『フロントミッション サード』(FRONT MISSION3)は、1999年9月2日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたPlayStation(以下、PS)用ゲームソフト。ジャンルはシミュレーションRPG。
概要
フロントミッションシリーズの第3作目(外伝である『GH』『FA』を含めると第5作目)。キャッチコピーは「さらに深く、速く、リアルに。完成された第三のドラマ。」で、テーマは「人類は何も学ばない」。
本作は発売元であるスクウェアによる開発だが、前作までを開発したジークラフトはスクウェアに編入されており、主要スタッフは共通している。シナリオは前作までの岩崎秀雄に代わり、前作にディレクターとして参加していた米坂典彦が手掛けている。
日本国内では1999年9月2日に発売された。その後、2000年に「ミレニアムコレクション」、2002年に「PS one Books」、2003年に『フロントミッション ヒストリー』(『1ST』、『2nd』、『3rd』の同梱セット)、2006年に「アルティメットヒッツ」として再版を重ねている。2009年3月25日よりゲームアーカイブスで配信されている。
2025年6月26日にはNintendo SwitchとNintendo Switch 2でHDリメイク版の『フロントミッション サード:リメイク』(frontmission 3:Remake)が配信され、2025年9月18日にはパッケージ版(Switch)が発売された。。
本作は均等な熟練制やスキル修得システムの導入により、シナリオの進行に従って「ラスボスを倒す」という本来の目的以外に、これらのシステムを利用して最強のキャラクターを育てるというやり込み目的で遊ぶこともできる。
戦闘シーンの簡略化がなされたことにより、マップのグラフィックが前作と比べてさらにリアルになっている。人物やヴァンツァー・戦車・ヘリのHP・AP・スキル等を表示するステータスウィンドウのフォーマットも本作で確立され、以降の作品も本作をほぼ踏襲したフォーマットが採用される。
以下に、本作で取り入れられた主なシステムを挙げる。
ダブルフィーチャー・シナリオ
シリーズでは唯一となる、マルチエンディング方式(後述)を採用しており、ゲーム序盤に発生する選択肢により「アリサ編」と「エマ編」にストーリーが分岐する。双方のストーリーではシナリオ名に冠せられたメインヒロインのほか、主人公の所属勢力や参入キャラクターも大きく異なるものとなっている。
準フリーパーティ
主人公を含む仲間キャラクターをある程度自由に選び、パーティを自由に編成するキャラクターメイキングのシステムが取り入れられている。
パーティの編成はミッション開始前に行う。最終的に仲間になるのは8人であり、一マップに参戦できるのは最大4人である。ただし、必ずしも4人で戦闘しなければならないわけではなく、主人公一人もしくは主人公抜きでも戦闘をすることも可能。
戦闘システム
本作は戦闘システムでも新要素がいくつか見られる。
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ステータス
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本作では熟練値を採用しており、全25段階(A→A☆→A☆☆→A☆☆☆→B→B☆→…→F☆☆→F☆☆☆→S)存在する。これが低過ぎると戦闘は苦戦し、逆に高過ぎると戦闘終了後の評価が低下しやすくなる。
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なお、ステータスが評価値(後述)と連動するというシステムは本作のみであるが、ヴァンツァーの乗換えや武器の変更によって対処は可能である。
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一方、APシステムが簡略化され、この点は『4th』『5th』でも継承された。
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評価値
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本作では膨大な数のステージ(各シナリオ合わせて120以上)が存在するが反面一つ一つは狭く、短くなっており、1マップにおける攻略はコンパクトなものとなった。評価値はその一環として生まれた要素で、総ダメージ量 ・敵撃破数などによってプレイヤーの力量が評価されるシステムである。
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高評価を重ねた場合、後述のシミュレーターにおいて、出現する敵機に変化が生じる。
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シミュレーター
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シナリオ進行に関係なく自由にプレイ可能な戦闘マップ。他のシリーズで言う闘技場にあたる。
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APシステム・エースポイント
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後述の改造システムと連動し、属性防御力・命中率・バーニア・ローラーダッシュ・回避率にAPを割り振ることで機体の性能を向上させることが出来る。
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エースポイントは敵のパーツを破壊することによって得られ、パイロットのAPを向上させるポイント。
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スキル
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前作よりもスキルの数が大幅に増加すると共に系統別に整理され、以後のシリーズにおけるスキル体系が本作で確立された。本作でのスキルの習得方法はパーツに依存しており、対応する武器を使用、もしくは状態に置くことによってランダムに習得するというものである。ただし、一部のCOMを装備することによって習得率は変化する。
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なお、全パーツに習得可能なスキルは存在するが、それらは全て異なる。前作にあったスキルチェーンも簡略化されて存在する。
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改造システム
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WAPを強化するシステム。本作ではWAPのHP・属性防御力・命中率・バーニア・ローラーダッシュ・回避率が強化できる。このため、前半の機体が後半になっても第一線での使用が可能である。
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射線
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本作より近距離武器の射程が増大し、障害物や高低差によって命中率が増減することとなった。これにより敵との位置関係や地形を如何に利用するか、という戦術が生まれる。また、本作では障害物の破壊も可能である。移動に関しては通常の歩行とローラーダッシュを切り替えられ、地形に応じた脚パーツの切り替えも重要になった。
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ディスチャージ・バトル・システム(Discharge Battle System)
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本作では敵のWAP、戦車、ヘリを奪い搭乗することが可能。敵のWAPからパイロットを強制排出もしくは機内のパイロットを倒した後、他の仲間がそのWAPに乗り込み、戦闘終了まで破壊されなかった場合にはそのWAPを入手することができる。また、捕獲することでのみ入手が可能なWAPも存在する。
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対人戦
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本作では対WAP用兵器を装備した生身の兵士も敵ユニットとして登場する他、敵・味方パイロット共に一律にHPが設定されており、機体から降りた場合も一つのユニットとして扱われる。
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人間ユニットはWAPと比較し耐久力は低いが、回避率が高く必ず先攻を取れる、ハンドガンでもステータス異常を起こせる等といったアドバンテージを持つ。
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ステータス異常
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本作から、次のステータス異常が新たに登場した。
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「強制排出」
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機体からパイロットを強制的に降ろさせる状態異常で、炎熱属性の攻撃やイジェクトパンチ等のスキルを使うと生じやすい。
天網
『2nd』に登場した「ネットワーク」の発展形。前作の企業・国家等のフォーラムを閲覧する機能に加え、作中の登場人物からメールが送られてくるなどの新機能を有する。また、ネットワーク上からショップを呼び出せたり、シミュレーターでの訓練を行うことも出来る。
天網内での行動によって、本編でのミッションでの行動に部分的な変化が起きる場合もある。
ストーリー
“兵器”M.I.D.A.S.と人工的に生み出されたイマジナリーナンバーの人類への逆襲が主題。当時から問題になった遺伝子操作問題や、巨大化してなお旧来と変化の無い国家構造等から“人間の存在とは何か?”という重大な問題を扱っている。
西暦2112年の物語を描いた本作は、第5作『FRONT MISSION5 Scars of the War』のストーリーと関連が深い。
主人公は19歳の青年であり、横須賀の軍基地で発生した爆発事件に巻き込まれ、世界をも巻き込む陰謀に仲間とともに立ち向かう。
キャラクター
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セマウン・フォーサイス
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O.C.U.軍タール基地指令。独断でM.I.D.A.S.投下を指示。
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メイヤー・エドワード (Mayer Edward)
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- 国籍:O.C.U.オーストラリア(父はオーストラリア人、母は日本人)
- 性別:女
- 身分:CISU所属エージェント
- 初期搭乗WAP:109式炎陽
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アリサ編にのみ登場。2112年時の日防軍クーデターを担当。
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愉快でかつ陽気だが、必要な時は真摯な答えを出すことが出来る人物。諜報員としては非常に型破りながら優秀であり、自身の性格とあいまったアプローチを行う。
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神宮寺静
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指名手配された亮五に助言のメールを送ってくる謎の人物。なお、エマ編とアリサ編でその正体が異なってくる。ただし、まどかという娘がいる点で共通。
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桐生悠一
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JBNNの記者で、横須賀基地爆破事件で指名手配された和輝に取材を申し込む。記事のアプローチは両編で異なってくるのだが、後の取材は功を奏した。
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水城舟穂高
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法学部国際政治学科2年在籍。高校生の時からモデルをやっている結構な有名人。帝北大学ミスコンにノミネートされており、日々ライバル視しているアリサと火花を(一方的に)散らす。趣味はコスプレで、作中で優勝させることによって『ゼノギアス』のエリィとマルーの格好をした彼女を見ることが出来る(ただし、通常の手段では彼女が確実に優勝する)。ただ、普段のキャンパスライフにおいて2人の仲はそう悪くないらしい。
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長谷川希里子
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アリサ編にのみ登場。亮五の担任を務める人物で、メールだけで登場。亮五の言を借りるなら結構な美人であるとのことだが、かなり危なっかしいところがあり、亮五にその身を案じられるほど。通称「はせぴょん」。
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磯貝国光
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守山基地指令。シビリアンコントロールの下、活動する軍人としての姿を体現したかのような人物であり、その意思は固い。
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喜多島
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海田基地指令。決断力に欠ける人物。
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盛忠之
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誠実な人物。過去に新条美穂と何らかの関わりを持っていた。
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五木修
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- 身分:日防軍曹長。海田基地所属。
- 搭乗WAP:110式陣陽、PAW2プロウブ
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日防軍クーデターにより落命。弟がいるらしい。
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武村伊佐夫 (Isao Takemura)
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- 国籍:O.C.U.日本
- 性別:男
- 身分:日防軍大佐(技術将校)
- 搭乗機体:永塞3型(エマ編)、109式炎陽(アリサ編)
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妻亡き後は息子和輝との折り合いに頭を悩ませている。ただ、責任者の割には相当な無茶をする傾向があり、和輝とは似たもの親子であることがうかがい知れる。10年前、友人の子として、アリサを引き取るが、その経緯は不明。最近は大きな問題を抱えているようで、表情が緩むことは無い。剣道、柔道、合気道などの段位は合計で12。かつて佐々木参謀長の部下として働いていたことがある。
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2112年のM.I.D.A.S.強奪に伴う騒乱の締めくくりである日防軍クーデターの首謀者に仕立て上げられる。経緯は別項を参照のこと。
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武村アリサ (Alisa Takemura)
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- 国籍:O.C.U.日本
- 性別:女
- 身分:帝北大学理学部放射線学科一年在籍。
- 初期搭乗WAP:メレディンM1
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『3rd』ヒロインの1人。和輝の義妹で、9歳の時に伊佐夫に養女として引き取られる。性格は喜怒哀楽がハッキリしており、父譲りの真面目さを持っている。出不精なため、兄によく引っ張り回されているが、はっきりとした芯の持ち主である。
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弓道部に所属しており、尊敬する人物は那須与一。2112年の一連の騒乱とは民間の放射線プロジェクトに偽装された軍の計画に参加してしまったことから関わることとなる。本人の意思とは別に大学のミスコンにノミネートされており、条件次第で優勝させることも可能。大食いらしい。
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佐々木正雄
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- 国籍:O.C.U.日本
- 身分:国防統合軍司令部参謀長官、陸軍東部方面隊司令官。
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能動的な国軍実現を志して「積極防衛構想」を唱える日防軍急進派のリーダー。平時は活動していない統合三軍を動かし、M.I.D.A.S.を奪取。日本の発言力強化を目論む。その言動は良くも悪しくも政治家然としている。
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黒井優二 (Yuji Kuroi)
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佐々木参謀長の懐刀として、2112年時の騒乱に関する作戦行動を一手に引き受ける。軍人としては非常に優秀であり、目的のためなら民間人すら犠牲に出来る覚悟を持つ一方で、それ以外では極力流血は避ける。以前アロルデシュ・クーデター後の治安維持任務についており、その惨状から、彼の非常に強い理想主義的性格が醸成された。
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後藤利明
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日防軍所属。名古屋化学工場にて和輝ら反クーデター派傭兵部隊と交戦。
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岡野
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状況対策課所属。ルカーヴの足止めをして黒井の到着を待つが命を落とす。
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新条美穂 (Miho Shinjo)
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- 国籍:O.C.U.日本
- 性別:女
- 身分:警察官(交通課特殊車両班)
- 初期搭乗WAP:108式強警(MHX-12Ver)
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アリサ編のみ登場。M.I.D.A.S.事件を目撃してしまい、日防軍に追われる身になってしまった女性警察官。彼女の身を案じた和輝らと行動を共にすることになる。非常におっとりした人物で、何事にも動じないマイペースさを誇る。その天然ボケの一方で、優れた分析力や数々の特殊技能を持つ。
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かつて、日防軍士官だった兄をアロルデシュ治安維持任務で亡くしている。彼女をモデルとした交通安全ポスターが発行されていたりする。
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その正体は日防軍情報部から送り込まれたスパイで和輝らの監視についていた。警察官の身分も偽装のためで、表向きには軍を退役してまで取得したもの。兄の死の原因は政府の欺瞞によって、戦闘行動を取ることすら認められず、前線に送られたためであり、それが彼女が佐々木や黒井の下でスパイとして動く行動原理となっていた。
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なお物語序盤における和樹達の会話の中で、十分な装備を持たずに派兵されて全滅した日防軍の部隊に関する話が出るが、この部隊が彼女の兄の所属部隊であったかは不明。ただ、この事件によって日本政府は「専守防衛」の原則こそそのままながら、従来に比べて積極的な武力行使を認め、国民もそれを容認した事が会話の中から窺える。
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武村和輝 (Kazuki Takemura)
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- 国籍:O.C.U.日本(生地:横須賀)
- 性別:男
- 身分:横須賀高等専門学校学生。霧島重工ヴァンツァーテストパイロット。
- 初期搭乗WAP:111式春陽(Mission1)、ゼニスレヴ(Mission2〜)
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『3rd』主人公。正義感が強く誠実だが、一度決めたことは頑として譲らない頑固な性格である。提案する戦法のほとんどが正面突破であったり、義妹アリサのこととなると見境の無い無鉄砲さを見せるなど勢いで攻めることが多い。
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母親は彼が12歳の時に病死。多忙な父伊佐夫が最期を看取らなかった一件以来、今も険悪な関係が続いており、冗談を言い合う仲の亮五でさえ踏み込むこと躊躇うほどの溝が空いている。幼いころにアリサが引き取られてから、和輝の後ろから離れないことが多かったため、それがアリサの安否に対する無鉄砲な行動の元となっている。
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草間亮五 (Ryogo Kusama)
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- 国籍:O.C.U.日本
- 性別:男
- 身分:横須賀高等専門学校学生。霧島重工ヴァンツァーテストパイロット。
- 初期搭乗WAP:111式春陽(Mission1)、107式強盾(Mission2〜)
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和輝からは中学時代からの付き合いで、無二の親友。性格はかなりいい加減で緊迫した戦場で学生気分のまま参戦したりするが、いざという時には優れた判断力を見せる。女好きで、現に作中では複数の女性とメールのやり取りをしている。アリサ編ではしばし新条の天然ボケに悪乗りし、高まってきた緊迫感を台無しにする場面が見られる。
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小池英一
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霧島重工でWAP開発をしている研究員。妻と幼い息子がいる。
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ホセ・アストラーダ (Jose Estrada)
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- 国籍:O.C.U.フィリピン
- 性別:男
- 身分:O.C.U.フィリピン軍狙撃部隊所属
- 初期搭乗WAP:110式陣陽(エマ編M19)、PAW1パーレイ(パーティ加入時)
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かつては狙撃手として将来を嘱望されていたが、作戦行動中に民間人(自分の恋人)を誤って殺害し、その悔悟からあえて退役せずに命令違反や上官反逆を繰り返すようになる。以後、逮捕・監禁されていたが、和輝達の侵攻を食い止めるために禁を解かれ、再び戦場に赴くことになる。
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顔のモデルはトム・ハンクス。
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ファム・ルイス (Pham Louys)
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- 国籍:O.C.U.フィリピン
- 性別:女
- 身分:フィリピン反政府ゲリラ(PLP)
- 初期搭乗WAP:ゼロス
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フィリピン有数の富豪ルイス家の令嬢。ルイス家は反政府軍に資金援助を行っており、彼女もまた一員としてヴァンツァーに乗って戦っている。お目付け役としてピトエフという執事がおり、彼女は嫌がりつつも彼を大切にしているようである。
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地元商店街ではクレーマーとして有名。ヌイグルミ好きらしい。
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ウェルズ・ピトエフ (US版:Pierre Wells)
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- 国籍:E.C.イギリス(カーディフ出身)
- 性別:男
- 身分:ルイス家主任執事
- 搭乗WAP:永塞3型
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ルイス家に長年仕える執事。ファムを出撃させると彼もNPCとして戦闘に参加する。ヴァンツァー操縦の腕も確かで、ファム達を逃がすために陸空を覆うO.C.U.軍機の群れの中へ単機で突っ込み、生還するほどである。
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ユン・ライファ (Yun Reifa)
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- 国籍:O.C.U.シンガポール
- 性別:女
- 身分:スペンダー
- 初期搭乗WAP:PAW2プロウブ
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スペンダーの世界では随一の腕を持つといわれる少女で、「マネーメイカー」の異名を馳せる。親を亡くした出自と、育ててくれた師匠が遺した訓辞から金にはがめつい。
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リニー・バリラー (Linee Barilar)
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- 国籍:O.C.U.インドネシア(スラウェシ島出身)
- 性別:男
- 身分:バリラー畜産実験場主任
- 初期搭乗WAP:メタンヴァンツァー、フォーラM12A
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エマ編にのみ登場。バリラー一家の御曹司。ファム・ルイスとは親戚の関係。総帥である父と共にメタンヴァンツァーの開発・販売を行い、営業のために単身で世界各地を旅していることもある。奇人変人揃いの一家の中でも一風変わっており、坊ちゃん育ちのために人の話を全く聞かないがどこか憎めない男。
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家族構成は父母と祖父母、姉妹3人。
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パーティーメンバーの中で唯一、解説書に記載されていない。一部の攻略本では得意武器はマシンガンとされているが、加入時の武器はミサイルである。
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エミール・クラムスコイ(声:久川綾) (Emir Klamskoi)
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- 国籍:U.S.N.(ロシア系?)
- 性別:女
- 身分:USN特殊放射線アラスカ研究所所長。軍属として大佐に相当
- 初期搭乗WAP:ドレーグM2C
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『3rd』ヒロインの1人。愛称は「エマ」。穏やかで心優しい性格であり、誰でも平等に幸せになれる権利があると想っている。また、科学者であるにもかかわらずロマンチストな一面を見せることもある。
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ラーブヌイ共和国で生まれ育つが、12歳の時にU.S.N.に亡命。この時、両親のクラムスコイ夫妻はラーブヌイ側の追っ手であるヘリからの攻撃で死亡。その後、U.S.N.の研究所でM.I.D.A.S.の開発を行い、「M.I.D.A.S.の母」と呼ばれるほどになる。
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ルカーヴ・ミナエフ (Lukav Minaev)
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FIA西部/太平洋方面課課長。異例の若さで昇進を重ねたことから、己の能力に絶対の自信を持ち、他者を認めることは滅多に無い。
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2112年時は「MIDAS」奪回作戦の指揮を執る。経歴は以下の通り。2084年、インディアナ、インディアナポリス生まれ。04年、オーレン大学政治学部卒業後FIA入局。08年、メキシコ危機事件で功績を挙げ、09年、同主任に就任。11年、同課長就任。ラーブヌイの項では「ピエールヴィ=Z=ヴィェーシィ」を参照のこと。
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デニス・ヴァイカート (Dennis Vicarth)
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- 国籍:U.S.N.
- 性別:男
- 身分:FIAエージェント
- 初期搭乗WAP:レクソンM4F
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FIA西部/太平洋方面課主任。性格は実直かつ仕事第一主義なため友人は少ない。航空機とヴァンツァーのライセンスを所持。
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華蓮団とのコネクションを持っており、大漢中での作戦に大いに尽力した。
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ジョー・ペイカー (Joe Paker)
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FIA第6847特殊部隊「パープルヘイズ」隊長。音楽をこよなく愛し、リズムでWAPを操縦すると言い放つ陽気な人物。
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シンディー・ペザント (Cindy Peasant)
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パープルヘイズ副隊長。柔道2段。男勝りの女傑である。
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ガストール・マーザ (Gastor Mersa)
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パープルヘイズ隊員。博士号を持つ、インテリ軍人。
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マーカス・アレン (US版:Marcus Armstrong)
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- 国籍:U.S.N.
- 性別:男
- 身分:USN軍第94機動第3中隊隊長。階級は大尉。
- 初期搭乗WAP:グラップルM1
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豪快な人物で、ノリと勢いで作戦を指揮するタイプだが、任務達成率は高い。第2次ハフマン紛争に従軍経験もある。ただし、愛国心や正義感から軍務を優先するあまり家族サービスが疎かになり、結果妻とは別居中。また、2人の娘(双子)がいる。
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ミン・ホアンジュ(明 黄珠)
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大漢中人民共和国国家主席次官。2104年に搭乗していた政府専用機が墜落。同乗していた家族もろとも死亡した。
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ジエ・ボリアオ(介 博了)
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2112年時の国家主席。民主化運動を弾圧し、時代逆行的な社会主義政策をとる。
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リュウ ハイフォン(劉 海峰) (Liu Hei Fong)
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- 国籍:大漢中人民共和国
- 性別:男
- 身分:大漢中人民共和国軍中尉(情報部所属)。国家主席直属エージェント。
- 初期搭乗WAP:上帝1型
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謎に包まれたエージェント。性格は義理堅く、ある意味愚直ともとれる。最初に製造されたリアルナンバーの個体で、能力はRN中最高。バールに盲目的といえるほどの忠誠を誓っており、彼に害なすものには容赦しない。
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キム・ウィウェン
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大漢中人民共和国軍司令。コネだけで出世してきた。
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シア・ズウェン
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常強軍軍長。自らの能力を高く評価し、傭兵を信用していない。
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ハン・ワンダオ
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基隆基地司令、台湾方面を担当。自身の出世しか頭にない貪欲な性格であり、司令の地位にいるだけの能力も無いため、部下からの評判は悪い。リュウの事を一方的に嫌っている。
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コウ
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万安補給基地司令。
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シュイ・シュアン
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緊急展開軍軍長、武漢補給基地軍長。リィとは旧知の仲。正義感あふれる性格だが融通が利かないらしい。
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ツァオ・リンアル
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父が政治家であり、そのつながりで機動兵器に搭乗していた。
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スン・ウェイチョン
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増援として南京へ向かう際にエマ達と交戦する。
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ジュ・リエイン
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快速反応部隊隊長。
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リィ・ジャンメイ(李 占梅) (Li Xiang Mei)
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- 国籍:大漢中人民共和国
- 性別:男
- 身分:快速反応部隊元隊員
- 初期搭乗WAP:ゲイティ
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エマ編にのみ登場。ある作戦行動中、自分の村を焼き払ってしまい、家族や友人を失い途方に暮れ軍を退役。以後、単身で各地を回り圧制に苦しむ人々を救っている。快速反応部隊は10年前、ジエ国家副主席(当時)の指令である種の汚れた仕事を行っていたのだが、彼はその作戦にも参加している。
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顔のモデルはブルース・リーから。
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ラン・ショウホア(藍 寿華) (Lan Xiao Hua)
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- 国籍:大漢中人民共和国
- 性別:女
- 身分:快速反応部隊副長。
- 初期搭乗WAP:鉄騎4型
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過去、反政府組織の戦闘に巻き込まれ、夫と子供を失う。その復讐のため軍に入隊した。無駄を嫌い、任務遂行を第一に考えるためジュ隊長の信頼も厚かった。プライベートではロマンチストで、時に憂うような瞳を見せる。
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ミン・コォワン
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大漢中人民共和国国家主席次官ミン・ホアンジュを父に持つ。
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ホアン・モッグション(黄 漠順)
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団長。白政権下では副主席にまで登りつめるが、ジエの主席着任に伴い政府を追われる。華蓮団の団長としてのリーダーシップは誰もが認めるところだが、実質的な指揮は白派として介に退けられた李王桂陸軍准将とその親衛隊がとっているという情報もあるので、実際の彼の役割には疑問符が付く。
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ルオ・チェン(羅 陳)
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副団長。情報分析、事務業務担当。広州本部詰め。25歳。
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チャン・ヨウニン(張 永年)
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福州支部長。各地の支部を纏める華蓮団の要でもある。37歳。
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ユエ・ユイジャン(岳 字江)
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桂林支部長、名誉戦闘顧問。数々の壮大な伝説を持つが、それがどこまで本当のことかは不明。作中に登場する合成写真の元ネタは『機動武闘伝Gガンダム』らしい。71歳。
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ジュウン・ソンヤン(朱元 宋洋)
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華蓮団第一軍軍長。工作部隊隊長であり、元は常強軍工兵師団の師団長を務めていた。34歳。
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リン・チャオホワ(林 抄華)
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父は大漢中軍の高官だが、父の行為に反発し弟と共に華蓮団に入団。21歳。
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リン・ウォベン(林 臥奔)
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チャオホワの弟。ホアンに能力を認められ、輸送部隊を一手に仕切る。17歳。
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ゲーム中のステータスでは姓がタンになっている。
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ジョウ・リェンホワ(周 連花)
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華蓮団第二軍軍長。空中輸送を一手に仕切る。元は常強軍空挺部隊の隊長。
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スゥ・シエセン
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リェンホワの部下。やや気の弱い面が見られる。
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ウェイ・チェンイ
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ジャーナリスト。デニスとは学生時代からの間柄。イマジナリーナンバーに関する情報を「特ダネ」として追っており、その関係でデニスと再会する。
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ジュン・シリアン
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哮天雷関設計主任補佐。機密保持のため要塞建造に関わった技術者はすべて抹殺されたが、彼は唯一生き残った。主任の娘であるメイリンという恋人がいる。
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ソン・グァンレイ
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無錫で自動車修理工を営むU.S.N.の工作員。エマ編ではホセ(リィ)と再会するも殺害された。アリサ編ではルカーヴの差し金で殺害された。
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ランフォン
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グァンレイの娘。父が殺害された後は華蓮団に身を寄せる。
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タン・リシアン
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鎮遠に居住。国家主席次官の搭乗した専用機が墜落した際、同乗していた子を救助。以後、姉代わりとなって彼を育ててきた。
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ウェン・シャンザイ
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上海を中心に活動するスペンダー。デニスとルドルフの2人と交友を持っていたが、その仲は芳しくない。
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バール・ゴルボフスキィ
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大漢中人民共和国駐在大使。88年にオルシャ国営科学研究所所長となるが、2110年、研究失敗の責任をとり辞任。現在の地位に至る。本国からの信頼度は高くなく、むしろ警戒の対象である。また、研究成果の私物化も見受けられる。ルカーヴに裏切られる。
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ピエールヴィ=Z=ヴィェーシィ
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2084年、ラーブヌイでイマジナリーナンバー第1号にして製造される。後に製造されたINを圧倒する最高の能力と安定した精神を持つと謳われるが、後に精神障害が認められ、ゴルボフスキィはこれを処分したとある。
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エミール・クラムスコイ(声:久川綾) (US版:Emir Klamsky)
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2090年、オルシャ研究所製。アリシアーナとは造られた材料を同じとする“姉妹”。それ以降はU.S.N.の欄を参照のこと。
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アリシアーナ・クラムスコイ (US版:Aliciana Klamsky)
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2093年、オルシャ研究所製。クラムスコイ夫妻はエミールを連れ亡命を試みるのだが、アリシアーナに関しては、その直前に友人の手を借りて単身亡命させた。それ以降は日本国防軍の欄を参照のこと。
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セロフ・ウォーレン (Serov Wallen)
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O.C.U.陸防軍技術研究所第1特兵開発部第2部長。INとしての完成度は大して高くなかったようである。肉体的な異常は無いものの軽度のパラノイア系精神疾患を抱え、投薬治療を受けている。よって、接触には注意が求められる。
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イヴァン・ラーザレフ (Ivan Larzalev)
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イマジナリーナンバーとしての完成度が高く安定していた優秀な個体。上海研究所から脱走後、機密書類の持ち出しが認められ、危険視される。後に処分(殺害)されるが、和輝達と出会い、彼らに重大な事実を伝える。
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アンソニー・パーキンス(ノーマン・ベイツ)
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2111年3月、U.S.N.での調査任務中に行方不明。ヴァージニア連続殺人事件(総数17件、犠牲者23名、行方不明者を含めると更に膨れ上がる)の容疑者ノーマン・ベイツとしてFBIに逮捕される。逮捕時の精神状態は完全に破綻していたものの知能は優秀で、取調べ時には、13以上の言語を組み合わせた会話を行っていた。
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ノーマン・ベイツとはUSNのマスコミがつけた俗称。
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ロザヴィア=グレーフェ (US版:Rosavia Gray)
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戦闘部隊所属。全IN中、最も感情に乏しいらしい。
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アンジオール=ボグダーノフ (US版:Jared Bogandof)
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戦闘部隊所属。ロザヴィアと並ぶルカーヴ直属の部下。
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ゲーム中ではジオールという名である。
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グルーブ・プローブヌイ
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- 搭乗WAP:奇兵0型(エマ編)、瞬王1型(アリサ編)
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戦闘部隊所属。
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ルドルフ・カイザー
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- 国籍:?(ドイツ系?)
- 性別:男
- 身分:セントピード(大漢中名:呉龍)隊長。元EC陸軍少佐。
- 搭乗WAP:グリレゼクス
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個性豊かな隊員達を緩くも纏める隊長。歴戦の傭兵らしく金が唯一の友とうそぶく。シビアな戦場においてもジョークを置き忘れることの無い好漢である。
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レベッカ・シドンズ
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- 身分:セントピード副長兼作戦立案担当。
- 搭乗WAP:ウィスク
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通称“プリティ・リッチー”。直感は鋭いがやや短気。狙撃はWAPでなら4kmのホールショットを可能とするほど。
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ハタリ・カウティリヤ
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- 身分:セントピード情報部門担当。元E.C.情報部中央アジア現地活動員。
- 搭乗機体:ビーネドライ、太塔4型
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ルドルフと共に呉龍を創設。基本的には温厚な性格。
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グレゴリ・ヘンゲル
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通称“ヴィンデ・ノワール(黒い暴風)”。彼もエミリオ同様、好戦的な性格である。格闘戦を得意とする。
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エミリオ・グスリー
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WAP操縦に関しては天才的な腕を持つ。その腕前は「遺伝子にヴァンツァーのOSを書き込まれて生まれてきた」といわれるほど。しかし性格にやや難があり、非常に好戦的な性格かつ超わがまま。
ゲーム音楽
本作は時代設定が第2作よりも未来であることから、葉山宏治は第2作よりも切なく、かつそれとは逆に爽快な志向で作曲した。
松尾早人が作曲した通常戦闘の曲『侵略』は、岩崎英則によりアレンジされ『FMO』での通常戦闘曲や『5th』のサバイバルシミュレーターの曲として使用されていることもあり、シリーズ中かなりの頻度で登場する曲となっている。
スタッフ
- ディレクター:土田俊郎
- シナリオ:米坂典彦、松田一宏
- メインキャラクターデザイン:山田章博
- SLGマップデザイン:窪洋一
- メイングラフィック:どうもとあつし
- 音楽:葉山宏治、松尾早人、SHIGEKI(林茂樹)
- プロデューサー:山下弘二
- エグゼクティブプロデューサー:武市智行、坂口博信、鈴木尚
リメイク版
オリジナル版からの変更点は以下の通り。
- エースランクを上げるためには50→100→150とレベルごとに50加算される仕様となっていたがアップデートで撤回された。
- オリジナル版のグレネードは着弾点は100%、着弾から1マス隣は75%、2マスは50%ダメージという仕様だったが、どのマスにおいても100%ダメージとなった
関連商品
発売に先駆け、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』の初回盤の付属ディスク「SQUARE'S PREVIEW Vol.5」に本作の体験版が収録されていた。
発売から数ヶ月間、コトブキヤからアクションフィギュアとしてゼニスレヴ、107式強盾、メレディンM1、ドレーグM2C、グリレゼクス、瞬王1型(製品名はI.N部隊専用ヴァンツァー)、冷河1型が発売・販売されており、ステッカーやテレホンカードもスクウェアから発売・販売された。
関連項目
外部リンク
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