(Fandango から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/19 22:35 UTC 版)
ファンダンゴ(スペイン語: fandango)はスペイン起源のダンス、またはそれとともに歌われる歌あるいは音楽。特にフラメンコで男女ペアで踊るダンスが有名。
元来はギターと手拍子またはカスタネットで伴奏する活気あふれるダンスで、英語などではその様子から派生した「馬鹿騒ぎ」の意味でも使われる。元は6/8拍子で、その後3/8拍子、3/4拍子にもなった[2][3]。
ポルトガル語の「fado」が語源であるとする説があり、1995年時点で異説はない[4]。「fado」の語源は、ラテン語で宿命を意味する「fatum」に遡れるといわれる[4]。
1712年にアリカンテの司祭がカディスのファンタンゴ(踊り)を記録している[4]。当時、カディスは貿易港として栄えており、ラテンアメリカとの文化交流があったため、ファンダンゴの起源はラテンアメリカやカナリア諸島にあるとする説がある[4]。ただし、アフリカやアラビア半島に源流を求める説もないわけではなく[4]、中世のイスラム世界の歌謡の名残という指摘もある[5]。
18世紀末にはスペインのみならずヨーロッパで知られ、バレエやオペラにも取り上げられた[4]。クラシック音楽でも、モーツァルトの『フィガロの結婚』を始め、多数の作品に残る[4]。
フラメンコに取り入れられ、地方によって独自の様式が生まれた[5][2]。マラガではマラゲーニャ、グラナダではグラナイーナ、ロンダではロンデーニャといった変種があるが、これらの変種はファンダンゴとは別の曲種とされる場合もある[2][6]。
現在はスペイン、ポルトガルのほか、かつてスペインの植民地だったフィリピンなどでもダンスとして残っている[注釈 1]。また、メキシコ南部のベラクルス州では、人々が集いダンスを踊り楽器を奏で歌を歌う、コミュニティ全体で祝うパーティのことを「ファンダンゴ」と呼び、人々はベラクルス州伝統の音楽であるソン・ハローチョの演奏に合わせ、サパテアドを踊る[8][9]。
毎年初夏、ベテランズ・デーの頃、アメリカ合衆国のサンディエゴとメキシコのティフアナの間の国境の金網越しに、両国のあらゆる音楽を交換し合うFandango at the Wall(スペイン語: Fandango Fronterizo)が2008年以来開かれている[10]。この場合、ファンダンゴは「楽しい集まり」のような意味で使われている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/07 14:50 UTC 版)
| 『ファンダンゴ!』 | ||||
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| ZZトップ の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ハードロック、ブルースロック、サザン・ロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | ロンドン・レコード | |||
| プロデュース | ビル・ハム | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
| ZZトップ 年表 | ||||
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『ファンダンゴ!』(Fandango!)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、ZZトップが1975年に発表した4作目のアルバム。冒頭の3曲(LPのA面)はライヴ音源で、残り6曲(LPのB面)はスタジオ録音の新曲という変則的な内容。
LPのA面には、ニューオーリンズのウェアハウスで行われた公演のライヴ音源が収録された[3]。「監獄ロック」はエルヴィス・プレスリーのカヴァーで、「バックドア・メドレー」に組み込まれた「メロウ・ダウン・イージー」はリトル・ウォルターの歌唱で知られる曲のカヴァー。音楽評論家のデイヴ・ホワイトはAbout.comにおいて本作を「ライヴ・バンドとしての高い技量を披露している」を評している[4]。
本作はBillboard 200で10位に達し、前作『トレス・オンブレス』(1973年)に続き2度目のトップ10入りを果たした。1975年6月にはRIAAによってゴールドディスクに認定されている[5]。スタジオ録音の新曲「タッシュ」はシングルとしてBillboard Hot 100で20位に達し、バンドにとって初の全米トップ40シングルとなった[1]。また、ZZトップのアルバムとしては初めて全英アルバムチャート入りを果たしている[2]。
2006年にワーナー・ブラザース・レコードからリリースされたリマスターCDには、未発表のライヴ音源3曲がボーナス・トラックとして追加収録された。
特記なき楽曲はビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ベアードの共作。
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