以下の内容はhttps://www.weblio.jp/content/FLIRより取得しました。


航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++

【FLIR】(ふりあ)

Foward Looking Infra Red (前方赤外線監視)

赤外線センサー備えパイロットに昼夜問わず明瞭な地形映像提供するセンサー
爆撃に際して目標指示、及び夜間地形追随飛行用いられる

世界中戦闘機夜間戦闘能力対地攻撃能力与えてマルチロールファイター変えた、とまで言われる革命的装置一つであった

また、有視界飛行への依存度が大きヘリコプターにとっても非常に有用な装備である。
軍用ヘリコプター作戦遂行能力大きく向上させる他、捜索救難分野では軍民問わず重宝する

flir.jpg
Photo:MASDF

F-14「ボムキャット」に装着されたFLIR(LANTIRN)


ウィキペディアウィキペディア

FLIR

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/16 08:12 UTC 版)

捜索救難活動中に撮影された赤外線画像 (哨戒艇が画面右上の救命筏を回収しようとしている)
AH-64攻撃ヘリコプターによって撮影された赤外線画像

前方監視型赤外線装置forward looking infra-red, FLIR[注 1])は、熱線映像装置の一種[2]

遠赤外線(熱赤外線)を検知して、画像上のピクセルの輝度によって、観測領域の温度分布を表示できる[2]。特性はサーモグラフィーと近いが、モノクロ表示で周囲と温度差のある部分を白(または黒)で強調して表示する。

基本原理

常温範囲内の目標は、主として遠赤外線(波長6 - 15マイクロメートル)の領域で熱放射する。FLIRはこの領域の光を検知することで、光源の有無に関わらず使用できるという点で、可視光TV装置や微光暗視装置より優れている。また温度や赤外線放射率によって物体を精査することも可能であることから、植生や偽装による隠蔽への対抗策としても期待できる[2]

最初期に用いられていた直列処理(serial processing)型のシステムでは、小さな赤外線センサで2次元視野の全域を走査するため、俯仰角方向および方位角方向それぞれ1枚ずつの走査を用いてラスタースキャンを行っていた[3]。このシステムでは、画面解像度は走査線内のサンプル数と平行線の間隔によって決定された。その後、微細加工技術の進歩に伴って赤外線センサが1次元の直線型アレイになると、センサアレイの各素子が1つの角度セグメントを担当し、一連の測定値を取り込むことから、鏡が1枚で済むようになった[3]。このシステムを並列処理(parallel processing)型と称する。更に集積回路化が進み、赤外線センサが焦点面検知素子2次元アレイ(focal plane array, FPA)となると、装置自体の走査機構は省かれ、視野全体を瞬時に取り込めるようになっている[2][3]

なお、熱線映像装置には、FLIRのほかに下方監視型赤外線装置(down looking infrared, DLIR)と呼ばれる方式もある。これは航空機などプラットフォームに一次元赤外線ラインスキャナ(IRLS)を設置し、その進行によって画像を構成するものである[2][4]。また、赤外線捜索追尾システム(IRST)は、目標を画像としてではなく点として認識し、これを追尾する機能に重点を置いている[5]という点で、FLIRとは原則的に異なるものであるが[2]、例えばAN/AAQ-40 EOTSのように、FLIRとIRSTを適宜に切り替えて使用できるシステムも登場している[6]

FLIRの用途

脚注

注釈

  1. ^ FLIRはこの種の装置を手がけるフリアーシステムズ商標になっている[1]

出典

  1. ^ 商標照会(固定アドレス)”. J-PlatPat. 2020年3月4日閲覧。
  2. ^ a b c d e f アダミー 2014.
  3. ^ a b c 増谷 2000.
  4. ^ 寺薗, 日高 & 中辻 1979, pp. 191.
  5. ^ 増谷 2000, p. 5.
  6. ^ ロッキード・マーティン (2014年). “F-35 LIGHTNING II EOTS - Superior Targeting Capability” (PDF) (英語). 2016年1月2日閲覧。
  7. ^ 水野, 貴秀、川原, 康介、山田, 和彦「ビーコンを使った帰還カプセルの捜索システムとその運用(<特集>小惑星探査機「はやぶさ」の帰還と回収)」『日本航空宇宙学会誌』第60巻第7号、2012年、doi:10.14822/kjsass.60.7_250 
  8. ^ a b c 寺薗, 日高 & 中辻 1979, pp. 188–189.
  9. ^ 堀野, 眞一、大井, 徹、三浦, 慎悟「赤外線によるニホンジカ空中センサス法の開発」『哺乳類科学』第33巻第2号、1994年、doi:10.11238/mammalianscience.33.99 
  10. ^ クランシー 1997, p. 83, 186.
  11. ^ クランシー 1997, p. 83, 183.
  12. ^ Gert van Meijeren「石油タンクからの炭化水素蒸気放出の赤外線による測定」『圧力技術』第52巻第5号、2014年、doi:10.11181/hpi.52.266 
  13. ^ 横尾, 亮彦、宮縁, 育夫「2014年11月から始まった阿蘇火山中岳第一火口の噴火活動」『火山』第60巻第2号、2015年、doi:10.18940/kazan.60.2_275 

参考文献

外部リンク





以上の内容はhttps://www.weblio.jp/content/FLIRより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14