出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/16 16:42 UTC 版)
DEPT(Distortionless enhancement by polarization transfer )測定は1級、2級、3級炭素原子の帰属に用いられる手法である。DEPT測定は選択角パラメータ(最後の1Hパルスの傾き角度)を変えることによってCH、CH2、CH3基を区別する。135° の角度ではCHおよびCH3に対してCH2を逆位相のシグナルとして観測する。90° の角度ではCH基のシグナルのみを観測する。45° の角度ではプロトンが結合している全ての炭素(CH、CH2、CH3基)を同位相で観測する。4級炭素およびプロトンが付いていない炭素からのシグナルは常に観測されない。 DEPT測定では1Hから13Cへの分極移動は感度が上昇するという二次的な利点がある。これに対し通常の13Cスペクトルは1Hデカップリングによる核オーバーハウザー効果によって感度が少し上がっている。
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