cruyff in the bedroom(クライフ・イン・ザ・ベッドルーム)は、日本のロックバンドである。ジャンル的にはシューゲイザーに分類される[1][2][3]。近年の作品はジャズ、ポストロック、ハウス、ワールドミュージック等、様々なジャンルの要素が散見される。アメリカのシューゲイザー専門レーベルのclairecordsにより、「キング・オブ・シューゲイザー」と名付けられ、最近はバンドサイドでもそう自称している。ハタがTHE ZIP GUNSのボーカルとして活動中にシューゲイザー、クリエイション・レコーズと出会い、それらに影響を受けた音作りを取り入れようとしてバンド内で対立が生じ、THE ZIP GUNSは解散。その後、1998年にハタとヒロナカを中心にcruyff in the bedroomが結成される。ハタはサッカー好きとして知られ、日本がワールドカップ初出場を果たした1998年に結成したことを強調したり、音源の発売を「kick off」と称したり、サッカー雑誌の取材を受けたり、ライブでガンバ大阪のタオルを使用したりしている。バンド名の由来も、オランダのサッカー選手のヨハン・クライフである。
メンバー
ハタ ユウスケ
大阪府出身。大阪府立香里丘高等学校卒業[4]。ボーカルとギターと、全曲の作詞作曲を担当している。上記の通りサッカー好きで、ガンバ大阪のファン。バンド結成前はベースのヒロナカとともにTHE ZIP GUNSのメンバー。ギタープレイでは、リバース・ディレイの多用と、容赦ない轟音が持ち味。クライフ以外にも、DJとして、また、ハタユウスケグループというサイド・プロジェクトで、活動している。ヨーロッパびいきで、好きな街はアントウェルペン、好きな画家はゴッホ、好きなサッカー選手はヨハン・クライフとジョルディ・クライフ。
クライフのアルバムではもっとも正統派シューゲイザーに近いサウンド。陰鬱な曲が多い。また、近年のクライフに顕著なジャンルの吸収の傾向も、「my love shape」や「carillon blue」で見られる。
hikarihimawari(2003年)
今までの正統派シューゲイザー的な楽曲(「a walk at twilight」「sunflowers bloom in dark」)と並んで、ジャム色の強いジャジーな楽曲(「la cafe-terras, le soir」「alyscamps」)やヨーロッパ風な楽曲(「she goes to the world's end」)、ポストロック的な楽曲(「hikari cathedral」)等も収録されている。
オリジナル・アルバム三作目。「キング・オブ・シューゲイザー」の称号を公式に使い始めてから初めての作品。kaskade等のダンスミュージックに影響された四つ打ちの楽曲([clear light, white cloud」「rakuen」「suilent」「twinkle twinkle」「tablet」)が多々収録されている一方、「hikarihimawari」の残り香を感じさせる楽曲(「cherry」「frozen」)や初期クライフのようなサウンドの「euiro」も並ぶ。また、ほぼ全曲が英語詞だったクライフが今作では大胆に日本語詞を導入している。
ukiyogunjou(2010年)
hacanatzkina(2012年10月3日)
HATE ME(2017年5月10日)
ミニアルバム
top of the world (2001年)
6曲入りのミニアルバム(現在廃盤)で、全曲通してフィードバックノイズが途切れることなく鳴り続けるようなシューゲイザーらしさ全開の一作。ライドの「like a daydream」をほうふつさせる「slave」やヴェルヴェット・アンダーグラウンドへのオマージュ「nico」、ヨーロピアンなアコースティックギターのリフがループされる「what she said」等が収録されている。