出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/13 04:00 UTC 版)
| ジャンル | 3Dシューティング |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード (AC)
対応機種一覧
|
| 開発元 | セガ第2AM研究開発部 |
| 発売元 | セガ |
| デザイナー | 鈴木裕 |
| 音楽 | 川口博史 高木保浩[1] 光吉猛修[注釈 1] |
| 美術 | 名越稔洋 |
| シリーズ | セガ体感ゲームシリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | |
| 売上本数 | 1258ポイント (1990年度ベストインカム第9位)[2] |
『G-LOC: AIR BATTLE』(ジー・ロック エア・バトル)は、1990年5月にセガから稼働されたアーケード用3Dシューティングゲーム。
同社の体感ゲームシリーズの第11作。『アフターバーナー』および『アフターバーナーII』(ともに1987年稼動)と同じくジェット戦闘機をモチーフにした作品で、操作方法は一部同じだがゲームシステムは異なる。タイトルの「G-LOC」とは、航空機を操縦中、急旋回・加速によりパイロットに重力負荷がかかり一時的な意識喪失を起こす症状を英語で表した際の言葉に起因する(詳細は「G-LOC」を参照)。
開発はセガ第2AM研究開発部が行い、同社の『スペースハリアー』(1985年稼動)や『アフターバーナー』を手掛けたスタッフが参加。ゲームデザインは鈴木裕、音楽は川口博史、美術は後に『バーチャレーシング』(1992年)を手掛ける名越稔洋が担当した。
ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第4回ゲーメスト大賞」(1990年度)において大賞9位、ベストシューティング賞8位、ベストグラフィック賞5位、ベストVGM賞9位を獲得した。
画面は基本的にコクピット視点(計器部は透過)だが、背後から攻撃を受けると後方視点(アフターバーナーと同様)に切り替わる。後方攻撃を回避すると再度コクピット視点に戻る。
ゲームをスタートさせると、最初に難易度選択がある。初級は9面、中級は13面(共に最後は空母着艦面)、上級は17面構成(途中の空母着艦面で持ち時間が増える)。プレイヤーは戦闘機(F-14に似た「A8M5 MkII "ZEEK"」の名称)を操縦し、最終クリアを目指す。
基本システムとして、ステージ開始時に指定された数の敵機を撃墜するとステージクリアし、15秒+ミサイル残弾数に応じ持ち時間が追加される。残機制ではなく、持ち時間が無くなるとゲームオーバー。敵の出現パターンはステージ毎に特定のものがループする。
バルカン攻撃を喰らったり、ミサイルをかすめる様にかわすとキャノピーが破損して視界が悪化する。敵バルカン攻撃の被弾はダメージ制で、ダメージ量が最大になると自機が墜落する。敵ミサイルが直撃すると一撃で墜落。墜落時は演出ののち復帰するが、その間も持ち時間は減り続ける。
スコアの概念は無く、ランキングは到達面数と所要時間で難易度別に集計される。
可動機構を備えた「デラックスタイプ」と、可動機構の無い「コクピットタイプ」がある。また海外向けにアップライト筐体がある[3]。
デラックスタイプの可動機構は筐体前方を軸として、筐体後部に左右独立して伸び縮みするバーがあり、これを同時に伸び縮みさせる事により上昇と下降、左右別々に伸び縮みさせる事により左右傾きを表現させており、『アフターバーナー』の可動機構と比べると簡素化されたものとなっている。
アナログ入力。手前に引くと上昇、奥に倒すと下降。左右方向は、初級・中級は『アフターバーナー』と同じく左右方向への移動。上級は左右がロール操作となり、左右に傾け続けると機体も傾き続け、横回転する。
赤いボタンはバルカンガン(近距離用兵器)の発射。押しっぱなしでHUD中央部に向けて連射する。残弾数制限無し。
黄色いボタンはミサイル(遠距離用兵器)の発射。ミサイルはロックオンした状態で発射すると、敵機を自動追尾して命中する。難易度で初級を選択すると、ゲーム開始前にロックオン→ミサイル発射の一連のプロセスのチュートリアルがある。各ステージ開始時の初期装填数は30発。
なお、ロックオンしてミサイル発射、ミサイルが敵機に到達前に接近してバルカンで撃破すると、同一敵機で撃墜数が2機分カウントされる。
シートの左脇に設置。アナログ入力で一番手前で最低速度、奥に押し込むと加速。親指の位置にあるボタンを押すとアフターバーナー。アフターバーナー中にスロットル操作を行う事で速度の調整が出来る。中級・上級では、燃料が半分以下になるとアフターバーナーが不可能となる。なお初級では使用しない。
『アフターバーナーII』のものと比べると、減速と加速の方向が前後逆で(本作の向きが実際の航空機に準拠)、レバーから手を放すと一番手前の位置に戻る。またアフターバーナーの方法も異なる。
| No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | G-LOC: Air Battle | ゲームギア | セガ第2AM研究開発部 | セガ | 1メガビットロムカセット[4] | |||
| 2 | G-LOC: Air Battle | セガ・マスターシステム | シムス | セガ | ロムカセット | 7071 | ||
| 3 | G-LOC: Air Battle | Amiga Amstrad CPC Atari ST コモドール64 ZX Spectrum |
Images software | U.S. Gold | フロッピーディスク カセットテープ |
- | ||
| 4 | G-LOC: Air Battle | メガドライブ | Probe Software | セガ | 8メガビットロムカセット[5] | |||
| 5 | G-LOC: Air Battle | ニンテンドー3DS | セガ | セガ | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ゲームギア版の移植 | |
| 6 | SEGA AGES G-LOC: Air Battle | Nintendo Switch (SEGA AGES) |
エムツー | セガ | ダウンロード | - | アーケード版の移植 | |
| 7 | 龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties |
INT 2026年2月12日 |
Nintendo Switch 2 PlayStation 4 PlayStation 5 Xbox Series X/S Windows |
セガ第一CS研究開発部 | セガ | ゲームカード BD-ROM ダウンロード |
- | ゲームギア版の移植 ミニゲームとして収録 |
日本国内ではゲームギア、メガドライブにセガが自ら移植・リリースしており、日本国外ではセガ・マスターシステム、コモドール64、ZX Spectrumなどにも移植されている。いずれも当時の家庭用ゲーム機のスペックに合わせたデチューン移植であるが、一方でオリジナル要素も追加されている(マスターシステム版のボス戦、ゲームギア版の通信対戦など)。
| 評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 3.3 | 3.4 | 3.3 | 3.5 | 3.4 | 3.1 | 19.9 |
R-360での稼働用に用意されたもので、鑑賞の「体験コース」とミニゲームの「実戦コース」(難易度選択無し)がある。
翌1991年に発売されたゲーム。同一の筐体を使用しつつも、『アフターバーナー』寄りのゲームを求めていたユーザー向けにゲーム内容が調整された[9]。メガCDとFM TOWNSに『アフターバーナーIII』のタイトルで移植されているが、BGMや敵の出現パターン等、大幅にアレンジされている。
変更点は以下の通り。
なお、2000年に『セガ・ストライクファイター』という作品がアーケードでリリースされているが、こちらはワウ・エンターテイメント開発の別作品。時間や弾数の制限、ノルマ制のステージなど、内容は『G-LOC』に近い。
S.S.T.BANDによるアレンジ4曲は、下記サウンドトラック以外にベストアルバムやライブアルバムにも収録されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 10:16 UTC 版)
「Sega R-360」の記事における「G-LOC: Air Battle」の解説
「G-LOC:_AIR_BATTLE」も参照 1990年4月に発売された、空戦を題材とした3Dシューティングゲーム。開発はAM2研。 ギャラクシーフォースにも使用されたシステム基板・Yボードの採用でアフターバーナーに比べグラフィック面が強化された。地表やポリゴンで描かれたように見えるオブジェクトも実はスプライトで表現されている。ただし基本的なルールはアフターバーナーと異なっており、制限時間内で撃破数ノルマ達成により次のラウンドへ進むことができる。 R-360版に先行し、F-14戦闘機を模した外装とダブルクレイドル機構が特徴のDX筐体、座席のないアップライト筐体に組み込まれた単体製品としても販売された。 自機はアフターバーナーのF-14XXとよく似た架空機、A8M5MkII、"ZEEK"。
※この「G-LOC: Air Battle」の解説は、「Sega R-360」の解説の一部です。
「G-LOC: Air Battle」を含む「Sega R-360」の記事については、「Sega R-360」の概要を参照ください。