出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 04:57 UTC 版)
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| 作者 | Timo Sirainenら |
|---|---|
| 初版 | 2002年7月 |
| 最新版 |
2.3.21.1[1] |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 |
C |
| 対応OS | Unix系 |
| プラットフォーム | マルチプラットフォーム |
| サポート状況 | 開発中 |
| 種別 | IMAP やPOP3 のサーバ |
| ライセンス | MITおよびLGPL |
| 公式サイト | www |
Dovecot(ダヴコット、[ˈdʌvkɒt])とは、Unix系のOS上で動作する、IMAPおよびPOP3のサーバである。セキュアなシステムを意識した設計方針をとり、ティモ・シライネンらによって開発・公開されている。
Open Email Survey[2]によると、Courier-MTAやUW IMAPに変わり、標準的な地位を占めるようになっている。2020年の時点でDovecotには少なくとも290万台のIMAPサーバのインストールベースがあり、全IMAPサーバの76.9%の世界市場シェアを持つ。 2019年の同じ調査の結果は、それぞれ260万件と76.2%の数値を示した[3]。
Mac OS X Server v10.6では、標準のPOP3/IMAPサーバーとして従来のCyrus IMAPから置き換えられた[4]。
Dovecotには、主な特徴として、以下のような点があげられる。
Dovecot は、標準のmbox、Maildir、および独自のネイティブ高性能dbox 形式で動作する[5]。UW IMAPおよびCourier MTA サーバによる実装およびメールボックスに直接アクセスするメールクライアントと完全な互換性がある。
Dovecot には、メール配送エージェント(Dovecot のドキュメントでは「ローカル配信エージェント」と呼ばれている)とLMTPサーバも含まれており、オプションでSieveフィルタリングサポートが提供されている。
Dovecot は、CRAM-MD5やより安全なDIGEST-MD5等、IMAP、POP、およびメッセージ送信エージェント(MSA)アクセス用のさまざまな認証スキームをサポートしている。
バージョン2.2では、Dovecot にいくつかの新機能が追加されている。追加のIMAPコマンド拡張、dsync が書き換えまたは最適化され、共有メールボックスがユーザーごとのフラグをサポートするようになった[6]。
バージョン2.3では、メッセージ送信エージェント、認証用のLuaスクリプト、およびその他のいくつかの改善が追加されている[7]。
Appleでは、Mac OS X Server 10.6 Snow Leopard 以降の電子メールサービスにDovecot が含まれている。
2017年、Mozillaは、Mozilla Open Source Support プログラムを介して、Dovecot コードの最初の公開監査であるDovecot ソフトウェアのセキュリティ監査を実施した[8]。
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