FLACとは、オープンソースソフトウェアとして開発・提供されている、可逆圧縮が可能なオーディオファイルコーデックの一種である。
MP3やAACなどの不可逆圧縮形式のコーデックは、圧縮効率を高めるためにデータの一部を削減している。これに対してFLACは、可逆圧縮を行うため、元のデータと全く同じデータ内容を復元することができる。FLACの圧縮率はおよそ50パーセントとなっている。
FALCはオープンソースソフトウェアとして配布されているため、利用に当たってライセンス料を支払う必要がないという利点もあることから、音質を重視する音楽配信サービスなどにおいてFLACが採用されるケースも多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/10 08:35 UTC 版)
| |
|
| |
|
| 開発元 | Xiph.Org Foundation, Josh Coalson |
|---|---|
| 最新版 |
1.5.0 / 2025年2月11日
|
| リポジトリ | |
| 対応OS | Windows、macOS、Linux、他 |
| プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
| 種別 | オーディオコーデック、音声ファイルフォーマット |
| ライセンス | コマンドラインツール: GNU GPL ライブラリ: BSDライセンス |
| 公式サイト | xiph |
| 拡張子 | .flac |
|---|---|
| MIMEタイプ | audio/x-flac[注釈 1] |
| マジック ナンバー |
fLaC[1] |
| 種別 | オーディオ |
| 国際標準 | RFC 9639 |
| オープン フォーマット |
Yes |
FLAC(フラック、Free Lossless Audio Codec)は、オープンフォーマットの可逆圧縮音声ファイルフォーマットである。
可逆圧縮であるため、元の音声データからの音質の劣化が無い。2015年現在、Oggプロジェクトの可逆圧縮コーデックとして採用されている。通常のFLACファイル (.flac/.fla) だけでなく、Oggファイル (.oga/.ogg) やMatroskaファイル (.mkv/.mka) などのメディアコンテナに格納することもできる。
一部の変換ソフトには、無圧縮形式に変換可能なFLAC Uncompressedというオプションが用意されている。
量子化ビット数は4bit - 32bit[注釈 2]、サンプリング周波数は1Hz - 1,048,575Hz(1,048kHz/1.05MHz)、チャンネル数は1ch - 8ch[注釈 3]をサポートしている[2]。
リファレンス実装はオープンソースとして開発されており、ライセンスに関しては以前はGPLが適用されていたが、Oggプロジェクトに加わった際にコアライブラリは修正版BSDライセンスへ変更された。
ハイレゾ音源の配信によく使われるが、FLACは前述の通りハイレゾ以外の音声データも格納できるため、CDからのリッピングなど元の音源の種類によってはこの限りではない。
2024年12月、FLACは RFC 9639で正式に規格化された[3]。
FLACには無圧縮形式への変換がオプションとして用意されている。可逆圧縮形式のFLACと区別するために、無圧縮形式のFLACをFLAC Uncompressedとしている。
変換にはdBpowerAmpやXrecode II、Xrecode 3などの変換ソフトが必要。
固有名詞の分類