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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/07 11:56 UTC 版)
| 関西独立リーグ[注釈 1] | |
|---|---|
| 競技 | プロ野球 |
| 代表 | 矢白木崇行 |
| 開始年 | 2014年 |
| 参加チーム | 5 |
| 国 | |
| 前回優勝 | 堺シュライクス (2025年、5回目) |
| 最多優勝 | 堺シュライクス (5回) |
| 公式サイト | kandok |
| 関西独立リーグ | |
|---|---|
| 正式名称 | 関西独立リーグ |
| 英語名称 | Kansai Independent Baseball League |
| 略称 | KANDOK |
| 組織形態 | 一般社団法人 |
| 所在地 | 〒581-0031 大阪府八尾市志紀町1丁目15番地201号 |
| 法人番号 | 1140005024608 |
| 代表理事 | 矢白木崇行 |
| 目的 | 野球独立リーグの運営 |
| 設立年月日 | 2018年12月4日 |
| 前身 | BASEBALL FIRST LEAGUE |
関西独立リーグ(かんさいどくりつリーグ、英語: Kansai Independent Baseball League)は、日本の近畿地方(関西)を中心に活動するプロ野球独立リーグ。
2018年12月3日までのリーグ名は「BASEBALL FIRST LEAGUE」(ベースボール・ファースト・リーグ、略称「BFL」)[1][2][3]。2020年1月に、投資信託会社「さわかみ投信」の関連団体である「一般財団法人さわかみ財団」と命名権契約を締結して、同年のリーグ名称を「さわかみ関西独立リーグ」としたことを、5月1日に発表した[4]。当時の発表では変更は2020年12月31日までとされていたが、契約更新等の告知のないまま2021年に入ってからもリーグウェブサイトでは命名権による名称が記載されていた。その後、2021年4月1日に契約を更新したことを告知した(契約期限については明示せず)[5]。2025年以降はシーズン開幕前に契約を更新したと告知している[6][7]。
2009年から2013年まで活動した初代関西独立リーグ(旧関西独立リーグ)とは一部球団が共通するが、運営母体は異なる。
関西独立リーグに改称後、旧リーグが使用していた略称「KANDOK」が復活。2019年度には旧リーグ時代のURL「kandok.jp」を再使用、著作権表記(Copyright)で「KANDOK」が付加される[8]。2021年度からは「KANDOK」のロゴがウェブサイトで大きく表示されている[9]。
2013年12月に旧関西独立リーグに所属していた3球団(紀州レンジャーズ、兵庫ブルーサンダーズ、06BULLS)が全て脱退し[10]、リーグは消滅した。その後、紀州は日本野球連盟所属のチームとして存続を目指し[11]、兵庫と06BULLSは新球団を加えた3球団で新リーグを設立することが報じられた[注釈 2]。12月19日に兵庫と06BULLSが記者会見を開き、「BASEBALL FIRST LEAGUE」の設立が発表された[1][2]。新球団の姫路GoToWORLDを加えた3球団で、2014年4月に開幕[12]。
2017年度より和歌山県田辺市を本拠地とする和歌山ファイティングバーズが新たに参加した一方、姫路GoToWORLDは2016年限りで活動を休止した。
2018年12月4日、リーグ名をかつて兵庫と06が所属したのと同じ「関西独立リーグ」に変更した[13]。運営団体名も「一般社団法人関西独立リーグ」となる[13]。
2019年度から大阪府堺市を本拠とする堺シュライクスが、2023年度からは兵庫県の淡路島を本拠とする淡路島ウォリアーズが、それぞれリーグ戦に参加した。2024年からは姫路を本拠とする姫路イーグレッターズがリーグ戦に参加している。しかし、淡路島は2025年からはリーグ戦に参加しない準加盟球団に変更となった。
2014年9月に発足した日本独立リーグ野球機構(IPBL)には、リーグ戦開始から11年を経た2025年に加盟した(詳細後述)。
リーグ公式ウェブサイトによる[14]。
※2025年シーズン
| チーム名 | 参加年度 | 本拠地 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 大阪ゼロロクブルズ Osaka 06 Bulls |
2014 - | 大阪府東大阪市 | 2014年から2022年は「06BULLS」 |
| 兵庫ブレイバーズ Hyogo Bravers |
2014 - | 兵庫県三田市 | 2014年から2020年は「兵庫ブルーサンダーズ」 2021年は「神戸三田ブレイバーズ」 |
| 和歌山ウェイブス Wakayama Waves |
2017 - | 和歌山県田辺市 | 2017年から2020年は「和歌山ファイティングバーズ」 |
| 堺シュライクス Sakai Shrikes |
2019 - | 大阪府堺市[注釈 4] | |
| 姫路イーグレッターズ Himeji Egreters |
2024 - | 兵庫県姫路市 |
| チーム名 | 参加年度 | 本拠地 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 淡路島ウォリアーズ Awajishima Warriors |
2023 - | 兵庫県淡路市 | 2025年から準加盟に変更 |
| チーム名 | 参加年度 | 本拠地 |
|---|---|---|
| 姫路GoToWORLD Himeji GoToWorld |
2014 - 2016 | 兵庫県姫路市 |
発足当時、公式戦は4月から10月まで、木曜日から日曜日を中心に行われていた[89]。試合球場は各県の県営・市営球場を使用し、原則有料[89]。選手に給料は基本無給だが、一部里親スポンサー制度等による報酬支給制度は当初より容認していた[89]。選手は原則1年契約となる[89]。
NPB2軍との交流試合も実施される。2014年シーズン開始時には、監督会議でNPB2軍との交流戦や海外チームとの強化試合に出場させる「強化指定選手」を編成し、強化指定以外の選手は、交流戦開催でリーグ戦ができないときに実施されるEリーグという名称の教育リーグ試合に出場するとされた[17]。実際には「強化指定選手」は1チームを編成できるほどの人数は指定されず[90]、交流戦は「強化指定選手」以外も含む選抜選手によって開催された[91]。また、Eリーグについては兵庫対06の最終戦をEリーグ試合に振り替える形で実施されている(このため、この両チームは公式戦の試合数が1試合少なかった)[92]。2015年シーズンは強化指定選手の公示やEリーグ試合の開催についてリーグウェブサイトには案内されておらず、NPB2軍との交流試合は「選抜選手」が出場するとされていた[93]。2016年は、混成チームによる外部チームとの教育リーグを実施するが、Eリーグという名称は使用されなかった[94]。
2016年の報道では、1試合の平均観客動員数は約100人である[95]。
仲木威雄がリーグ代表就任後に運営体制整備を進め、さわかみ財団から支援を得る形となり、2020年からは前記の通りリーグの命名権契約を締結している[96][注釈 5]。
2013年12月の設立発表時には他の独立リーグと同じ前後期2シーズン制を使い、それぞれのステージ1位チーム同士で決勝戦を実施するとされた[2][89]が、その後2014年度は1年間を通した通年で争う形に変更された(年間決勝戦は別の形式で実施)[17]。2015年度は2シーズン制を採用した[97]ものの、沿革節に記したように2015年は日程の都合によりリーグチャンピオンシップを開催せず、2016年度以降は初年度と同じ1シーズン制に戻ったため、当初構想通りの「前後期優勝チーム同士によるチャンピオンシップでの優勝決定」は一度も実施されていない。2020年度以降はチャンピオンシップ自体が実施されなくなった。また、レギュラーシーズンで雨天等により順延された試合について、代替試合が実施されないことがある[98]。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って開幕が6月となった2020年は振替を実施しないとされたが[45]、その後一部については実施する方針に変更した[49]。
前記の通り、2019年度まではレギュラーシーズン終了後に年間決勝戦「シーズンチャンピオンシップ」をおこなって年間優勝を決定していた。2020年度は中止となった[49]。2021年度以降も実施されず、リーグ戦の結果で優勝を決定する[108][111][112][114]。
リーグチャンピオンシップでは特別ルールの「延長タイブレーク制度」を適用する[115]。
| 年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | 兵庫 | 06 | 姫路G | - | - | - | |
| 2015 | 前期 | 兵庫 | 06 | 姫路G | - | - | - |
| 後期 | 兵庫 | 06 | 姫路G | - | - | - | |
| 2016 | 兵庫 | 06 | 姫路G | - | - | - | |
| 2017 | 兵庫 | 06 | 和歌山 | - | - | - | |
| 2018 | 和歌山 | 兵庫 | 06 | - | - | - | |
| 2019 | 兵庫 | 06 | 和歌山 | 堺 | - | - | |
| 2020 | 堺 | 和歌山 | 06 | 兵庫 | - | - | |
| 2021 | 堺 | 和歌山 | 神戸三田 | 06 | - | - | |
| 2022 | 堺 | 和歌山 | 06 | 兵庫 | - | - | |
| 2023 | 和歌山 | 堺 | 大阪 | 兵庫 | 淡路島 | - | |
| 2024 | 堺 | 兵庫 | 大阪 | 和歌山 | 姫路E | 淡路島 | |
| 2025 | 堺 | 兵庫 | 姫路E | 和歌山 | 大阪 | - | |
| 年度 | チーム名 | 第1回 | 第2回 | 第3回 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 06 | 1位 | 1位 | 1位 | 1位 |
| 兵庫 | 4位 | 2位 | 2位 | 2位 | |
| 姫路G | 3位 | 3位 | 3位 | 2位 | |
| (インパルス) | 2位 | 4位 | 4位 | -- |
※兵庫インパルスは芦屋大学のチーム(トーナメントポイント対象外)
( )はリーグ戦優勝チームによるアドバンテージ分
| 年度 | 優勝 | 対戦成績 | 敗退 |
|---|---|---|---|
| 2014 | 06BULLS | ○○ | 兵庫ブルーサンダーズ |
| 2015 | 開催なし | ||
| 2016 | 兵庫ブルーサンダーズ | (○)●●○○ | 06BULLS |
| 2017 | 開催なし | ||
| 2018 | 和歌山ファイティングバーズ | (○)○ | 兵庫ブルーサンダーズ |
| 2019 | 兵庫ブルーサンダーズ | (○)○ | 06BULLS |
| 年度 | リーグ戦 | チャンピオンシップ |
|---|---|---|
| 2014 | 兵庫ブルーサンダーズ | 06BULLS[注釈 7] |
| 年度 | 前期 | 後期 | チャンピオンシップ |
|---|---|---|---|
| 2015 | 兵庫ブルーサンダーズ | 兵庫ブルーサンダーズ | 開催なし |
| 年度 | リーグ戦 | トーナメントステージ | チャンピオンシップ |
|---|---|---|---|
| 2016 | 兵庫ブルーサンダーズ | 06BULLS | 兵庫ブルーサンダーズ |
| 年度 | リーグ戦 | チャンピオンシップ |
|---|---|---|
| 2017 | 兵庫ブルーサンダーズ | 開催なし |
| 2018 | 和歌山ファイティングバーズ | 和歌山ファイティングバーズ |
| 2019 | 兵庫ブルーサンダーズ | 兵庫ブルーサンダーズ |
| 2020 | 堺シュライクス | 開催なし |
| 2021 | 堺シュライクス | 開催なし |
| 2022 | 堺シュライクス | 開催なし |
| 2023 | 和歌山ウェイブス | 開催なし |
| 2024 | 堺シュライクス | 開催なし |
| 2025 | 堺シュライクス | 開催なし |
※2015年は兵庫を年間優勝チームに認定。2017年は規定により兵庫が年間優勝となる。
| 順 | クラブ名 | 年 | 優 | 二 | 三 | 四 | 試 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 兵庫ブルーサンダーズ | 7 | 5 | 1 | 0 | 1 | 257 | 149 | 87 | 21 | .631 |
| 2 | 和歌山ファイティングバーズ | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 134 | 58 | 65 | 11 | .472 |
| 3 | 堺シュライクス | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 72 | 36 | 35 | 1 | .507 |
| 4 | 06BULLS | 7 | 0 | 5 | 2 | 0 | 259 | 125 | 116 | 19 | .519 |
| 5 | 姫路GoToWORLD | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 118 | 23 | 88 | 7 | .207 |
アドバンテージ含む。
| 順 | クラブ名 | 回 | 優 | 準 | 試 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 兵庫 | 4 | 2 | 2 | 11 | 5 | 6 | 0 | .455 |
| 2 | 06 | 3 | 1 | 2 | 9 | 4 | 5 | 0 | .444 |
| 3 | 和歌山 | 1 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2014年はシーズン最優秀選手と優秀選手を選出し[116]、個人タイトルの発表・表彰はおこなわれなかった。
2015年はシーズン終了後に個人タイトル(投手部門:最多勝・防御率1位・最多セーブ、打撃部門:最高打率・最多本塁打・最多打点)が発表された[117]。2016年は表彰対象に最多奪三振と最多盗塁が加えられ[118]、2020年は最多安打も加えられた。2017年は初年度以来となる最優秀選手(シーズンMVP)の選出がおこなわれた[119]。
発足以来2021年までベストナイン表彰はおこなわれてこなかった。2022年は事前ノミネートされた選手に対する「ファン投票」という形で初めてベストナインを選出することになり[120]、12月27日に発表された[121]。2023年も前年同様、ノミネートされた選手に対する「ファン投票」で選出された[122]。しかし、2024年度は各球団の監督の選抜により決定された[123]。2025年度については選出方法が発表されていない。
2025年シーズン終了時点で、指名された選手に一軍での選手登録・公式戦出場例はない。
なお、当リーグから他の独立リーグに移籍後にNPBからドラフト指名を受けた選手として、福永春吾(06から徳島インディゴソックスに移籍後、2016年に阪神タイガースより支配下指名、一軍公式戦出場歴あり)がいる。
上記の山川が芦屋大学2年生でチームに所属していた2014年のドラフト会議に先立ち、「学生」という身分が独立リーグ所属という点よりも優先し、翌年の卒業見込がなければ指名対象外となるという見解がNPBより示されたと報じられた[124]。
2016年6月10日、2017年度からリーグ戦に参加する前提で、和歌山県田辺市を本拠地とする新球団「和歌山ファイティングバーズ」設立構想が発表された[28][29]。報道によると、運営は新たに設立されるNPO法人「ANFUTURE」が当たり、田辺市や上富田町の球場で試合を実施する[28][29]。球団創設のきっかけとなったのは2015年8月にリーグが田辺市で公式戦を実施したことであったと報じられている[95]。前記のとおり、2017年シーズンよりリーグ戦を実施している。
2018年6月26日、「株式会社つくろう堺市民球団」の設立発表と来年度からのリーグ加盟承認が同社より明らかにされたと報じられる[125]。リーグ側は7月4日、ウェブサイトに「新球団設立のお知らせ」を掲載し、6月15日のリーグ代表者会議で2019年シーズンからの加入を承認したこと、新球団は当初は大阪府下で主催試合をおこない、2020年度から堺市に建設される新球場を使用することを発表した[37]。9月11日、運営会社は公募していた球団名が「堺シュライクス」に決定したと発表した[38]。前記の通り2019年よりリーグ戦に参加している。
2022年シーズン終了後の10月24日に、淡路島を本拠とする新球団が翌年度から加入することを発表した[61]。前記の通り、同年11月16日に球団名が「淡路島ウォリアーズ」に決定し[62]、2023年より公式戦に参加した。しかし、2024年シーズン中にリーグ戦に参加できなくなり[76]、2024年シーズン終了後に準加盟球団に変更となった[82]。
2023年5月1日、兵庫県姫路市を本拠とする「姫路イーグレッターズ」が準加盟したと発表した[65]。運営は兵庫県民球団株式会社があたり、姫路ウインク球場と姫路市立豊富球場をメイン球場とする[65]。今後条件を満たした上で正式加盟への審査を受けるとした[65]。同年6月20日に、6月18日付で正式な加盟を承認し、2024年からリーグ戦に参加すると発表した[67]。予定通り2024年シーズンから公式戦に参加している。
これらのほかに、2016年に台湾の社会人野球チームである崇越隼鷹(トプコファルコンズ)が加入する意向を持っていると台湾メディアが報じたことがあったが[126]、その後具体化していない。
四国アイランドリーグplusやベースボール・チャレンジ・リーグなどと比べると全体的な競技のレベルは低めとされる。2021年の時点で、06BULLSの谷口功一ゼネラルマネージャーは、「四国・BCの控えや練習生と、関西の主力が良い試合できるくらいのレベル」と表現している[127]。2019年から06BULLSのコーチに就任し、2021年から監督を務めた桜井広大は在任中に「すべてが草野球かと思った。野球選手として何もできていないような状態なのに何も考えずやっている。信じられなかった」と歯に衣着せぬ表現をしている[127]。
発足当時から長らく、基本的に選手は無給だったが、2022年時点ではプロ契約を結び報酬を支給されている選手もいた[96]。代表の仲木は2022年に「選手全員とプロ契約をして報酬を与えることが正解だとは思いません。(中略)今後、リーグが選手と契約して支援するような可能性もあります」「個人スポンサーが見つかり生活に余裕が出てきた選手も出始めています。BCや四国からきた選手から『野球環境は変わらない』という声も聞こえます」というコメントを述べていた[96]。また、ライターの阿佐智は2022年の取材記事で、堺はほぼ全員の選手に報酬を支払っているという球団代表のコメントを、BCリーグに在籍経験のある堺の選手が生活はこちらの方が楽だとする意見とともに紹介している[128]。
選手のアルバイトが許可されており、兵庫は選手に地元企業でのアルバイトの斡旋をしている[128]。
2025年のリーグ事務局員へのインタビューでは、2024年よりランクに応じた報酬が出る規程を設けたと説明されている[129]。
日本独立リーグ野球機構 (IPBL)については、非加盟であった時期にも加盟に向けた動きは断続的に伝えられていた。2020年9月には、代表者が同年2月にIPBLの会議に参加して加入の意向を伝え、まずは準加盟を目指す方針と報じられた[130]。2022年2月28日に機構が開催した運営責任者の合同会議(オンライン)には、加盟各リーグ(および日本海オセアンリーグ)とともに参加したと報じられた[131]。
2023年9月発行の雑誌インタビューで代表の仲木は、2023年に至るまで申請を提出しながら加盟承認に至っていないことを認め、選手の雇用形式について「(引用者注:次回の)加盟申請までに(中略)まとめて、提示をする予定」と話し、2024年の加盟を目指す意向を示した[132]。IPBL側は2024年度の加盟申請は「2月下旬以降承認」としていたが[133]、同年度に新規加盟の発表はなかった。それに先立つ2月21日の日刊スポーツ記事には、リーグが加盟を「模索している」と報じられた[134]。
これらの過程を経て、2025年3月11日に6番目のリーグとして加盟が認められた[84]。加盟により、日本野球連盟所属の社会人野球やクラブチームとの試合や、同じくリーグ加盟球団からの退団選手に対する社会人・クラブチームへの期間制限のない登録が認められることになる(加盟以前は、前者については協定書未締結として試合をすることができなかった[135]。後者についてはIPBL加盟チームのみが制限適用の除外対象である[136])。また日本学生野球連盟との間でも、大学チームとの交流戦や、リーグ所属球団の選手が連盟に加盟する母校施設での練習・講演会等をすることが可能となる[137][138]。
同年6月27日に、同年度のグランドチャンピオンシップの開催要領が発表され、リーグ優勝チームが参加することが記載された[139]。その後、7月10日にリーグは「日程の都合及び参加初年度」という理由で、「8月31日時点の首位チーム」が出場すると発表した[140]。8月14日、同日の試合結果により堺の出場が確定したことがリーグより発表された[141]。最終的に堺は8月29日にリーグ優勝を達成し[85]、優勝チームとして出場することになった。