出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/22 15:45 UTC 版)
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| 種類 | 株式会社 |
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| 本社所在地 | 〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5-1-3 北緯35度37分26.9秒 東経139度41分10.6秒 / 北緯35.624139度 東経139.686278度座標: 北緯35度37分26.9秒 東経139度41分10.6秒 / 北緯35.624139度 東経139.686278度 |
| 設立 | 2008年(平成20年)4月 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 法人番号 | 5011001002459 |
| 事業内容 | 自動車製造,販売 |
| 代表者 | 代表取締役社長 ポンタス・ヘグストロム |
| 資本金 | 4億円 |
| 従業員数 | 112名 |
| 主要株主 | グループPSA |
| 主要子会社 | グループPSAジャパン販売株式会社 |
| 外部リンク | |
| 特記事項:2022年3月1日付でFCAジャパンへ吸収合併され解散[1][2]。 | |
Groupe PSA Japan株式会社(グループPSAジャパン、英: Groupe PSA Japan Co., Ltd.)は、オランダの自動車メーカー・ステランティスのかつて存在した日本法人。略称は「PSAJ」。同社製品であるプジョー、シトロエン、DS Automobilesの各ブランドの自動車の、日本における輸入・販売・整備を行っていた。
2020年2月1日、グループPSAが掲げるグローバルな経営戦略に準じて、プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(英: Peugeot Citroën Japon Co.,Ltd.)から、Groupe PSA Japan株式会社(グループPSAジャパン)へ社名変更した[3]。
Groupe PSA Japan株式会社は2022年(令和4年)3月1日付でFCAジャパン株式会社へ吸収合併され、法人としては消滅した[1]。また同日付でFCAジャパンはStellantisジャパン株式会社へ社名変更した[2]。これにより、8つのブランドが1つの企業に統合[4]されることとなった。
オペルの日本導入を予定していたが、コロナ禍と自動車用半導体不足を理由に、導入時期は2022年上半期に延期された。Stellantisジャパンの発足後、再導入は当面の間凍結されることとなった[5]。
2008年(平成20年)4月1日、従来別個の会社であったプジョー・ジャポンとシトロエン・ジャポンが合併して設立された。同年2月26日に合併を発表した際のプレスリリースによれば、合併の目的は「プジョー、シトロエン両ブランドが持つ人材や資源を効率的に活用する」ためとされ、「プジョーとシトロエンの既存販売ネットワークについては、引き続きそれぞれ独立して運営」されることとなっていた。
合併の背景には、主にプジョー・206のヒットによって一時的に急増し、ピークの2003年には15,162台に達した日本におけるプジョーの販売台数が、2008年には6,171台に激減し、またシトロエン・C4・C6・C4ピカソなどの相次ぐ投入で成長が期待されたシトロエンの販売も、2005年から2007年までに2,306台→2,395台→2,339台と伸び悩んだ状況があった。なおシトロエン・C4・C5の新型モデルの導入にあたり、2010年にはプジョー・シトロエン・ジャポン設立以来の販売台数をシトロエンブランドで達成した。
新会社はプジョー・308、シトロエン・C5などの新型車投入を急ぐ一方で、既存車種のラインナップ縮小を進め、合併発表直前の2007年12月には、シトロエン・C2・C3とプジョー・1007の輸入・販売を終了、その後はプジョー・407・シトロエン・C4などの一部を受注生産とした。その後は再びラインナップの拡大を進め、販売台数が急速に伸びたが、特にシトロエン・C4・C4ピカソ・DS4・C5などは、日本国内の在庫が不足し販売店が困る事態に陥った。またシトロエンの整備や販売方針に背いた営業を行っていた販売店を、整備のみを行う「サービスポイント」に格下げしたため、一部地域ではシトロエンの新車を購入できなくなり、2008年のシトロエンの売上は1,497台という過去最低水準を記録した。そのため、翌2009年(平成21年)6月からは一部のプジョー販売店でもシトロエン車の販売を開始した。
2014年9月時点で、プジョー販売店は82拠点を数え、シトロエン販売店は49拠点に拡大されていた。2014年度のプジョー・ブランドの販売台数は6000台弱で、翌2015年度はプジョー・308(2代目)の導入により、プジョー全体で8,000台の販売目標を上げた。
なお、2015年に日本でも販売を開始した[6]DS Automobilesブランド車は、当初はシトロエン販売店での併売扱いだったが、2017年からはブランド別の専売体制を導入した。専売店舗「DS STORE」のほか、既存のシトロエン販売店内に構える専売スペース「DS SALON」の2チャネルで販売し、いずれの店舗も、シトロエン店とは全く異なるCIデザインでプレミアム感を表現した。
2015年10月の第44回東京モーターショーにおいて、1.6Lと2.0Lのクリーンディーゼルエンジン「BlueHDiエンジン」搭載モデルを日本初公開するとともに、シトロエン・ブランドから独立した新ブランドとしてDS Automobilesのブースを初出展し、来日したDSオートモビルズCEOのイヴ・ボンヌフォンが会場でプレゼンテーションを行った。
翌2016年7月には「BLUE HDi Conference in Tokyo」を開催。イベントにおいて、PSAグループのインド・パシフィック地域事業部長のエマニュエル・ドゥレは「日本でクリーンディーゼルに対する関心がますます高まっていることを踏まえて、『Blue HDiエンジン』を日本に導入することを決定しました」と発表し、プジョー・508GT、308アリュール、同GT、シトロエン・C4 FEEL、グランドC4ピカソ、DS 4クロスバック、DS 5など計8車種を展示。近年の欧州製ディーゼルエンジン乗用車の日本市場導入としては、メルセデス・ベンツ、BMW、ボルボ・カーズに続く4社目となった。
2019年12月、Groupe PSAは日本市場でのオペルブランド再展開を2021年夏をめどに開始すると発表した。これは、2017年にGroupe PSAがオペルをゼネラルモーターズから買収し、新事業計画「PACE!」にて策定したグローバルブランド化の一環によるものである[7]。日本でのビジネスはGroupe PSA Japanが統括し、同社が統括しているプジョー・シトロエンの各販売会社も活用しつつ、全国の主要都市から専売ディーラー網をスタートさせて2023年までに全国展開していく計画としていた。しかし2021年、コロナ禍と自動車用半導体不足を理由に日本での再展開開始は2022年上半期予定に延期となった[5]。その後2022年3月1日、Groupe PSA JapanとFCAジャパンが合併してStellantisジャパンが発足したが、未だに世界情勢の不安定さが変化していないため、日本での再展開は当面の間凍結することとされた[8]。当初はオペル・コルサ[注釈 1]、グランドランドX、コンボライフが初期導入車種に挙げられた[7]が、延期に伴いコンボライフからモッカへ変更され、グランドランドXもマイナーチェンジ後の名称であるグランドランドへ変更された[5]。