Apple Remote Desktopとは、ネットワーク上のMacintoshを管理するためのソフトウェアである。
Apple Remote Desktopを用いることで、ネットワークにつながった多数のMacintoshにソフトウェアを配布したり、リアルタイムでオンラインヘルプを提供したりできる。また、ソフトウェアやハードウェアに関するレポートの作成や、定型処理の自動化が可能となる。
Apple Remote Desktopは最初のバージョンは2002年に発表された。2008年6月現在の最新バージョンは3.2である。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/11 02:16 UTC 版)
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スクリーンショット
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| 開発元 | Apple |
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| 最新版 | |
| 対応OS | macOS Sequoia 15.5 以降 |
| 種別 | Remote Access Software |
| ライセンス | プロプライエタリ |
| 公式サイト | Apple Remote Desktop |
Apple Remote Desktop (アップル・リモート・デスクトップ、ARD) は、AppleのMac用リモート管理ソフトである。
Apple Remote Desktop(ARD)は、2002年8月にリリースされた[1]。当初はCarbon化されたMac OS X対応で、前身のApple Network Assistant[2][3]機能限定版ともいえる機能であった。
2004年6月21日発表されたARD 2でVNCベースとなるとともにMac OS X専用ソフトとして生まれ変わった[4]。
2006年4月11日に発表されたARD 3では Mac OS X v10.4を活かす機能も搭載され、利便性の向上とともにパフォーマンスアップがはかられている[5]。2007年10月18日リリースのARD 3.2からはMac OS X v10.5に、2009年8月21日リリースのARD 3.3からはMac OS X v10.6に対応している。
2015年1月27日、アイコンが(通称)フラットデザイン[6]となったARD 3.8からは、OS X Mavericks~OS X Yosemite対応、Mac App Storeでのみの配布となり、無制限クライアント版が従来の57,000円[5]から9800円[7]へと大幅に値下げされた。従来のユーザに対しては、シリアル番号不要だがApple IDと関連付けされたRemote Desktop.appがアップデートとしてダウンロードされる仕組みとなった。それにより、複数のMacに管理ソフトをインストールすることができるようになった。ARD 3.9 (2017年2月21日) では、通信セキュリティ強化やTouch Barのサポートが追加され、OS X Yosemite 10.10.5以降の対応となった[注 1]。
バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらでの暗号化利用に、AppleはVPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。
2020年11月17日にリリースされたARD 3.9.4では、macOS Big SurとAppleシリコンを搭載したMacに対応した[8]。
2022年12月15日にリリースされたARD 3.9.6では、macOS Venturaに対応した[8]。
2023年10月23日にリリースされたARD 3.9.7では、macOS Sonomiaに対応した[8]。
2024年12月12日にリリースされたARD 3.9.8では、macOS Sequoiaに対応した[8]。
2025年10月8日にリリースされたARD 3.10では、macOS Tahoeに対応し、アイコンがLiquid Glassに準じるものに変更された[8]。