出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 05:01 UTC 版)
| 作者 | グレン・チャペル(Glenn Chappell)、イアン・チャイ(Ian Chai) |
|---|---|
| 初版 | 1991年("newban"として) / 1993年(figlet 2.0)[1] |
| 最新版 |
2.2.5[2] / 2012年5月
|
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 |
C |
| 対応OS | Unix系 |
| プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
| 種別 | 組版 |
| ライセンス | 修正済みBSDライセンス[1][3] |
| 公式サイト | http://www.figlet.org/ |
FIGletとは、小さなASCII文字を寄せ集めてより大きな文字にし、これらから成る様々な書体を用いてテキストバナーを生成するコンピュータプログラムである(アスキーアート (ASCII art; AA) の記事も参照せよ)。
FIGletは自由ソフトウェアであるため、多くのUnix系オペレーティングシステム(例えばLinux[4]、BSD)配布物の一部として広く含まれており、また同様に他のコンピュータプラットフォームにも移植されている。公式のFTPサーバサイト[5]には次のコンパイル済み移植版が配置されている。
また同様にPerlによる再実装もある[6]。第三者がJava[7](JavEアスキーアートエディタも同梱されている)、JavaScript[8]そしてPHP[9][10]にて再実装したものもある。FIGletはDebianパッケージを紹介するサイト、"Debian Package of the Day"にて2007年に取り上げられている[11]。
FIGletは標準入力から文字列を読み取れる。またコマンドラインの一部に文字列を受け取れる。受け取った文字列は、標準出力に書き出す。いくつかの共通の引数(オプション)は次のとおりである。
-f フォントファイルを指定する。-d フォントを検索するディレクトリを変更する。-c 中央に出力する。-l 左詰めで出力する。-r 右詰めで出力する。-t ターミナルの幅に合わせ出力幅を調整する。-w 特定の出力幅を指定する。-k カーニングを有効化し、文字列の隣接文字をマージする代わりに文字列の各文字それぞれを個別に印字する。FIGletにより生成された出力例を以下に示す。
__ ___ _ _ _ _
\ \ / (_) | _(_)_ __ ___ __| (_) __ _
\ \ /\ / /| | |/ / | '_ \ / _ \/ _` | |/ _` |
\ V V / | | <| | |_) | __/ (_| | | (_| |
\_/\_/ |_|_|\_\_| .__/ \___|\__,_|_|\__,_|
|_|
次のコマンド、
figlet -ct -f roman Wikipedia
は以下を生成、出力する。
oooooo oooooo oooo o8o oooo o8o .o8 o8o
`888. `888. .8' `"' `888 `"' "888 `"'
`888. .8888. .8' oooo 888 oooo oooo oo.ooooo. .ooooo. .oooo888 oooo .oooo.
`888 .8'`888. .8' `888 888 .8P' `888 888' `88b d88' `88b d88' `888 `888 `P )88b
`888.8' `888.8' 888 888888. 888 888 888 888ooo888 888 888 888 .oP"888
`888' `888' 888 888 `88b. 888 888 888 888 .o 888 888 888 d8( 888
`8' `8' o888o o888o o888o o888o 888bod8P' `Y8bod8P' `Y8bod88P" o888o `Y888""8o
888
o888o
-ctオプションは、テキストを中央に配置し、ターミナルの最大幅に広げる。-f romanはローマン体フォントファイルを指定するオプションである。
エリック・オルソン(Eric Olson)が2002年に発表した、FIGフォント書体ファミリーは、FIGletの出力に似たOpenTypeフォントの集まりである。
TOIletとは、FIGletを色付けテキストを出力できるようにした改良フォントを作成するプロジェクトである[12]。FIGlet自身はバージョン2.2.4にてTOIletのフォントをサポートしている。
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