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DVB-T(Digital Video Broadcasting - Terrestrial)とはDVB規格の中の地上デジタルテレビジョン放送の規格である。デジタルの音声と動画の信号を直交周波数分割多重方式(OFDM)のデジタル変調(COFDM)で送信する。情報源符号としては MPEG-2、さらに最近では H.264/MPEG-4 AVC を採用している。
DVB-Tは送信規格であり、特にデジタルテレビジョン放送で採用されている。例えばイギリスではFreeviewがある。OFDMは広帯域のデジタル信号を多数の比較的低速なデジタルストリームに分割し、それらを互いに直交し近接する搬送周波数で送信する。発信局が何マイルか離れていれば同じ周波数で発信可能で、中間にある受信機は両方の局の信号を正しく復調可能である。
この図に基づいて、個々のブロックの信号処理について以下に解説する。
2006年3月、DVBプロジェクトはDVB-Tの更新の検討開始を決定した。2006年6月、正式な研究グループ TM-T2 (Technical Module on Next Generation DVB-T) が結成され、第二世代の地上デジタルテレビジョン放送にふさわしい方式 DVB-T2 を検討することになった[3]。
シリアがDVB-T2を採用している。
2007年4月に発表された要求仕様によると[4]DVB-T2の第一フェーズでは既存のアンテナを使って固定の受信機と可搬型受信機(モバイルではない)向けに最適な方式とし、第二および第三フェーズではより多くのペイロードを送信し(アンテナも新たなものにする)モバイルでの受信も検討することになっている。既存のDVB-Tと同等の帯域条件でペイロードを最低でも30%増加させることが求められている。期待されている技術としては、以下のものがある。
DVB-T2の検討作業は近々完了し、2008年中にETSIにて規格案として提出される予定である。市場への展開は2009年になる予定。
BBC、ITV、チャンネル4、Fiveは規制機関・OfcomとDTTによるHDTV用帯域を増やすために帯域を明け渡すことに合意した[5]。DVB-T2を使った放送は2009年11月に開始された。
2008年4月、OfcomはDVB-T2とMPEG-4を使ったHDTVの周波数割当を決定した[6]。
2009年12月、日本のNECが世界初となる送信機をイギリスBBCに納入し、放送を開始している[7]。
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「デジタルビデオブロードキャスティング」の記事における「DVB-T(Digital Video Broadcasting - Terrestrial、地上デジタル放送用)」の解説
1997年初頭に制定。変調方式COFDM。周波数帯域VHF、 UHF。
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