「Fantome 」のその他の用法については「ファントム 」をご覧ください。
『Fantôme 』(ファントーム)は、日本 のシンガーソングライター 、宇多田ヒカル の6thアルバム 。2016年 9月28日 にUNIVERSAL MUSIC のVirgin Music よりSHM-CD で発売された。2010年 ~2016年の「人間活動」と称した活動休止からの復帰後初のアルバムで、オリジナル・アルバムとしては8年半ぶりのリリースとなる。アルバムには、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』テーマソングの「桜流し 」や、NHK連続テレビ小説 『とと姉ちゃん 』主題歌の「花束を君に 」、「news zero 」のテーマソング「真夏の通り雨 」をはじめとする全11曲が収録されている。
本作は、2013年 に亡くなった宇多田の母・藤圭子 に捧げる作品となっている。アルバムは「日本語で歌うこと」をテーマに制作され、宇多田の住むロンドン で主要なレコーディングが行われた。レコーディングには基本的に現地のミュージシャンが参加した。打ち込み 主体の前作と違って本作では「生バンドによるプロダクション」も特徴の1つとなっており、世界的なポップスのトレンドである緻密にしてシンプルなアレンジを基礎構造にもつ仕上がりとなっている。エンジニア は、グラミー賞 受賞経験のあるスティーヴ・フィッツモーリス が務め、ストリングス の共同アレンジにはサイモン・ヘイル が迎えられた。アルバムには、以前から宇多田と親交のあった椎名林檎 や、ラッパー のKOHH 、Tokyo Recordings の小袋成彬 の3人が客演している。
本作は、プライベートな喪失の痛みを普遍的なポップソング に昇華している点などが評価され、第58回日本レコード大賞 では最優秀アルバム賞を受賞し、またCDショップ大賞 なども受賞した。大衆的にも成功をおさめ、オリコンランキング で4週連続1位を記録。Billboard Japan Hot Albums では2016年度年間首位を獲得したほか、CD出荷枚数と配信売上の合算でミリオンセールス を記録した。このように本作は名実ともに2016年 を代表する作品となっている。また本作は、『ミュージックマガジン 』の「特集 [決定版] 2010年代の邦楽アルバム・ベスト100」にて、第12位に選出されている。
背景とリリース
宇多田ヒカルは、デビューから12年が経った2010年 に、「人間活動」と称して音楽活動を休止していた[ 12] 。2013年 8月に母・藤圭子 を亡くした当時について、宇多田はインタビューで次のように語った[ 13] 。「気持ち的にも、あまりにも母親がわたしにとって音楽そのものだったんで、『音楽とか歌詞とか、ああ無理、歌うのも、ああもうできない!』って、その時は思って」「『あ、もう人前には出られないな』ってほんと思いました、その時は。」その後宇多田は、2015年 7月に第一子を出産することになる。その当時、次のような心境の変化が起こったと語った[ 13] 。
「『あ、わたし親になるんだ』って思ったら、急に『あ、仕事しなきゃ!』ってなったんですよ(笑)」
そして、本アルバムの制作に取り掛かったという。2015年7月3日、公式サイトにて、出産の報告と同時にニューアルバムが制作中であることが明かされた。これは大きな話題となり、ツイッター上でも“宇多田ヒカル”が一時トレンドワード入りを果たし、ファンから多くの祝福と期待のコメントが寄せられた[ 14] 。音楽ジャーナリストの宇野維正 は、著書「1998年の宇多田ヒカル」(2016年、新潮新書 )で、「最愛の母の死、再婚、初の出産を経て世に送り出す新たな音楽。きっと、それはこれまでの宇多田ヒカルの名曲の数々をすべて塗り替えてしまうような、まったく別次元のものになっているに違いない。」と記述した[ 15] 。2016年4月4日0時、オフィシャルウェブサイト「HIKKI'S WEBSITE」が更新され、石川竜一 による新たなアーティスト写真が公開となり、宇多田ヒカルは再始動を果たした[ 16] 。同月15日には配信シングルとして、朝ドラ主題歌の「花束を君に 」とニュース番組のテーマ曲「真夏の通り雨 」をリリース[ 17] 。8月9日、ニューアルバムのタイトルが『Fantome』に決定したことを発表。あわせて収録曲、ジャケットビジュアルが公開された[ 18] 。9月16日には、ニューアルバム「Fantome」のリリース日と、客演アーティストが発表された。アルバムリード曲「道」は、全国FM/AM/短波 民放ラジオ101局による全国パワープレイに決定、ラジオ史上例がないPUSH曲となった[ 19] 。「道」の先行配信とアルバムのプレオーダーは9月14日から始まった。9月19日には、『ウルトラFES 2016 』に出演、復帰後テレビ初登場を果たした。番組では、「桜流し 」を歌唱したほか、パフォーマンス前にMCのタモリ と対談した[ 20] 。
『Fantome』は、2016年9月28日にVirgin Records よりリリースされた。日本でのスタジオ・アルバム としては『HEART STATION 』以来およそ8年半ぶり、2009年に発表された英語作品『This Is The One 』からはおよそ7年半ぶりとなっている[ 21] [ 22] [ 23] 。また、近年はCDに特典を付けるのが当たり前になってきている中、本作は通常盤一形態のみでの販売となり、話題を呼んだ[ 24] [ 25] 。「Cut 」編集長の古川晋は、「これだけの純度を持つアルバムが堂々たるポップミュージック作品として、特典も付けず通常盤1形態のみという種も仕掛けもない方法でリリースされることの意義は大きい。」とコメントしている。デビュー以来所属していたレコード会社・Virgin Records (旧東芝EMI→EMIミュージック・ジャパン )との契約が翌2017年2月までで満了となり、3月よりソニー・ミュージックレーベルズ 傘下内のエピックレコードジャパン へ移籍した為、EMIおよびVirgin Records在籍時代のアルバムとしては本作が最後の作品となった。
宇多田は、今回のアルバム制作について、インタビューで次のように語った。
「今回のアルバム制作は『受け入れて、受け入れられる』というプロセスでした[ 26] 。」
また、「母(藤圭子 )の死とともに全てが公になって、自分に課していたセンサーシップ(=検閲)のようなものが無くなった。」「彼女が亡くなってすぐの頃は『もう音楽なんて書けないかもしれない』と思っていたが、いざ書き初めてみると、羽ばたくぐらい自由に言葉が選べた」という[ 26] 。アルバム制作が本格的に始まったのは、2015年の3月頃で、まず最初に完成した楽曲は「真夏の通り雨 」だった[ 26] 。同曲は、妊娠中に唯一完成した楽曲だったという[ 13] 。次に作ったのが「花束を君に」だった。同曲のタイアップ先であるNHKの「連続テレビ小説」が国民的な番組だったということで、宇多田は「意識的にいつにも増して間口を広げる作詞をした」という。また、宇多田は同曲を書いた後に、自死遺族の会合に行っていたといい、そこで「亡くなった人に手紙をかくと、気持ちが整理できる」ということを聞き、そこで初めて自分が同曲の制作でそれをやっていたことに気が付いたと語った。宇多田はこれについて「手紙をしたためるという、考えて考えて言葉を紙に残すというプロセス。言葉に書き残すという作業は取り消せない。一言一句、責任を感じて書かなければならない」と語っている[ 27] 。そして、そのようにして「すごく勇気をもって、何も隠さず、強がらず」に書いた同曲が世に出たときに、その反応がすごくポジティブだったこと、「わかってくれている」「受け入れられている」と感じたことが嬉しく、また勇気となり、その後の制作にあたって背中を押されたという[ 27] [ 28] 。そして、(この2曲を除く)アルバムのほとんどの曲の歌詞は、そこからの約3カ月で一気に書き上げられた[ 26] 。また、自ら過密なスケジュールの組み方をしたために、宇多田は今回の制作ではスケジュールが一番のプレッシャーだったと語っている[ 26] 。「道」「ともだち」「荒野の狼」「忘却」の制作では、このスケジュールの都合により、新たな作詞方法を導入していた。それは、まずキッチン に座り、ラップトップ を開き、ヘッドフォンで流れてくるトラックを聴きながら、ひたすら聞こえてきた言葉や思ったことを打ち込んでいく作業だった。これにより、これまで稀に1年もかかることのあった作詞を、わずか2日ほどで完了させることができたという[ 29] 。宇多田は、アルバム完成時にTwitterで心境を吐露、その喪失感を綴った[ 30] 。また、ファンからの質問に答える企画「#ヒカルパイセンに聞け」では、ニューアルバムについてのファンの質問に、「俺、こんな作品二度と作れねーよ」「今回は全部の歌入れが終わった夜から、泣いたぜ」と答えた[ 31] 。
コラボレーション
本作では様々なコラボレーション が行われた。「二時間だけのバカンス」では椎名林檎 がフィーチャー。宇多田と椎名は2人とも1998年にデビューしており、翌99年10月に行われた東芝EMI の新人発表イベントに一夜限定ユニット『東芝EMIガールズ』を名乗って飛び入り参加するなど、当初から互いに親交があった。互いにコラボレーションの考えがありながらも長年実現していなかったが、アルバム制作にあたり正式に宇多田が椎名にオファーするという形でコラボレーションが実現した。互いのスケジュールの都合もあり、歌入れはデータでのやり取りだったという[ 26] 。「ともだち」には、当時インディーズレーベル「Tokyo Recordings 」を設立・主催していた小袋成彬 がボーカルで参加した。「ともだち」のサビの歌詞が出始めた段階で、「わたし1人でひっぱるのはつらい」と宇多田がディレクターに相談したところ、そのディレクターが以前から注目していた小袋を紹介されたという。彼の曲を聴いて気に入った宇多田は、すぐにコンタクトを取ってもらった[ 32] 。なお、小袋のみ「featuring」ではなく「with」になっているのは、曰く参加度合いの違いであり、宇多田の粋な計らいとのこと[ 33] 。「忘却」にはヒップホップ アーティストのKOHH が参加した。同曲のトラックは2010、11年ころから存在しており、「忘却」にラップを入れることが決まり、宇多田が以前からファンだったKOHH にオファーしたという[ 26] [ 注 1] 。制作に際して、まずKOHHから宇多田のロンドン の家に訪れた。初日は制作には取り掛からずに、食事に行き、お酒を飲みながら、お互いが最近聴いていた音楽を聴かせ合ったという[ 36] 。制作では、まず宇多田は、自分の歌うパートを聴かせた後に、「忘却」というタイトルの意図や自分の死生観、"忘却"と"記憶"について自分の思うことを、KOHHに話した。そのあとに、KOHHが幼いころに父親を亡くしていることや、いろいろ生い立ちや親との関係を互いに話し合ったという[ 37] 。宇多田は、長いラップパートが好きだということでKOHHに曲の冒頭1分30秒を丸ごと任せていた[ 26] 。そして、3日ほどしてKOHHが自分のヴァースの歌詞を完成させ、その後2回ほど修正を重ね、完成した[ 13] 。曲の最後に登場するオルガンは、KOHHからの提案だという[ 26] 。KOHHの歌入れのレコーディングは宇多田自身が担当した。宇多田の楽曲の歌詞に、宇多田以外の誰かの言葉が入るのはこの曲が初めてだった[ 37] 。
レコーディング
本作の収録曲は、基本的にロンドン でレコーディング された。ロンドンでは RAK Studios(英語版 ) やMetropolis Studios(英語版 ) 、Angel Studios 、東京ではBunkamura Studio で行われた。「真夏の通り雨 」の歌入れは、宇多田が妊娠後期に差し掛かっていたため、一度目は断念したといい[ 26] 、ほとんどの録音が日本で行われ、参加ミュージシャンも他楽曲と違って日本人が多くを占めている。本作では、ストリングス の共同アレンジャーとして、シャーデー のアンドリュー・ヘイルの兄弟であるサイモン・ヘイル (Simon Hale )[ 注 2] が迎えられたほか、「桜流し」を除く全ての曲のミキシング は、U2 やアデル やサム・スミス を担当するエンジニア のスティーヴ・フィッツモーリス (Steve Fitzmaurice )[ 注 3] が手掛けた[ 23] [ 38] [ 39] 。スティーブとサイモンは2018年の宇多田の次作『初恋 』にも全面的に参加しており、特にスティーブは、2021年現在まで活動再開後の宇多田の全楽曲のミックスを行っている。ボーカルレコーディングはすべて小森雅仁 [ 注 4] が担当し、最終的に別録りのボーカルトラックとバッキングトラックをスティーブがミックスしている[ 38] 。アルバムのマスタリング は、トム・コイン(英語版 ) (Tom Conye )が手掛けた。
レコーディングには、基本的に宇多田の活動拠点となっているロンドンのミュージシャンが参加した[ 23] [ 40] 。ドラム には、「俺の彼女」「花束を君に」「人魚」でベテランの売れっ子セッション・ドラマーのイアン・トーマス(Ian Thomas )が参加。「二時間だけのバカンス」「人魚」「荒野の狼」「忘却 featuring KOHH」「人生最高の日」ではサム・スミス のドラマーとしても知られているシルヴェスター・アール・ハーヴィン (Sylvester Earl Harvin )が演奏している。また、「二時間だけのバカンス」「荒野の狼」のベース をジョディ・ミリナー(Jodi Milliner )が、「俺の彼女」「花束を君に」「真夏の通り雨」「荒野の狼」「人生最高の日」のベース&ギター をベン・パーカー(Ben Parker )が担当した。ジョディとベンは、2020年 現在まで宇多田の作品に度々参加している。なお、この2人と前述のアールは、2018年 の宇多田の全国ツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 』にも参加した。また、「ともだち with 小袋成彬」「荒野の狼」では、ベースのフランシス・ヒルトン (Francis Hylton )、トランペット のシド・ゴウルド (Sid Gauld )など、インコグニート のメンバーが参加している。そのほかにも、トロンボーン をマーク・ナイチンゲール(英語版 ) (Mark Nightingale )が、サックス をアンディ・パナイ(英語版 ) (Andy Panayi )が演奏している。また、「ともだち」に参加したパーカッション奏者 のウィル・フライ(Will Fry )は、2020年に「誰にも言わない 」で再び宇多田作品に参加した。
アルバムのうちの数曲には、日本人ミュージシャンも参加している。「二時間だけのバカンス」のギターには田中義人 が参加したほか、「人魚」のハープ は朝川朋之 が演奏している。朝川は、本アルバムの大ヒットを記念して行われた宇多田のネットイベント「30代はほどほど。 」にも参加し、宇多田が「人魚」を披露する際にバックでハープを演奏した[ 41] 。「真夏の通り雨」は、前述の通り参加ミュージシャンのほとんどが日本人であり、玉田豊夢 がドラムを、山口寛雄 がベースを、デビューから宇多田に関わってきた河野圭 がピアノを演奏した。収録曲のうち、「桜流し」だけは4年前の2012年に日本で録音されており、参加ミュージシャンも全員が日本人である。同曲では、編曲にも参加した前述の河野がピアノを、小笠原拓海がドラムを、種子田健 がベースを、活動休止前の宇多田の作品に度々参加してきた今剛 がギターを演奏した。
テーマと音楽性
このアルバムは、宇多田が2013年 に亡くなった母・藤圭子 に捧げる作品として、2015年 3月から本格的に制作が開始された[ 40] 。制作開始の1年半ほど前から『次のアルバムは日本語で歌うことがテーマ』と公言し、わずかに英語とフランス語が用いられているものの、歌詞はほぼ日本語で書かれている[ 42] 。日本語のポップスで勝負しようと決めていたので、それに合わせて歌い方も変え、言葉をしっかりと伝えるために以前よりも丁寧に歌っている[ 42] 。また日本語の歌は声と歌詞が前面に出てこないと成立しないので、今作ではトラックも極力少なくしている[ 42] 。またインタビューでは、「俺の彼女」や「ともだち」などの楽曲を挙げ、「今回はジェンダーを越えるというテーマもあった」と語った[ 43] 。
アルバムタイトルは、輪廻 という視点から「気配」という言葉を採用。それまでのような英語 のタイトルを付けるのは違う気がしたが、かといって日本語 で思いつく言葉は重過ぎて適当ではないと考え、フランス語 で「幻」や「気配」を意味する「Fantôme」を選んだという[ 42] 。インタビューでは、このタイトルについて「私という存在は母から始まったんだから、彼女の存在を“気配”として感じるのであればそれでいい」と語っている[ 44] 。
アートワークの撮影が行われたフォンテーヌブローの森
アルバムのジャケット写真とアーティスト画像を手がけたのはフランス在住のカメラマン、ジュリアン・ミニョー。宇多田からのオファーを受けて撮影に至った[ 45] 。二人は、2011年にバイオリニストの庄司紗矢香 の仲介で初めて会ったという。撮影は、パリ のスタジオと、フォンテーヌブローの森 で行われた。ジュリアンは、宇多田のアルバムの楽曲を聴き、「暗闇の中に浮かぶおぼろげな光みたいなもの」を感じ取ったと語った。また、フォンテーヌブローの森での撮影は、日没間際を狙い、少しぼやけたような質感に仕上げたとインタビューで答えた。宇多田は最初から、彼のことを信頼して任せており、「像はブレていても存在の強さを感じる写真がいい」と言っていたので、彼の撮影を気に入ったという[ 46] 。また宇多田はジャケット撮影に際し、母の面影を忠実に再現するため、胸につくまで伸ばしていたロングヘアを大幅にカットした。
音楽性
『Fantome』は、打ち込み 主体の前作『HEART STATION 』と打って変わってほとんどの楽曲が生楽器編成となっており、宇多田は作詞・作曲・プログラミング はもちろん、ストリングス やブラス のアレンジまでも行っている[ 47] 。また、生楽器を効果的に使いながらも、音量を上げても決して耳に痛くないサウンドに仕立てられており、bedの山口将司は本作について「無駄な音が鳴っていない」と述べ、「その音像は全て、宇多田ヒカルの声と言葉、メロディーをよりダイレクトに強く届けるが為に作り上げられているようにも感じる。」と語った[ 47] 。また本作は、「日本語のポップス」であることを貫きながらも[ 26] 、世界的なポップスのトレンドである緻密にしてシンプルなアレンジを基礎構造にもつ仕上がりとなっている[ 48] 。リズムトラックの配置、音数やメロディーの流れに関してフランク・オーシャン を始めとする現行最新型R&B やHIP HOP の影響、類似性を感じさせるとする指摘もある[ 47] 。Real Sound の宗像明将は、「道」や「ともだち」、「荒野の狼」といった楽曲のリズムやブラスアレンジにアフロ の匂いがすると述べている[ 49] 。宇多田がすべて自ら行うことで有名なコーラスワークは健在だが、今作では「吐息」までもが意識して用いられている[ 47] 。また、ピアノ やストリングス やアコースティック・ギター の生音が大きな存在感を持つ曲が多い点で、アデル を想起する人が多いとも指摘されている[ 50] 。ele-king の泉智はこれについて、「それは国民的なポップ・スターとしての存在感、という意味ではなるほど頷けるものの、しかしすくなくとも純粋に音楽的にいえば、どちらかといえばコンサヴァティヴなたたずまいのアデルに比べて、卓越したグッド・リスナーとして吸収したエッジーな音楽的要素を独自に消化し、普遍的なポップスに組み上げる宇多田ヒカルの手腕は際立っている。」と指摘している[ 51] 。
楽曲解説
道
アルバムのリードトラックであり、宇多田自身の手によってプログラミング されたシャープで吹っ切れたダンス・ポップ [ 51] 。リズムトラックには、ソカ やカリプソ などのリズムが用いられている[ 52] 。この曲の歌詞によってアルバム『Fantome』が完成したという。ラジオ解禁の際には、「アルバムの1曲目は明るく『元気です。行きますよー!』って感じでスタート。」とコメント[ 53] 。宇多田自身、この曲を「アルバムのメインテーマを担う曲」と位置付けている[ 54] 。
俺の彼女
ダブル・ベース に誘われた濃厚なバンド・セットが印象的な楽曲[ 51] 。男性にとって都合の良い彼女像との格闘が描かれている[ 55] 。曲が進むにつれ、仏語 を交えた戯曲 風の展開になる。CDJournal はこの曲を「やさぐれたブルース 歌謡 風な導入から、男性と女性それぞれの視点で語られる宇多田ヒカル版『男はつらいよ 』」「仏映画のような空虚と欲望とがさまようシリアスな曲」だと指摘している[ 56] 。現場のディレクターの、「なんかちょっとミュージカルっぽいよね。」という一言から歌詞が広がったという[ 13] 。
花束を君に
配信限定シングルとして発売され、朝ドラ主題歌として大ヒットした本楽曲は、宇多田が「原点」と語る藤圭子への思いを綴った曲である。しかし国民的な番組の主題歌でもあったので、オフコース やチューリップ 、休んでいた頃に好んで聴いていたエルトン・ジョン の『Tiny Dancer』(邦題:『可愛いダンサー~マキシンに捧ぐ』/'71年)などをイメージして、色々なリスナーに当てはまるよう普段より間口を広げて作詞をして、軽やかで“開いた”曲を目指したという[ 42] 。サウンド・プロダクションはシンプルで音数も少なく、全体的に生楽器を用いたオーガニックなアレンジとなっている。サビ や後半のコード やメロディの節回しがゴスペル やR&B を感じさせると指摘されている[ 57] 。
二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎
60年代 を感じさせるギター アルペジオ と艶美なストリングス の音色が印象的で[ 58] 、ソウル・ポップス 的な薫りを放つミディアム・チューン[ 56] 。内容は「日常と非日常の危うい関係」が歌われており[ 26] 、「不倫 」や「同性愛 」的な雰囲気を感じさせるとする解釈もある[ 49] [ 59] [ 60] 。また、「椎名林檎的コード感の世界に宇多田ヒカルが敢えて踏み込んでみせている」という指摘もある[ 47] 。
人魚
爪弾かれるハープ のアルペジオ が心地よい一曲[ 51] 。中盤からドラムを添えたミニマルなミディアム・トラックが展開するなかで、優しく包み込みながらも、淡く儚い死生観が読み取れるような詞世界が印象的である[ 56] 。「母の死後、もう音楽を作れないかもしれない、と思ってた時に、ギターを弾いてたらふと出来てしまった曲」だという。切り絵作家の辻恵子 が手掛けた「花束を君に」のPVに登場する人魚のモチーフを引き継いでいる。宇多田は、「美しい日本語の曲を作る」という高い理想を持って臨んだことで、作詞に苦労したとインタビューで語った[ 61] 。
ともだち with 小袋成彬
ヒップホップ 的なリズム・セクションで始まり、ベーシスト が滑らせる心地よいベース が特徴的なアッパーチューン[ 51] 。アコギ のアルペジオやホーン を導入し、シティポップ 路線も意識したやわらかな作風が特色[ 56] 。「同性愛者 の同性愛者ではない 友達への恋を歌った曲」である[ 62] 。
真夏の通り雨
『花束を君に』同様、配信限定シングルとして発売され、ピアノとストリングスを主軸としたシンプルなサウンド・プロダクションが特徴的なバラード 。宇多田が母の死後、最初に書いた楽曲である[ 63] [ 57] 。「美しいと思える日本語を目指した」という歌詞やその内容、楽曲の音楽的な完成度などに対し、多方面から称賛が送られている[ 注 5] 。ハイハット やスネア といったものが一切使用されておらず、バスドラム だけが鼓動 のような響きのビートを刻んでおり[ 68] 、他にもサビの後ろで鳴っているストリングスの音が不協和音 としてアクセントになっているなど、斬新な手法が散りばめられている。千葉大学 文学部 の石井正人教授は、この曲の本質は、母を不幸な一人の状態で死の国へ旅立たせてしまったことに対する心の痛み――命の流れと巡回の不可分の一部であるその痛み――を忘れられない繊細すぎる優しい心の悲しみであると指摘している[ 69] 。
荒野の狼
勇ましいホーン が響くファンク・チューン [ 51] 。黒いベースとチキチキしたドラムに吐息を絡ませたヴァースがヒップホップ的だと指摘されている[ 56] 。曲名は、ヘルマン・ヘッセ の同名の小説 からとられた。アルバムのレコーディングの際、前述の小袋成彬 が小説の話題を出したことから決まったという。なお、仮タイトルは「ネコ」だった[ 70] 。
忘却 featuring KOHH
アルバムの中でも特に異彩を放つ楽曲で、イントロ はノイズ に始まり、心臓の音が重く鳴る中でアンビエント 的なストリングスが風景を覆い尽くす。精神の闇を漂うようなトラックの上に乗るKOHHのヴァースは、スピリチュアル・ミュージックとしてのラップであるという点で、日米のヒップホップにおいて非常に特異であることが指摘されている[ 51] 。KOHHの歌詞の部分は、彼が宇多田の意を汲んで自ら書いた[ 13] 。ライターのimdkmは、著書「リズムから考えるJ-POP史」で、ほかの楽曲でも見られるKOHHの独特な譜割[ 注 6] が「忘却」でも現れていると指摘している[ 71] 。宇多田は「生き方を考えることは死に方を考えることと同義」「これまでの人生を振り返りながらこれから向かうところに思いを馳せた」とコメント。「いつか死ぬ時 手ぶらがbest」という最後の一行に全てが凝縮されていると語った[ 26] 。
人生最高の日
サム・スミス の「Stay with Me 」でも響いていたシルヴェスター・アール・ハーヴィンの抜けのいいスネア に後押しされ、宇多田のソロ・ヴォーカルが跳ねるポップな一曲[ 51] 。宇多田本人はこの曲について「(アルバムの中で)異色の歌詞」だと語っている[ 13] 。CDJournalは、「〈 シェイクスピア だって驚きの展開~ 〉や一瞬タメを作ってからの“いつもと同じ”の歌唱に、安堵の感とセンスの才能が垣間見える。」と指摘している[ 56] 。
桜流し
アルバムのラストを飾り、本アルバムの中で唯一の、母・藤圭子 が亡くなる前の楽曲であり、仏教 的な諸行無常 の死生観がモチーフになっている[ 51] 。曲の後半には、ソリッドに鳴るエレキギター や、地鳴りのようなドラム が入ってきて盛り上がりが増し、この曲唯一のサビへと展開していく[ 72] 。この後半の展開については、コールドプレイ やシガー・ロス を彷彿させるロック 的ダイナミズムを指摘する声がある[ 73] 。宇多田はインタビューで、「時間の経過、壁を感じるけど、内容的にはちゃんと置きどころがあった」とコメント[ 13] 。「最後にしか置きようがなかった」とも語っている[ 26] 。批評家 の杉田俊介 は、同曲について「宇多田ヒカルからの東日本大震災 に対するアンサーのひとつ」と考え、「宇多田が培ってきた祈りや信仰のようなものを極限的な形で表現したもの」だと指摘している[ 74] 。
プロモーション
本作は、特典なしの1形態販売でセールス約70万枚[ 注 7] という、異例のヒットを記録した。これは、作品の内容はもちろん、「楽曲のみ」「コメントテキスト」「歌ってしゃべる映像」と宇多田の露出を段階的に増やしていったメディア戦略が功を奏した結果でもあると考えられている[ 75] 。
アルバム『Fantome』のプロモーションは足掛け2年ほどかけて行われていたが、世間に最初に大きく露出したのは2016年4月の、「花束を君に」が主題歌となっている朝ドラ開始と、ニュース番組のエンディングテーマとしてアルバムの1曲「真夏の通り雨」が流れたときだった。宇多田のデビュー以来、マーケティング・プロデュースを務めてきた梶望は、本作のプロモーションにあたって、「宇多田ヒカルの楽曲の価値を知ってもらい、その楽曲を聞くことの価値を見いだしてもらうため、宇多田ヒカル本人にフォーカスを当てるのではなく、ニューアルバムのコンセプトでもあった彼女の声と歌詞にフォーカスすること」を考えたという[ 24] 。また梶は、「いきなり宇多田がテレビに出演するなど視覚に訴えると一過性の話題となり、作品の魅力が伝わりにくい。彼女の最大の魅力である楽曲、特に“歌声と歌詞”がフォーカスされるようにと考えた」とも語った[ 75] 。朝ドラとニュース番組のタイアップを決めたのも、声と歌詞を理解して共感してもらえる、教養の高い層が視聴する番組でのオンエアが必要と考えたからだった。2016年に入り宇多田の活動再開が近づくと、徐々に楽曲を温めていくことを目的とした「NEW-turn Project」を立ち上げた。同サイトでは、ハッシュタグ 付きのつぶやきや楽曲ダウンロード、有線リクエスト、カラオケ での選曲など、アクションがあるたびに枯れ木の桜が満開になる仕掛けがされており、楽曲にフォーカスして会話をしてもらうことが狙いにあったという[ 24] 。また、4月のタイアップのタイミングで「花束を君に」と「真夏の通り雨」のミュージックビデオも公開するが、ビデオにはあえて本人は登場させず、タイアップ番組のイメージに合うように制作されている[ 76] [ 24] 。また、同時に「『Fantome』歌詞特設ページ」* も開設し、曲名をハッシュタグでつぶやいたツイート を表示させることで、より声と歌詞についての会話を広げようとしている。ここまで楽曲にフォーカスしてプロモーションしてきたが、ファンの間からは本人の登場を望む声が出てくると、新たに「#ヒカルパイセンに聞け」というQ&Aサイトを開設。同サイトでは、Twitter で募集したファンの質問に宇多田本人が答えているが、ここでも本人のビジュアルは登場していない。梶が宇多田本人のビジュアルを登場させたのは、アルバムが実際に発売される9月に入ってからだった。同月、4月に配信限定リリースされた「花束を君に」の新たなミュージック・ビデオがYouTube にて公開され、宇多田は歌手活動再開後初となる映像出演を果たした[ 77] 。また、その2週間後には楽曲「二時間だけのバカンス」でコラボした椎名林檎 も出演する同曲のミュージックビデオが公開された[ 78] 。9月19日 、宇多田は『ミュージック・ステーション 』30周年記念特番『ウルトラFES 2016 』にて音楽活動休止以来、約5年半ぶりの地上波 への生出演[ 79] を果たし、スタジオで司会のタモリ と対談を行ったほか[ 80] 、2012年の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』の主題歌に起用された「桜流し 」を歌唱した[ 81] 。ここでも梶氏は話題を盛り上げるために動き、ヱヴァ映画制作チームにオリジナルのPV制作を依頼。9月19日の当日限定で公開し、コアファンの多い映画との連携でバズ を加速させた[ 24] 。なお、同番組で宇多田が歌った直後、本人が登場するサントリー の南アルプス天然水 のCMが流された。このCMはティザー広告となっており、音楽は流れず、宇多田ヒカルが水を飲んだ後にサントリーのロゴが表示されるだけの映像だったが、梶はこれがより話題を広げたと語っている。CM本編は4日後に公開されているが、こちらもナレーションを入れず、楽曲に集中できるようなクリエイティブとなっており、楽曲の価値と製品のブランディングの両方を向上させることに成功したという[ 24] 。そのほかにも、様々にプロモーション展開がなされた。2016年の9月16日から10月6日の期間で、ルミネマン渋谷 とのコラボキャンペーンを実施。期間中は「Fantôme」がルミネマン渋谷をジャックする形で展開され、人気カフェ「カフェ マンドゥーカ」は「Fantôme Cafe」として、装飾に加え、アルバム収録曲を含む、宇多田ヒカルの映像や音楽を堪能することができた[ 82] 。梶によると、これをはじめとして、渋谷マルイのビルボード やTSUTAYA 、タワーレコード での店頭展開など、渋谷の東側を広告で埋めていきSHIBUYA109 と逆方向のブランディングで差別化していたという[ 24] 。また梶は、「宇多田ヒカル Fantôme」という情報だけで発売日も示していないCMや広告のクリエイティブを企画。中吊りやビルボード広告についても、情報を詰め込まずに、ジャケット写真と名前、アルバム名しか載せなかった。ここにも「0.5秒くらいの接触時間ではトリガーにしかなりえない。会話のきっかけとなるビジュアルやキーワードを載せるだけでいい」という狙いがあったという[ 24] 。
『Fantome』は日本語歌詞の楽曲アルバムであり、最高の邦楽を作ることを目指して声と歌詞にこだわっていたため、海外で売れることは狙っていなかった。しかし、本作は結果的にアジア 各国のiTunes で軒並み1位、米国 でも一時3位を記録するなど国際的にヒットした。梶によるとこれは「全くの想定外だった」という。全米でのヒット理由について梶は、宇多田が海外で人気が高いSQUARE ENIX のRPG 「キングダムハーツ 」のタイアップ曲を手がけていたこと、過去に全米進出していたことを挙げ、コアファンが残っていたのではないかと分析している。また、宇多田が6年半前に活動を休止したとき、これまでのシングル曲をフルで公開してほしいという本人の希望でYouTubeの公式チャンネルを作って楽曲のMVを公開しており、「この6年半の間に海外からのコメントも増え、ファンが形成されていったのではないか」とも考えている[ 24] 。
メディア露出
宇多田が『第67回NHK紅白歌合戦 』で「花束を君に 」を歌唱したメトロポリタン・スタジオ(ロンドン )
前述の『ミュージック・ステーション』への出演に加え、宇多田は9月28日のアルバム発売をまたいで次々とメディアに出演した。9月22日 には、『SONGSスペシャル宇多田ヒカル〜人間・宇多田ヒカル 今『母』を歌う〜 』に出演し、「花束を君に」「ともだち」「道」の3曲を披露。番組では糸井重里 と初の対談も行ったほか、宇多田の音楽を尊敬しているという井上陽水 がVTR で出演し、コメントを送った[ 83] 。なお、番組のナレーションは『とと姉ちゃん 』で主演した高畑充希 が務めた[ 84] 。アルバム発売後の9月30日には、『Love music 特別編 宇多田ヒカル 〜ライナーノーツ〜』に登場。女優 の長澤まさみ 、ラジオDJのクリス・ペプラー 、水曜日のカンパネラ のコムアイ 、ハナレグミ からのビデオメッセージに答える形で、アルバムなどについて心境を告白した[ 85] 。なお、この番組の未放送部分を追加した60分の拡大版が、11月12日 にフジテレビNEXT ライブ・プレミアム にて放送された[ 86] 。10月に入ると、同年に「真夏の通り雨」をテーマソングとして提供した『NEWS ZERO 』に出演し、その模様が5日、12日の2度にわたって放送された。番組では、メインキャスター ・村尾信尚 との対談が放送されたほか、自らピアノを弾きながら「真夏の通り雨」を披露した[ 87] [ 88] 。他にも、10月11日 から17日まで、本人が出演するラジオ特番『宇多田ヒカルのファントーム・アワー』が全国のAM、FM、短波を含む民放ラジオ101局で放送された。放送開始日にはradiko.jp においてラジオ番組を放送から1週間聞き直すことができるタイムフリー聴取機能と、現在聴いているラジオ番組を他のユーザーとシェアできるサービス「シェアラジオ」が開始された。シェアラジオ開始にあたり、「ラジオの新時代の扉を開けるにふさわしい特別な番組を作りたい」と計画していた日本民間放送連盟ラジオ委員会が宇多田に白羽の矢を立てたことから、同番組が放送されることとなったとのこと。なお、単独アーティストの番組が全国101局で放送されるのはラジオ史上初の試みである[ 89] [ 90] 。その約2か月後の12月23日 には、小田和正 の『クリスマスの約束2016 』に初出演。小田との15年越しの"約束"を果たす出演となった[ 注 8] [ 91] 。番組では、2人による「Automatic 」、「花束を君に 」、宇多田がロックアレンジを提案した「たしかなこと 」の3曲のデュエットが披露された[ 91] 。年末には『第67回NHK紅白歌合戦 』に初出場。本アルバムのレコーディングも行ったロンドン のメトロポリタン・スタジオ(英語版 ) からの生中継で「花束を君に」を披露した[ 92] 。
評価と受賞歴
批評
USEN の音楽サイトencoreの清水浩司 は、アルバム最大の特徴は作品全体を漂う「死と生の匂い」だと述べている。死の要素は想像よりも遥かに濃く、深く、作品を支配しているが、本作が素晴らしいのは、それを宇多田が音楽的に高次元のレベルで昇華しており、こんなに心地よく、美しいポップスの中で死というものを捉えた作品は近年の日本では聴いたことがないとコメント。更に、本作は「日常生活でも聴ける優れたポップアルバム」になっているという点が非常に大事だと語った[ 93] 。
MANTANWEB の水白京は、随所に宇多田の藤圭子への思いやいとしさ、葛藤という感情が見られるが、結婚・出産を経て自らも母となったその歌声はどこまでも穏やかで、心の陰影をそっとなぞるような優しさとしなやかさをにじませると評価している[ 94] 。
ele-king の泉智は、本アルバムには、「宗教思想においては煩悩と呼ばれる愛も、諸行無常の死生観も、しなやかに飲みこんで笑ってみせる大衆音楽=ポップスのぞっとするような力」があるとコメントした[ 51] 。
ロッキング・オン の小池宏和は、本作を通した宇多田ヒカルの成長を指摘。生のまま素のままの人間としてシーンに帰還した宇多田ヒカルは、以前とはまた次元の異なるポップスターへと成長を遂げたと述べた[ 95] 。
音楽ジャーナリスト の宇野維正 は、今作がこれまでの宇多田の作品と大きく異なるのは、アルバムに収録されている11曲のうち3曲で他のアーティストとコラボレーションしていることだとし、海外のリアーナ やビヨンセ 、ドレイク などのセレブリティアーティストが若い才能を多くの人に知らせることを使命や役割にしていると話したうえで、宇多田の今作でのコラボレーションは閉塞的な日本の音楽シーンの中で最も風通しのいいことだと評価。宇多田は今作の復帰で「第一線」に戻ったのではなく、またひとり「最前線」に立っていると感じるとコメントした[ 98] 。
文芸評論家 の杉田俊介 は、印象批評 の手法で、『歌=詩』そのものに焦点を当てて宇多田の言葉のあり方に批評的に迫り、「詩人としての宇多田ヒカル」について、「日常から真理へたった2行で到達するような凄み」を指摘している[ 99] 。また本アルバムでは、「恋愛と友情、再会と喪失、あるいは母子愛などの境界が曖昧になった中で、"ともだち"という関係性を新しく開いている」とし、杉田はそれを「幽霊的な友愛」と呼んだ[ 100] 。
評論家のさやわか は、宇多田がデビューした90年代は、歌詞が描く世界観は歌い手自身の状況や心情をそのまま表したものであるという、ポピュラー音楽を"文学 的"なものとして捉える傾向=「アーティスト信仰」[ 注 9] があったとし[ 101] 、本アルバムもその例にもれず極めて私的な内容を扱った「文学的」な内容で、それゆえに「リスナーの心に響くもの」になっていると語った[ 102] 。しかしその一方で、アーティストの内面やその人生を作中に込めることにこだわった、心理主義 を中心とした作品評価のあり方自体が、本アルバムのセールス記録が過剰に報じられる点と相まって「90年代的」だとし[ 103] 、このように宇多田の評価が「90年代」に縛られているとするならば、本アルバムの内容についてもまた、改めて考えるべきではないだろうかと述べた[ 101] 。
影響に関して
音楽ジャーナリストの柴那典 は、宇多田ヒカルが素晴らしいアルバムを作り上げたこと、そしてそれが世界的にも躍進していることは、J-POP という文化が発展してきた一つの成果と言えるとコメントした[ 96] 。
音楽評論家 の山崎洋一郎 は、本作のリリース自体が2016年の大きなひとつの事件だとした上で、その内容が深くて重いにもかかわらず、また目立った仕掛けや派手な露出なしに作品の力だけで同年最大級のセールスを記録したことについて、宇多田ヒカルの音楽の力、歌の力によって成し遂げられることだと述べた[ 104] 。
ライターの内田正樹は、2016年を代表するアルバムとなった本作の様々な成果が、日本の後進のアーティストたちにとって、また宇多田自身にとって今後の希望となるだろうと述べ、また本作の真の意義は、もう暫くの歳月を重ねた後にこそあらゆる意味で明らかになっていくのではないかと付け加えた[ 105] 。
Real Sound は2019年 の記事で、近年の日本の音楽シーンではメジャーアーティスト同士が積極的にコラボしていることに言及。そして、発売前の注目度およびリリース後の評価ともに非常に高かった本作『Fantome』で3人のタイプの異なるアーティストが参加していたことが、このような「大物」同士のコラボが続く"時代の空気"のようなものの一つのきっかけになったのではと指摘した[ 106] 。
本作は、『ミュージックマガジン 』2021年 3月号掲載の「特集 [決定版] 2010年代の邦楽アルバム・ベスト100」にて、第12位に選ばれた[ 107] 。ライターの廿楽玲子は選出に際してのコメントで、世界的な潮流に目を向けた音作りが日本の新世代アーティストの背中を押したとし、またコラボ相手のKOHH や小袋成彬 の才能を世に知らしめた本作の功績を称賛している[ 107] 。
海外からの批評
ライターのカレン・フローレンスは、ABS-CBN ニュースに寄稿して、最高のトラックとして「忘却」「二時間だけのバカンス」「道」を挙げ、このアルバムを彼女の「これまでで最高のアルバム」と評価した。加えてフローレンスは、「宇多田はアルバムの為に身も心も注ぐことで知られている。『Fantôme』は本物の音が彼女がアーティストとして大幅に成熟したことを示している。」とコメントした[ 97] 。
MuuMuse(ポルトガル語版 ) のブラッドリー・スターンは、最も「親しみやすく」「喜ばしい」リリースであり、「彼女の作品の中で最も巧妙で脆弱な作品」とコメントした。彼は宇多田の芸術的手腕に敬意を表し、「ともだち」「俺の彼女」「人魚」といった曲の中で、母の死に言及したことやLGBT コミュニティへの支持を表明したことを称賛した[ 58] 。
受賞
チャート成績
『Fantôme』は、フラゲ日の9月27日に87,088枚を売り上げ、9月28日付けのオリコンデイリーチャート で初登場1位。発売日となる28日には、49,728枚を売り上げた。その後の1週間の売上推移は、29日(木)27,782枚 → 30日(金)25,038枚 → 10月1日(土)28,899枚 → 2日(日)32,065枚となり[ 116] 、結果的に10月10日付けのオリコン週間チャート で初動25.3万枚を売上げ、初登場1位とを獲得した。アルバムでの首位獲得は『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2 』以来、5年10か月ぶり通算8作目。オリジナル作品としては、デビュー・アルバム『First Love 』から6作連続6作目となった[ 117] 。2週目も勢いを落とすことなく週間10.4万枚を売り上げ、10月17日付オリコン週間アルバムチャートで2週連続の首位を記録[ 118] 。3週目も週間売上6.3万枚の高水準を維持し、10月24日付のオリコン週間チャートで3週連続1位を獲得する[ 119] 。そして、続く10月31日付のオリコン週間チャートでは発売4週目にして4.6万枚を売り上げ、『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1 』(2004年3月発売)と並ぶ自身2度目の4週連続1位を記録。オリジナル盤としてはコブクロ の「5296 」(2007年12月発売:最高4週連続)が2008年1月21日付で達成して以来、8年9か月ぶりの快挙となった[ 120] 。11月14日付けよりオリコンが新たに開始したデジタルアルバムチャートにおいても1位を獲得した[ 121] 。また、Billboard Japan のチャートでも、CD、ダウンロード、総合 、ともに4週連続1位を獲得。ダウンロード部門では発売から7週連続首位を記録している。紅白出場後の週では、1.2万枚を記録し3位に浮上、累計売上枚数は60万枚に到達した[ 122] 。その後もロングヒットを続け、最終的に発売から17週連続でBillboard Japan Hot Albums のTOP10にチャートインし続けた。
本作は、9月リリースであったにもかかわらず、「Billboard Japan Hot Albums」で年間首位を獲得[ 3] 、オリコン の年間アルバムランキングでは3位を記録した[ 123] 。宇多田は、「8年ぶりのアルバムが様々な形態で沢山の人に届いたということがとても嬉しいです。ありがとうございました。」とコメントした[ 3] 。これで、Billboard Japan とオリコンを合わせると自身5度目の年間首位獲得となった。また、「レコチョク 」や「Mora 」「music.jp 」「Amazon Music 」「VICTOR STUDIO HD-MUSIC. 」といった配信サイトでも軒並み年間首位を獲得[ 124] [ 125] [ 126] [ 127] 。『Amazon ランキング大賞2016』では「ミュージック総合」で首位を獲得し、タワーレコード 年間チャート「2016 ベストセラーズ」の<邦楽 アルバム TOP20>でも1位となった[ 128] 。なお本作は、翌年に入ってもレンタル部門を中心に超ロングヒットを続け、発売翌年の2017年のBillboard Japan年間アルバムチャートで11位、その翌年の2018年の年間チャートでは86位をマークしている[ 10] [ 11] 。
iTunes Store では、日本、フィンランド 、スロベニア と7つのアジアの地域で初登場1位を獲得したほか、アメリカ合衆国 では最高位3位を記録した。また、19の国と地域で上位10位以内に入り、上位20位以内に入った国/地域の数は27となった[ 129] 。オンラインメディアによると、これは宇多田の作品の中で最も国際的に成功を収めたアルバムであり、2004年 の『エキソドス 』、2009年 の『ディス・イズ・ザ・ワン 』を超える成績である[ 130] [ 131] [ 132] 。米Billboard のワールド・アルバム・チャートでは初の1位を獲得[ 23] 。 フランス のアルバム・ダウンロード・チャート でも初登場64位を記録した。宇多田のアルバムが、アジア圏とアメリカ合衆国以外のチャートに入るのは、これが初[ 6] 。本作は、2017年1月にはCD出荷枚数とデジタル配信をあわせて100万枚の売上を達成した[ 133] 。これで宇多田はデビュー以来発表したすべてのオリジナルアルバムがミリオンセールスを達成したということになる[ 133] 。
チャート推移
週間売上枚数が1,000枚を切るまでの推移(2016年 - 2017年)
登場週
週間 売上枚数
Billboard Japan 順位
備考
総合
CD
DL
LU
2016年10月10日付
252,581
1
1
1
2
10月17日付
103,475
1
1
1
2
10月24日付
72,596
1
1
1
2
10月31日付
45,822
1
1
1
1
11月7日付
31.278
2
6
1
2
累計売上50万枚突破
11月14日付
20,786
2
3
1
1
11月21日付
13,061
2
6
1
1
11月28日付
9,963
5
10
2
1
12月5日付
10,289
2
7
3
2
12月12日付
9,311
4
8
2
1
12月19日付
9,811
3
4
1
2
12月26日付
7,890
4
10
2
2
2017年1月2日付
11,245
5
8
3
3
1月9日付
12,139
3
3
2
4
累計売上60万枚突破
1月16日付
11,457
5
7
2
3
1月23日付
8,917
4
10
3
5
1月30日付
10,062
7
11
4
4
2月6日付
6,787
11
17
9
4
2月13日付
5,101
7
18
8
3
2月20日付
3,721
8
15
8
3
チャートイン週数20週突破
2月27日付
2,882
11
15
12
5
3月6日付
2,433
18
29
16
6
3月13日付
2,355
13
34
16
6
3月20日付
2,384
13
35
17
4
3月27日付
2,660
8
27
7
5
4月3日付
2,250
15
42
14
4
4月10日付
1,980
17
33
22
4
4月17日付
1,640
15
36
27
4
4月23日付
1,197
18
43
30
5
5月1日付
1,207
16
42
36
5
5月8日付
1,175
19
58
28
7
5月15日付
1,268
16
41
32
7
5月22日付
922
26
43
34
7
ここまで累計680,625枚
収録曲
道 (3:36)
『二時間だけのバカンス feat.椎名林檎』と同時に先行配信された。
サントリー食品インターナショナル ・サントリー天然水 「水の山行ってきた南アルプス」篇CF ソング(約6年振りの本人出演CM)[ 135] 。
俺の彼女 (5:04)
ストリングスアレンジ:サイモン・ヘイル、宇多田ヒカル
花束を君に (4:40)
ストリングスアレンジ:サイモン・ヘイル、宇多田ヒカル
4作目の配信限定シングル。
NHK 連続テレビ小説 『とと姉ちゃん 』主題歌。
二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎 (4:42)
ストリングスアレンジ:サイモン・ヘイル、宇多田ヒカル
『道』と同時に先行配信された。
「レコチョク 」CMソング。
人魚 (4:16)
「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」テーマソング(アルバム発売後に発表)[ 136] 。
ともだち with 小袋成彬 (4:22)
ブラスアレンジ:宇多田ヒカル
真夏の通り雨 (5:38)
ストリングスアレンジ:宇多田ヒカル
5作目の配信限定シングル。
日本テレビ 系『NEWS ZERO 』エンディングテーマ。
荒野の狼 (4:34)
忘却 featuring KOHH (5:05)
作詞・作曲:宇多田ヒカル、Chiba Yuki[ 注 10]
人生最高の日 (3:10)
桜流し (4:40)
作曲:宇多田ヒカル・Paul Carter(英語版 ) /編曲:宇多田ヒカル・Paul Carter・河野圭 (弦編曲)
3作目の配信限定シングル。
カラー ・ティ・ジョイ 配給映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』テーマソング。
クレジット
エンジニア
Steve Fitzmaurice :Recording(tracks 1-6)・Mixing(tracks 1-10)
松井敦史:Recording(tracks 4-7,9-11)
小森雅仁 :Vocal Recording (tracks 1-10)
井上うに :Vocal Recording (track 4)
Goetz B.:Mixing (track 11)
Daren Heelis:Additonal Engineering (all tracks)
Tom Conye(英語版 ) :Mastering (all tracks)
演奏
道
宇多田ヒカル:All Vocals・Programming
Alexis Smith, Joe Henson:Additional Programming
Nick Meier:Guitar
俺の彼女
花束を君に
宇多田ヒカル:All Vocals
Ian Thomas:Drums
Ben Parker:Electric Bass ・ギター
Simon Hale:Acoustic Piano・Conductor
Daren Heelis, Steve Fitzmaurice:Additional Drum Programming・Percussion
Everton Nelson:Strings Leader
二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎
椎名林檎 :Featured Artist
宇多田ヒカル:Vocals・Programming
Sylvester Earl Harvin:Drums・Drum Machine
Jodi Milliner:Electric Bass
Ben Parker, 田中義人 :Guitar
Daren Heelis, Steve Fitzmaurice:Additonal Drum Programming
Simon Hale:Conductor
Everton Nelson:Strings Leader
人魚
宇多田ヒカル:All Vocals
Ian Thomas, Sylvester Earl Harvin:Drums
朝川朋之 :Harp
ともだち with 小袋成彬
真夏の通り雨
宇多田ヒカル:All Vocals・Programming
玉田豊夢 :Drums
山口寛雄 :Electric Bass
河野圭 :Band Leader ・Acoustic Piano・Conductor
Steve Fitzmaurice:Additional Drum Programming
Daren Heelis:Additional Drum Programming・Synth Bass
須原杏:Strings Leader
荒野の狼
宇多田ヒカル:All Vocals・Programming
Sylvester Earl Harvin:Drums
Jodi Milliner:Electric Bass
Ben Parker:Electric Guitar
Simon Hale:Acoustic Piano・Wulitzer ・Conductor
Daren Heelis, Steve Fitzmaurice:Additional Drum Programming
Everton Nelson:Strings Leader
Sid Gauld:Brass Leader・Trumpet
Andy Panayi:Tenor Saxphone
Mark Nightingale:Trombone
忘却 featuring KOHH
KOHH :Featured Artist
宇多田ヒカル:Vocals・Programming
山口寛雄:Electric Bass
Sylvester Earl Harvin:Drums
人生最高の日
宇多田ヒカル:All Vocals・Programming
Sylvester Earl Harvin:Drums
Ben Parker:Electric Bass・Guitar
Daren Heelis:Synth Bass・Additonal Drum Programming
Steve Fitzmaurice:Additional Drum Programming
桜流し
宇多田ヒカル:All Vocals・Programming
Paul Carter:Piano・Programming
河野圭:Band Leader・Conductor
小笠原拓海:Drums
種子田健 :Electric Bass
今剛 :Electric Guitar
雨宮麻未子:Strings Leader
チャートと売上
収録曲
リリース日一覧
脚注
注釈
^ KOHHは、2012年 のストリートアルバム『YELLOW T△PE』で、宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス 」をサンプリングしていた。そのミュージックビデオは、同じく宇多田ヒカルの「Goodbye Happiness 」のミュージックビデオをオマージュしたものだった[ 34] 。また、宇多田からオファーが入る2週間前には、「いま日本で誰とでもやれるならだれとやる?」と聞かれ、「宇多田ヒカルさんとTaka 」と答えていたという[ 35] 。
^ シャーデー作品のほか、「Stay With Me 」などのサム・スミス 作品やインコグニート などにも関わる。日本人アーティストでは布袋寅泰 などの作品に参加してした。
^ グラミー賞 にも輝いたサム・サミスの世界的ヒット作「Stay With Me」などの共同プロデューサー/エンジニアとして知られる。
^ 『ULTRA BLUE 』(2006年)の頃から宇多田のアシスタント・エンジニアをしており、本作が初の全面的な参加となった。
^ 蔦谷好位置 [ 64] tofubeats [ 65] 小田和正 [ 66] 桑田佳祐 [ 67] 渋谷陽一 [ 13]
^ ヒップホップの定型的な反復を複数のレベルではぐらかし、緊張感のある複層的なグルーヴを生み出す点など
^ 最終的には70万枚に達する
^ 小田は2001年の『クリスマスの約束』第一回時に宇多田に出演のオファーを出していたが、宇多田が辞退したことにより、一人で「Automatic」を歌った。今回の番組では、小田が「時を経て、いよいよですよ」とアコースティックギターを手に持ち、宇多田が「大変長いことお待たせしました」とこれに応えたのち、2人による「Automatic」が披露された。
^ さやわかは、90年代における「アーティスト信仰」には「ポピュラー」になればなるほど「理解できないアーティスト性」を要求されるというジレンマがあると論じており、それによって宇多田も自分の音楽を独特かつワンアンドオンリーなものに変質させていったとしている。
^ KOHHの別名。
出典
^ “宇多田、復帰作がV4達成 女性オリジナル作品9年ぶり” . ORICON STYLE. https://www.oricon.co.jp/news/2080464/full/ 2016年12月17日 閲覧。
^ a b “10/10付週間アルバムランキング1位は宇多田ヒカルの『Fantome』” . ORICON STYLE. https://www.oricon.co.jp/news/2078603/full/ 2016年10月5日 閲覧。
^ a b c d e “【ビルボード】宇多田ヒカル『Fantome』、セールス・DLともに1位で総合ALチャート制覇!” . Billboard JAPAN . https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/42745/2 2016年10月5日 閲覧。
^ a b “Billboard World Albums (October 15, 2016) ” (English). Billboard . October 4, 2016 閲覧。
^ a b ガオン 週間アルバムチャート
^ a b c “Le Top de la semaine : Top Albums Téléchargés - SNEP (Week 39, 2016) ” (French). Syndicat National de l'Édition Phonographique . October 4, 2016 閲覧。
^ a b “【2016年 年間音楽&映像ランキング】嵐が前人未到の記録達成!AKB48がシングル年間V7!! ”. ORICON NEWS (2016年12月24日). 2020年10月17日 閲覧。
^ a b 【ビルボード年間Hot Albums】4週連続1位を獲得した宇多田ヒカル『Fantome』が総合AL年間1位、宇多田からコメント到着 ,2016年12月8日
^ a b “Billboard World Albums Yearly Chart(December 29, 2016) ” (English). Billboard . 2016年12月29日 閲覧。
^ a b c “Hot Albums 2017年 ”. Billboard JAPAN . 2020年10月17日 閲覧。
^ a b c “Hot Albums 2018年 ”. Billboard JAPAN . 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル「得意なことばっかりやっても成長がない」 ”. BARKS (2010年11月28日). 2016年7月13日 閲覧。
^ a b c d e f g h i 「宇多田ヒカル 8年間のすべてを語る」『ROCKIN'ON JAPAN』第31巻第10号、株式会社ロッキング・オン、2017年。
^ “宇多田ヒカル、第一子誕生を報告 「早くみんなに届けたい」新アルバムも制作中 ”. クランクイン!! (2015年7月3日). 2020年10月5日 閲覧。
^ 宇野維正 (2016), 1998年の宇多田ヒカル , 新潮社, p. 218,
ISBN 9784106106507
^ “宇多田ヒカル 再始動! 新曲はドラマ主題歌などTVで初披露&4/15配信開始! ”. Billboard JAPAN (2016年4月4日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、本日放送開始の朝ドラ&「ZERO」テーマ曲を配信リリース ”. 音楽ナタリー (2016年4月15日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルの新アルバムは『Fantôme』、収録曲&ジャケ公開 ”. CINRA.NET (2016年8月9日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル 新AL『Fantome』リード曲「道」が日本ラジオ史上例がないPUSH曲に!? ”. Billboard JAPAN (2016年9月14日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、復帰後テレビ初出演パフォーマンスに「綺麗だった」「泣ける」称賛の声。休止選んだ理由も語る ”. excite.ニュース (2016年9月20日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、本格活動再開を告げる8年半ぶりオリジナルアルバム” . ナタリー . https://natalie.mu/music/news/193809 2016年7月8日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル8年ぶりフルアルバムは11曲収録の「Fantome」” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/197531 2016年8月9日 閲覧。
^ a b c d “宇多田ヒカル最新作が米ワールド・アルバム・チャートで首位に浮上 ”. bmr (2016年10月13日). 2018年7月5日 閲覧。
^ a b c d e f g h i “『宇多田ヒカルの「Fantôme」はなぜ大ヒットしたのか、2年間のマーケティング戦略に学ぶ』2016年11月7日開催 月例セミナーレポート ”. Digital Marketeing (2021年1月6日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル 新アルバムは「じらし」戦略で大成功 ”. エンタメウォッチング (2017年1月15日). 2020年10月5日 閲覧。
^ a b c d e f g h i j k l m n “宇多田ヒカル、新作『Fantôme』を大いに語る「日本語のポップスで勝負しようと決めていた」 ”. Real Sound (2016年9月28日). 2020年10月5日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカルが語る、音楽の言葉”. PMC (ぴあ株式会社) ぴあ MUISC COMPLEX vol.6 : 18. (2016).
ISBN 9784835631646 .
^ “宇多田ヒカル、新作『Fantôme』を大いに語る「日本語のポップスで勝負しようと決めていた」 ”. real sound (2016年9月28日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、作詞法について明かす「辛くなると分かっててやりに行くことに意味がある」 ”. Real Sound (2016年9月20日). 2020年12月10日 閲覧。
^ utadahikaruのツイート(758758649204441088)
^ “#ヒカルパイセンに聞け ”. Hikaru Utada Official Website (2016年). 2020年12月10日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルのニューALに椎名林檎、小袋成彬、KOHH参加” . BARKS. (2016年9月16日). https://www.barks.jp/news/?id=1000130850
^ “25歳の音楽家小袋成彬、コラボした宇多田ヒカルを語る” . J-WAVE NEWS. (2017年1月7日). https://news.j-wave.co.jp/2017/01/25-2.html
^ “KOHHが宇多田ヒカルの新アルバム『Fantôme』収録の「忘却」に客演参加。しかし実はKOHHは4年前に宇多田ヒカルと…!? ”. fnmnl (2016年9月16日). 2020年10月17日 閲覧。
^ 『シブヤノオト Presents KOHH Document』NHK総合(2020-03-22)
^ “宇多田ヒカルとKOHHのInstagram Liveでわかった6つのこと ”. fnmfl (2020年5月25日). 2020年10月17日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカルが語る、音楽の言葉”. PMC (ぴあ株式会社) ぴあ MUISC COMPLEX vol.6 : 18. (2016).
^ a b “宇多田ヒカルのニューアルバム『初恋』を手掛けたグラミー受賞エンジニア、スティーヴ・フィッツモーリスが語る『初恋』の音作り ”. mora (2018年6月27日). 2018年7月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む (2ページ目) ”. Real Sound (2016年10月3日). 2018年7月5日 閲覧。
^ a b 新作『Fantôme』インタビュー(インタビュアー:内田正樹)「宇多田ヒカル、新作『Fantôme』を大いに語る「日本語のポップスで勝負しようと決めていた」 」『Real Sound』、サイゾー 、2016年9月28日。https://realsound.jp/2016/09/post-9393.html 。2018年7月5日 閲覧 。
^ “宇多田ヒカルのネットイベント「30代はほどほど。」、再配信を観て改めて歌声に浸っています ”. rockin'on.com (2016年12月18日). 2020年11月4日 閲覧。
^ a b c d e Va net(インタビュアー:内田正樹)「宇多田ヒカル 」『T-SITE』、TSUTAYA 、2016年9月25日。http://tsutaya.tsite.jp/feature/music/va/cover/201609/PPS000007M2H 。2018年7月5日 閲覧 。
^ 「音楽の言葉」『ぴあ MUSIC COMPLEX Vol.6』、ぴあ株式会社、2016年10月、宇多田ヒカルが語る、言葉の力、
ISBN 9784835631646 。
^ 宇多田ヒカル(インタビュアー:内田正樹)「特集 宇多田ヒカル最新作『Fantôme』宇多田ヒカル特集Vol.2―― インタビュー前編 」『encore』。http://e.usen.com/special/12949/ 。2016年9月30日 閲覧 。
^ “宇多田ヒカル、8年半ぶりのニューアルバム詳細を発表!タイトルは『Fantôme』” . rockin'on . (2016年8月9日). https://rockinon.com/news/detail/147021
^ “宇多田ヒカルを撮ったジュリアン・ミニョーって誰? ”. Casa (2016年9月12日). 2020年10月5日 閲覧。
^ a b c d e “気配がもたらす孤独と熱狂インディーバンド的宇多田ヒカル『Fantome』論 by bed 山口 ”. LIVEAGE (2016年10月8日). 2020年10月12日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、2016年を代表する1枚となった復帰作 ”. BANZAI (2017年1月31日). 2020年10月12日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカルの新作『Fantôme』先行レビュー! 多彩なサウンドがもたらす「驚き」について ”. real sound (2016年9月16日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む ”. Real Sound (2016年10月3日). 2020年10月12日 閲覧。
^ a b c d e f g h i j k “宇多田ヒカル Fantôme ”. ele-king (2016年10月5日). 2020年9月29日 閲覧。
^ “関ジャム tofubeats 2016年名曲ベスト10 ”. ハッピーボッチライフ (2018年7月14日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、新曲「道」が全国ラジオ 101局パワープレイに。ルミネマン渋谷全館ジャックも ”. BARKS (2016年9月14日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “NHK『SONGSスペシャル「宇多田ヒカル〜人間・宇多田ヒカル 今“母”を歌う」』を観て思うこと” . rockin'on. (2016年9月23日). https://rockinon.com/blog/ro69plus/148878
^ “今週の一枚 宇多田ヒカル『Fantôme』” . rockin'on. (2016年9月26日). https://rockinon.com/blog/ro69plus/148904
^ a b c d e f “宇多田ヒカル / Fantome [SHM-CD ]”. CDJournal (2016年). 2021年1月11日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカルのソングライティングはどう変化した? 新曲とこれまでの楽曲を改めて分析 ”. realsound (2016年4月23日). 2020年10月17日 閲覧。
^ a b c Stern, Bradley (September 28, 2016). “‘Fantome’: Utada Hikaru Returns from Her Hiatus Heartbroken, But Hopeful (Album Review) ”. MuuMuse. October 7, 2016 閲覧。
^ “宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む ”. real sound (2016年10月3日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “『VERY』ママに蔓延中、宇多田ヒカル「二時バカ」症候群ってなんだ? ”. 文春オンライン (2017年3月10日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル 『Fantome』より「人魚」が【大エルミタージュ美術館展】テーマソングに ”. Billboard JAPAN (2016年10月27日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル「ともだち」への参加で一躍話題に。小袋成彬 (OBKR)の来歴と魅力に迫る!” . utalabo. (2016年9月). http://utalabo.com/archives/5937
^ “【コラム】宇多田ヒカルが帰ってきた――深い愛を描いた新曲2曲を聴いて ”. rockin'on.com (2016年4月15日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “「関ジャム」音楽プロデューサーが本気で選んだ 2016年のベスト10 ”. mora (2017年1月16日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “「関ジャム」音楽プロデューサーが本気で選んだ 2016年のベスト10 ”. mora (2017年1月16日). 2020年10月17日 閲覧。
^ 宇多田ヒカル (2017), 宇多田ヒカルの言葉 , エムオン・エンターテインメント, 「真夏の通り雨」,
ISBN 9784789736817
^ “桑田佳祐が選ぶ2016年邦楽シングルベスト20 ”. ROCinnet.com (2016年12月18日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “天才、宇多田ヒカル活動再開。新曲2曲に仕組んだ彼女の思惑について6000字。前編 ”. BASEMENT-TIMES (2016年4月16日). 2020年10月17日 閲覧。
^ 石井正人 (2018/02/28). “宇多田ヒカル「真夏の通り雨」講義 ―――「ポピュラーカルチャー論」の教材として” . 千葉大学大学院人文公共学府研究プロジェクト報告書 (千葉大学大学院人文公共学府). https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/104937/chibaproject_2018_337_ishii.pdf 2020年10月29日 閲覧。 .
^ “宇多田ヒカル「Fantôme」幻の収録曲?” . J-WAVE NEWS. (2017年3月25日). https://news.j-wave.co.jp/2017/03/fantme.html
^ imdkm (2019), リズムから考えるJ-POP史 , blueprint, p. 183,
ISBN 9784909852038
^ “宇多田ヒカルの新作『Fantôme』はハイレゾでどう聴こえる? 先行試聴会を詳細レポート ”. Real Sound (2016年9月27日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “桜流し ”. Rolling Stone Japan 編集部 (2012年12月10日). 2020年11月4日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルが「天才」であるこれだけの理由 『Fantôme』が描く「幽霊的な友愛」 ”. 現代ビジネス (2017年3月27日). 2020年10月17日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカル 新アルバムは「じらし」戦略で大成功 ”. NIKKEI STYLE (2017年1月5日). 2020年11月4日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、「花束を君に」「真夏の通り雨」MV公開 ”. BARKS (2016年4月15日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、活動再開後初の映像出演は「花束を君に」新MV公開。” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/200361 2016年9月2日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル×椎名林檎、「二時間だけのバカンス」MV公開 ”. CinemaCafe (2016年9月16日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “Mステ30周年特番に宇多田ヒカル、尾崎裕哉、浜崎あゆみ、福山雅治ら出演。” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/201310 2016年9月9日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル「復帰してよかった」タモリがMステ初登場時を称賛” . スポーツニッポン . https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/19/kiji/K20160919013387350.html 2016年9月19日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル「6年間歌っていなかった」曲作りを登山に例える” . MusicVoice. https://www.musicvoice.jp/news/47443/ 2016年9月20日 閲覧。
^ “ルミネマン渋谷<宇多田ヒカル「Fantôme」×ルミネマン渋谷ジャック> ”. Digital PR Platform (2016年9月14日). 2020年10月5日 閲覧。
^ “井上陽水 「SONGS」にVTRで出演し宇多田ヒカルを絶賛” . Livedoor ニュース . https://news.livedoor.com/article/detail/12053691/ 2016年9月22日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、活動休止の経緯や創作活動語る……今夜のNHK『SONGS』” . RBB TODAY. https://www.rbbtoday.com/article/2016/09/22/145450.html 2016年9月23日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、海外に移住して思い出した日本語の美しさ” . スポーツ報知 . https://web.archive.org/web/20161001082500/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161001-OHT1T50018.html 2016年10月1日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルのドキュメント番組「ライナーノーツ」CSで拡大版60分放送” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/203857 2016年10月1日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、本日『NEWS ZERO』に出演! テーマ曲“真夏の通り雨”を披露 ”. rockin'on.com (2016年10月5日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、アーティスト活動再開後初のテレビ出演が決定。” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/200620 2016年9月5日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、史上初101局でラジオ特番「ファントーム・アワー」OA” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/203156 2016年9月26日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルのラジオ特番が全国AM/FM/短波 民放101局にてO.A決定” . OKMusic . https://web.archive.org/web/20171214060723/https://okmusic.jp/news/137043 2016年9月26日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカル、小田和正と15年越しの“約束”果たす 「大変長いことお待たせしました」 ”. Real Sound (2016年12月24日). 2020年10月12日 閲覧。
^ “【紅白】宇多田ヒカル、ロンドンから中継で初出場「貴重な体験」 ”. ORICON NEWS (2016年12月31日). 2020年10月12日 閲覧。
^ a b “特集 宇多田ヒカル最新作『Fantôme』宇多田ヒカル特集Vol.1――『Fantôme』ディスクレビュー” . encore. http://e.usen.com/special/12941/ 2016年9月23日 閲覧。
^ a b “注目の新譜:宇多田ヒカル「Fantome」 本格的な活動再開を告げる8年半ぶりオリジナルアルバム” . MANTANWEB . https://mantan-web.jp/article/20160929dog00m200008000c.html 2016年9月29日 閲覧。
^ a b “今週の一枚 宇多田ヒカル『Fantôme』 ”. rockin'on.com (2016年9月26日). 2020年9月29日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む ”. Real Sound (2016年10月3日). 2020年10月17日 閲覧。
^ a b Flores, Karen (October 5, 2016). “Review: 'Fantome' is Utada Hikaru’s best album yet ”. ABS-CBN News. October 7, 2016 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、再び音楽シーンの最前線へ 宇野維正が解説 ”. TREND EYES (2016年9月28日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “「国民的詩人」宇多田ヒカルは、何を歌っているのか? ”. 現代ビジネス (2021年5月9日). 2021年5月9日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルが「天才」であるこれだけの理由 ”. 現代ビジネス (2021年5月9日). 2021年5月9日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカルを縛り続ける「アーティスト信仰」という呪い 2/3 ”. 現代ビジネス (2021年5月9日). 2021年5月9日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルを縛り続ける「アーティスト信仰」という呪い 3/3 ”. 現代ビジネス (2016年11月14日). 2021年5月9日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルを縛り続ける「アーティスト信仰」という呪い 1/3 ”. 現代ビジネス (2016年11月14日). 2021年5月9日 閲覧。
^ “今年の音楽シーンを振り返って思うこと ”. rockin'on.com (2016年12月26日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、2016年を代表する1枚となった復帰作 ”. BANZAI (2017年1月31日). 2020年10月17日 閲覧。
^ “菅田将暉、米津玄師、椎名林檎、宇多田ヒカル……アーティスト同士のコラボ作が相次ぐ背景 ”. Real Sound (2019年8月28日). 2020年10月17日 閲覧。
^ a b "特集[決定版]2010年代の邦楽アルバム・ベスト100"、MUSIC MAGAZINE、2021年3月号、株式会社ミュージック・マガジン
^ “「Amazonランキング大賞2016(年間ランキング)」を発表 ”. PRTIMES (2016年12月1日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “『第58回輝く!日本レコード大賞』、各賞受賞者が発表に ”. BARKS (2016年11月8日). 2018年6月1日 閲覧。
^ “【ビルボードジャパン年間チャート 2016】様々な話題があった2016年の音楽シーンをチャートで振り返る ”. Billboard JAPAN . 2018年6月1日 閲覧。
^ “AKB48、RADWIMPS、宇多田ら、ビルボード2016年総合イヤーエンド・チャートに登場 ”. ロッキング・オン (2016年12月8日). 2018年6月1日 閲覧。
^ “第9回CDショップ大賞2017 受賞作品 ”. 全日本CDショップ店員組合. 2018年6月1日 閲覧。
^ “ベスト5アルバム ”. 第31回日本ゴールドディスク大賞 . 日本レコード協会(RIAJ). 2018年6月1日 閲覧。
^ “株式会社GYAO、年間の映像視聴回数や売上で決定する「GYAO Entertainment Service Awards 2016」を発表 ”. PR TIMES (2017年2月27日). 2018年6月1日 閲覧。
^ “「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」24部門の受賞結果発表。最優秀アーティストはRADWIMPS ”. BARKS (2017年3月8日). 2018年6月1日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル『Fantôme』、発売初週のセールス推移は? 傑作ポップスはこう広まる ”. Real Sound (2016年10月7日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “【オリコン】宇多田ヒカル、8年半ぶり新作“貫禄”1位 通常盤1形態で ”. オリコンニュース (2016年10月4日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “【オリコン】宇多田ヒカル、2週連続アルバム首位 新作が好調をキープ ”. ORICON NEWS (2016年10月11日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “【オリコン】宇多田復帰アルバムがV3 女性ソロ4年3ヶ月ぶり ”. ORICON NEWS (2021年1月6日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “宇多田ヒカルの最新アルバムが4週連続1位 ”. lovedoorNEWS (2016年10月25日). 2020年9月29日 閲覧。
^ a b “オリコンが音楽配信の週間アルバムランキング開始。1位「Fantôme」は6,500DL ”. AV Watch (2016年11月11日). 2020年12月1日 閲覧。
^ “【オリコン】back number初ベストが僅差で2位発進 宇多田は60万枚突破 ”. ORICON MUSIC (2017年1月6日). 2020年9月29日 閲覧。
^ “年間 アルバムランキング ”. ORICON NEWS . 2020年9月29日 閲覧。
^ “年間ランキング 2016 ”. music.jp (2021年1月6日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “「dヒッツ年間ランキング 2016」 「レコチョク年間ランキング 2016」発表! ”. レコチョク (2016年12月8日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “2016 年間ダウンロードランキング ”. mora (2016年12月). 2020年12月10日 閲覧。
^ “「VICTOR STUDIO HD-Music.」ハイレゾ2016年間ランキング発表、宇多田ヒカルがアルバム&シングルで1位 ”. MusicMan (2016年12月12日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “タワーレコードの年間チャート「2016 ベストセラーズ」発表 ”. TOWER RECORDS ONLINE (2016年12月5日). 2020年12月10日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカルの最新作『Fantôme』が初週から3週連続となる1位に billboardほか世界のチャートも席捲 ”. SPICE (2016年10月18日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “全米6位! 宇多田ヒカル『Fantome』日本人女性ソロアーティストとして初の快挙 ”. Yahoo! Japan (29 September 2016). September 29, 2016 閲覧。
^ Arama! Japan Staff (30 September 2016). “Utada is shook Fantôme is charting better in the US than her English albums ever did ”. Arama! Japan. September 30, 2016 閲覧。
^ Anime News Network Staff (30 September 2016). “Hikaru Utada's New Fantôme Album Debuts at #6 on U.S. iTunes Chart ”. Anime News Network . September 30, 2016 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカル、『Fantôme』がついにミリオンセールス突破&KOHHとの共演曲「忘却」MV解禁 ”. M-ON! MUSIC (2017年1月19日). 2020年9月29日 閲覧。
^ アルバムのブックレットの記載より
^ “宇多田ヒカル「サントリー天然水」で6年ぶりCM出演、南アルプスで登山ロケ。” . ナタリー. https://natalie.mu/music/news/202556 2016年9月21日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、最新作収録曲「人魚」が美術展テーマソングに ”. ナタリー. 2016年10月27日 閲覧。
^ ガオン 国際週間
^ “G-Music Combo Chart ”. G-Music (2018年6月29日). 2020年12月10日 閲覧。
^ “Oricon Yearly CD Albums Chart (2017) ” (Japanese). Oricon . 2017年12月23日 閲覧。
^ “Billboard Japan Hot Albums Year End ” (Japanese). 2018年1月1日 閲覧。
^ “Billboard Japan Top Download Albums Year End ” (Japanese). 2018年12月7日 閲覧。
^ “ja:ゴールド等認定作品一覧 2016年12月 ” [Works Receiving Certifications List (Gold, etc) (December 2016)] (Japanese). Recording Industry Association of Japan (December 2016). 2017年1月12日 閲覧。
^ オリコン you大樹. 2020年11月25閲覧
^ “The Recording Industry Association of Japan Releases Its Digital Certifications for November + List of 2016’s Certified Releases ” (20 December 2016). 2017年1月12日 閲覧。
^ a b “宇多田ヒカル、『Fantôme』がついにミリオンセールス突破&KOHHとの共演曲「忘却」MV解禁 ”. M-ON!MUSIC (2017年1月19日). 2020年10月12日 閲覧。
^ “국내 대표 음악 차트 가온차트! ”. 2017年1月12日 閲覧。
^ Benjamin, Jeff (October 11, 2016). “Japanese Megastar Utada Hikaru Returns to the Charts as 'Fantome' Tops World Albums ” (English). Billboard . 2016年10月13日 閲覧。
^ “QQ音乐 --Fantôme ”. QQ music . y.qq.com. 2019年11月14日 閲覧。
^ “Billboard Japan Hot 100 2012/12/03付け” (Japanese). Billboard Japan. (November 28, 2012). https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100&year=2012&month=12&day=3 November 28, 2012 閲覧。
^ “Adult Contemporary Airplay 2012/12/03付け” (Japanese). Billboard Japan. (November 28, 2012). https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=adult_airplay&year=2012&month=12&day=3 November 28, 2012 閲覧。
^ “宇多田ヒカル『ヱヴァQ』主題歌でアニメチャート3週連続首位キープ ” (Japanese). Billboard Japan (December 5, 2012). December 5, 2012 閲覧。
^ “World Digital Song Sales ”. Billboard (December 22, 2012). February 3, 2020 閲覧。
^ 「桜流し」Chart Insight
^ “Billboard Japan Hot 100” (Japanese). Billboard Japan. (October 3, 2016). https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100&year=2016&month=10&day=3 February 16, 2017 閲覧。
^ Hot Animation 2016年10月3日
^ a b c d Streaming Songs 2017年12月25日
^ Hot 100 2016年4月25日
^ a b 「花束を君に」Chart Insight
^ Hot 100 2016年5月2日
^ a b 「真夏の通り雨」Chart Insight
^ a b Hot 100 2016年10月10日
^ a b 「道」Chart Insight
^ a b 「二時間だけのバカンス」Chart Insight
^ a b 「忘却」Chart Insight
^ a b 「ともだち」Chart Insight
^ 「人生最高の日」Chart Insight
^ 「荒野の狼」Chart Insight
^ “Hot Animation 2012 ”. Billboard Japan . 2020年12月10日 閲覧。
^ “iTunesの2012年間ランキング、ソング1位はシェネル、アルバム1位はBENI ”. Barks (2012年12月17日). 2020年12月10日 閲覧。
^ Hot 100 2013
^ Hot Animation 2013
^ “iTunesの2013年間ランキング。トップソングは、きゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」 ”. Barks (2013年12月18日). 2020年12月10日 閲覧。
^ a b Hot 100 2016
^ a b c Billboard Japan Chart Insight
^ a b Radio Songs 2016
^ a b c “2016年のヒット曲 年間トップ300発表! ”. The Natsu Style (2016年12月24日). 2020年12月10日 閲覧。
^ a b Download Songs 2017
^ “2017年のヒット曲 年間トップ500発表! ”. The Natsu Style (2017年12月26日). 2020年12月10日 閲覧。
^ Streaming Songs
^ 2018年7月度認定作品一覧
^ 2019年11月度認定作品一覧
^ 2017年1月度認定作品一覧
^ 2017年2月度認定作品一覧
^ “2021年2月度 ダウンロード認定 ”. PRTIMES . 2021年2月1日 閲覧。
^ “宇多田ヒカル、最新アルバムが世界で10冠達成!全米でもTOP3入り ”. m-on (2016年10月4日). 2016年11月12日時点のオリジナル よりアーカイブ。2017年6月6日 閲覧。
^ “ja:Fantôme【CD】【SHM-CD】 宇多田ヒカル UNIVERSAL MUSIC STORE ”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2016年12月26日時点のオリジナル よりアーカイブ。2017年6月8日 閲覧。
^ “Fantôme - UTADA HIKARU / 宇多田光 - 台灣環球唱片公司 ”. UNIVERSAL MUSIC TAIWAN. 2016年10月15日時点のオリジナル よりアーカイブ。2017年6月8日 閲覧。
^ “包郵現貨 宇多田光2016新專輯:Fantome幻影CD+日文歌詞本 ”. 星外星唱片 (2017年1月11日). 2017年6月8日 閲覧。
外部リンク
宇多田ヒカルの作品 - 宇多田ヒカルの受賞とノミネートの一覧
シングル
日本語
CD
1990年代
2000年代
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2010年代
配信
先行配信
英語
その他
アルバム
日本語
EP
英語
シングル・コレクション
ベスト
非公認ベスト
トリビュート
参加作品
映像作品
関連項目
カテゴリ
第1回(2009年)
第2回(2010年)
第3回(2011年)
第4回(2012年)
第5回(2013年)
第6回(2014年)
第7回(2015年)
第8回(2016年)
第9回(2017年)
第10回(2018年)
第11回(2019年)
第12回(2020年)
第13回(2021年)
その他各賞
ニューブラッド賞
リビジテッド賞
ライブパフォーマンス賞
ベスト盤アルバム賞
第1回 (2009年) - 第13回 (2021年) カテゴリ
オリコン 週間
アルバム チャート第1位(2016年10月10日 - 31日付:4週連続)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
オリコン 週間デジタル
アルバム チャート第1位(2016年11月14日・21日(2週連続)・12月19日付:通算3週)
11月
12月
Billboard JAPAN アルバム・チャート「Billboard Japan Hot Albums」第1位(2016年10月10日 - 31日付:4週連続)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
Billboard JAPAN アルバム・セールス・チャート「Billboard Japan Top Albums Sales」第1位(2016年10月10日 - 31日付:4週連続)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月