(FINAL_FANTASY から転送)
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| ジャンル | ロールプレイングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ (FC)
対応機種一覧
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| 開発元 | スクウェアAチーム |
| 発売元 | |
| プロデューサー | 宮本雅史 |
| ディレクター | 坂口博信 |
| デザイナー | 田中弘道 河津秋敏 |
| シナリオ | 寺田憲史 河津秋敏 |
| プログラマー | ナーシャ・ジベリ |
| 音楽 | 植松伸夫 |
| 美術 | 天野喜孝 |
| シリーズ | ファイナルファンタジーシリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
発売日一覧
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| メディア | 2メガビット+64キロRAMロムカセット[1] |
| 売上本数 | FC版: |
| その他 | 型式: |
『ファイナルファンタジー』(FINAL FANTASY、略称: FF、ファイファンなど)は、1987年12月18日に日本のスクウェアから発売されたファミリーコンピュータ用コンピューターRPG。ファイナルファンタジーシリーズの第1作目。
開発はスクウェアAチームが行い、プロデューサーは宮本雅史、ディレクターは坂口博信、ゲーム・プログラミングはナーシャ・ジベリ、ゲーム・デザインは田中弘道、河津秋敏、シナリオは寺田憲史と河津、音楽は植松伸夫、キャラクター・デザインは天野喜孝が担当している。
4人の戦士を操作し、土・火・水・風の4つのクリスタルの輝きを遮る「4体のカオス」を倒して暗黒に包まれた世界を救う事を目的としたゲーム。当時人気となっていた同ジャンルのゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』に先駆けて、キャラクターの職業選択や空中を移動する飛空艇の存在などを取り入れていた。
タイトルにナンバリングはされておらず、当初の正式タイトルは単に『ファイナルファンタジー』であるが、続編と区別するために『ファイナルファンタジーI』(ファイナルファンタジーワン、略称: FFI、FF1)、初代「ファイナルファンタジー」[3]と称されることもある。なお、リメイク作品には『I』の呼称がつけられる。この名称は後に発売されたファミコン版およびPlayStation(PS)版『ファイナルファンタジーI・II』とゲームボーイアドバンス(GBA)版『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』で採用されている。
ファミコン版の販売本数は日本国内で約52万本。また、ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にて、ファミコン版はゴールド殿堂入り、ワンダースワンカラー(WSC)のリメイク版はシルバー殿堂入りを獲得した。
『ファイナルファンタジー』というタイトルは、「ドラゴンクエストが『ドラクエ』という4文字だったので、同じく4文字で『エフエフ』という読み方で、略した時にはFFというアルファベットにしたい」という考えありきで、開発当初『ファイティングファンタジー』であったが、すでに海外のテーブルトークRPGで使用されており商標の都合で使えず、『ファイナルファンタジー』でいいんじゃないと軽い感じであったと坂口は述べている[4]。
ファイナルファンタジーシリーズの初作となる本作は坂口博信をはじめ、『サガ』(1989年 - )の河津秋敏、『聖剣伝説』(1991年 - )の石井浩一らが総力戦で作り上げた以降のスクウェアRPGの原点の一つであり、先発RPG作品の世界観をベースとしながらも独自の装飾によって個性的なファンタジーの様式を作り上げ、当時まだ『ドラゴンクエスト』(1986年)の模倣に留まっていたコンシューマRPGの分野に新たな流れをもたらす作品となった。
本作の大きな特徴の一つが変則的なスタイルで導入されるオープニングタイトルのシーンである。ゲーム本編はプレイヤーがフィールドに放り出される形で唐突に始まるのだが、ゲームが進行しおぼろげながら状況と目的が見えてきた所ではじめて物語の大きな目的が示され、美しいグラフィックや音楽と共に探求の旅へ誘う演出は本作の代表的なシーンとして知られ、その音楽はシリーズの代表曲として続編作品に広く使われる物となった。
「頻度の高いコマンドのショートカット」「全世界を見渡せるマップ」「エンカウントのない飛行乗り物」や「乗り物の高速スクロール処理」など他のRPG作品がスーパーファミコン世代になってようやく実装し始めるような洗練されたインターフェースが既に多く採用されている。またフィールドマップにおいてはファミコンの限られたVRAMをグラフィック描画に集中するプログラムテクニックによって滑らかな海岸線や立体的な質感の山岳などが表現されており、このためフィールドマップでは会話ウィンドウは開かない仕様になっている。
キャラクターメイキング要素を備えたファミコンRPGとしては『ドラゴンクエストIII』(1988年)に先駆けており、魔法を店で購入する独特のシステムや、属性や弱点を突いた多彩な戦術シチュエーション、どのジョブでもクリアできる自由度の高さなどといったやり込みやリプレイバリューの要素、また浮遊城や海底神殿などの幻想的なダンジョンの舞台設定やアニメーションで表現された戦闘シーン、要所で挿入される四天王的ボスとの対決や外来語の多用で異国的な雰囲気を盛り上げる演出手法など、コンシューマRPGにおいていち早く取り入れた作品だった。
ファイナルファンタジーシリーズの定番と言えるクリスタルや飛空艇(飛空船)、可愛らしい魔道士キャラクターといったお馴染みの要素も一作目から多く登場しており、超文明や歴史のループなど世界を形作る高次的な概念や、敵キャラクターにもカオス、四元素といった名前が与えられるなど、観念的な世界設定を使う手法も後のシリーズや派生的な作品に色濃く引き継がれている。
本作は4人パーティで進行するが、移動シーンの画面では先頭の1人だけが代表的に表示される。
移動中におけるアイテム・魔法の使用やステータスの確認などは、メニュー画面と呼ばれるサブ画面を開いて行う。また、町やダンジョンなどでは、決定ボタンを1回押すだけで目の前の人との会話をしたり、物を調べたりすることができる。
戦闘はターン制となっている。敵モンスターを全て倒すと戦いが終了する。主人公たち4人全員が死亡あるいは石化状態になるとゲームオーバーとなり、前回セーブを行った場面からの再開となる。
戦闘画面は、画面右側に主人公たち4人が縦に並び、画面左側に敵モンスターのグラフィックが表示されるサイドビュー方式。主人公たちが行動するときはキャラクターが実際に剣を振ったりする動作が見られ、HPが少なくなったりステータス異常に陥ったりすると、キャラクターが膝を落としてうずくまるようになっている。このように、「戦闘時に自分たちのキャラクターが画面に表示されてアニメーションする」RPGは、『ドラゴンクエスト』のような「敵モンスターだけが画面に表示される」方式が主流であった当時としては珍しいものであった。また、キャラクターやモンスターの行動時には「○○のこうげき」「○○は××をとなえた」のような文章による表現を使わず、行動したキャラクターと相手の名前、魔法や特殊攻撃などの名前、攻撃ヒット回数、ダメージポイントなどが、並んだウィンドウ内にそれぞれ表示されるだけである。このように、シリーズ第1作目の本作から既に戦闘時のビジュアル重視の作風が見られ、後の作品ではさらに文字によるキャラクターの行動の説明が少なくなっていくこととなる。
また、パーティは隊列になっており、上部に配置したキャラクターほど敵に狙われやすい。この隊列配置はマップ移動中にのみ変更することが可能である。なお、戦闘中に毒・石化・死亡状態になったキャラクターは、戦闘終了後自動的に最後尾へ下げられる。
キャラクターの職業によっては魔法を使用することができるが、本作では魔法はレベルアップによって覚えるのではなく、町の中にある「魔法屋」(黒魔法屋・白魔法屋)で購入することによってのみ習得できる。習得できる魔法は職業によって異なる。
魔法は1から8までのレベルに分かれており、各レベルごとに白魔法・黒魔法それぞれ4つ存在する。ただし一人のキャラクターが覚えられる魔法数の限度は1つのレベルにつき3つまでなので取捨選択することになる(FC版では一度覚えると消去できない)。また、魔法の使用回数は魔法のレベルごとに決められており、キャラクターのレベルが上がるほど、魔法の使用回数も増えていく(本作における「MP」とはこの「使用回数」のことを指す。宿屋に泊まることによりすべて回復する)。レベルが低いうちに高レベルの魔法を購入することも可能ではあるが、その魔法レベルの最大MPがゼロであればMPが上がるまで使用することはできない。
本作では後のシリーズと違い、魔法の全体化はできない。魔法ごとに敵全体、味方一人、自分のみなどの効果範囲が決められており、そのために後シリーズとは魔法体系も異なっている。本作固有の魔法としては、アンデッドにダメージを与えるディア系、味方全体を回復するヒール系などが存在する。他に、雷系の攻撃魔法が「サンダガ」でなく「サンガー」となっていたり、ケアルの第二段階の名前が「ケアルラ」でなく「ケアルア」であるなど、名称が異なる魔法もいくつかある。なお、本作には「アディア」のように「ア」をつけて強化される白魔法が他にも存在し、「アレイズ」のように後のシリーズに受け継がれたものもある。 ケアルアは『ファイナルファンタジーXIII』(2009年)で、初代以来の復活を遂げている。
ただしGBA版およびPSP版では魔法の回数制は廃され、新たに「MP」の数値が設定された。同様にMPを消費する『FFII』(1988年)や『FFIV』(1991年)以降のシリーズ(または『ドラクエ』)と近いシステムとなっている。
本作に登場する乗り物は4種類あり、プレイヤーが任意で操作できない乗り物として潜水艦がある。なお、船や飛空船(飛空艇)に乗っているときは、それぞれ波の音、プロペラの音が効果音として鳴るようになっている。
FFシリーズでは第1作目である本作からバッテリーバックアップが採用されている。ただし、ファミコン版はセーブデータを1本のカセットにつき1つしか記録できない。
本作では町の「宿屋」に泊まるか、あるいはワールドマップ上で「テント」「コテージ」などの宿泊用アイテムを使用することによってセーブするシステムである。ただし、GBA版、PSP版では移動中であればどこでもセーブが可能になっている。(ただし、追加ダンジョンの「時の迷宮」内部を除く)
ファミコン版でも宿泊用アイテム使用時にセーブするかどうかは任意だが、コテージはセーブを選択しないとMPが回復しない。セーブを選択してもセーブのタイミングがMP回復の前であるため、(直後に別のアイテムでセーブしない限りは)再開した際にMPが回復していない状態から始まるという仕様になっている。また宿屋に泊まる際には必ずセーブに同意しなくてはならないため、ファミコン版ではセーブせずにMPを回復させる手段が無い。セーブバッファは1つしか無いため前回のプレイデータを温存してゲームを進める事は困難だった。
船の中でAボタン(○ボタン)を押しながら、Bボタン(×ボタン)を一定回数押すと、ミニゲームの「15パズル」をプレイできる。クリアすると、ファミコン版では100ギルを得られ、リメイク版ではクリアタイム更新ごとに高額の賞金や貴重なアイテムを得られる。携帯電話(フィーチャーフォン)版には存在しない。
ファミコン版の15パズルはナーシャが勝手に入れたもので、周囲のスタッフはあまりに嬉しそうにそれを報告するナーシャを見て何も言えず、そのままとなった[5]。
本作ではオープニングがゲーム途中の1イベントであるため、普段はオープニングの音楽を聴く機会が無い。しかしこのミニゲームを起動することで、物語途中でもオープニングの音楽およびタイトルグラフィックの一部を視聴することができる。
FFシリーズでの「ジョブ」とは職業(キャラクタークラス)のことである。『ファイナルファンタジーIII』(1990年)の「ジョブチェンジシステム」が初出の語でありFC版『I』の頃は特別な呼び方は無かったが、現在では公式にもジョブの呼称が用いられている。
本作はゲーム開始時に4人のキャラクターのジョブを選択し、以降転職することはできない。物語の後半になると「クラスチェンジ」によって、それぞれの上位のジョブになることが可能。
クラスチェンジをすると新たな武器や魔法を扱えるようになり、キャラクターのグラフィックも変わる。クラスチェンジ後のグラフィックはファミコン版、MSX2版、ピクセルリマスター版ではクラスチェンジ前よりも頭身が高くなる。
矢印の右側に記した名称は、クラスチェンジ後のジョブである。
スタート時の選択画面では「戦士、シーフ、モンク、赤魔術士」(機種によって「戦士、シーフ、白魔術士、黒魔術士」)が表示されているが、どんな組み合わせでもクリアはできる。複数のキャラクターを同じジョブにもでき、プレイヤーの腕次第によってはクラスチェンジせずにクリアできる。
土、火、水、風の4つの力がさえぎられ、暗黒に包まれた世界。人々は世界を救う「光の戦士」の伝説を信じ、待ち続けていた。
長い長い旅の果てに、光の戦士の証である4つのクリスタルを手にした4人の若者がコーネリアの地へと辿りつく。そのころコーネリアでは、かつてこの王国のナイトであったガーランドによってセーラ姫がさらわれるという事件が発生していた。戦士たちは、王の願いを聞き入れ、ガーランドが立て籠もるというカオスの神殿へと向かうことになった。ガーランドを倒し、姫を取り戻した戦士たち。王はその感謝の印としてコーネリアの北にある橋を修復させた。失われたクリスタルの輝きを取り戻し、世界に再び平和をもたらすために、戦士たちは橋を渡り、未知なる大地へと旅立つ。
戦士たちは、クリスタルの輝きをさえぎる存在である土・火・水・風の「4体のカオス」を倒し、クリスタルの輝きを甦らせていく。しかし、すべての輝きを取り戻してもなお、世界に平和はおとずれなかった。
クレセントレイクの賢者たちは語る。すべての元凶は2000年前にいると。4つの力はその中心であるカオスの神殿へと集まっている。悪の源を叩くのだ。戦士たちは4つのクリスタルと黒水晶の力によって2000年前の「カオスの神殿」へと向かった。
2000年前のカオスの神殿の最下層にいたのは、ガーランドだった。一度は戦士たちに倒されたガーランドは4体のカオスによってゆがめられた4つの力で2000年前に飛び、そこに甦っていたのだ。そして、2000年後のためにふたたび4体のカオスを未来へと送り込む。ガーランドは「カオス」として、何度も繰り返される閉じた2000年の時の鎖の中で永久に生き続ける存在になっていた。
戦士たちはカオスに勝利し、時の鎖を断ち切った。世界もまた、元の姿を取り戻す。
人々は、戦士たちの活躍もゆがめられた世界のことも覚えてはいない。だが、心のどこかに残ったその記憶を「架空の物語」として語り続けるのだった。
本作はシリーズ中でも特に多くのリメイク・移植がなされている。1989年にMSX2に移植された他、2000年にワンダースワンカラー(WSC)用としてリメイクされ(WSC本体とソフトがセットになった「ファイナルファンタジー ワンダースワンカラー本体同梱版」も発売[6])、2002年にPlayStation(PS)用として、2004年には『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』のタイトルで第二作との同時収録で、2007年にはPlayStation Portable(PSP)用として、2015年にニンテンドー3DS用としてリメイクされた。
2000年8月30日に都内でバンダイの携帯ゲーム機、ワンダースワンカラーの発表会が行われた。また、ファイナルファンタジーシリーズが、ワンダースワンカラー版としてリメイクされて移植する事を発表。会場に設置された体験コーナーでは発売前の「FF」も遊べていた[7]。
2004年からは携帯電話用アプリゲームとして各種携帯電話キャリアにおいて配信された他、2010年にはiOS、2011年にはAndroid、2012年にWindows Phone用として配信された。ファミリーコンピュータ版はバーチャルコンソール対応ソフトとして2009年にWii、2013年にWii U、3DS用としてそれぞれ配信された。
2012年12月18日にネット限定販売で、FFIからFFXIIIまでのナンバリングソフト(FFI・FFII・FFIV〜FFIXはPS、FFIIIはPSP、FFX〜FFXIIはPS2、FFXIIIはPS3)、及びFF25周年記念CDやレプリカ等の限定アイテムをセットにした特別パッケージ『ファイナルファンタジー 25th アニバーサリー アルティメットボックス』(FINAL FANTASY 25th ANNIVERSARY ULTIMATE BOX)が発売された[8]。
WSC版以降のリメイク版のタイトルロゴは、『FFIV』以降の字体が用いられ、「光の戦士」が描かれている。ロゴのキャラクターデザインは天野喜孝である。PSP版では、再度タイトルロゴがリニューアルされた(ディシディアシリーズ、シアトリズムシリーズではオリジナルロゴを使用)。
| No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ファイナルファンタジー | MSX2 | マイクロキャビン | 2DDフロッピーディスク | 93144 | |||
| 2 | ファミコン | スクウェア | スクウェア | ロムカセット | SQF-FO | 1本のカートリッジに本作『FFI』と次作『FFII』を収録したもの。 ニューファミコンと同時期に発売。 内容の変更はほとんど無い。 |
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| 3 | ファイナルファンタジー | ワンダースワンカラー | トーセ | ロムカセット | SWJ-SQRC01 | リメイク版、売上本数:37万本 | ||
| 4 | PlayStation | CD-ROM | リメイク版 | |||||
| 5 | ファイナルファンタジー | FOMA900iシリーズ (iアプリ) |
スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード (ファイナルファンタジーi) |
- | P900iにプリインストールされている。 ダウンロード版は3月1日配信開始[10]。 |
|
| 6 | ゲームボーイアドバンス | トーセ | スクウェア・エニックス | ロムカセット | リメイク版、売上本数: |
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| 7 | ファイナルファンタジーEZ | CDMA 1X WIN対応端末 (EZアプリ (BREW)) |
スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード | - | ||
| 8 | ファイナルファンタジー | ボーダフォン3G (Vアプリ) |
スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード (ファイナルファンタジーモバイル) |
- | ||
| 9 | ファイナルファンタジー | PlayStation Portable | トーセ | スクウェア・エニックス | UMD | リメイク版、売上本数: |
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| 10 | ファイナルファンタジー | PAL 2010年5月7日 |
Wii | スクウェア | スクウェア・エニックス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
| 11 | ファイナルファンタジー | PlayStation 3 PlayStation Portable (PlayStation Network) |
トーセ | スクウェア・エニックス | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
- | PlayStation版の移植 | |
| 12 | ファイナルファンタジー | INT 2010年2月25日[15] |
iPhone iPod touch (iOS) |
スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード | - | 9月29日よりフランス語、中国語対応版を配信[16]。 |
| 13 | ファイナルファンタジー | PlayStation Portable (PlayStation Network) |
スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
- | ||
| 14 | ファイナルファンタジー | INT 2011年12月1日[17] |
Android | スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード (SQUARE ENIX MARKET) |
- | |
| 15 | ファイナルファンタジー | Windows Phone | スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード | - | ||
| 16 | ファイナルファンタジー | Wii U | スクウェア | スクウェア・エニックス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 | |
| 17 | ファイナルファンタジー | ニンテンドー3DS | スクウェア | スクウェア・エニックス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 | |
| 18 | ファイナルファンタジー | ニンテンドー3DS | スクウェア・エニックス | スクウェア・エニックス | ダウンロード | - | リメイク版 | |
| 19 | ファイナルファンタジー | [22] |
Steam, iOS, Android, Amazon | スクウェア・エニックス、トーセ[23] | スクウェア・エニックス | ダウンロード | - | オリジナル版をベースとした2Dリマスター版 「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」(FINAL FANTASY PIXEL REMASTER) |
基本的にワンダースワンカラー版の移植だが、ハード性能の違いによりグラフィックは更に精密になり、BGMも大きくアレンジされた。
『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』として発売され、本作と『ファイナルファンタジーII』を同じカセットに収録している。
画面はワンダースワンカラー版をベースに色数を増やして描き直されている。戦闘画面では主人公キャラクターは少しだけ小さめになり、背景画のデザインも異なっている。また、従来の移植ではほとんど変更の無かった基本システムが大幅に変更された。当時の雑誌媒体などに掲載された広告では「低年齢層のユーザーでも楽しめる」ことを強調しており、パッケージや説明書などに使用された各キャラクターのイラストも、親しみやすいデフォルメタッチで描かれている。
主な追加点・変更点としては以下のようなものがある。
ファイナルファンタジー20周年記念作品。システム、バトル画面の各種デザインなどはGBA版『FFI・IIアドバンス』に収録されている『FFI』(以下、GBA版『FFI』)に準じるが、ハードの変更に伴いモンスター等のグラフィックが全て描き直されている。タイトルロゴもリニューアル。2011年2月11日に、PlayStation Storeにおいてもダウンロード版が配信された。
PSP版をベースに、タッチ操作でプレイできるようにインターフェイスを変更している。なお、iOS版やWindows Phone版ではGBA・PSP版の追加要素が収録されているが、Android版ではそれらは収録されていない。下記のピクセルリマスター版の発売によりサービス終了となった。
「原作準拠」をテーマとしファミコン版ベースにモンスターのデザインをオリジナルの仕様に、クラスチェンジ後の頭身変更、魔法の回数制が復活したが、Soul of Chaosと時の迷宮以外のGBA・PSP版の追加要素は収録され、覚えていた魔法を忘れて新しい魔法を覚える事が可能であり、MP回復や死亡から復活するアイテムも登場する。なお、ピクセルリマスター版の魔法の演出グラフィックは統一され、『II』以降のシリーズ作品ではアーカイブ使用された。その他セーブシステムにはオートセーブの他「メモファイル」が「中断」(クイックセーブ)に変更され再開後もデータが残り、クラウドサービスによるデータ保存が可能になり、機種変更の際やアプリを一時的に削除してからもクラウドからのダウンロードで容易にゲームが再開できるようになった。
PSP版ベースだが、フィールドは俯瞰視点で3D化されている。3D立体視にも対応。
『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』(2014年)のパッケージ版早期購入特典としてダウンロード番号が封入されたほか、2015年1月21日に3DSダウンロードソフトとして単独販売が開始された。
Wii、Wii U、ニンテンドー3DS向けにファミコン版を配信。
PlayStation版を配信。当初はPS3・PSPでの配信だったが、2012年8月28日からはPlayStation Vitaにも対応。
PCゲーム市場において「グラフィックに長けたADVを作るソフトハウス」としてヒット作を多く出していたスクウェアは、1985年に鳴り物入りで家庭用ゲーム機市場(ファミコン市場)に参入するが、PC時代とは違い、そこそこのヒット作しか生み出せなかった。
この状況に対応すべく、スクウェア幹部は1986年にディスク・オリジナル・グループなど様々な企画を立ち上げるが、この際に開発グループを必要以上に細分化してしまったことにより、持ち前の開発力が低下。結果的に粗製乱造状態になり全ての作品がヒットしないという悪循環に陥ってしまう。業績が急速に悪化したスクウェアは、倒産寸前までに追い込まれていた。
そして、スクウェア所属のゲームクリエイターである坂口博信もまたファミコン参入以降の自分の作品を気にいれずにおり、ゲームクリエイターをやめて大学に復学しようと考えていた[25]。
坂口はPC時代にはADV『ウィル デス・トラップII』(1985年)や3DRPG『クルーズチェイサー ブラスティー』(1986年)を手がけていたが、ファミコンでは一転、アクションゲームやレースゲームを製作していた。これは当時のゲーム業界において「RPGやADVはファミコン向け市場として成立しない」とされていたからである。当時ファミコンのROM容量は制限が厳しく、大量の文字や画像を扱わねばならないRPGやADVは制作自体が非常に困難をともなうものであり、また、当時ユーザーのほとんどが子供であったファミコン市場において、思考系ゲームの最たるものであるRPGやADVは彼ら若年層のユーザーにとって非常にハードルの高い存在だった。
そのような状況の中、1986年にエニックスの『ドラゴンクエスト』が登場した。『ドラゴンクエスト』のヒットにより、ファミコンでもRPGが成立しうることを確信した坂口も最後の作品としてRPG『ファイナルファンタジー』の製作に取り掛かる。製作期間は当時のファミコンソフトとしては異例の1年であった[26]。 開発に当たったのは坂口を中心とするスクウェアAチームで、当初は4人でのスタートだった[27]。
完成したゲームは社内での評価は良かったものの[28]、スクウェア自体が倒産寸前の時期だったため、出荷数を極力抑えようとしたという[注釈 3]。同作の発売直前には本社を維持することができなくなり雑居ビルに移転するなどスクウェアは瀬戸際にあった。鈴木尚[注釈 4]によると、「これがヒットしなかったら会社を畳もう」という話も出ていた[26]。
1987年12月18日に日本で発売するファミコン版『ファイナルファンタジー』は52万本という売り上げを記録した。この作品の製作である種の達成感を得た坂口はゲームクリエイターとしての自信を取り戻し、続編の製作に取り掛かった。『ファイナルファンタジー』シリーズは以降安定したヒットを維持し、後にまで続く人気シリーズとなっている。
キャラクターデザインを天野喜孝が担当する事になったきっかけはFF開発スタッフである石井浩一の推薦である。坂口博信は高校時代に天野喜孝が挿し絵を担当した『グイン・サーガ』や『吸血鬼ハンターD』を読んでいた[29]にもかかわらず知らない名前だとして一度却下したがその1週間後、別の形で天野喜孝の絵を見付けてその作者が天野喜孝だと気付かないまま逆に石井浩一に教えたという経緯が有る[30][31]。
天野の参加についての交渉には、坂口と共に、天野がキャラクターデザインを務めた『機甲創世記モスピーダ』(1983年 - 1984年)のメインライターの一人でもあった寺田憲史も同行した。ただし、当時寺田は天野との面識はなかったようである。この誘いに天野は、「面白いからやりましょう」と即答した。当初は断られるか、少なくとも「ちょっと考えさせてくれ」と言われるとスタッフは思っていたという。
天野が最初に描いた絵は、ドット絵らしいカクカクとしたものだったそうだが、スタッフが普通に描いてくださいと頼むと、天野らしい独特な絵を描いてくれるようになったという。
その後、天野は主要キャラクターデザイン、イメージデザインの他にもモンスターデザインも手掛けることになり、FFシリーズには天野のデザインによるモンスターが非常に多く登場することとなった。また『FFIII』以降は召喚獣のデザインも手掛けている。
本作は複数のキャラクターが戦闘に参加するパーティバトルを実装している。これは、『ドラゴンクエスト』との差別化を図ることもその目的のひとつであった[要出典]。
音楽は植松伸夫が担当している。植松は坂口から作曲を任される際に「『ドラクエ』にはならないように」という注文を受けたと語っており[32]、ドラクエがバロック調であったためメロディアスな現代調のものを意図したという[33]。特に以下の4作は、質の高さゆえにファイナルファンタジーの顔と呼べる存在である。これらの楽曲は、初出時には全てフラット系の楽曲であった。開発段階で、植松が出来た音楽をテープに入れて坂口に渡したが、坂口は「一回、作り直した方がもっと良くなるに違いない」事を理由に一旦、全部不採用にした。しかし、植松は曲順を変えただけで後日、再提出し採用された。坂口は「テープ2本目事件」と言っている[34]。
植松がこのゲームの音楽を作るにあたって最初に完成した曲は、最初のイベントをクリアした後、橋を渡った時に流れる「オープニング・テーマ」という曲である[注釈 5]。これは実際にゲームのオープニング映像を見てから、それに音楽を付けたものである[35]。植松は、この当時この楽曲がテーマソングだと意識しておらず、ましてファイナルファンタジーを代表するテーマになるとは思ってもいなかったとのことである[35]。リメイク版では同時発音数が増えて豪華になり、テンポは荘厳性のためにかなり遅く変更された。またこの曲は後にファイナルファンタジーシリーズのメインテーマとなる曲である。今作の調性はヘ長調。後のシリーズでは変ロ長調(『FFIV』、『FFVI』、『FFXII』)、ハ長調(『FFV』)、ホ長調(『FFIII』、『FFVIII』、『FFIX』)などに移調されて用いられている。オーケストラアレンジ版はホ長調でサビ部分にメロディーが追加されている。全シリーズ中『FFII』『FFX』『FFXIII』では使用されなかった。また、リメイクおよび移植版などにも追加されることはなかった。
当時のFFのBGM路線はクラシック楽曲からの編曲[注釈 6]、様式模倣、そして冗談系の三つでできていた。「プレリュード」は編曲、「メインテーマ」は模倣、冗談系は「チョコボのテーマ」であり、FF黎明期からすでに典型例が認知されていたことになる。この路線は『FFVI』までは継続していた。
同じくファイナルファンタジーの全シリーズを通して使用される事になる楽曲「プレリュード」は、この第1作のみ変ロ長調で作曲されていた。しかも単純な上昇音形ではなく、オクターブ上のB♭から始まって短七度下のCに16分音符分落ちてから上昇する巧妙な仕掛けが施されていた。この他にも4オクターブの音域に詰め込むため、いくつかの音名で後のシリーズとはオクターブが違っている。さらに8分音符分のディレイが加わることにより、音源の貧しさにもかかわらず大変色彩的な効果が得られている。この第1作のみフェード・インが使われている[注釈 7]。
ポストミニマリズム的要素をRPG用の楽曲に適用したのは、当時の製作状況を考えると斬新である。これだけ練られた作曲上の効果は、後のシリーズの「プレリュード」では聴かれることはなく、美しい8分音符ディレイは後のリメイク版『FFII』と『FFXI』でまた採用された(リメイク版では、後のシリーズのような上昇音形と下降音形に改められ、8分音符ディレイも割愛されている)。
当初「プレリュード」のBPMは100に設定され、軽快な印象を与えていた。しかし、後のシリーズではよりゆったりとしたBPMが採用されることが多い。サウンドトラック全体にも、同様の傾向が見られる。また、仮想したハープの音質が最もFFらしく響くようで、その後のシリーズにてアレンジや機材のヴァージョンアップを経ても、ハープで仮想されることが多い。
2014年6月20日から、まらしぃのピアノ演奏でトヨタ・アクアのコマーシャルソングとして、2021年7月23日に開催された2020年東京オリンピックの開会式の選手入場音楽として、それぞれ使用されていた。
全シリーズを通して使われる「勝利のファンファーレ」も『FFI』から登場しているが、音源の制限から、4オクターブの音域に詰め込むために出だしのアルペジョが2回同じ音域を不自然に反復される(リメイク版では丸ごとカットされている)。初出の調性は変ホ長調。このファンファーレは後にハ長調(『FFIV』)に改められる。旧第1開発事業部(北瀬佳範、野村哲也所属)が制作した作品(『FFVII』、『FFVIII』、『FFX』)で使用されているものはファンファーレ後のメロディが異なっている。また『FFXI』はレベルアップ時にファンファーレ部分のみが流れる。
本作には戦闘シーンの音楽が1曲しか存在せず、ボス戦、およびラストボス戦も普通の戦闘の曲である。これも初出は現在とは違うト短調であった。しかしながら印象的なイントロはすぐにユーザーに記憶され、後のシリーズでも活用されることとなった[注釈 8]。
後のFFシリーズでは戦闘のBGMはバリエーションに富んだものとなっていき、ボス戦の曲だけでも数曲が作られるという作品も登場する。それに合わせ、本作のリメイク版にもボス戦用の曲が新たに作られた。
| 評価 | ||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 4.36 | 4.34 | 4.11 | 4.50 | 4.18 | 4.04 | 25.53 |
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この節に雑多な内容が羅列されています。
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1989年12月30日初版。海明寺裕によって漫画化され、JICC出版局より「宝島COMIC」として全1巻が発行されている。タイトルはオリジナル同様『ファイナルファンタジー』。光の戦士やガーランドのキャラクターが掘り下げられており、原作では仲間にならないキャラクターをメインキャラクターに据えるなどオリジナル色も強い。この漫画版では、光の戦士としてオリジナルキャラクターを主人公に据えている。
なお、同作者によれば『FFII』の漫画も描かれる予定だったが、60ページほど描き上げた所で当時のスクウェアが版権を引き上げてしまい、世に出ることは無かったということである(ただし、JICC出版局がこの漫画版『ファイナルファンタジー』発売後に『ファミコン必勝本』別冊として発行した、ゲームコミックアンソロジー的な内容の雑誌には途中まで描かれていた漫画版『FFII』が掲載されている)。
(FINAL_FANTASY から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/28 14:13 UTC 版)
| ファイナルファンタジー | |
|---|---|
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| ジャンル | RPG |
| 開発元 | スクウェア・エニックス (旧スクウェア) |
| 発売元 | スクウェア・エニックス (旧スクウェア) |
| 主な製作者 | 坂口博信 天野喜孝 植松伸夫 田中弘道 渋谷員子 河津秋敏 伊藤裕之 ナーシャ・ジベリ 板鼻利幸 浅野智也 時田貴司 浜渦正志 野村哲也 野島一成 北瀬佳範 松野泰己 皆川裕史 吉田明彦 崎元仁 鳥山求 吉田直樹 田畑端 祖堅正慶 |
| 1作目 | ファイナルファンタジー (1987年12月18日) |
| 最新作 | ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ (2025年9月30日) |
| スピンオフ作品 | ファイナルファンタジータクティクスシリーズ ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズ チョコボシリーズ 詳しくは「ファイナルファンタジーシリーズの作品一覧」を参照 |
| 公式サイト | 公式サイト |
ファイナルファンタジーシリーズ(Final Fantasy Series、略称: FFシリーズ)は、日本のゲーム開発者・坂口博信が創始し、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)によって開発・販売されているRPGのシリーズ作品(一部MMORPG、アクションRPG)。CGアニメ、アニメでも展開されていた。
1987年に発売された『ファイナルファンタジー』を第1作とする日本製のRPGシリーズ。派生作品を含め独立した世界観を持った作品が数多く発売されており、シリーズ全タイトルの世界累計出荷・ダウンロード販売は2億本以上を達成している(2025年時点[1])、世界的なゲームシリーズの一つである。2017年にはタイトル数は合計87作品に及び、最多の作品数を有するRPGシリーズとして、ギネス世界記録に認定された[2]。スクウェア・エニックスのCG・映像技術の粋を結集した作品群でもあり、ゲームの制作手法に度々革命を起こしてきている。
1980年代半ばに、スクウェアはシンプルなRPG、レーシングゲームといったゲームによって、任天堂のファミリーコンピュータ上で日本のコンシューマーゲーム産業に参入した。
1987年に、スクウェアのゲームデザイナーの坂口博信は、エニックスの『ドラゴンクエスト』、任天堂の『ゼルダの伝説』、オリジンシステムズの『ウルティマ』シリーズなどからインスピレーションを受け、ファミリーコンピュータ向けに新しいファンタジーRPGを開発することを決定した。 しかし、スクウェアは当時経営危機に直面していたため、坂口は新しいRPGがゲーム産業での最後の仕事になるだろうと考えており、もしも新しいゲームが売れなければ、会社を辞め大学へ戻ろうと考えていた[3][4][5]。
しかし坂口の予想に反して、『ファイナルファンタジー』は予期せぬ大きな売上を記録し、スクウェアの経営危機を救うこととなった[4][6]。 それどころか、『ファイナルファンタジー』はスクウェアの看板タイトルとなった[4][7]。
本シリーズのタイトル名称は、「略称がFFとなること」を前提として考案されたものである[8][9][10]。現在公式な略称は「FF」とされるが、中には「ファイファン」と呼ぶファンもいる[8]。当初は『ファイティング・ファンタジー』というタイトル案も候補に挙がったが、同名のゲームブックが存在したため、現在の名称に変更した[11]。
一方、第1作制作当時、それまでのスクウェアの業績が芳しくなく制作者たちの間でもおそらく最後の作品、「最後の夢」になるであろうという意味を込めて『ファイナルファンタジー』と名付けられた[12]という説も存在する。1987年頃の坂口は「この頃は『ファイナルファンタジー』が売れなければ、次回作を作れるかわからなかったのでタイトルを『ファイナル』にした」と語っている[13]。また、「ディープダンジョン」「JJ」「磁界少年メット・マグ」などアルファベットを重ねたタイトルにこだわっていたこともあり、意図的にF同士を重ねたタイトルになったと坂口の同僚であった田中弘道が語っている[14]。
第1作『ファイナルファンタジー(FFI)』以来、タイトルにローマ数字で番号が振られた続編が製作され続け、シリーズの柱となっている。これらナンバリングタイトル間においてプロットやストーリーの接点はほぼなく、それぞれの作品世界は独立しており、システムにもそれぞれ異なる点が多い。
シリーズは数多くのスピンオフ作品及びスピンオフシリーズを含んでいる。ナンバリング作品とストーリーの繋がりのあるタイトルとしては、『FFVII』から派生した「コンピレーション・オブ・FFVII」と呼ばれるスピンオフ作品群と、『FFX』、『FFXIII』の直接的な続編として製作された『FFX-2』、『FFXIII-2』『LRFFXIII』がある。『FFXIII』はさらに幾つかのスピンオフ作品と『FFXV』を含む、一つの神話を共有した作品群「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー」を形成している。
他の主なスピンオフ作品シリーズとして、シミュレーションRPGの「タクティクス」、アクションRPGの「クリスタルクロニクル」、ナンバリング作品のほとんどに登場するキャラクターのチョコボを主体として様々なゲームジャンルに展開する「チョコボシリーズ」などがある。
2007年3月時点では、およそ28のゲームが存在した[15]。この数字には、開発中だった『FFXIV』までのナンバリング作品と、その直接の続編、スピンオフ作品が含まれている。
多くのタイトルは、北米、欧州、豪州の各市場向けにローカライズされている。中には北米向けに開発・先行発売がされた作品(FFUSA)もある。
また、スクウェア・エニックスは、アニメ、CGアニメーションを含む様々なメディア上にファイナルファンタジーシリーズを展開している。
ナンバリング作品を展開する家庭用ゲーム機(ハード)は、『FFVI』までは一貫して任天堂のファミリーコンピュータ、スーパーファミコン向けにソフトが開発・販売されていたが、『FFVII』以降は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のゲーム機であるPlayStationシリーズ向けソフトとして開発・販売されている。 『FFXIII』になるとマイクロソフトのXbox 360向けにも販売され、北米・欧州ではPS3版と同時発売された。『FFXV』もXbox One向けにも販売されている。ただし『FFXVI』ではPS5への独占供給契約をSIEと締結したことにより、再び単一ハードでの販売に戻っている。 PCには『FFVII』がWindowsに移植されて以降、作品によっては1年から2年ほどで移植が行われている。 オンラインゲーム・MMORPG形式の作品では、『FFXI』はPS2版の発売から半年後にPC版のサービスを開始、『FFXIV』はPS3版とPC版が同時発売されたがPC版がオリジナルとなっている。
スピンオフ作品の中には、上記以外の家庭用ゲーム機向けや、携帯アプリとしてリリースされているものもある。例えば「クリスタルクロニクル」はナンバリング作品がSIEハード向けになった後に生まれた、任天堂ハード向けのシリーズである。
発売から長期間が経過した旧作タイトルの多くは、複数のプラットフォーム向けにリメイク・移植されている。
第1作の成功を受け、スクウェアはすぐに続編の開発に着手した。しかし、坂口は『ファイナルファンタジー』を単独の作品として考えていたため、続編を開発しうるストーリー構成となっていなかった。そのため、続編はテーマ上の類似性や、いくつかのゲーム要素(例えばキャラクター成長システム)のみを受け継いだ。このアプローチはシリーズを通して受け継がれている。こうしてFFシリーズのそれぞれの作品は、新しい設定やキャラクターを用い、バトルシステムも毎回違ったものになっている。テレビゲームライターのジョン・ハリスは、ゲームシステムの再構築とストーリー上の緩い接点を持つシリーズ構成は、日本ファルコムの『ドラゴンスレイヤー』シリーズに起源があると分析している[16]。『ドラゴンスレイヤー』シリーズには、以前にスクウェアも開発に関わっている[17]。
『FFX』と『FFX-2』のように、同じ世界を使用した続編を製作する流れがあり、"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"や"FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY" など、共通の世界観を持つ作品群を複数発表している。『FFXII』と「イヴァリースアライアンス」のひとつである『FFXII RW』は、主人公を同じとしているが、続編ではないという位置づけで登場した。また『チョコボの不思議なダンジョン』や『チョコボスタリオン』など、“コンセプト”と“システム”を応用して製作される外伝作品もある。
なおFFシリーズには主人公が仲間の「死」に直面する場面がいくつかあるが、その理由として、『FF3』の開発中に製作総指揮・ディレクターを務める坂口博信の自宅が火災に遭い、母親が亡くなる事故が起きたことが挙げられている[18]。坂口は「大切な人が死んでしまったときの、生き残った者の辛さを嫌というほど味わいました。そして、どうやって、この悲しみを乗り越えていけばいいのか、生き残った者のすべきことはなんなのか、そんなことをいろいろと考えるようになりました。」と語り、「死」をテーマに扱う物語が紡がれたとしている[18]。
一部のアイテム、人物名、モンスターに関しても、シリーズに繰り返し登場するものがある。ただし役割が異なる場合もある。
多くのファイナルファンタジーのゲームにおいて、世界の支配を目論む対立者との戦いに焦点が置かれている。ストーリー中では独裁国家における反乱が描かれ、主人公たちのグループは反乱に参加することが頻繁にある。主人公たちは悪と戦い、悪の行動の結果によって仲間が集結することが多い[19][20]。
シリーズの隠れた主題として、「複数の悪役が存在する」ということがある。最初に現れた敵はキャラクターや組織の手下であり、その闘いの後に仲間となるケースが多い。また、真の敵は最初はそうだとは分からず、ストーリーが進んでいく中で敵対関係が判明していく[19]。ゲームの最初に現れた主要な敵は常に真の最終ボスであるとは限らないため、プレイヤーは最終的な決着までにゲーム中のクエストを続けなければならない[20]。
シリーズ中のストーリーでは、登場人物たちの精神的な葛藤、情熱や悲劇が描かれる。そして、ゲームの主なテーマはキャラクターの個人的な生い立ちから世界をめぐる戦いにシフトしていく[21][22]。また、愛や対立といったキャラクター同士の関係性も描かれる[19]。
記憶喪失、主人公が悪の力によって堕落させられたり、アイデンティティを喪失したり、登場人物が他人のために自己犠牲を払ったりするシチュエーションもある[19][23][24]。
魔術的な力を持つ魔石やクリスタルも、ゲーム中のアイテムとして頻繁に登場する。それらはゲームの中心的なプロットと結びついていることが多い[20]。クリスタルは世界の創造で中心的な役割を持っており、多くのファイナルファンタジーのシリーズではクリスタルや魔石は惑星のエネルギーと関係を持っている。そのような世界で、クリスタルの所有や利用が物語中の中心的な衝突を引き起こす[20][25]。四元素や五行思想も繰り返し扱われるテーマであり、クリスタルや魔法といった要素にも使われている[20]。
よく使われるプロットやテーマは、ガイア理論、終末論や科学の発展と自然の対立などがある[20][23][26]。過去に勃発した大きな戦争が、現在に暗い影を落としているという設定も多い。
ゲームの流れとしては、主人公とその仲間を操作して、敵との戦闘を繰り返し経験値やそれに類するポイントを蓄積してレベルアップし、徐々に行動範囲を広げていき最終的に世界の危機を救う、といったコンピュータRPGとしては定番なものである。しかし、ハード環境の進展に応じて、アクティブタイムバトルシステムやアビリティシステムなど、常に新たなシステムを試みている。
一般的なゲーム制作はゲームエンジンありきで行われることが多いが、FFシリーズはそれぞれの作品に応じて新規にゲームエンジンを作るスタイルを採用している。SFC版の『FFIV』以降は全て異なるゲームエンジンを使ってゲームを制作してきた。しかし、この方式では1作品ごとに新しいゲームエンジンを作ることになり開発費の高騰につながるため、ゲームエンジンをシリーズ内において共通化することが今後の課題となっていた。2007年にFFシリーズのための開発ツールとして「Crystal Tools」(クリスタルツールズ)が開発され、『FFXIII』『FFXIV』『ドラゴンクエストX』などで使用されている。
ゲームエンジン「Luminous Studio(現・Luminous Engine)」を使った技術デモではFF的要素としては次の項目が必要最小限な要素として挙げられている[27]。
基本的にレベルを上げることで成長するが、「ジョブ」・「スフィア」といった要素のポイントを貯め、アビリティを習得していくことが中心になっている作品もある。作品ごとの独自のシステムについては、各作品のシステムの節を参照。
本シリーズの戦闘シーンは、ドラゴンクエストシリーズなどに代表されるプレイヤー視点の形式と対照的に、『FFVI』までの2D作品では、プレイヤーサイドと敵サイドが向かい合い、その様子を横から眺めるという「サイドビュー形式」、『FFVII』以降の3D作品ではカメラアングルがめまぐるしく変化しながら戦闘の様子が映し出される形式となっている。
『FFXI』『FFXII』以外はエンカウント制が採用されており、通常はあらかじめ設定されたエンカウント率に従ってバトルが発生する(いわゆるボス戦闘など、エンカウント率とは無関係に発生するバトルを除く)。なお、一部の作品においては装備によってエンカウント率を下げることも可能である。
各キャラクターは打撃や魔法など、様々な手段で戦闘を進めていく。
代表的な戦闘システムおよび戦闘に関する概要は以下の通り。
本シリーズにおける魔法の名前は、例えば炎攻撃魔法「ファイア」は"fire"(炎)、冷気攻撃「ブリザド」は"blizzard"(吹雪)などの様に、その効果を表す英単語から付けられている場合が多い。多くはカタカナで4文字(または4音節)以内である。これは初期シリーズ(『FFIII』以前)の魔法名の表示可能文字数が最大4文字であったことの名残であり、シリーズを重ね魔法名の表示可能文字数が増えていくと5文字、6文字の魔法も登場する。
同系統の魔法でも、その威力ごとにいくつかの段階が存在する場合がある。ファイナルファンタジーシリーズでは、この威力の違いを魔法名の内1文字を変えたり付け足したりすることによって表現しているものが多い。例えば炎攻撃魔法である「ファイア」の場合、その上位には「ファイラ」→「ファイガ」→「ファイジャ」と、「ラ」→「ガ」→「ジャ」の変化により上位魔法の威力上昇を表している。また回復魔法の「ケアル」の場合は「ケアル」→「ケアルラ」(『FFI』では「ケアルア」)→「ケアルダ」(一部作品のみ存在)→「ケアルガ」と変化する。一方活用系は「サンダガ」ではなく「サンガー」といったように、統一が不完全な作品もある。このような通常の活用形と異なる例は後の作品では「レイズ」→「アレイズ」として残っている。
このほか冒頭や末尾に言葉を付け足すことで、追加効果を付与する魔法もある。付け足される言葉には「エン〜」「アブゾ〜」「バ〜」「〜スパイク」「ゲイン〜」「アディ〜」「ダーク〜」「ヘル〜」「3連〜」などがある。
なお、一部の魔法名はゲームボーイのサガシリーズや『クロノ・トリガー』といったFFシリーズ以外の作品にも登場している。
本シリーズでは、魔法は基本的に以下の系統に分類することができる。ただし大まかな傾向こそあれ、シリーズ中でも分類は明確には統一されているわけではない。
これら以外にも、以下のように作品によっては独自の魔法が存在する。
また『FFVIII』では白魔法や黒魔法と言った分類ではなく、魔法の効果から、『FFVII』ではマテリアの効果から体系分けがされている。
多くの魔法には属性が設定されており、ほぼ全作品において、「炎」「冷気」「雷」が「3大属性」(『FFX』系列では「水」を含めた「4大属性」)として、ストーリー序盤から利用することのできる基本的攻撃魔法に位置づけられている。
これに対して「毒」「大地」などの、3(4)大属性からはずれる属性に関しては、シリーズごとに存在の有無が異なり、またそれらに属する魔法はストーリーが進まないうちは使えないことが多い。
また、ストーリーが進むにつれ、登場するモンスターの「弱点」、および「吸収」「無効」となる属性が多様化する傾向が強く、魔法の使用が戦闘において戦術性を帯びるようになる。また、中にはいくつかの属性を併せ持った魔法も存在する。
属性の強弱には、2属性がそれぞれが弱点の関係に当たる「対立」と、複数の属性間において強弱関係が循環する「循環」、他属性との強弱関係がなくモンスター固有の弱点があるだけの属性などがある。
シリーズを重ねるごとに、属性体系はより整理、洗練される傾向にある。初期では攻撃手段の属性と、敵に備わった弱点などが個別に存在する程度であったが、『FFXI』では「炎>氷>風>土>雷>水>炎」の6循環と「光⇔闇」の2対立の「8属性」が設定されている。
以下に、一般的な属性の分類と、各々に属する代表的魔法、および対立や循環関係を示す。ただしこれらの関係は絶対のものではなく、例外も多々ある。(『FFXI』の循環対立関係については上記参照の事。)
シリーズで繰り返し登場するものを列挙する。
シリーズで繰り返し登場するものを列挙する。
シリーズで繰り返し登場するものを列挙する。
シリーズ中では多くの音楽が使われているが、テーマは作品ごとにアレンジされ使われている。
第1作で作曲を担当していた植松伸夫の存在は、ゲーム音楽界で大きなウエイトを占めており、2005年には米国の『Time』誌において「現代の音楽における革新者のひとり」として紹介されている。
植松が出来た音楽をテープに入れて坂口に渡したが、坂口は「一回、作り直した方がもっと良くなるに違いない」事を理由に一旦、全部不採用にした。しかし、植松は曲順を変えただけで後日、再提出し採用された(坂口はテープ2本目事件)[30]。
| ゲーム名 | ファミ通 | Metacritic |
|---|---|---|
| ファイナルファンタジー | (FC) 34/40[32] | (PSP) 67[33] (iOS) 74[34] |
| ファイナルファンタジーII | (PS) 27/40[35] | (PSP) 63[36] (iOS) 73[37] |
| ファイナルファンタジーIII | (FC) 36/40[38] (DS) 34/40[39] (PSP) 33/40[40] |
(DS) 77[41] (PC) 68[42] (iOS) 80[43] |
| ファイナルファンタジーIV | (SFC) 36/40[44] | (GBA) 85[45] (NDS) 85[46] (iOS) 89[47] |
| ファイナルファンタジーV | (SFC) 34/40[48] (GBA) 32/40[49] |
(GBA) 83[50] (iOS) 85[51] |
| ファイナルファンタジーVI | (GBA) 31/40[39] | (GBA) 92[52] (iOS) 91[53] |
| ファイナルファンタジーVII | (PS) 38/40[39] | (PS) 92[54] |
| ファイナルファンタジーVIII | (PS) 37/40[55] | (PS) 90[56] |
| ファイナルファンタジーIX | (PS) 38/40[57] | (PS) 94[58] |
| ファイナルファンタジーX | (PS2) 39/40[59] | (PS2) 92[60] |
| ファイナルファンタジーXI | (PS2) 38/40[61] | (PS2) 85[62] (PC) 85[63] (X360) 66[64] |
| ファイナルファンタジーXII | (PS2) 40/40[65] | (PS2) 92[66] |
| ファイナルファンタジーXIII | (PS3) 39/40[67] (X360) 39/40[67] |
(PS3) 83[68] (X360) 82[69] (PC) 65[70] |
| ファイナルファンタジーXIV | (PC) – | (PC) 49[71] |
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この節の加筆が望まれています。
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幅広いファン層を誇り、芸能人でも本シリーズのファンを公言している人物が数多くいる。
歌手の加山雄三やノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊も、本シリーズのファンであると公言している。
家庭用ゲーム機向けRPGとして先に人気を博したのは、登場の早かった『ドラゴンクエスト』である。同シリーズは、日本初の家庭用ゲーム機向けRPG作品であり、そのインパクトと影響は大きく、ファイナルファンタジーシリーズの生みの親である坂口はそのビジネス的成功を見て、「ファミコンでもRPGが作れると気づいた」と語っている。石井浩一も、坂口が「ドラクエのようなRPGを作りたかった」と話していた、と述べている[72]。『ドラゴンクエスト』に遅れをとる形になったファイナルファンタジーシリーズの第1作は「ドラクエの亜種」と評価されることもあり、評価が固まらなかった。しかしその後、両シリーズは「競争」しながらそれぞれ独自の路線を確立していくことになり、両者は「2大RPG」と呼ばれるまでに成長する[73]。
日本におけるソフト累計販売本数は、『FFVII』(400万本)と『FFVIII』(370万本)においてトリプルミリオンを続けて記録していたが、『FFIX』以降は作品によっては販売本数を減らしている(『FFX』の320万本以外[74])[注 1]。これに対し、ドラゴンクエストシリーズは『DQVII』で400万本の大台を叩き出した後も、『DQVIII』でトリプルミリオン、『DQIX』ではシリーズ最高の432万本を達成している。ただし、DQの全世界累計売上のほとんどが日本国内の売上であるため、世界市場での累計出荷本数ではファイナルファンタジーシリーズの方が大幅に上回っている。また、世界的な市場別での販売本数を見た場合は、タイトル(開発チーム)によって売り上げが大きく異なる傾向も見られる[注 2]。2003年4月1日、ファイナルファンタジーシリーズの発売元であるスクウェアとドラゴンクエストシリーズの発売元であるエニックスが合併し、スクウェア・エニックスとなる。2004年12月に発売された『ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial』では、両シリーズのキャラクターが共演し、2社合併の象徴ともいえる存在となった。
このような歩み寄りは見られるものの、それぞれのシリーズの独立性は失われることなく保たれている。2009年を例に見ると、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』がニンテンドーDSで発売された一方で、ファイナルファンタジーシリーズは『ファイナルファンタジーXIII』がPlayStation 3で発売されており、両者の明確な路線の違いを見て取ることができる。
FFシリーズが市場に与えた直接的な影響としては、日本における据え置き型テレビゲームの機種の世代交代の牽引が挙げられる。
これまでFFシリーズでは、当時の「次世代ハード」にプラットフォームを移して初の登場となる『ファイナルファンタジーIV』(スーパーファミコン)と『ファイナルファンタジーVII』(PlayStation)、『ファイナルファンタジーX』(PlayStation 2)までは、ハードが発売された初期に普及に貢献するという、言わば「ハード普及の起爆剤」のような役割を果たしている。その後、各社がこれに追随しソフト市場全体が活性化する、という流れの繰り返しを見せていた。
また、ゲーマーが分化しており、一部のゲームソフトでは顕著になっている。例として『FFV』はコアゲーマー向け、『FFXI』はヘビーゲーマー向け、『FFIX』はライトゲーマー向け、『FFXIII』はミドルゲーマー向けなどが挙げられる[75][注 3][76]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/18 05:17 UTC 版)
「植松伸夫」の記事における「FINAL FANTASY」の解説
『FF1』でオープニングテーマとして作曲され、後の『FFシリーズ』内のテーマ曲としてオープニングやエンディングのテーマとして使用されている。
※この「FINAL FANTASY」の解説は、「植松伸夫」の解説の一部です。
「FINAL FANTASY」を含む「植松伸夫」の記事については、「植松伸夫」の概要を参照ください。