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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/05 07:27 UTC 版)
| イーブイ | |
|---|---|
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| 基礎データ | |
| 英語名 | Eevee |
| 進化体系 | しんかポケモン |
| 進化前 | なし |
| 進化後 | シャワーズ、サンダース、ブースター、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、ニンフィア |
| 世代 | 第1世代 |
| ポケモン学 | |
| 分類 | しんかポケモン |
| タイプ | ノーマル |
| 高さ | 0.3m |
| 重さ | 6.5kg |
| 特性 | にげあし、てきおうりょく |
| かくれ特性 | きけんよち |
イーブイ(英語:Eevee)とは、ポケットモンスターシリーズに登場するポケモンの一種である。
イーブイは様々な姿に進化することができ、現時点で8種類が確認されている。ポケットモンスターシリーズでは、くさ・ほのお・みずタイプやピカチュウと共に初心者用ポケモンにも選出されている。
4足歩行型の小動物ポケモン。肉球は前肢に2つ、後肢に4つある。黒い瞳の大きな目にウサギのような長い耳とキツネのような尻尾を持つ。眼光はグレー、近年は茶色である。体色は茶色で、首の周りを覆う襟巻き状の白い毛が特徴。
デザイナーは元ゲームフリーク社員の藤原基史である。名前の由来は英語で「進化」を意味する「Evolution」の頭2文字「EV」からとされている[注釈 1]。モデルは不明であるが、Pokémon GOにおいて、2018年(戊戌)にガーディやブルー、ポチエナ、ラクライと共にピックアップされたことがある[1]。
ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイでは、ピカチュウと並んで「相棒」として登場し、プレイヤーの肩や頭に乗ったり、特別なわざを使用したりすることができるなど、特別な立ち位置を与えられている[2][3]。LPLEにおいて、眼光が茶色の野生のイーブイと異なり、相棒イーブイの眼光はグレーで、高さ・重さも前者より一回り大きい。
周囲の環境に合わせて体のつくりを変えていく能力の持ち主。姿を変えることにより、様々な厳しい環境への対応が可能になる。ゲーム中のアイテムの進化の石やトレーナーとのなつき度などにより進化先が分岐する[注釈 2]。現時点で8種のポケモンに進化する。ゲットされると次第に親になったトレーナーの顔に似る。
専用Zワザは『ナインエボルブースト』。イーブイの進化系全種の力を借りて「こうげき」・「ぼうぎょ」・「とくこう」・「とくぼう」・「すばやさ」がそれぞれ2段階ずつ上がる、専用Zワザ唯一の変化技である。また、『Let’s Go! イーブイ(LPLE/ピカブイ)』からイーブイは雌雄区別が設けられるようになり、雄はこれまで通りギザギザ模様だが、雌はしっぽ側からみるとお花模様である[4]。また、LPLEでは相棒個体と野生個体のイーブイのデザインが異なっている。性別比は7・1でメスは非常に少ない。
『赤・緑』では岬の小屋に住むマサキのパソコンを調べることでイーブイとその進化形の姿を見ることができ、のちにタマムシシティのマンションで1匹のみ入手できる。同作ではアイテム「みずのいし」でシャワーズ、「かみなりのいし」でサンダース、「ほのおのいし」でブースターに進化する。 登場当初の進化形は上記3種のみだったが、『金・銀』からはエーフィ、ブラッキー、『ダイヤモンド・パール』からはリーフィア、グレイシア、『ポケットモンスター X・Y』からはニンフィアが登場し、現在は8種の進化形が存在する。イーブイとその進化形を全種をまとめて「イーブイフレンズ」、「イーブイズ」、「ブイズ(非公式用語)」と呼ばれることもある[5][6]。
エーフィ、ブラッキーの進化条件はなつき度(『ソード・シールド』からはなかよし度)によって決まり、十分になついた状態でレベルアップすることで進化する。進化先は時間帯によって異なる[注釈 3]。リーフィア、グレイシアは「リーフのいし」や「こおりのいし」を用いて進化する[注釈 4]。ニンフィアはイーブイが十分仲良くなった状態でかつフェアリータイプの技を覚えている状態でレベルアップする事で進化する[注釈 5]。
複数の進化条件を満たしているイーブイの進化先は優先度の高い方からリーフィア/グレイシア→ニンフィア→エーフィ/ブラッキーの順。なお、『Let’s Go! イーブイ』の相棒個体のイーブイ、および下記のキョダイマックスの個体のイーブイは進化条件を満たしても進化することができない。
2018年11月18日には、ゲーム『Let’s Go! イーブイ』が本編のゲームとして発売された。主人公の相棒且つメインキャラクターとして登場する。この作品は『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースにしており、『ピカチュウ』では主人公がピカチュウを使用するのに対し、ライバルがイーブイを使用することから、イーブイがメインとして選出された[7]。同作からイーブイの声は悠木碧が担当し[8]、相棒のイーブイ及び野生のイーブイ全ての個体の声を担当した。『ソード・シールド』『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では引き続き悠木の声が使用されており、ダイマックスやキョダイマックスなど新たに収録された声もある。
メディアミックスにおいては、イーブイ単独の他に、ゲーム『ポケットモンスター ピカチュウ」ならびに『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』、アニメ『ポケットモンスター』で主人公とライバルが激突したピカチュウとイーブイ(ピカブイ)、劇場版シリーズの短編作品『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』でも知られる9種類のイーブイフレンズなどを中心に多種多様な展開が存在する。
TVアニメ版では第39話にて4人兄弟の末っ子、タイチ(声:冬馬由美)のポケモンとして登場する。それぞれサンダース・シャワーズ・ブースターを使用する3人の兄達から自身が推薦するポケモンに進化させるよう迫られていたが、タイチはイーブイを進化させる道を選ばず、イーブイのまま育てることにした。第117話からはシゲルの手持ちポケモンで登場してサトシのピカチュウと対戦し、勝利した。『金・銀』編での再登場時にはブラッキーに進化していた。第183話に登場したイーブイ5姉妹の末っ子・サクラはイーブイを持って初登場するが、後にエーフィに進化させた。
『アドバンスジェネレーション』ではハルカのポケモンとして登場。声優は林原めぐみ。『ダイヤモンド&パール』でグレイシアに進化して再登場した。『ポケットモンスター ベストウイッシュ』では、バージルがチーム・イーブイの8体目のポケモンにメスのイーブイ[注釈 6]を持っている。初代イーブイはブラッキーに進化している。進化後ブラッキーの助けもあり、チーム・イーブイ結成の根拠となる。バージルは、イッシュリーグ・ヒガキ大会への出場をサトシらに明かし、有力なライバルとなった。サトシを破って準決勝に進んだコテツに勝利し、決勝ではイーブイとディーノのクリムガンとの残り1対1の激闘の末、優勝を果たす。バージルとイーブイは、『ミュウツー 〜覚醒への序章(プロローグ)』にも登場。
『XY』ではセレナのポケモンとして登場(声はシゲルのものと同様にかないみか)。『ポケットモンスターXY&Z』でニンフィアに進化した。
『ポケットモンスター サン&ムーン』では、イリマ(声:千葉雄大)のパートナーポケモンとしてイーブイが第65話から登場。留学先のカロス地方から帰郷後、カゲトラとイーブイに勝利して、イーブイZを手に入れる。アローラリーグ・マナーロ大会の予選は善戦して決勝トーナメント出場を果たす。また、第93話から98話まではミニコーナー「イーブイどこ行くの?」があり、イーブイがマンタインに乗って海を渡ってアローラ地方までたどり着き、ピカチュウたちに出会うところまでが描いた。以降、第99話でスイレンにゲットされ、ナギサと名付けられた(声:金魚わかな)[9]。ナギサは、当初髪型がボサボサで野性味に溢れていたが、この年に発売されたピカブイ(LPLE)の相棒ポケモン・イーブイの髪型変更機能に搭載されている髪型に似た姿に散髪された。
『ポケットモンスター (2019年のアニメ)』では、イーブイ進化研究所の雌のイーブイがコハルの初めてのポケモンとなった。コハルのパートナーポケモンである。なお、しっぽに雌雄区別が付いて初めての雌の個体となる。声優は真堂圭。
『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』では、イーブイ(声:吉岡聖恵)が登場。同時上映の『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』でもイーブイ(声:伊瀬茉莉也)が登場。同劇場版向けTVアニメ『ミュウツー 〜覚醒への序章(プロローグ)』では、バージルと相棒のイーブイが登場。『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』では、リサのポケモンとして、イーブイが登場。YouTubeチャンネル『Pokémon Kids TV』のオーディオドラマ「ともだちはイーブイ」では、玲奈の友達のイーブイ(声:悠木碧)が登場。特別放送のテレビアニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』では、オーキド博士がポケモンの世界を紹介する際に、モンスターボールからイーブイを出した。
『ポケットモンスター(2019)』の第49話「コハルと不思議な不思議なイーブイ」は、YouTube上で「アニポケセレクション」として、ポケモン公式YouTubeチャンネルより公開されている[10]。
海外ではかわいいポケモンとして非常に人気があり、ゲームニュースサイト『WatchMojo.com』で2016年1月3日に公開されたランキングビデオでは1位に輝いている[11]。また、国内でも初期から人気ポケモンの1匹である。
ファンを中心に人気が爆発したことから2017年11月20日には、『プロジェクトイーブイ』の特設サイト及びTwitterやInstagramアカウントが作成され翌日詳細が明かされた。Twitterでは、イーブイやその進化系の広報・企業訪問を中心に活動し、Instagramでは、ぬいぐるみのイーブイと一緒に国内や海外の観光の様子をアップする活動をしていた。4コマ漫画「ぷろじぇくといーぶいだよ」は人気を博し、LINEスタンプ化した。また、特別企画展EVs+cafeが六本木ヒルズヒルズカフェで催された際には、画家のヒグチユウコやアートディレクターの佐野研二郎などのイーブイフレンズのイラストが展示された。「いぶすき」と「イーブイ好き」の語呂合わせで鹿児島県指宿市スポーツ・文化交流大使に任命され、2018年12月には指宿市内にイーブイのマンホール(後のポケふた)が先行で設置された[12][13]。2018年11月21日には、一般社団法人日本記念日協会より、『イーブイの日』が公認された。イーブイの日には関連する各種イベントが行われる。このプロジェクトの初期から現在もなお「午前11時21分」と「午後23時21分」を『イーブイタイム』としている。プロジェクトイーブイテーマソングとして、『イーブイマーチ(歌・みゆはん)』(ひきこもり情報弱者収録)がある。振り付けはパオパオチャンネルが行った[14]。なお、プロジェクトイーブイは2018年12月をもって主だった活動が終了したが、X(旧名:Twitter)では新体制が行っている。
ポケモンセンターサッポロが2009年3月に常設開店した際、ピカチュウやポッチャマと共に同店のロゴマークの1体として採用された。2024年現在、リニューアルしたキョウト、メガトウキョー「モクロー広場」、東京・日本橋のポケモンカフェ[15]にはイーブイのオブジェがある。沖縄のポケモンストアでは、かつて表情が異なるウインディの衣装をまとったシーサー風のイーブイのオブジェ2体が左右にあり、ぬいぐるみも発売されていた。ポケモンセンターヨコハマにはイーブイとシャワーズのオブジェが置かれていた。『Eievui Collection』発売に際しては、各地のポケモンセンターの3ヶ所にイーブイのぬいぐるみが置かれた「イーブイタワー」が配置された。2018年には、横浜ランドマークタワーにおいて、イーブイたちのタワーが設置され、注目を集めた[16]。
2021年夏には横浜市役所前にモンスターボールを模したオリジナル郵便ポストが設置され、ポストの上にはイーブイのオブジェが取り付けられている[17]。2026年6月30日までを予定している[18]。
よみうりランド内のエリア「ポケパーク カントー」が2025年に開業[19]。以後、ピカチュウと共に看板を務め、着ぐるみなどが来園者を出迎えている。また、「ピカチュウとイーブイのもり」[20]など各所でイーブイを観察できる環境となっている。
『ポケモンカフェ』では、2021年6月12日から「みんなメロメロ♡イーブイプレート」「こんにちはイーブイ!ロイヤルミルクティー 〜ふんわりしっぽのフィナンシェ付き〜」が定番メニューとして提供されている。また、『ピカチュウスイーツ by ポケモンカフェ』では、「イーブイのもふもふクリームとキラキラスモア風フラッペ」が発売された[21][22]。『ポケモン Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』時には、ポケモンカフェから「ピカチュウとイーブイのなかよしマフィンプレート」「ピカチュウとイーブイの冒険!?フライドポテト」が発売されており、「イーブイのプレートセット」は2021年5月まで定番メニュー化されていた[23]。
2019年夏には、サーティーワンアイスクリーム(バスキン・ロビンス)から「アイスクリームケーキ イーブイ」が期間限定で登場。2022年7月には、アイスクリームのフレーバーで「イーブイのもふあまアイス」が登場[24]。このフレーバーは、9月まで販売していた。「アイスクリームケーキ イーブイ」も再販された。2023年7月より、フレーバー「イーブイのもふあまアイス」が大好評につき再販[25]。
2021年には、ミスタードーナツで「イーブイ ドーナツ」が発売された[26][27]。「イーブイのふりむきドーナツ」も発売[28]。2018年には、「モンスターボール ドーナツ」にイーブイのスリーブがついて登場[29]。福袋やその中身のグッズにもイーブイが度々登場(2020年などは不在)。
2021年には、ポケモン東京ばな奈の第2弾「イーブイ東京ばな奈」が登場した[30]。2026年に再登場[31]。 第一屋製パンのポケモンパンにおいて、定番の「ミニ蒸しケーキ いちご」に2021年から3度選出され、9種類のポーズが確認されている[注釈 7]。また、これまでにデコキャラシールも35種類ある[32]。
伊藤園とポケモンのコラボレーション商品として、「充実野菜 ポケットベジ」にイーブイが登場した[33]。「ポケモンソーダ」はイーブイたちがデザインされた[34]。「健康ミネラルむぎ茶 すっきり健康麦ブランド」では、ピカチュウと共にイーブイがデザインされている[35]。
2019年1月26日にはポケモンシリーズと『たまごっち』とのコラボレーションにおいてイーブイが起用され、『イーブイ×たまごっち』が発売された。育て方によって8タイプのいずれかに進化する[36]。
ニンテンドーDS用シミュレーションゲーム『ポケモン+ノブナガの野望』では、主人公のパートナーポケモンとなる。
ポケモンボードゲームアプリケーション『ポケモンコマスター』では、最終のアプリケーションのアイコンにピカチュウと共に選ばれた[37]。
ゲームアプリ『ポケモンマスターズ』・『ポケモンマスターズ EX』では、リーフ・アユミ・イブ(ポケモンごっこ)がイーブイをパートナーポケモンにしている。
Nintendo Switch及び携帯電話ゲーム向けパズルゲーム『ようこそ!ポケモンカフェ 〜まぜまぜパズル〜(ポケまぜ、旧・Pokémon Café Mix)』では主人公のパートナーポケモンとして、イーブイが登場。開業したカフェの看板ポケモンでもある。オリジナル衣装のイーブイも複数登場する。
ポケモンカードゲーム(PCG)アプリケーション『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』にシリーズ「イーブイガーデン」が登場[38]。
「プロジェクトイーブイ」の取り組みの一環に、イーブイの着ぐるみがある。4足歩行と異なり、2足歩行で活動している。容姿は忠実に再現されており、首元にはもふもふな毛も伸びている。2018年には、「もふ会」[39]、「もふもふ会」が開催され、ポケモンセンターに登場。2018年・2019年の夏には、横浜市でイーブイの行進が行われた。また、イーブイのウォーターショーも開催された[40]。それ以降も、ポケモンセンターやポケモンカフェなどのイベントから、YouTubeチャンネル『Pokémon Kids TV』などの動画まで多岐に亘って活躍している。花模様の尾のメスのイーブイの着ぐるみもあるが、原作同様希少である。
2018年には、Twitterのハッシュタグの絵文字に、ピカチュウと共に登場[41]。
2023年には、全日本空輸のポケモンジェット「イーブイジェット」が就航。
アメリカに於いて、2021年11月25日に開催される全米最大級の感謝祭イベントMacy's paradeでピカチュウ&イーブイの巨大バルーンがニューヨークのストリートに登場[42][43]。以後も登場。
2025年日本国際博覧会では、誘致映像にイーブイが登場[44]。万博開催から半年を切ったさいには、カウントダウンに登場[45]。万博会場内の調和の広場には、イーブイのオブジェが設置された[46]。
フジテレビ系列の番組『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』では、過去にイーブイに関連する問題が出題されたこともある。
読売新聞の連載ポケモン四字熟語では『千差万別・せんさばんべつ』[47]、英語でひとことでは『That's rare.(めずらしいね)』が、ポケモンとまなぼう 熟語大百科では『多様』[48] が、イーブイを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。2020年10月1日の読売新聞(朝刊)では、ポケモンセンターの採用企画「キミの進化大作戦」がメッセージ広告として掲載され、群馬、栃木、茨城ではイーブイが一面を飾った[49]。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、「モンスターボール」から登場。ファイターを見つけるととっしんする。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:33 UTC 版)
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