出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/19 21:23 UTC 版)
「An-38 (航空機)」の記事における「An-38-100」の解説
基本型となったAn-38-100(Ан-38-100)の初号機は1994年6月23日に初飛行し、各種試験に入った。量産型An-38-100は、2000年には国際飛行許可証を取得した。 An-38のデザインは、先任機An-28のそれによく似通っていた。支持棒付き高翼式の主翼、水平尾翼端に取り付けられた2枚の垂直尾翼、機首部分の形状、エンジンの取り付けなどは、An-28のスタイルが踏襲されていた。その一方、機体は延長され、27名に増えた乗客数に加えて燃料搭載量も増加されていた。また、機内の快適さが改善され、騒音も軽減されていた。機体システムの改善としては、気象レーダーが搭載され、ナビゲーションシステムも改良されていた。また、低圧タイヤが採用されたことにより、悪条件の飛行場での運用性も向上していた。搭載エンジンには、当初ロシア製のターボプロップエンジンTVD-1500が予定されたが間に合わず、出力1,500馬力のターボプロップエンジンであるアメリカ合衆国のギャレット社製TPE331-14GR-801E エンジンが選ばれた。 1995年、ウクライナ・キエフのANTK アントーノウとロシア・ノヴォシビールスクのNAPO チュカーロフは、An-38の量産化に向けた合同企業シベリア・アントーノフ航空機を立ち上げた。その後、この向上において量産型An-38-100が生産されており、ウクライナとベラルーシでは構成部品の製造が行われている。An-38-100は、「100」の愛称形から「ソートカ」(Сотка)と渾名されている。
※この「An-38-100」の解説は、「An-38 (航空機)」の解説の一部です。
「An-38-100」を含む「An-38 (航空機)」の記事については、「An-38 (航空機)」の概要を参照ください。