出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/02 06:15 UTC 版)
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| 種類 | 株式公開企業 |
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| 市場情報 | Public TPE:2395) |
| 本社所在地 | 台北市内湖区瑞光路26巷20弄1号 |
| 設立 | 1983年 |
| 業種 | 電気機器 |
| 事業内容 | 産業用、業務用向けコンピューター及びパソコンパーツ |
| 代表者 | 劉克振 K.C. Liu (CEO) |
| 資本金 | USD $ 150 Million |
| 従業員数 | 8,849人 |
| 外部リンク | www.advantech.com |
アドバンテック(研華股份有限公司、Advantech Co., Ltd.) は、台湾に本社を置くエッジコンピューティング・プラットフォーム(産業用コンピュータおよびIoTソリューション)のメーカーである。1983年に台湾で設立され、産業向けに高品質・高性能のパソコン(IPC)を開発してきた。2024年時点で、3,000を超える製品をラインナップし、世界27か国95都市に拠点を構える。産業用パソコン市場において世界シェア第1位(42.5%、OMDIA調査、2023年版)を誇る。
同社は「Enabling an Intelligent Planet」をコーポレートビジョンとし、AI × IoTプラットフォームサービスを通じた社会課題の解決と持続可能な未来の創出を目指している。
日本では1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。
2019年にはオムロン直方株式会社と資本業務提携を行い、販売拡充と共に日本国内における製品サポート・サービス体制の強化を進め、加えて設計から生産までのサービスを請け負うDMS(Design Manufacturing Service)やODMサービスを展開している。
IoT Automation事業部は、産業現場における人手不足の解消、生産性向上、カーボンニュートラル対応といった社会課題に対し、グローバルで培ったIoT技術で解決策を提供。
I/Oモジュール、データ収集(DAQ)、産業用ゲートウェイ、コントローラ、産業用ネットワーク機器、そしてソフトウェアプラットフォームを統合的に展開。正確なデータ計測と堅牢な制御、そしてOT(現場)・IT(経営)・クラウド間のシームレスな接続を実現し、日本の製造業やインフラ産業のスマート化を加速。
Intelligent Systems事業部は、半導体・エレクトロニクス製造装置やエネルギー貯蔵システムなどの高度な産業分野に対し、制御および画像処理に特化したカスタムIPC(産業用PC)やサーバを提供。
EtherCAT対応の高速制御ソリューションや、GPUとCoaXPressフレームグラバーを組み合わせた高度な画像処理システムなどを、設計から製造まで一貫して提案。福岡県直方市の拠点(AJSC)では「Made in Japan」品質のカスタムサーバを生産しており、長期供給や厳格な変更管理が求められる日本市場のニーズ対応。
Embedded Computing事業部は、産業用電子機器メーカーの製品開発を支えるプラットフォームビジネスを展開。産業用マザーボードやPCを中心に、メモリ、ディスプレイ、無線モジュール、AIアクセラレータなどの周辺デバイスを包括し、ワンストップでの組込みソリューションを提供。
Intel、AMD、NVIDIA、Qualcomm、NXPといった世界の主要半導体メーカーと強固なパートナーシップを結び、エッジAIやIoTの進化に対応する最新かつ堅牢なシステムを開発。また、各国の市場ニーズに合わせ、中国市場向けの現地部材採用製品などもラインアップ。
顧客固有の仕様に応えるため、DTOS(設計受託)、DMS(設計・製造受託)、EMS(電子機器受託製造)といったカスタムサービスをグローバルに展開。国内では旧オムロン直方株式会社(2019年にM&A)の技術資産を継承し、た。
iCity Services & iRetail事業は、小売・サービス業や公共空間のDXを推進。オールインワンパネルPC、POSシステム、セルフオーダーKIOSK、AI映像解析などを組み合わせ、店舗運営の効率化と来店客の体験価値(CX)向上を実現。また、ホテルや病院、公共施設などのホスピタリティ領域においても、エッジコンピュータや産業用タブレットを活用したスマートソリューションを提供し、効率的で快適な社会生活の基盤の構築に貢献。
iHealthcare事業は、「テクノロジーで医療を支える」をテーマに、病院や医療施設向けのスマートヘルスケアソリューションを提供。医療用コンピュータ、手術室映像管理、遠隔診療、スマート病棟管理ソリューションなどを通じて、ナースケアから手術室、医療AI、病院インフラまでを包括的にサポート。医療従事者の業務負荷軽減と患者ケアの質向上を同時に実現し、安心・安全な医療提供体制の構築に貢献。
AJMCは、電子基板製造のグローバル品質規格「IPC-A-610 Class.3 工場認定」を2024年に日本国内で初めて取得した製造拠点です。この認定に裏打ちされた高度なプロセス管理により高い製造信頼性を保証している。
アドバンテックの幅広い製品ポートフォリオをベースとした独自の部品データを活用し、生産中止部品への迅速な対応や、調達性・コストを最適化した代替提案を行うことで、サプライチェーンの安定化に貢献。基板設計(A/W)から実装、機器組立まで、あらゆるフェーズからの受託が可能であり、小ロット・多品種生産にも柔軟に対応する「日本のものづくり」の拠点となっている。
アドバンテックジャパンサービスセンタ(AJSC)は、CTOS(BTO, 受注仕様組立)、倉庫・物流、RMA 修理、品質保証機能を集約した、国内唯一の総合サービス拠点。
台湾・中国の開発・製造拠点と連携し、国内向けのアドバンテック製品のカスタム組立と物流処理をワンストップでで対応することで、迅速かつ柔軟な供給体制を構築。ISOに基づく品質管理のもと、OS設定やアプリインストールなどのカスタマイズから、直送・流通加工、アフターサポートまでを一貫対応。
Service+は、産業用IoTおよびエッジコンピューティングの価値を最大化するための包括的なサービスブランド。
製品の導入検討、要件定義・設計、現場での設置・調整、トレーニング、保守運用、そして製品の延長保証に至るまで、ライフサイクル全体をサポート。リモート/オンサイトの選択や、スポット/定期契約など、顧客の運用形態に合わせた柔軟なプランを用意。国内のみならず、グローバルネットワークを活かした海外拠点へのサポートも行い、顧客のビジネス拡大を支援。