出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 06:12 UTC 版)
『FOOL'S MATE』(フールズ・メイト)は、1977年に創刊された日本の音楽雑誌。2012年12月発売の第376号をもって、以降の新刊の発行を停止[1]。
1977年に初代編集長でもある北村昌士によって創刊(創刊号は1977年8月号)。当初の判型はA4判で、後にB5判になり、現在はA4変型である。
"fool's mate"はもともとはチェスの用語で、白黒双方が協力して最短でチェックメイトに至る手のことであるが、本誌の誌名は直接的には、ピーター・ハミルの同名のファースト・ソロ・アルバムから採られている。
プログレッシブ・ロックやニュー・ウェイヴといった当時の先端的な音楽を中心とし、ウィリアム・バロウズなどのサブカルチャーまでを取り扱った。
北村以外には、北村の後に編集長となった羽積秀明、瀧見憲司らが編集に携わり、メルツバウの秋田昌美らも記事を執筆していた。
1990年代に入ると、『FOOL'S MATE』は通巻100号を機に洋楽専門誌と邦楽専門誌に分割された。洋楽専門誌は『MIX』となり、後に『remix』に改名しクラブカルチャー誌となった。一方、邦楽専門誌は本誌の誌名を継いだが、後にヴィジュアル系ロック専門誌に衣替えして初期とはまったく異なる内容となった。 『remix』は七尾旅人が表紙の2009年10月号で編集部が総入れ替えになるとアナウンスされたが、続刊はなくそのまま休刊した。
2013年3月14日、ニコニコ生放送「FOOL'S MATE channel」開設[2]。現在は、FRESH! by CyberAgentでも生配信している。
(FOOL'S_MATE から転送)
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フールズ・メイト
白のキングは詰んでいる。 |
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チェスにおけるフールズ・メイト(Fool's mate)は、最初の状態から最短の手数で詰みにいたる手順である。"Two-Move Checkmate"とも呼ばれる。
冒頭の詰みは以下の手順である。
手順前後やポーンの位置の違いによるバリエーションが数通りある。
| この記事では、チェスのムーブを記述するために代数式表記法を使用している。 |
フールズ・メイトは、白が非常に誤った(「愚かな」と言い換えることができる)指し方をしなければ発生しないためこの名が付けられている。しかし、初心者レベルの対局でもこの詰みが現れることはほとんどない。
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同種の詰みは対局がもう少し進んでから起きることもある。例えば、1896年のフランク・メルヴィン・ティード(Frank Melville Teed)とユージン・デルマー(Eugene Delmar)の対局では、ダッチ・ディフェンスからこの詰みが発生している[1]。
同様の詰みはフロム・ギャンビットから発生することもある。一例は以下の手順である。 1. f4 e5 2. g3? exf4 3. gxf4?? Qh4#
さらに広義には、フールズ・メイトという言葉は同種の短手数の詰み全般を指す。1. e4 g5 2. d4 f6?? 3. Qh5# のような手順がその一例である。基本的なフールズ・メイトのパターンは、詰まされる側がf,g列のポーンを前進させ、邪魔がいない斜め方向からクイーンで詰ますものである。フールズ・メイトが報告された事例としては、1959年の Masfield と Trinka[2]による3手(1. e4 g5 2. Nc3 f5?? 3. Qh5#)のものがあるが、おそらく作り話であると考えられている [3] [4] [5] [6] [7]
更に広義には、チェス類全般の同様な形の最短手数による詰みを指す。例えば、プログレッシブ・チェス(en)におけるフールズ・メイトは 1. e4 2. f6 g5?? 3. Qh5# という手順である。
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同種の手順がジョアッキーノ・グレコの1625年の著作にある。
将棋においては、初形から6手で詰みにいたる手順が知られている。この手順はルール上詰んでいるが、先手には(無駄な)抵抗の余地がある。
以下は、初形から7手で後手玉を詰ますパターンの例であるが、他にも複数ある。