出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/19 13:24 UTC 版)
| ジャンル | レーシングシミュレータゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | Xbox Series X/S Microsoft Windows (Windows 10/11、Steam配信) |
| 開発元 | Turn 10 Studios |
| 発売元 | マイクロソフト |
| シリーズ | Forza Motorsportシリーズ |
| 人数 | シングルプレイ人数: 1 マルチプレイ人数: 2-24 |
| 発売日 | 2023年10月10日 |
『Forza Motorsport』 (フォルツァ モータースポーツ) は2023年10月10日にマイクロソフトよりXbox Series X/S及びWindows向けに発売されたレーシングシミュレータゲーム。開発はXbox Game Studios 傘下のTurn 10 Studios。
前作「Forza Motorsport 7」から6年振りとなるシリーズ最新作で『Forza Motorsport』シリーズの8作目。本作は「新たなゲームコンセプト」と「シリーズの再構築」を掲げているリブート作品としていることからナンバリングが廃されているが、ゲーム内容や前作からの正当進化を遂げている作品であることから、事実上『Forza Motorsport 8』に相当する作品といえる。
本作はXbox Series X/S専用タイトルとなったことにより、開発はゼロから作り直され、シリーズ初となるリアルタイムレイトレーシングの対応[注 1]やより精密に再現されたクルマやコース、大幅に進化した物理演算、よりモータースポーツに特化した新システムの導入など、過去作を凌駕する圧倒的なパフォーマンスを実現している。
本作のカバーカーはシボレー・コルベット E-Rayとキャデラック・Vシリーズ.R[1]。
前作から大幅にグラフィックが向上している。シリーズで初めてリアルタイムレイトレーシングに対応し、レース中にも適用される。本作に収録される20以上のコースは物理モデルの刷新に伴い、全て写真測量技術と3Dマテリアルスキャン技術を用いてゼロから作り直されている。コースの路面や草木、雲などの環境もポリゴン数とテクスチャ解像度が大幅に向上したことでより高精細な表現が実現。Xbox版では複数のグラフィックモードが選択できる[4]。なお、Xbox Series Sにおいてはスペックの関係上、レース中のレイトレーシングはサポートされない[注 3]。各ハードのスペックは以下の通りである(前者Series X、後者Series S)[5]。
| パフォーマンス | パフォーマンスRT | クオリティ | |
|---|---|---|---|
| fps | 60 | 30 | |
| 解像度 | 4K | 可変(最大4K) | 4K |
| レイトレーシング | 無 | 有 | |
| パフォーマンス | クオリティ | |
|---|---|---|
| fps | 60 | 30 |
| 解像度 | 1080p | 2K(1440p) |
| レイトレーシング | 無 | |
前作で実装された動的な天候変動に加えて時間も動的に変化するようになり、これらは全コースで適用可能。天候と同様、時間帯が変わることで気温の変化による路面温度の変化が生まれ、クルマのグリップ特性が変化する。周回していくたびに毎回トラックコンディションが変化していくため、コンディションが同一のものにはならない。
物理演算システムがゼロから作り直され、計算量が従来の48倍向上[注 4]したことによりタイヤ温度や摩耗、燃料消費などがより正確にシミュレーションされるようになった。また、タイヤ摩耗によってトラック上で発生するラバーイン現象も再現されている。ダメージ表現も新たなシミュレーションで表現され、ダメージの方向性や塗装の剥げ方、ホイールの擦れ、クルマが汚れる位置まで正確に再現される。
本作は500台以上のクルマがローンチ時より収録されている。レイトレーシングのサポートに伴ってマテリアルとシェーダーが一新され、クルマの塗料には新たに分光光度計を用いた表現が採用されており、色相や光沢などの質感が大幅に向上。また、カスタムパーツとアップグレードパーツも800以上のものが用意されている。本作では後述のクルマのアップグレードシステムが見直されたことに伴い、販売価格が過去作と比べて大幅に値下げされている。
本作ではクルマのアップグレードにはゲーム内クレジットではなく、専用の「カーポイント」を消費するシステムとなっている。カーポイントはレースが終了するたびに、個々のクルマにドライビングテクニックに準ずる形で付与され、アップグレードの解除の際は使用したポイントが返還される。また、クルマを購入した段階では全ての項目をアップグレードすることはできず、サーキットでクルマを走らせるたびに「カーレベル」を上げていくことで徐々に項目をアンロックする仕組みがとられている。アップグレードにおいては、新しいオリジナルエアロパーツやバラスト調整の項などが追加されている。
シリーズで初めてDolby Atmosをサポートしている。Forza Horizon 5で採用された装着したエンジンパーツによって排気音が変化するシステムが本作でも採用されている。また、トラックアナウンサーがトラック上でロケーションの現地語でアナウンスするシステムが採用されている。
これまでのシリーズ作ではピット作業は簡略化されていたが、今作ではタイヤ交換の際にタイヤコンパウンドの選択ができたり、燃料補給を途中で切り上げられるようになったりなど、ピット作業が本格的に再現されるようになった。また作業だけでなく、ピットレーン上における違反も判定が出るようになっている。タイヤコンパウンドは従来のストリート、スポーツ仕様に加え、レース仕様タイヤにおいては5種類のコンパウンドを選択できる[注 5]。
シングルプレイヤーモード。本作では「ビルダーズカップ」と呼ばれる。クルマのカテゴリー別に分かれたチャンピオンシップを攻略する。各カテゴリーのチャンピオンシップをすべて攻略すると、通常では購入することができないリワード車両が獲得できる。
マルチプレイヤーモード。オープンマルチプレイとプライベートマルチの2種類があり、最大24人との対戦が可能。本作より導入のレースウィクを模したシステムや新たなAIレギュレーションシステム、ピット作業の刷新により過去作以上に競技性のある仕様となっている。なお、PCプレイヤーは公平性の推進により、フレームレートがXboxプレイヤーと同等のものに制限される。
プレイヤーの好みのコースやレギュレーションなどを設定してレースをするモード。レンタカーを使用すれば所持していないクルマの試乗を行うことができる[注 6]。
オンラインタイムアタックモード。指定されたクルマとコースでタイムアタックを行い、世界中のプレイヤーとタイムを競う。ライバルイベントは定期的に更新される。
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プレミアムエディションの内容からゲーム本編のみを除いたDLCバンドル。
限定の特典などを獲得することができるメンバーシップ。
5台のクルマとゲーム内通貨のセット。
8台のレーシングマシンが収録。
新規収録車両を計30台獲得できる。クルマは毎週1台ずつラインナップされていき、1回に限り無料で入手できる。
NVIDIA DLSS 2及びAMD FSR 2.2に対応する。PC版では最大で4K以上のネイティブ解像度やウルトラワイドモニターに対応する。
| 最小動作環境 | 推奨動作環境 | 理想動作環境 | |
|---|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5-8400 AMD Ryzen 5 1600 |
Intel Core i5-11600K AMD Ryzen 5 5600X |
Intel Core i7-11700K AMD Ryzen 7 5800X |
| CPU コア数 | 6 | 8 | |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 AMD Radeon RX 5500 XT |
NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti AMD Radeon RX 6800 XT |
NVIDIA GeForce RTX 4080 AMD Radeon RX 7900XT |
| ビデオメモリ | 4GB | 8GB | 16GB |
| メモリ | 8GB | 16GB | |
| ストレージ | SSD (130GB以上の空き容量) | NVMe SSD (130GB以上の空き容量) | |