(Gotch から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/02 21:24 UTC 版)
| 後藤 正文 | |
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「Anime Friends 2017」にて
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| 基本情報 | |
| 別名 | Gotch |
| 生誕 | 1976年12月2日(49歳) |
| 出身地 | |
| 学歴 |
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| ジャンル | |
| 職業 | |
| 担当楽器 | |
| 活動期間 | 1996年 - |
| レーベル |
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| 共同作業者 | ASIAN KUNG-FU GENERATION |
後藤 正文(ごとう まさふみ、1976年12月2日 - )は日本のミュージシャン[1]、ボーカリスト、ギタリスト、作詞家、作曲家、コラムニスト。ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル、ギター担当。「Gotch」(ゴッチ)名義でも活動している。
出生日は1976年12月2日。静岡県島田市出身[2][3][4]。静岡県立島田高等学校在学時には野球部に所属していたが、レギュラーにはなれなかった[5]。高校卒業後、1年間東京都立川市で新聞奨学生として働きながら浪人生活を送った後、関東学院大学経済学部の夜間部に進学[6]。1996年、大学の音楽サークル内でASIAN KUNG-FU GENERATIONを結成する[7]。大学卒業後は、小さな出版社の営業として働いており、このときの経験から裏方の気持ちを考えてしまうと話している[8]。2003年、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバーとしてメジャーデビュー[6]。
2011年、東日本大震災発生時にはソロでチャリティ活動をおこなっており、おもにライブ会場で募った通称「ゴッサン基金」を元に物品を購入し、被災地へと送る活動を実施した[9]。2011年7月、「未来について考える新聞」を自費発行[10]。同年配信限定リリースした初のソロ音源「LOST」(ヴォーカルにYeYeを迎える)の売上は、同誌の運営資金に充てている[11]。
2013年ごろよりザ・タイマーズを模した覆面バンド「エセタイマーズ」に参加している[12]。
2014年にリリースされた『Can’t Be Forever Young』以降、Gotch名義で複数のソロ・アルバムをリリースしており、ライブ活動もおこなっている[13]。コラムニストとしての活動もおこなっており、複数の書籍が刊行されている[13][14]。
後藤はソロ活動について、「音楽がだれでも発信できるようになった一方で、技術がコンピューターに置き換わり誰がやっても変わらない創作表現の仕事が増えてきている。その危機感から、だれでもよくない、この人でないとできない『個』の表現を独自に追求したい」と述べている[15]。
小学生のころはサザンオールスターズ、井上陽水、マイケル・ジャクソンといったカー・ステレオから流れてくる親の好きなミュージシャンの楽曲を聴いていた。同時期にジャニーズのアイドルソングも聴いていた。自主的に初めて買ったCDはTHE BLUE HEARTSの「青空」(学生時代は「TRAIN-TRAIN」や「リンダリンダ」のようなアップテンポの曲を好んで聴いていたが当時通っていたCDショップには売っていなかった)[6]。
中学生のころから聴いているUNICORNや奥田民生から大きな影響を受けている。このころからバンドやギターに興味を持ち、パンクやオールディーズなどの洋楽を聴き始めている。その後、浪人時代にオアシス、ベック、ウィーザー、ティーンエイジ・ファンクラブなどに傾倒し、リーフ、フー・ファイターズなどのライブにも足を運んでいる。特にオアシスのノエル・ギャラガーから多大な影響を受けており、学生時代は作詞の雰囲気もノエルを真似ていたと振り返っている[6]。2025年10月25日に開催されたオアシスの来日東京ドーム公演ではASIAN KUNG-FU GENERATIONがオープニングアクトを務めている[16]。
eastern youth、ナンバーガール、サニーデイ・サービスから大きな影響を受け、日本語の語感を重視した作詞をするようになる[6]。
2007年9月22日、ASIAN KUNG-FU GENERATION公式サイトに掲載された日記上において、「デビューしたばかりの頃に受けたインタビューの中で友人のことを話して傷つけてしまったことを後悔している。職業柄好奇心にさらされることは当然かもしれないが、プライベートの生活についてはなるべくノーコメントを貫きたい」と書いている[17]。
2026年3月22日、後藤が中心となって設立したNPO法人・アップルビネガー音楽支援機構は静岡県藤枝市に音楽家支援を目的とした滞在型レコーディングスタジオ「MUSIC inn Fujieda」をオープン。本スタジオは築130年の土蔵を改修したレコーディングスタジオとなっている。また、改修の際にはクラウドファンディングなどで支援を受けている。インディーズミュージシャンやメジャー・レーベルに所属しながら割り当てられている制作費が少ないミュージシャンはスタジオ利用料の支援制度を利用することができる[18]。
インタビューやnoteに公開している自身の日記の中で社会や政治について言及することが多い。社会や政治に関するスタンスについて、インタビューの中で「よく言われることですが、日本ではミュージシャンや役者、表現活動をしている人が社会的なメッセージを発しづらい雰囲気があります。そのことについてはどう感じていますか?」と質問された際に、後藤は「他の人のことはわからないですけど、僕自身は『それで売れなくなるなら仕方ないかな』と思っています。『(政治的、社会的な発言に対して)そんなこと言わないで』とファンの人に言われることもあるし、それで自分たちの音楽が聴きづらくなるのは申し訳ないなという気持ちもあるんですよ。もし、社会的な事柄や人道的な問題に対して何か言及することで、曲が聴かれなくなるような社会だったら、それはもうしょうがない。でも、『選挙の時に掲げた公約を守って欲しい』『汚職に関する説明責任を果たして欲しい』『(世界で起こっている戦争に対して)やめろ』と言うことで仕事がなくなるんだとしたら、そっちのほうがおかしいじゃないですか。大丈夫ですよ、そうなったらもう一度SHELTER(下北沢のライブハウス)のオーディションから始めるので。また自分たちで場所を探してライブをやればいいし、商業的な成功や楽曲の再生数がすべてではないですからね。自分たちもタイアップで曲を制作することがあるし、『偉そうに言うな』という話かもしれないけど、とにかくどんな状況になったとしても音楽は続けていきます」と述べている[19][20]。
社会的な事柄を作品に反映させることの是非については「作品によりますけど、ポップ・ミュージックの中でもやれることはたくさんあると思っています。ただ、全員が同じことをやる必要はないと思っていて。一つの楽曲に対して『この曲の社会性は……』みたいなことを問われるのはいいことだと思うんですけど、大雑把に『ミュージシャンは全員、社会に対するスタンスを明確にしたり、社会にコミットした作品を作るべきだ』というのは暴論なので。『表現はどうあるべきか?』みたいなことをよく聞かれるんですけど、僕はシンプルに『みんな自由にやればいい』としか思ってないです。みんなが好き勝手にやって、そのなかで思ったことを言えばいいだけの話だし、何を作るかはその人の自由なので」と述べている[21]。
また、「個人個人が違う考えを持っていて、みんな同じ船に乗っている。社会に関する考え方が違っていたとしても敵味方ではなく、同じ船員であるということを忘れずにいたい」「音楽の世界は派閥も思想の対立も溶けていって、バラバラのまま、歌って踊ることができるから素晴らしい」と述べている[22]。
スピッツの草野マサムネと対談した際、後藤は「(ある改憲案について言及した時に)ネットのニュースで変な見出しが付いたり切り取られたりして、ボロクソに叩かれてかなり精神的に落ち込んでいたら、草野さんから“えらいよ”って励ましのメールが届いてすごく救われました」と話している。それを受けた草野は「俺とか、何か違和感があっても発言をちょっとためらっちゃうことがあるんですよ。特に政治的な発言とか賛否両論ある発言はためらったりするわけです。でも後藤くんはためらわずに発信しているので、すげえなあと思って」と話している[23]。
| 発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 2012年8月1日 | LOST | ODEP-002 | 7inchEPでの発売 NANO-MUGEN FES. 2012 会場でのみ限定販売 |
| 2nd | 2013年4月20日 | The Long Goodbye | ODEP-003 | 7inchEPでの発売 |
| 3rd | 2014年3月12日 | Wonderland / 不思議の国 | ODEP-004 | 7inchEPでの発売 |
| 4th | 2014年11月28日 | Route 6 | ODEP-007 | 7inchEPでの発売 |
| 5th | 2017年4月24日 (ライブ会場・デジタルダウンロード) 2017年6月21日(一般販売) |
Taxi Driver | ODEP-010 | 7inchEPでの発売 |
| 発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 2014年4月19日 2014年4月30日 |
Can't Be Forever Young | ODJP-001(12inch LP+バックアップCD付) ODCP-006(通常盤CD) |
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| ライブアルバム | 2014年11月19日 2014年12月3日 |
Live in Tokyo | ODJP-002(12inch LP+バックアップCD付) ODCP-008(通常盤CD) |
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| 2nd | 2016年7月13日 2016年9月7日 |
Good New Times | ODCP-014(通常盤CD) ODJP-005(12inch LP+バックアップCD付) |
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| 3rd | 2020年12月2日 | Lives By The Sea |
| 発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 2016年10月1日 | 「Good New Times」at Billboard Live TOKYO | ODBL-001 | 通信販売限定 |
| 発売日 | タイトル |
|---|---|
| 2006年3月17日 | ゴッチ語録 ―GOTCH GO ROCK!― |
| 2012年1月18日 | ゴッチ語録 A to Z |
| 2016年4月27日 | 何度でもオールライトと歌え |
| 2016年5月12日 | ゴッチ語録 決定版 ―GOTCH GO ROCK!― |
| 2022年5月30日 | INU COMMUNICATION |
| 2023年10月6日 | 朝からロック |
| 日程 | タイトル | 会場(共演者) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2014年5月16日 - 6月12日 | Tour 2014 「Can't Be Forever Young」 |
10公演
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初のツアー。 |
| 2016年9月6日 - 9月29日 | Tour 2016 "Good New Times" |
10公演
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Gotch & The Good New Times名義でのツアー。 |
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「宝塚fly me to the moon」の記事における「Gotch(ゴッチ)」の解説
年齢 不詳(自称3万歳) 好きな食べ物 白菜、カレー、栗 好きな音楽(ジャンル、アーティスト) 四畳半フォーク 職業 番組の中で幾度か音楽関係者であることを匂わせる発言があったが実際のところは不明。本人は四畳半のアパートで一日中眠っていると言っている。 性格 時々こだわりすぎて依怙地になることもあるが、おおむね穏やか。誰とでも気さくに付き合え、過去にはリスナーから“おとぼけごっち”の愛称で親しまれた永遠の癒し系キャラ。 趣味 釣り、旅行(気ままなツーリング)、道具蒐集、リスナーからのメールやFAXが至上の歓び。
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