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ファクトリー(factory)は、「工場」の意を持つ英単語。
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工場(こうじょう、こうば、英語:factory)は、
工場(こうじょう)は大規模な施設を指し、工場(こうば)は小規模な施設を示すことが一般的である[1]。生産のための工場は製作所、製造所と呼ばれることもある(それが社名になっている会社もある[2])[3][4]。そのほか企業内では事業所、事業場などと呼ばれることもある[5]。なお、かなり小規模で一人ないし数名程度が働く施設は工房ということが多い[6]。
調査会社 ABI Researchの会員向け2025年のレポートによると、世界には約7,500,000の工場 (factories) があるとされた。(各国の統計は何を工場とするかクライテリア(基準)がまちまちで世界統一の基準は無く、調査会社により数字のブレがあるが)そのレポートの地域別および国別のデータは次のようになっている。
工場で製造する製品に応じた機械設備が設置されている。
2世紀頃には製粉工場であるバルブガル水道と水車群跡がローマ帝国の領域内、現在の南フランスに当たる場所で建設され、4世紀頃までには一日あたり28トンの穀粉[7]、ローマ帝国の住民で言うと80,000人分に相当にする穀粉を生産できる状態になっていた[8][9][10]。
近代的な工場が出来たのは1770年頃のイギリスである。1769年にイギリスのリチャード・アークライト(Richard Arkwright)が水力を使った紡績機を発明した。この紡績機は非常に高速で強い糸を紡ぐことが出来たが、利用するには水車のある場所に設置しなければならなかった。アークライトは1770年頃、靴下製造業者であったサミュエル・ニード、ジェディダイア・ストラットらと組んで、ダービーシャー州のクロムフォードに、何台もの紡績機を集め、全ての紡績機の動力となる水車を備えた紡績工場であるクロムフォード・ミル(Cromford Mill)を作った。これが近代的な工場の出発点とされ、産業革命の要因の1つともなった[11]。
1782年にもリチャード・アークライトとそのパートナーらによってシュッドヒル・ミル(Shudehill Mill、シンプソンズ・ミル Simpson’s Millとも)がマンチェスターの中心部に建設された。これも水車 (water-mill)式の綿の紡績工場だった。
1786年にデイヴィッド・デイル(David Dale)がスコットランドのニューラナークに水車式の綿紡績工場群を建造。
アークライトはイギリスで特許を取得した自身の発明、そのメカニズムを厳重に秘匿し、イギリス政府もそれを重視し国外に漏らされないように漏洩者は厳罰に処すとしていた。
だが、ドイツ人のヨハン・ゴットフリード・ブリューゲルマン(Johann Gottfried Brügelmann)がイギリスのクロムフォード・ミルに労働者として潜り込んで長期間働くことでメカニズムの秘密を入手することに成功。ドイツに帰国し、クロムフォード工場をモデルとして(敬意を払い "クロムフォード"の名を冠し)テキスティルファブリク・クロムフォルド(Textilfabrik Cromford)と命名した工場を1783年にドイツのラティンゲン(Ratingen)で建設した。製造棟が2棟の工場だった。当時の市況は紡績需要に製造が追いついていない好都合な状態だったうえに、選帝侯が1784年にこの機械式紡績工場の操業に関する12年間の特権(独占権)を与えてくれ、独占のおかげもあり工場の業績は極めて順調で、大儲けしたお金で5階建ての壮大な工場建物も建設され、1787年には2万ライヒスターラーをかけた豪華な紳士館と、マクシミリアン・フリードリヒ・ヴァイエが設計した部分的にバロック、部分的に英国式の庭園(現在のポエンスゲン公園)まで造られた。開業から10年後(1794年頃)には従業員数が400人と当時として驚異的な人数になり、1802年(創業者ブリューゲルマンの死の直後)には従業員数が600人に達していた。だが独占が12年で失効していたこともありやがて競合工場が出現したことで1802年がピークとなり、それ以降の生産量は縮小していった。
1789年–1790年にはピーター・ドリンクウォーター(Peter Drinkwater)がマンチェスターでピカディリー・ミル(Piccadilly Mill)を建設した。この工場はボールトン・アンド・ワット製の8馬力の蒸気機関を動力とするものだった。
製造業や加工業は業種が細分化されており、工場も業種の数だけ細分化されている。製造業の工場も業種ごとに分けられ、また加工工程ごとに細分化されている。
繊維から糸を紡ぐ工場は紡績工場、糸を織り織物を作る工場は織物工場(あるいは織布工場)、布を裁断しミシンで縫い合わせる工場は縫製工場、糸を機械で編んで編物(ニット)を作る工場は編物工場(ニット工場)という。
穀類から穀粉を製造する工場は製粉工場(製粉所)という。水産物を加工する工場は水産加工工場という。食肉を生産するための工場は食肉工場ということもあるが、と畜場や食鳥処理場ということが多い。野菜を洗浄したりカット・加熱などする工場は野菜工場や野菜加工工場、食品メーカーが食品を製造するための工場は食品製造工場という。
丸太(ログ)から材木を生産する工場は製材工場といい、木材の加工を行う工場は木工所(もっこうじょ)という。
造船会社が船舶を建造する施設は造船所という。軍艦・兵器・軍需品の工場は工廠や兵器工場(アーセナル)と言う。
金属素材を生産する工場については、製銑[注釈 1]・製鋼[注釈 2]・圧延をして鉄材や鋼材を生産する工場は製鉄所、アルミを精錬する工場はアルミ精錬工場、銅を生産する工場は銅溶錬工場などと分類する。アルミは何度でも溶かしてリサイクルされ一旦精錬されたアルミの75%は何度でも再利用され続けているので[12]、アルミ精錬工場の数は減ってきており代わりにアルミリサイクル工場が増えてきている。
鋳鉄・銅合金・アルミニウム合金・鋼などを溶かして型に流し込み鋳物を作る工場は鋳物工場という。
金属を加工するための工場も、鉄材や鋼材を加工する工場は鉄工所、その中で切削加工に特化した工場は切削工場、研磨加工に特化した工場は研磨工場などと細かい分類も可能で、メッキ加工をするための工場はメッキ工場、塗装するための工場は塗装工場などと加工の種類だけ細分化できる。
化学物質を製造する工場は化学工場と言い、その中核となっている生産施設や装置を化学プラント(en:Chemical plant)という。
完成品の工場については、たとえば木材を加工して最終的に家具を製造する工場は家具工場、楽器メーカーが楽器を製造するための工場は楽器工場、バッテリーメーカーがバッテリーを製造するための工場はバッテリー工場、自動車メーカーが部品工場を運営する会社から納入された部品を集めて組み立てて自動車を製造するための工場は自動車工場、半導体メーカーが半導体(集積回路類)を製造するための工場は半導体工場、などと分類される。パソコンの完成品を組み立てるための工場は多数存在し大量に生産しているのだが、まだ固定した分類名が無い[注釈 3]。
乗り物の整備工場としては自動車整備工場、オートバイ整備工場、船舶整備工場[注釈 4]、航空機整備工場(機体整備工場)など、乗り物の種類ごとにある。(なお、自動車整備工場やオートバイ整備工場は多くの一般人が車検毎に使い、一般人も馴染みのある工場である)。 自動車のボディーのへこみを直す工場は板金工場(ばんきんこうじょう)という。
歴史的工場を挙げる。歴史的工場のほとんどは操業を停止し、工場遺産や文化遺産などに指定されている。
5G通信 + 工業用インターネット(中国語:5G+工业互联网)を導入した工場は、生産効率・品質管理の向上、生産ラインや物流の自動化・省人化、柔軟な生産 (多品種少量生産や速やかな生産切り替え) などが可能となるとされ、中国国内でモデル工場 (示范厂)として注目されている。
日本には、2017年現在で、およそ36万もの工場がある[13]
日本において、働く人の数が300人以上の工場を「大工場」、300人未満の工場を「中小工場」と呼ぶ[14]。さらに29人以下の工場は「小工場」と呼ばれる。
大工場の例としては、自動車工場や化学工場、電化製品工場などが挙げられる[15]。ほとんどは重化学工業である。
中小工場の例としては、部品工場や食品工場、繊維工場、日用品工場などが挙げられる[13]。中小工場は、大企業の下請けが多く、大工場でつくっている製品の部品などを作っている工場が多い。部品工場のことを、最終製品を作っている工場からの視点で、関連工場ともいう。
2017年現在で、36万の工場の99%以上が中小工場であり、大工場はわずか1%未満である[13]。外国に比べると、日本の中小工場の割合は大きい[16]。しかし、中小工場に仕事を発注する大工場の海外移転の増加などに伴い、日本の中小工場の数は年々減少傾向にある[17]。日本の全工場で大工場と中小工場を比較した場合、従業員数は中小工場が約7割を占めるが、生産額は中小工場が全体のおよそ半分である[18]。
中小工場ではそれぞれの優れた技術を持つ職人が多く働いているが、従業員の高齢化による後継者不足が問題となっている。また、中小工場は景気の影響を受けやすいため、経営的に厳しい状況になることもある。
| 大工場 | 中小工場 | 総数 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 工場数 | 3248 | 0.9% | 35万7596 | 99.1% | 36万844 |
| 従業員数 | 249万人 | 31.5% | 541万人 | 68.5% | 790万人 |
| 工業生産額 | 169兆4089億円 | 52.6% | 152兆6613億円 | 47.4% | 322兆703億円 |
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小規模から中規模の工場は、内陸地域に設置されることが多い。特定の地域に工場が自然と集中し工業集積地(工業地域)となることも多い。また意図的に開発された工業団地内に建設されることも多くなった。 一方、石油や鉄鋼などの大規模な工場は、原料の搬入や製造した製品の搬出の便を図るために、海岸沿いの臨海部に設置されることが多い。石油コンビナート、製鉄所などはそれ自体が非常に規模が大きく、また関連工場も多くは近隣に設けられ、一大工業地区を形成する。
特に大規模な工場や工場集積地は多くの労働者を必要とするので、労働者が使う店舗も工場の周辺に集まることもある。工場を中心として形成される生活圏を企業城下町と呼ぶこともある。
工場見学と呼ばれる内部見学を行うツアーが組まれることがある[19][20]。また、工場によっては見学用の施設を設置する場合もある[21]。
工場では細いパイプが幾層にも入り組み、様々な設備がむき出しになっており不思議さやシュール感を見る人にもたらす。夜は照明にそれらが浮かび上がり、さらに独特な雰囲気を醸し出す。配管はできるだけ曲がり角をなくして最短距離をとるのが効率的だが、建物の構造上、簡単にはいかないこともある。この場合の不規則な配管では職人の努力と工夫が見え、迷路のように入り組んだ配管独自の美を感じさせる[22][23]。特にコンビナートやプラント群などの多い無機質な工場地帯の景観は、「工場萌え」としてブームとなり、夜景観賞バスツアーを主催する自治体もある[24]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 16:03 UTC 版)
「Art Style」の記事における「FACTORY」の解説
制限時間内で大きな紙から出来るだけ多くの立方体を作っていくモード。TRIALとは異なり、紙は途切れる事無く、画面上部の方へ続いており、立方体を作って使える部分が無くなると「SENDボタン」をタッチして紙を下の方へずらし、そこから更に立方体を作る事を繰り返していくのが主な流れとなる。多くの立方体を作れば作るほどランク終了時にもらえる報酬が増えていく。この時、連続で立方体を作っていく事によりボーナスが成立。最大16倍の倍率がかかり、報酬を大幅に上昇する事が出来る。逆にSENDで紙をずらした際に、画面下部にある「シュレッダー」で紙を無駄にしたり、上から落下する「爆弾」が紙の上に乗ってから時間が経過、もしくはシュレッダーでの処理により爆発して紙を燃やされると、ペナルティーとして無駄にした分の額をもらえる報酬から引かれる事になる。爆弾は爆発するまでに立方体の底面に来るように組み立てると回収することができ、回収した爆弾の数に応じてボーナス報酬が得られる。また、爆弾が落下するタイミングを見計らって紙をずらしたり、出来上がっている展開図を折り曲げたりして落下した爆弾を穴に落とす事で消滅させる事も可能である。全8ランク構成で、上のランクに行くほど、紙の値段が上がっていき、立方体を作る事で得られる報酬が大きくなるが、同時に紙を無駄にした際に引かれる額も大きくなる。また報酬を溜めていく事でタイトル画面で表示される箱庭用のアイテムを入手でき、箱庭が段々賑やかになっていく。
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