出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/08 07:13 UTC 版)
| コンピュータの数学 Concrete Mathematics: A Foundation for Computer Science |
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| 著者 | ロナルド・グラハム ドナルド・クヌース オーレン・パタシュニク |
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| 訳者 | 有澤誠 安村通晃 萩野達也 石畑清 |
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| 発行日 | |
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| 発行元 | |
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| ジャンル | 数学 計算機科学 |
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| 言語 | 英語 | |
| 形態 | 上製本 | |
| ページ数 | 660(第2版) | |
| 公式サイト | www.kyoritsu-pub.co.jp | |
| コード | ISBN 978-4-320-12464-6 | |
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Concrete Mathematics: A Foundation for Computer Science(邦題:コンピュータの数学)は、ロナルド・グラハム、ドナルド・クヌース、オーレン・パタシュニクによる、計算機科学の分野で幅広く使用されている教科書である。
この本は、計算機科学、特にアルゴリズム分析のための数学的な知識と技術を提供する。序文によると、Concrete Mathematicsとは"a blend of CONtinuous and disCRETE mathematics"(「連続的な数学」と「離散的な数学」を混ぜた物)である。微分積分は、説明と演習において多用される。また、"concrete mathematics"(具体的な数学)という語は、「抽象的な数学を補う物」という意味でもある。
この本は、スタンフォード大学でクヌースが1970年から開始したコースに基づいている。この本は、クヌースの『The Art of Computer Programming』の「数学的な準備(Mathematical Preliminaries)」節の内容を拡張するものである。そのため、『The Art of Computer Programming』への導入としてこの本を使用する読者もいる。
Concrete Mathematicsには、形式ばらないユーモラスなスタイルが見られる。著者らは、多くの数学の教科書のような「乾いたスタイル」と彼らがみなす物を拒絶する。余白には、この本の「最初の編集者」であるスタンフォード大学のクヌースとパタシュニクの学生による「数学的な落書き」が書かれている。
他のクヌースの本と同様に、この本でどんな種類(技術的、歴史的、印刷上、政治的)であっても誤りを見つけた読者には賞金が贈られる[1]。
この本は、アイバーソンの記法、床関数と天井関数、階乗冪の記法などの多くの数学的記法を普及させた。
ドナルド・クヌースは、Concrete Mathematicsの初版をAMS EulerフォントとConcrete Romanフォントのテストケースとした[2]。