF1982年 - 1984年)の後継となる音楽録音専用ノーマルポジションテープとして発売された。新開発超微粒子磁性体スーパークリスタルガンマを採用その後2度渡り改良実施された(1987年・1990年)が、CDixIやX・I吸収される形で1992年までに販売終了となったまた、初代HF-Sの派生製品としてA・la?46アラ?46)やWhat's up?(ホワッツ・アップ)、Walkman(ウォークマンツー)等が存在していた。

※この「HF-S (1984年 - 1992年)」の解説は、「ソニー HF」の解説の一部です。
「HF-S (1984年 - 1992年)」を含む「ソニー HF」の記事については、「ソニー HF」の概要を参照ください。

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