コルタナとは、Microsoftが発表したWindows Phone向けの音声アシスタント機能の名称である。
コルタナが搭載されることで、Windows Phone上で音声による端末操作、検索、テキストの読み上げ、あるいは各種の通知・提案などが可能となるという。端末操作機能は「Siri」に近く、状況に応じて提案を行う機能は「Google Now」に近いとされる。
コルタナは2014年4月に開催されたカンファレンス「Build 2014」において正式に発表された。「Windows Phone 8.1」に搭載されるという。
コルタナはMicrosoftが提供しているゲーム「Halo」に登場する、女性の造形で描かれる高性能の人工知能「CTN 0452-9」の呼び名である。
| PDA: | Windows CE .NET |
| Windows Phone: | App Hub カーブフリック コルタナ Lumia 1020 Lumia 900 Mangoアプリ |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/24 19:15 UTC 版)
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| 開発元 | マイクロソフト |
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| 初版 | 2014年4月2日[1] |
| プログラミング 言語 |
C# / C++ [2] |
| 対応OS | Windows, iOS, Android, Xbox OS |
| プラットフォーム | |
| 対応言語 | |
| 種別 | AIアシスタント |
| ライセンス | プロプライエタリ |
| 公式サイト | www |
Cortana(コルタナ)は、かつてマイクロソフトによって開発されたAIアシスタントで、Windows 10(Pro EducationとEnterprise LTSBは除く)、Windows 10 Mobile、Windows Phone 8.1(後継はBing Mobile)[5]、Microsoft Band、Xbox One[6]、iOSおよびAndroid用が存在する[7]。CortanaはサンフランシスコのMicrosoft BUILD Developer Conference(2015年4月2日から4日まで)で最初のデモンストレーションが行われた[1]。
Cortanaは2016年6月現在、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、および日本語版で利用可能であり、また使用する地域やソフトウェアプラットフォームにより異なる。Cortanaの競合技術にはAppleのSiri、グーグルのGoogle アシスタントなどが存在する。
「Cortana」の名称は、マイクロソフトのファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)のシリーズ「HALO」に登場する女性型人工知能(AI)の名前から付けられている[8]。
Cortanaは2023年にすべてのデバイスで廃止となり後継としてMicrosoft Copilotに置き換えられた[9][10][11]。
Cortanaの開発は2009年にMicrosoft Speech製品チームのゼネラルマネージャーであるジグ・セラフィン (Zig Serafin) と主任研究員であるレイリー・ヘック (Larry Heck) によって始められた。ヘックとセラフィンはマイクロソフトのデジタルパーソナルアシスタント技術のための構想、目標および長期計画を立てて、Cortanaの初期プロトタイプを作るために専門知識を持つチームを立ち上げた[12]。Cortanaデジタルアシスタントの開発のため、チームは本物のパーソナルアシスタント(秘書)にインタビューを行った。これらのインタビューはノート (notebook) 機能に含まれるようなCortanaの数多くのユニークな機能に影響を与えている。オリジナルの Cortana はコードネームでしかなかったが、Windows PhoneのUserVoiceサイト上での嘆願によってコードネームが公式のものとして知られるようになった[13]。
Cortanaはリマインダーをセットしたり、キーボード入力を行うことなく生の声を認識したり、Bing検索エンジンからの情報を使って質問(現在の天気や道路状況、スポーツのスコア、経歴など)に答えたりできる[14][15][16]。
検索機能はBing検索エンジンのみで、全てのリンクはMicrosoft Edgeで開かれる[17]。Windows 10リリース当初は既定のWebブラウザー(Microsoft Edge以外でも可)に検索語句が渡され、そのWebブラウザーの既定の検索エンジンで検索されていたが、「Windows 10での検索体験を保護するため」として、2016年4月からBing検索エンジンとMicrosoft Edgeの組み合わせに固定された[18]。
Windows 8.1のユニバーサルBingスマート検索機能はCortanaに統合され、ユーザーが検索ボタンを押したときに有効になる旧来のBing検索アプリはCortanaに置き換えられた[19]。Cortanaは音楽認識サービスを含む[20]。また、サイコロを転がしたり、コイントスをシミュレートすることもできる[21]。CortanaのConcert WatchはBing検索からユーザーがどのバンドまたはミュージシャンに興味があるかを調べる[22]。
Cortanaはユーザー情報をインデックス化して保持している。これは無効にできる(Windowsサーチはローカルのコンピューターやウェブを検索するようになるが、これをオフにすることもできる)。Cortanaをオフに設定するだけではマイクロソフトのサーバーに保持されているデータは削除されないが、ユーザーの指示で削除することができる[23]。Windows 10においてCortanaを無効にしていてもなお、スタートメニューを通した検索によってCortanaの情報を含むthreshold.appcacheというファイルがBingのウェブサイトに送信されることについて、マイクロソフトは批判を受けている[24][25]。
Cortanaは地域特化であり、発音をユーザーが居住する国の日常言語、文化、会話パターンに合わせるようになっている。例えば、イギリス版のCortanaはイギリス英語のアクセントと単語で話す。シャオ・ナ(小娜)として知られる中国語版では官話で話し、アイコンは顔と2つの目で表現されている(他の地域では使われていない)[26]。また、Cortanaはユーザーの要求に合わせるためにローカライズされ、地元のスポーツチーム、ビジネス、テレビシリーズや証券取引所などの対象地域に関連する情報を表示する。
次の対応表は2016年10月時点の情報である。
| 言語[27] | 地域[27] | 方言 | 対応状況[27] | プラットフォーム |
|---|---|---|---|---|
| 英語 | アメリカ英語 | 利用可能 | Windows、Android、iOS | |
| イギリス英語 | 利用可能 | Windows | ||
| カナダ英語 | 利用可能 | Windows | ||
| オーストラリア英語 | 利用可能 | Windows | ||
| インド英語 | 利用可能[30] | Windows | ||
| ドイツ語 | 標準ドイツ語 | 利用可能 | Windows | |
| イタリア語 | 標準イタリア語 | 利用可能 | Windows | |
| スペイン語 | カスティーリャスペイン語 | 利用可能 | Windows | |
| メキシコスペイン語 | 利用可能 | Windows | ||
| フランス語 | フランス語、フランス方言 | 利用可能 | Windows | |
| フランス語、カナダ方言 | 利用可能 | Windows | ||
| 繁体字中国語 | 国語 | 利用不可 | ||
| 粵語 | 利用不可 | |||
| 粵語 | 利用不可 | |||
| 簡体字中国語 | 官話 | 利用可能 | Windows、Android、iOS | |
| ポルトガル語 | ブラジルポルトガル語 | 利用可能 | Windows | |
| 日本語 | 日本語、標準語 | 利用可能 | Windows[33], iOS[34] |
Cortanaの自然言語処理能力はTellme Networks(2007年にマイクロソフトが買収)より提供され、Satoriと名付けられたセマンティック検索データベースと結びつけられる[35]。Cortanaの処理能力はマイクロソフトの大規模なクラウドコンピューティング資源によって供給され、Microsoft Azureの技術が使われている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/12 02:35 UTC 版)
「Invoke (スマートスピーカー)」の記事における「Cortana」の解説
マイクロソフトのCortanaの搭載によりバーチャルアシスタント、音楽ストリーミング、ホームオートメーション、スカイプを通じた携帯・固定電話との着信・発信及びスカイプ同士の電話などのスマートスピーカーの機能がInvokeに搭載されている。 Cortanaはウェイクワードの「ヘイ、コルタナ」を言うかスピーカー上部の静電容量方式のタッチ面を3秒押し続けることで起動させることができる。Cortanaはその後Windows 10、Windows 10 Mobile、Windows Phone 8.1、Xbox One、iOS、Androidデバイスで操作する時と同じように音声コマンドを通じて操作できる。 Cortanaは個人のMicrosoftアカウントと同期しているため、Invokeはスマートフォンなどのユーザーが所有するコルタナ搭載の全てのデバイス間の相互運用性を提供しており、アポイントメント、リマインダー、リスト、場所、ライフスタイルのおすすめ、交通、通勤、配送、フライト、アラーム、天気及びニューストピックなどのユーザーのCortanaノートブックと同期を可能にしている。 Invokeはまたホームオートメーション、音楽ストリーミング及び他のモバイルアプリ統合などの機能を有効にするCortanaスキルキットにアクセスする。
※この「Cortana」の解説は、「Invoke (スマートスピーカー)」の解説の一部です。
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