AK74
AK74
種類
軍用小銃
製造国
ソビエト連邦 ロシア
設計・製造
設計 ミハイル・カラシニコフ 製造 イジェフスク機械製作工場 (現:カラシニコフ・コンツェルン )、トゥーラ 兵器工場など
年代
1974年
仕様
種別
アサルトライフル
口径
5.45 mm
銃身長
415 mm(AK74、AK74M)[ 2] 206.5 mm(AKS74U)
ライフリング
AK74 4条、ピッチ200 mmAKS74U 4条、ピッチ160 mmAK74M 4条、ピッチ195 mm[ 2]
使用弾薬
5.45x39mm
装弾数
30発/45発(箱型弾倉 )
作動方式
ロングストロークピストン式 ロータリーボルト式 セミ/フルオート切替射撃
全長
AK74 940 mmAKS74 940 mm(銃床 展開) 700 mm(銃床折畳み)AKS74U 730 mm(銃床展開) 490 mm(銃床折畳み)AK74M 943 mm(銃床展開) 705 mm(銃床折畳み)[ 2]
重量
AK74 3.3 kg(空弾倉込) 3.6 kg(弾倉・弾薬30発込)AKS74 3.2 kg(空弾倉込) 3.5 kg(弾倉・弾薬30発込)AKS74U 2.7 kg(空弾倉込) 3.0 kg(弾倉・弾薬30発込)AK74M 3.4 kg(空弾倉込)[ 2] 3.6 kg(弾倉・弾薬30発込) (レール付きは0.1 kg増(AK74M除く))
発射速度
AK74 600発/分または650発/分AKS74U 650 - 700発/分AK74M 650発/分[ 2]
銃口初速
900 m/s(AK74) 735 m/s(AKS74U)
有効射程
500 m(AK74) 400 m(AKS74U)
歴史
設計年
1964年 - 1975年 [ 11]
製造期間
1974年 - 1993年 (AK74)1991年 - 現在(AK74M)
配備期間
1974年 - 現在
配備先
ソ連軍 および旧東側陣営 の影響を受けた一部の諸国
関連戦争・紛争
アフガニスタン紛争 以降の多くの戦争/紛争
バリエーション
"派生型 "を参照
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AK74 あるいはAK-74 (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова образца 1974 года , ロシア語ラテン翻字 : 5.45mm avtomat Kalashnikova obraztsa 1974 goda 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃1974年式 」の意)とは、1974年 にソビエト連邦軍 が従来のAKM の後継として採用した自動小銃 である。
ソビエト連邦軍における制式名称 は「5,45-мм автомат Калашникова АК74」(ロシア語ラテン翻字 : 5.45mm avtomat Kalashnikova AK74 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃 AK74」の意)(GRAUインデックス :6P20)であり、制式略称は「АК74 」(ロシア語ラテン翻字 : AK74 )である[ 11] 。「АК-74 」(ロシア語ラテン翻字 : AK-74 )という名称は、イジェフスク機械製作工場 およびその後身であるイズマッシュ社 (現:カラシニコフ・コンツェルン )内で使用していた名称である[ 11] [ 注 1] 。
本稿では、その派生型についても記述する。
概要
AK74は1974年 にソビエト連邦軍 が採用したアサルトライフル で、従来のAKM に替わるものである。内部構造はAKMを踏襲し、口径 を5.45 mm(使用弾薬 5.45x39mm弾 )に小口径化している。
小口径弾薬の導入
ベトナム戦争 で、北ベトナム軍 および南ベトナム解放民族戦線 などは大口径のAK 系列を使用したのに対し、アメリカ軍 などは小口径のM16 系列を1964年から投入した。AK系列の7.62x39mm弾 は接近戦では高いストッピング・パワーを持つものの、連発時の反動が強いために着弾点が安定しにくいというデメリットがあった。また装薬量のわりに弾丸質量が大きいため弾道が安定せず、山なりの軌跡になりやすいという欠点も有していた。これに対しコルトM16の5.56x45mm弾 は口径が小さく弾頭 が軽量であるため連発時の反動が比較的小さく、さらに弾丸の質量に対して十分な装薬量があり弾道の直進性に優れ、命中精度も安定している。弾丸 の径が小さく初速が速いという特徴は、中近距離ではボディアーマー や人体 などを貫通しやすくなる利点をもたらす。さらにフルオート機能を有する自動小銃 は多量の弾薬を消費するため、小口径化により携行、輸送 できる弾薬量の増加(弾数が同じなら軽量化・射手や兵站への負担軽減)の観点からも有利となる。
これらの小口径弾の利点が世界的に波及しており、アメリカの小口径化につづきソビエト連邦 も5.45x39mm弾を採用したが、貫通力があまりに高すぎると、人体などのソフトターゲットに銃弾が当たっても弾丸は運動エネルギーをほとんど失わず貫通してしまい、殺傷力はかえって下がってしまう。そこで、5.45x39mmの弾頭の内部に空洞を作り、ソフトターゲット命中時に弾頭の横転を引き起こす構造を採った。横転した弾頭はソフトターゲット内で回転運動を伴いながら進み、その運動エネルギーを人体への殺傷力に十分に変換する事ができる。 人体に当たった場合、射入口は小さいが射出口の径が実際の口径と比して大きく、筋肉血管を含む周辺組織に広い体積で損傷を与えるため(とくに衛生環境の悪い前線や医療インフラの貧弱な途上国では)治療が難しく、1978年 -1989年 のアフガニスタン紛争 に投入されたAK74と5.45x39mm弾はアフガニスタン 武装勢力から恐れられた。この技術は西側にも影響を与え、現行の5.56x45mm NATO弾(SS109、M855)では、同様の構造が採用されている。
なお、AK74を設計したミハイル・カラシニコフ 自身は、後年インタビューで「ベトナム戦争時にアメリカがM16を使い始めたために、ソ連軍の上層部が遅れをとってはならないと息巻き、その結果これまでと比較にならないほど大量の銃弾が戦闘につぎ込まれるようになった。7.62 mm口径の銃にはまだまだ改良の余地があったのに残念」と答えるなど、小銃弾の小口径化について批判的であった[ 21] 。
開発
1964年から1965年にかけて、イジェフスク機械製作工場は"NV10-259-65"「1943年式弾(7.62x39mm弾)薬莢と同等サイズの薬莢を使用する口径5.6 mm低威力弾薬用自動小銃の開発」という作業計画を開始する。イジェフスク機械製作工場のミハイル・カラシニコフを中心とした設計チームは、AKMをベースに、口径5.6 mmの13MZhV 鋼芯弾および15AMZhV 曳光弾 を使用する試作モデル6P1-13V の開発に着手した[ 11] [ 22] 。
1967年1月21日付「ソビエト連邦共産党中央委員会およびソビエト連邦閣僚会議布告第79-30号」並びに1967年2月19日付「ソビエト連邦国防大臣命令第82ss号」に基づき、1967年より新型自動小銃のトライアルが計画され、イジェフスク、トゥーラ、コヴロフ、ポドリスクの各工場が設計・競作を行うこととなった[ 11] 。
1968年、ミハイル・カラシニコフらは試作自動小銃A3 (ロシア語 : 5,45 мм автомат А3 、「5.45mm自動小銃A3」の意)[ 注 2] を完成させ、試作トライアルに参加。10機種の試作ライフルの中から、現用ライフルのAKMを新型弾薬に対応させたA3自動小銃が運用も生産も効率的とされた。
1974年、A3自動小銃とその派生型が、1974年1月18日付「ソビエト連邦共産党中央委員会およびソビエト連邦閣僚会議布告第54-29号」並びに1974年3月18日付「ソビエト連邦国防大臣命令第049号」 によりソビエト連邦陸海軍の制式兵器に制定され、それぞれAK74 (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова АК74 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃 AK74」の意)、AK74N 、AKS74 、AKS74N の制式名が与えられた[ 11] 。 また、1974年12月にロケット・砲兵総局 (GRAU)とソビエト連邦国防省の決定により、インデックス6P20 (AK74)、6P20N (AK74N)、6P21 (AKS74)、6P21N (AKS74N)等の設計文書が承認された[ 11] [ 22] 。
構造
AKMからの大きな変更点は小口径化の他、銃口 に大型のマズルブレーキ が装着されたことである。AK74のマズルブレーキは発射ガスの拡張室を二つ持ち、外周の不均等な位置に計三か所の貫通穴が設けられ、前方の左右側面に大きなスリットを持つ。このマズルブレーキは反動の軽減、発射炎(マズルフラッシュ)の抑制の他、発射音を前方に拡散させる働きをもつ。このマズルデバイスを取り付ける銃側のネジは、AK・AKMでは銃身に直接加工されているのに対し、AK74ではフロントサイトブロックの一部であり、ネジのサイズも異なる。またAK・AKMに比べて、ガスピストンへの発射ガス導入部と銃身との角度が垂直に近くなっている。
AK74は、旧来のAK・AKMと外見が似通っているが使用弾薬は大きく異なるため、弾倉 の互換性を持たない。そのため、夜間や視界の悪い状況であっても手触りで適合弾薬がすぐ判るように、AK74ではストック の両側面に溝が入っているという説がある。しかしながら、主任設計者のミハイル・カラシニコフは多くの公開インタビューで、AK74をできる限り軽量化するという必要条件があり、ストックの両側面に溝を掘ることが設計チームの目標達成に寄与したと述べている。
運用
ソ連製小火器 の例にもれず、同盟国にも供与やライセンス生産 が認められたが、アフリカ や中東 、アジア 地域にはAK74の配備によって余剰化したAKやAKMを供与したこと、旧式のAKやAKMとは弾薬の互換性がないため従来の弾薬の在庫の廃棄や弾薬製造ラインの大幅な改修が必要であったことなどから、AK74を使用しているのは旧ソ連構成国や旧ワルシャワ条約機構 諸国以外ではキューバ やアンゴラ 、シリア 、モンゴル [要出典 ] など比較的少数に留まっており、従来のAK系列(AK、AKM)と比べると普及度が低い。旧共産国では改良型を含めて多数のAK74が現役である。
AK74
AK74 (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова АК74 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃 AK74」の意)(GRAUインデックス:6P20)[ 11] は基本型で1974年に採用・製造が始まり、1991年に後継のAK74Mの製造が始まったため、1993年に軍用としての製造は終了した[ 注 3] 。
初期に生産されたものは、AKM と同様に樺 合板 のストック とハンドガード、ヴァラクニート (ロシア語 : волокнит )[ 注 4] [ 29] [ 30] と呼ばれる赤茶色の繊維強化 フェノール-ホルムアルデヒド樹脂 製グリップ(AKS74は樺合板製)、AG-4S [ 29] [ 32] と呼ばれるオレンジ色のガラス繊維強化 フェノール-ホルムアルデヒド樹脂製弾倉 (GRAUインデックス:6L20)を採用していた[ 34] [ 注 5] 。1970年代後半には、TsNIITOChMASh と協力してPA6S-32S と呼ばれるガラス繊維強化ポリアミド樹脂 を用いた弾倉の主要部品や、銃剣のグリップ・鞘、自動小銃の銃床・ハンドガード・フォアエンドおよびAKS74用グリップを研究開発しており、まずは30発弾倉(GRAUインデックス:6L23)とグリップ(6P4.Sb9。AKS74、AKS74U、RPK74、RPKS74に使用)から採用された[ 40] [ 41] [ 42] 。1980年代 中頃から生産された後期型は、ストックやハンドガード、グリップ、弾倉が、焦茶色(プラム・カラー )に染色[ 注 6] されたPA6-211-DS [ 45] [ 46] と呼ばれるガラス繊維強化ポリアミド樹脂製のものへと順次切り替わっていった[ 注 7] 。
銃剣 は当初AKMと兼用する6Kh4 銃剣であったが、AK74後期型が製造開始されるのとほぼ同時期に、グリップや鞘を焦茶色のガラス繊維強化ポリアミド樹脂製とし、ブレード形状等を変更した6Kh5 銃剣に生産が切り替わった。
AK74N
AK74N (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова с ночным прицелом НСПУ АК74Н 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃夜間照準器NSPU付き AK74N」の意)(GRAUインデックス:6P20N)[ 11] は、AK74のレシーバー左側面に夜間照準器装着用のレール(ドブテイルマウント)を備え、NSPU を取り付けた仕様。夜間照準器装着用のレールのみ を備えた状態はAK74N1 (GRAUインデックス:6P20N1)、NSPUM を取り付けた状態はAK74N2 (GRAUインデックス:6P20N2)、NSPU-3 を取り付けた状態はAK74N3 (GRAUインデックス:6P20N3)と呼ばれる。なお、1991年発行のNSPU-3のマニュアルでは、NSPU-3を取り付けたモデルをAK74Nと記載していたが、2001年発行の5.45mmカラシニコフ銃のマニュアルでは既に前記の様に変更されている。
AKS74
AKS74前期型
AKS74 (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова со складывающимся прикладом АКС74 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃折り畳み式銃床付き AKS74」の意)(GRAUインデックス:6P21)[ 11] は、銃床 を折り畳めるようにし、携行を容易にしたもの。それまでのAKS あるいはAKMS の銃床はナチス・ドイツ のMP38/MP40 と同様に下方へ折り畳む方式だったが、AKS74では射手から見て左に折り畳む方式に変更されている。 そのため、従来のAKS・AKMSでは構造上操作がしにくかった銃床を折り畳んだ状態で銃側面のセレクターレバーを操作することが容易になった。折り畳まれた銃床は、銃の左側面前方にあるフック状の金具で固定される。銃床部のスリングスイベルが射手から見て右側に位置し、銃床を折り畳む際は左側に位置するようになり、携行時の利便性が向上している。ソ連 製のものはAK74に準じて、生産時期によりハンドガードの素材やプラスチック 部品の成型色などが異なっている。
また、アフガニスタン 派遣兵などの中には、スケルトンストックであることを利用し、空洞部に応急キットを入れ、止血帯 を巻きつけて固定するという現地改造をしている写真もいくつか見られる。戦場での出血は生命に関わることが多いが故のカスタマイズであると考えられるが、ゴム の止血帯を何重にも巻くことで頬当ての代わりにもなる副次効果も得られる。
2001年 12月22日 に発生した九州南西海域工作船事件 で、北朝鮮 の工作船 の乗組員が海上保安庁 の巡視船 への射撃に用いた銃 は88-1式自動歩銃(北朝鮮製AKS74)である。
AKS74N
AKS74N (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова со складывающимся прикладом и ночным прицелом НСПУ АКС74Н 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃折り畳み式銃床および夜間照準器NSPU付き AKS74N」の意)(GRAUインデックス:6P21N)[ 11] は、AKS74のレシーバー左側面に夜間照準器装着用のレール(ドブテイルマウント)を備え、NSPU を取り付けた仕様。夜間照準器装着用のレールのみ を備えた状態はAKS74N1 (GRAUインデックス:6P21N1)、NSPUM を取り付けた状態はAKS74N2 (GRAUインデックス:6P21N2)、NSPU-3 を取り付けた状態はAKS74N3 (GRAUインデックス:6P21N3)と呼ばれる。なお、1991年発行のNSPU-3のマニュアルでは、NSPU-3を取り付けたモデルをAKS74Nと記載していたが、2001年発行の5.45mmカラシニコフ銃のマニュアルでは既に前記の様に変更されている。
AKS74U
AKS74U
AKS74U (ロシア語 : 5,45 мм автомат Калашникова со складывающимся прикладом укороченный АКС74У 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃折り畳み式銃床付き短縮型 AKS74U」の意)(GRAUインデックス:6P26)は、短縮化された銃身 と折り畳み式銃床を備えたAK74のサブコンパクトモデルである。1973年頃に「実験設計作業«Modern»」として開発が始まり、1979年にソ連軍 、ソ連内務省 、KGB 特殊部隊に採用された[ 54] 。
銃身長がAK74(415 mm)のおよそ半分となる206.5 mmと極端に短く、軽量で取り回しが良いことから、車両およびヘリコプター 乗員をはじめ、対戦車擲弾発射器 射手、砲兵 ・ミサイル砲兵、通信兵 、工兵 などの自衛用火器として用いられたほか、建物内部などの狭い場所での近接戦闘 にも向き、一部の特殊部隊 でも用いられた。短くなった銃身に合わせ、ライフリング のピッチはAK74の200 mm/1回転から160 mm/1回転に変更されている。銃口 には、未燃焼の火薬粒子を後燃焼させるための円筒形の燃焼室を備えたフラッシュサプレッサー が装着されており、発砲音とマズルフラッシュを低減するようになっている。ところが、銃身が短いことによる取り回しの良さという利点に対し、命中精度が低いことやマズルフラッシュが大きいという欠点があったため、程なくして二線級兵器とされた。1992年には軍用としての製造が終了し、最終的に民警 などで使用された。
リアサイトはレシーバーカバーに固定された単純な二段階切替式のフリップサイトである。一般的なAKのレシーバーカバーは銃本体とは独立したパーツとなっており、レシーバーカバー前端をリアサイト下部にあるフロントトラニオンブロックにある溝に差し込み、カバー後端をメインスプリングガイド後端にあるデッキロックで固定する方式となっている。AKS74Uではレシーバーカバー前端がフロントトラニオンブロックとピンで結合されたヒンジ 式となっており、カバー前端にあるピンを支点にその後端を跳ね上げるようになっている。AKS74のものとよく似たプレス鋼板製の左側面折り畳み式銃床を備えているが、衣服や装備に引っ掛かりにくくなるようストラット(バットプレートとリアトラニオンの間にある2本の支柱に相当する部分)の縁が内側に折り曲げ加工されているほか、肩当て時の滑り止めとしてバットプレートに細かいリブが追加されるといった改良が加えられている。
ウサーマ・ビン・ラーディン が愛用しており、メディアに登場する際、側に立てかけてあるのが本銃である[ 60] 。
AKS74Uを含む、短銃身化されたAKライフル/ピストルの愛称として、「クリンコフ(Krinkov)」がよく知られている。クリンコフなる語句はロシア語には存在せず、マイルズ・ヴァイニング(Miles Vining)によれば、1980年代のアフガン紛争 中にムジャーヒディーン が使用したパシュトー語 での表現に由来するという。当時のソ連軍において、AKS74Uは主に車両やヘリコプターの乗員に支給されていた。ムジャーヒディーンの兵士にとって、この銃を手にすることは車両や攻撃ヘリコプターのような強力な兵器を撃破した証であり、一種のステータスシンボルと見做されていた。また、クリンコフのほか、「シリンコフ(Shrinkov)」、「シェスコフ(Sheskov)」という愛称もあった。クリンコフなる言葉の正確な由来は不明だが、パシュトー語で「ロシア風のもの」を示す際に"-ov"という語尾を付ける風習があったことと、アフガニスタン東部方言でカラシニコフ銃を指して使われた「クリシニコフ(Krishnikov)」なる表現が関係しているとヴァイニングは予想している。この言葉は1980年代中頃から雑誌等を通じてアメリカ合衆国 に伝わり、1990年代初頭にポール・マホニー(Paul Mahoney)が、短銃身のカラシニコフ銃を専門に製造・販売する銃砲店「クリンクス(Krinks)」を開業したことがきっかけで広く知られるようになった。現在では、AKS74Uに限らず、フルサイズのAKに比べてガスバイパスを短縮化したモデルは(素体の形状や口径 にかかわらず)クリンコフと通称される[ 61] 。アメリカ ではセミオート限定にしてストック を廃する事でピストル として登録したもの、逆にガスバイパスを短縮化しながらフラッシュハイダーを省略、バレルを延長して法律上の問題をクリアした変わり種などが存在する。
AKS74UN2
AKS74UN2 (GRAUインデックス:6P26N2)は、AKS74Uのレシーバー左側面に夜間照準器装着用のレール(ドブテイルマウント)を備え、NSPUM を取り付けた状態である。AK74NおよびAKS74Nとは異なり、AKS74UN1・AKS74UN3といったモデルの存在は、ソ連・ロシアの公文書やマニュアル等からは確認されていない。なお、1991年発行のNSPU-3のマニュアルでは、NSPU-3を取り付けたモデルをAKS74UNと記載していたが、1992年発行のAKS74Uのマニュアルおよび2001年発行の5.45mmカラシニコフ銃のマニュアルではAKS74UNと呼ばれるモデルは記載されておらず、AKS74UN2のみが記載されている。
AKSB74U(AKS74UB)
AKSB74U (GRAUインデックス:6P27)は、PBS-3 またはPBS-4 サプレッサーと、ゼロイン調整可能な特殊な小型タンジェントサイト[ 注 8] 、銃身後部およびフロントサイトベース下部の消音グレネードランチャー装着用ブラケットを装備する等の改修を施された特殊仕様のAKS74U。1985年に採用され、後にAKS74UB へと名称が変更された。
5.45/30mm SGK «カナリェイカ»
5.45/30mm SGK «カナリェイカ»
5.45/30mm SGK «カナリェイカ» (ロシア語 : 5,45/30-мм стрелково-гранатометный комплекс «Канарейка» 、「5.45/30mm自動小銃・擲弾発射器システム «カナリア »」の意)[ 69] (GRAUインデックス:6S1)は、AKSB74U(AKS74UB)に、6G17 と呼ばれる30 mm消音グレネードランチャーと、6G17用可倒式リアサイトおよび専用ロアハンドガード[ 注 9] を追加したモデル。GRU やKGB などの特殊部隊 (スペツナズ )で運用されていた[ 72] [ 73] [ 74] [ 75] [ 76] [ 77] 。
OTs-12
OTs-12 «ティース»
OTs-12 «ティース » は、TsKIB SOO (現KBP社 傘下)がAKS74Uを9x39mm弾 仕様にし、小改良したもの。リアサイトはレシーバーカバー後方に移動、フラッシュサプレッサー の形状が変更され、使用弾薬の変更にともない新たに20発箱型弾倉 が開発された。
OTs-14
OTs-14-4A «グラザー-4»
OTs-14 «グラザー » は、TsKIB SOOによって自動小銃 と擲弾発射器 を単一のモジュラー システムとして統合する汎用的な近接戦闘 兵器[ 注 10] として開発されたモデル。1992年に開発、1994年に発表され、主にスペツナズ で使用された。AKS74UとGP-25 を元としており、75 %ものパーツがこれらの武器と共通となっている。自動小銃部分はAKS74Uをブルパップ方式 に改修したもので、9x39mm弾を使用する。擲弾発射器部分はGP-25を改修したもので、自動小銃部分と共通のトリガーシステムで使用できるようになっている。モジュラーシステムの基幹となるモデルは、自動小銃および擲弾発射器を統合した9/40mm モジュラー式小火器システム OTs-14-4A «グラザー-4» (ロシア語 : 9/40-мм модульный стрелковый комплекс ОЦ-14-4А «Гроза-4» )であり、パーツの組み換えによって、バレルスリーブを兼ねたフォアグリップを備えた「突撃用自動小銃(ロシア語 : «штурмовой автомат» )」(OTs-14-4A-01)、自動小銃単体の「小型突撃用自動小銃(ロシア語 : «штурмовой автомат малогабаритный» )」(OTs-14-4A-02)、サイレンサー および光学照準器 を備えた「特殊突撃用自動小銃(ロシア語 : «штурмовой автомат специальный» )」(OTs-14-4A-03)に変更することができる。
RPK74
6L18弾倉を取り付けたRPK74
RPK74 (GRAUインデックス:6P18)は、AK74の分隊支援火器 仕様である。銃身 やレシーバーを肉厚にする事で耐久力を得つつ、45発の箱型弾倉を使用する。
AK74M
AK74M
AK74M (ロシア語 : 5,45-мм автомат Калашникова с пластмассовым складывающимся прикладом и универсальной планкой для дневных, ночных прицелов АК74М 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃樹脂製折りたたみ式銃床および昼間・夜間照準器用汎用レール付き AK74M」の意)(GRAUインデックス:6P34)は、AK74の近代化型であり、従来は用途によりAK74、AK74N、AKS74、AKS74Nと4種あった銃を全て統合し、兵站を簡素化する目的があった。AK74Mは1991年 からソ連 で配備が開始される予定であったが、ソ連崩壊 の影響により、実際にロシア軍に採用されたのは1995年になってからであった。
特徴
従来のAK74は、固定式銃床 を備えたAK74と金属 製折りたたみ式銃床を備えたAKS74の二種類に分かれていた。このAK74Mは、形状は従来のAK74の固定銃床の様でありながら、黒色のガラス繊維強化ポリアミド樹脂製[ 46] の折りたたみ式銃床を標準装備しているため、自動車化狙撃兵 や空挺軍 兵士 、戦車 兵などに支給するアサルトライフル を文字通り一種類に統一することが可能となった。
レシーバー左側面には暗視装置 や光学照準器 の取り付け用レールが標準装備となった。光学照準器は1P78-1 やUSP-1(1P29) 等を使用できる。ハンドガードとグリップの形状はAK74後期型と同じであるが、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂の染料が、AK74後期型の焦茶色から黒色になった。また、ボルトキャリアーが従来よりも軽量化が図られており、射撃時の衝撃が緩和されている。レシーバカバーについても強化されたため、AKMよりあった補強リブが省略されている。AK74MはAKS74やAKS74Uの様に、銃床右側の本体付近にスリングスイベルが存在する。
運用
AK74Mを手にするアゼルバイジャン軍 兵士
同盟国にも供与やライセンス生産が認められたAK74やAKS74と異なり、AK74Mはソ連 で配備が開始された直後にソビエト連邦の崩壊 が発生したため、ロシア連邦 でのみ生産が継続されていたが、2011年 からアゼルバイジャンでもライセンス生産が開始された[ 81] 。
輸出用に西側標準の5.56x45mm NATO弾 や旧式の7.62x39mm弾 を使用可能なように設計されたAK100 シリーズは、このAK74Mをベースにしている。AK105 (5.45x39mm弾 使用のカービンモデル)に対応するフルサイズモデル(例えばAK102 に対するAK101 )がAK74Mともいえる。
ロシア軍 ではAK74Mの後継銃AN-94 を開発したが、従来のAKに比べ構造が複雑でコストも高く、作動不良が多発するため、一部の部隊にしか行き渡らなかった。その後もいくつかの後継銃の試作がされたものの、いずれも採用には至らず、AK74Mの調達は2011年9月まで続けられ、同月には打ち切られた。調達打ち切りについては、ロシア軍が既に必要量の数十倍を所有しており、やや大ぶりであることやピカティニー・レール を備えていないなど、性能的に時代遅れであることが理由とされ、より高性能の新型自動小銃 が採用されるまでは自動小銃の新規調達はしない方針となった[ 82] (AK-12 参照)。なお、1挺当たりの価格は、需給動向によって大きく変動するが、近年では安くても200ドル前後とされている[ 83] 。
その後、新たなデザインのグリップと大型化されたマズルブレーキ、伸縮折り畳み式のストック、ピカティニー・レール付きのレシーバーカバー、フォアグリップ付きのハンドガード等を備えた、アップグレードキット(KM-AK)が開発された。このキットは一般部隊、偵察部隊、特殊部隊と、部隊別に3種類用意されている。2015年の対独戦勝パレードにて初めて公開、展示された[ 84] 。ロシア軍では、予算の関係とAK74系列の既保有量から当面、後継型のAK-12 の調達と本アップグレードキットによる既存AK74Mの改修とを併存させるものと見られる。
AK100シリーズ
AK101
AK102
AK103
AK104
AK105
GP-25 グレネードランチャー を装備したAK107
AK100シリーズ (ロシア語 : «сотая» серия 、「«100番»シリーズ」の意。英語名称は"AK10x series")は、海外市場向けにAK74Mをベースとしたフルサイズモデルの口径を変更したモデル、およびそれらのコンパクトモデルに与えられた総称である。かつてイズマッシュ社 では「AK-10x」と「"-"(ハイフン)」を付けた名称が用いられていた[ 14] が、2001年以降のイズマッシュ社公式サイトおよび現在のカラシニコフ・コンツェルン 公式サイトでは、「AK 10x」あるいは「AK10x」の様に「"-"(ハイフン)」無しの名称が用いられている[ 16] [ 18] [ 注 1] 。
輸出を意識しており、口径 も西側NATO弾に対応するものなどがある。そのため、
プライベートオペレーターなどは5.56x45mm NATO弾 の銃器を携行する際にはAK101やAK102、AK108を選択することがある [要出典 ] 。現在製造されているモデルは、ロアハンドガード下部と右側面にピカティニー・レールを装備している[ 18] [ 86] 。
AK101
AK101 (ロシア語 : 5,56 мм автомат Калашникова АК101 、「5.56mmカラシニコフ自動小銃 AK101」の意)(GRAUインデックス:6P43)は、使用弾薬5.56x45mm 、銃身長415 mmのフルサイズモデル。
AK102
AK102 (ロシア語 : 5,56 мм автомат Калашникова малогабаритный АК102 、「5.56mm小型カラシニコフ自動小銃 AK102」の意)(GRAUインデックス:6P44)は、使用弾薬5.56x45mm、銃身長314 mmのAK101のコンパクトモデル。AKS74Uのような極端な短縮化ではなく、フロントサイトとガスバイパスの間にあるバレル を短縮化し、ストック もAK101に準拠したものを装着する。ただし、フラッシュサプレッサー の形状はAKS74Uに近い。
AK103
AK103 (ロシア語 : 7,62 мм автомат Калашникова образца 1974 года АК103 、「7.62mmカラシニコフ自動小銃1974年式 AK103」の意)(GRAUインデックス:6P45)は、使用弾薬7.62x39mm 、銃身長415 mmのフルサイズモデル。使用弾薬はAK と同じだが、あくまでAK100シリーズのバリエーションとして、AK74Mに準拠した設計。ベネズエラ軍 が制式採用した。
AK104
AK104 (ロシア語 : 7,62 мм автомат Калашникова образца 1974 года малогабаритный АК104 、「7.62mm小型カラシニコフ自動小銃1974年式 AK104」の意)(GRAUインデックス:6P46)は、使用弾薬7.62x39mm、銃身長314 mmのAK103のコンパクトモデル。
AK105
AK105 (ロシア語 : 5,45 мм автомат Калашникова малогабаритный АК105 、「5.45mm小型カラシニコフ自動小銃 AK105」の意)(GRAUインデックス:6P47)は、使用弾薬5.45x39mm 、銃身長314 mmのAK74Mのコンパクトモデル。
AK107
AK107 は、「バランスト・オートマチックス・リコイル・システム(英語 : Balanced Automatics Recoil System , BARS)」と呼ばれるリコイル軽減機構を備えたモデル。使用弾薬は5.45x39mm弾 。連射速度が向上し、一分間に850発の射撃が可能。標準で3点バースト機能が追加されており、BARSによりバースト射撃時の命中精度はAK74Mの1.5 - 2倍程度に向上している[ 89] 。
AK108
AK108 は、AK107の使用弾薬を5.56x45mm NATO弾 に変更したモデル。基本的な性能はAK107と同様。連射速度は一分間に900発[ 91] 。
AK-9
AK-9
AK-9 は、イズマッシュ 社が開発した9x39mm弾 を使用する小型アサルトライフル [ 92] 。試作初期のベースはAKS74Uだったが、後にAK100シリーズへと変更された[ 92] 。スペツナズ (特殊部隊 )用に設計されたが、少数が試作されたのみである[ 92] 。イズマッシュはカラシニコフ・コンツェルンの一部になったが、2025年時点でカラシニコフ社HPの製品一覧にはAK-9は存在せず[ 93] 、AM-17 をベースとしたAMB-17 を開発している[ 94] 。
PP-19 Bizon
PP-19 «ビゾーン-2»
PP-19 «ビゾーン » は、AKS74をベースにイズマッシュ 社が開発した9x18mm 弾を使用する短機関銃 である。「ヘリカルマガジン [ 注 11] 」という特殊なマガジン により60発以上もの装弾数を持つ。後に改良型のPP-19 «ビゾーン-2» が登場し、使用弾薬やサプレッサー 、ストック、射撃モード等の違いにより多数のバリエーションが存在する。
PP-19-01 Vityaz
PP-19-01, isp. 20 «ヴィーチシ-SN»
PP-19-01 «ヴィーチシ » は、より一般的な9x19mm弾 と30発箱型弾倉を用いるよう、PP-19 «ビゾーン»を改良したモデル。また、PP-19-01 «ヴィーチシ»に、AK105に準じた改良を施したモデルはPP-19-01, isp. 20 «ヴィーチシ-SN» と呼ばれる。
PPK-20
「ドバイ・エアショー 2023」にて展示されたPPK-20。サプレッサーが取り付けられている。
PPK-20 (GRAUインデックス:6P73)は、«ヴィーチシ-SN»をさらに発展させ、AK-12のデザインを取り込んだ各種改良を施したモデル[ 97] 。
AK-200(プロトタイプ)
AK-200 は、2010年 5月にロシア で公開されたAKシリーズの近代化型プロトタイプ。AK74Mを原型にレールシステム 付きハンドガードの追加や軽量化などの改良が加えられたもの。2011年 からロシア軍 で試験された結果[ 98] 、ロシア軍はプロトタイプAK-200の採用を見送り、今後AK74Mのピカティニー・レール付きアップグレード型を継続使用すると発表した。
AK200シリーズ
「Milex-2021」にて展示されたAK205
「ARMY-2022」にて展示された改良型AK205
インド軍の兵士により使用されるAK203。ストックはAK100シリーズ相当のものとなっている。
AK200シリーズ (ロシア語 : «двухсотая» серия 、「«200番»シリーズ」の意。英語名称は"AK20x series")は、AK74MおよびAK100シリーズに、ピカティニー・レール装備等の改良を施したモデル。なお、既存のAK74およびAK74MにKM-AK (ロシア語 : комплект модернизации автомата Калашникова 、「カラシニコフ自動小銃近代化キット」の意)(GRAUインデックス:6Ch63)と呼ばれるアップグレード・キットを組み込むことにより、AK200相当のAK74 RMO へと改修することができる[ 99] 。
AK100シリーズからの改良点として、レシーバーカバーをAKS74Uの様なヒンジ式開閉タイプかつレシーバーカバー固定用ラッチを備えた上部ピカティニー・レール付きの物に、ハンドガードを上下両側面ピカティニー・レール付きの物に、ストックを伸縮折り畳み式の新型に、フラッシュハイダーをSVDの物に似た形状の物に、グリップ及びストックをAK-12の初期量産型と同じ伸縮折畳み式ものに、またセレクターレバーをグリップを握ったまま人差し指で素早く操作できるように中央下部にも出っ張りが追加されたものに変更されている他、これらの改良に伴い不要となったレシーバー左側面のサイドレールおよびストック固定ラッチが削除されている[ 86] 。2018年6月以前はAK100M 及びAK74M3 という名称であったが、輸出向けに判りやすくする為、200番台の数字に変更された。現在、カラシニコフ・コンツェルン 公式サイトでは、「AK20x」の様に「"-"(ハイフン)」無しの名称が用いられている[ 18] [ 注 1] 。
なお、現在(2023年7月時点)でもカラシニコフ社の公式サイトでは、ロシア語サイトにおいても英語サイトにおいても、最新のAK-12シリーズと並んでAK74M、AK100シリーズ、AK200シリーズが掲示されている[ 18] [ 100] 。現在、ロシア連邦軍は新規製造されたモデルにのみ200番台の名称を与えており、既存のAK74Mにアップグレード・キットによる近代化改修を順次施しているが、改修実施分にロシア連邦軍が新たにAK200の名称を与えた事例は報告されていない[ 101] 。
ロシア連邦国家親衛隊 (ロシア連邦軍とは別組織、2016年設立)は2019年に、AK200とAK205を調達したと公表した[ 102] 。2020年には、6Ch64(フォアグリップ)や6Ch26(ブランクアダプター)等と共に、AK200が1,400挺、AK205が200挺納入されている[ 103] 。また、インドは2019年に、AK203を75万丁調達することを決定、うち10万丁はロシアからの輸入、65万丁はインドでのライセンス生産である[ 104] 。
AK200
AK200 (GRAUインデックス:6P34-1)は、使用弾薬5.45x39mm、銃身長415 mmのフルサイズモデル。旧名称AK74M1。
AK201
AK201 (GRAUインデックス:6P43-1)は、使用弾薬5.56x45mm、銃身長415 mmのフルサイズモデル。旧名称AK101M。
AK202
AK202 (GRAUインデックス:6P44-1)は、使用弾薬5.56x45mm、銃身長314 mmのコンパクトモデル。旧名称AK102M。
AK203
AK203 (GRAUインデックス:6P45-1)は、使用弾薬7.62x39mm、銃身長415 mmのフルサイズモデル。旧名称AK103M。
AK204
AK204 (GRAUインデックス:6P46-1)は、使用弾薬7.62x39mm、銃身長314 mmのコンパクトモデル。旧名称AK104M。
AK205
AK205 (GRAUインデックス:6P47-1)は、使用弾薬5.45x39mm、銃身長314 mmのコンパクトモデル。旧名称AK105M。
AK-12
AK-12 (3型)
AK-12 (ロシア語 : 5,45 мм автомат Калашникова АК-12 、「5.45mmカラシニコフ自動小銃 AK-12」の意)(GRAUインデックス:6P70)は、2012年 1月にロシアで発表された第5世代AKアサルトライフル[ 105] (プロトタイプ名:AK-400 )。プロトタイプAK-200の様に近代化を意識しつつシルエットは本来のAKに近づけられている。
5.45x39mm弾 を使用するAK-12 、7.62x39mm弾 を使用するAK-15 (GRAUインデックス:6P71)、5.56x45mm弾 を使用するAK-19 、7.62x51mm NATO弾 を使用するAK-308 等がラインナップされている。カラシニコフ・コンツェルンはこれら第5世代AKをRatnikシリーズ と呼称している[ 18] [ 86] 。
2018年1月、カラシニコフ・コンツェルン はロシア国防省 がAK-12およびAK-15の制式採用を承認したと発表した[ 106] 。特別軍事作戦(ウクライナ侵攻) の戦訓を反映して現在も改良が続けられている。
AKV-521
AKV-521 は、カラシニコフ・コンツェルン が開発している民間向けモデル。2020年に試作モデルが発表され、2021年8月の「ARMY-2021」にて量産仕様のモデルが一般公開された。従来のレシーバーカバーを廃止し、AR-15 のようにレシーバーをロアとアッパーで分割して2本のピンで結合する方式に変更されている。アッパーレシーバーおよびアッパーハンドガードは1.5 mm厚のプレス鋼板製で一体化されており、上部全面がピカティニーレール のフラットトップになっている。この改良により、銃を分解・再結合しても光学機器類のゼロインが保証されるため、精度の向上とより幅広い照準器 への対応が可能となった。チャージングハンドルは従来の右側ではなく左側に移され、右側は排莢口のみになっている。右側面にあるセレクターレバーは、従来のAKのようなダストカバー兼用のものではなくなったために小型化されており、右手の人差し指および左手の親指で操作できるアンビタイプとなっている。AKV-521を構成するパーツのうち85 %がTR3 (AK-12の民間向けモデル)と互換性をもっている。5.45x39mm弾 、7.62x39mm弾 、.223レミントン弾 の弾薬バリエーションがあり、アッパーレシーバーと一部の部品を交換することで使用弾薬や銃身長(415 mmおよび341 mm)を変更できる[ 107] [ 108] [ 109] [ 110] 。
AKV-721
AKV-721 は、AKV-521の.308ウィンチェスター弾 仕様。2022年8月の「ARMY-2022」にて公開された。強力な弾薬を使用するため、アッパーレシーバーは切削加工により製作され、チャンバー付近も補強されている。AKV-521とは異なり、アッパーレシーバーとアッパーハンドガードは一体化されておらず別部品となっている。その他にも、ハンドガードの延長、右側にも追加されたチャージングハンドル、大型のフラッシュサプレッサーなど、いくつか異なる点がある[ 111] 。
備品
AK74以降の派生型で使用されるソ連・ロシア製の備品のみを記載。
銃剣
AKM/AK74用の6Kh4 銃剣、AK74/AK74M/AK-12用の6Kh5 銃剣、AK-12用の6Kh9-1 銃剣がある。
擲弾発射器
AKM以降のAKシリーズの銃には、銃身 の下に擲弾発射器 (グレネードランチャー)を取り付けることができる。取り付けには、銃のガスブロック下部にあるバヨネット ラグ(AKM)か、バヨネットラグ後方にある同形状のラグ(AK74以降)を介して行なう。
GP-25/GP-30/GP-34
GP-25 «カスチョール » (GRAUインデックス:6G15)は、40mmケースレス弾 を使用する前装式 アンダーバレルグレネードランチャー。アメリカ がベトナム戦争 中に開発したM16自動小銃 用のM203 グレネードランチャー の対抗製品として開発された。改良型として、GP-30 «アブーフカ » (GRAUインデックス:6G21)、GP-34 (GRAUインデックス:6G34)が存在する。
GP-46
GP-46 は、NATO弾 である40x46mm LV弾 を使用できるよう、2023年から2024年に掛けて開発が行なわれた後装式 アンダーバレルグレネードランチャー。2024年8月の「ARMY-2024」にて公開された[ 112] 。AK-12のパーツを流用した専用ストックモジュールを取り付けることで、発射器単体(スタンドアローン)で使用することもできる。前装式だった従来のGPシリーズとは異なり、薬莢付きの擲弾 を使用するため弾薬は銃身後部から装填する方式となっており、銃身後端は銃口付近のヒンジを支点に左右どちら側にも開放できる。また、銃身中央上部にある親指で押し下げる方式の発射レバー、銃身後端上部にある銃身開放レバー、発射器後端にあるセーフティーレバーは、いずれも左右両側面にありアンビ化が図られている[ 113] [ 114] [ 115] 。
6G17
6G17 は、特殊作戦用に開発された口径30 mmの前装式消音アンダーバレルグレネードランチャーで、GSN-19 の改良型である。6G17は、専用リアサイトおよび6G17装着用ブラケット等を備えたAKSB74U(AKS74UB) と組み合わせて使用されることが前提となっており、これらを合わせて「5.45/30mm SGK «カナリェイカ»」(GRAUインデックス:6S1)と呼ばれるシステムを構成していた。GSN-19からの変更点として、擲弾の改良[ 注 12] による初速 ・有効射程 ・鋼板 侵徹量 の増加(それぞれ、105 m/sから115 m/s、300 mから400 m、10 mmから15 mm)[ 76] [ 77] 、および前部脱着装置の位置変更などがある。
6G17使用時には、前方から砲身の板バネで固定されるまで、7G23 成形炸薬 焼夷 擲弾 を挿入、発射器後方下部のグリップ内に8発の擲弾発射薬筒PKhS-19 (ロシア語 : патрон холостой специальный ПХС-19 、「特殊空包 PKhS-19」の意)(GRAUインデックス:7Shch2)を装填した弾倉 を挿入し、発射器後方右側にあるボルト を操作して薬筒を装填する構造を採用している。装薬の燃焼ガスによって発射器本体に内蔵されたピストンが突き出し、その力で擲弾が飛び出す構造になっている。燃焼ガスがピストンの内部に一時的に封入されることにより、高圧のまま外部に直接噴出されないため発射音が小さい。発射後は、飛び出した発射器本体のピストンを、再度前方から擲弾を挿入することで押し込み、ボルト操作によって薬筒の打殻薬莢排出と弾倉からの再装填を行ない、発射準備が完了する[ 76] [ 77] 。
照準装置
1PN137
1PN137 (ロシア語 : дневно-ночной прицельно-наблюдательный комплекс 1ПН137 、「昼夜照準観測システム 1PN137」の意)(以下、DPNK (ロシア語 : ДПНК ))は、「研究開発作業 «ラトニク-2 »」(ロシア語 : Опытно-конструкторские работы «Ратник-2 »)の一環として開発されたシステム。2015年に非公開株式会社«ユピチェル工場» (現:株式会社«光学機械設計局«ヴァルダイ»)において、M・V・チュグノフを主任設計者としたDPNKが完成し、1PN137のインデックス が与えられた。DPNKは、「コリメーターサイト 1P87」(ヴァルダイ PK 120)、「暗視単眼鏡 1PN138」(ヴァルダイ MN 120)、「スポッティングスコープ 1P90」(ヴァルダイ ZT 410[ 注 13] )、「レーザー指示装置 1K241」で構成されており、これらの装置を単体あるいは組み合わせて使用したり、ヘルメットや小火器に装着して使用できるようになっている[ 117] 。
暗視装置
NSPU
AKS74Uプロトタイプに装着されたNSPU
NSPU (ロシア語 : ночной стрелковый прицел унифицированный НСПУ 、「統合夜間射撃照準器 NSPU」の意。または、ロシア語 : ночной стрелковый прицел универсальный 、「汎用夜間射撃照準器」の意)(GRAUインデックス:1PN34)は、AKMN-1/AKMSN-1 、AK74N/AKS74N、RPKN-1/RPKSN-1 、RPK74N/RPKS74N 、PKMN-1/PKMSN-1 、SVDN-1 、RPG-7N1/RPG-7DN1 での夜間使用を想定し開発された第1世代パッシブ方式暗視スコープ で、1976年に採用された。スコープの運用時重量は2.2 kg、倍率は3.5倍、視野は水平方向5度、垂直方向4度である。電源として、電圧2.5 V、容量1.5 Ahの2NKBN-1.5と呼ばれる充電可能なニッケル・カドミウム蓄電池 、または、3RTs83Kh[ 注 14] と呼ばれる使い捨ての水銀亜鉛電池 を専用ケースに入れて使用する。
NSPUM
AKMN2に装着されたNSPUM
NSPUM (ロシア語 : ночной стрелковый прицел унифицированный модернизированный НСПУМ 、「近代化統合夜間射撃照準器 NSPUM」の意)(GRAUインデックス:1PN58)は、AKMN2/AKMSN2 、AK74N2/AKS74N2、AKS74UN2、RPKN2/RPKSN2 、RPK74N2/RPKS74N2 、PKMN2/PKMSN2 、SVDN2 、RPG-7N2/RPG-7DN2 での夜間使用を想定し開発された第1世代パッシブ方式暗視スコープで、1985年頃に採用された。スコープの運用時重量は2 kg、倍率は3.5倍、視野は水平方向5度、垂直方向4度である。夜間および低照度環境下で、兵士なら最大300 m、戦車側面なら最大400 mの距離で目標を識別できる。電源として、電圧1.2 V、容量0.55 AhのD-0.55Sと呼ばれるニッケル・カドミウム蓄電池を5個直列接続 した充電可能な専用電池[ 注 15] 、または、5RTs83Kh[ 注 14] と呼ばれる使い捨ての水銀亜鉛電池を専用ケースに入れて使用する。
NSPU-3
VSS に装着されたNSPU-3
NSPU-3 (ロシア語 : ночной стрелковый прицел унифицированный НСПУ-3 、「統合夜間射撃照準器 NSPU-3」の意)(GRAUインデックス:1PN51)は、AKMN-1/AKMSN-1、AK74N/AKS74N、AKS74UN、ASS 、RPKN-1/RPKSN-1、RPK74N/RPKS74N、PKMN-1/PKMSN-1、SVDN-1、VSS 、RPG-7N1/RPG-7DN1での夜間使用を想定し開発された第2世代パッシブ方式暗視スコープ。スコープの運用時重量は2.1 kg、倍率は3.46倍、視野は9度35分である。電源として使用する電池 はNSPUMと同じで、5個のD-0.55Sの場合は最大10時間、5RTs83Kh[ 注 14] の場合は最大20 - 25時間動作可能である。
1PN93
AK74Mに装着された1PN93-2 AK-74
「防衛産業における民間製造業者 2013」にて展示された改良型1PN93-2 AK-74
1PN93 «マリーシュ» または«マグヌス» (ロシア語 : прицел ночной модульный 1ПН93 «Малыш », «Магнус » 、「モジュラー式夜間照準器 1PN93 «赤ちゃん »、«マグヌス »」の意)は、各種小火器 や携帯式対戦車擲弾発射器 での夜間使用を想定し開発された第2.5世代または第3世代パッシブ方式暗視スコープ。AK74M用の「1PN93-2 AK-74 」は、スコープの運用時重量は1.3 kg、倍率は4倍、視野は6度である。電源として、電圧1.2 V、容量0.9 AhのNLTs-0.9-1[ 133] [ 134] と呼ばれる充電可能なニッケル・ランタン蓄電池 、または、電圧1.4 V、容量1.2 AhのA-316 "Era"[ 135] と呼ばれる使い捨てのマンガン亜鉛電池 を使用し、最大10時間動作可能である。また、これらの電池の代わりに一般的なR6規格の電池(単3形乾電池 )が使用可能である。
2012年2月の展示会「防衛産業における民間製造業者 2012(ロシア語 : Частные производители оборонного комплекса – 2012 )」および2013年4月の「同 2013」にて、改良・小型化された1PN93-2 AK-74および1PN93-4が公開された[ 138] [ 139] 。改良型1PN93-2 AK-74は、スコープの運用時重量は0.92 kg、倍率は3倍、視野は12度である。電源として、電圧1.2 V、容量1.5 AhのNMGGTs-1.5Sと呼ばれる充電可能な密閉形ニッケル・水素蓄電池 を使用し、最大15時間以上動作可能である。また、蓄電池の代わりに一般的なR6規格の電池(単3形乾電池)が使用可能である。なお、GRAUインデックスは改良前のものと同一であるが、品番が「AL3.812.222」から「AL3.812.222-10」へと変更されている。
1PN138
1PN138 (ロシア語 : монокуляр ночной 1ПН138 、「暗視単眼鏡 1PN138」の意)は、夜間使用を想定し開発された第3世代パッシブ方式暗視装置 。1PN138は従来のものとは異なり、レティクルや望遠機能をもたない純粋な暗視装置である。単体での使用や、6B47ヘルメット に装着しての使用、あるいは1P87コリメーターサイト とともに小火器に装着して使用することもできる。装置の単体重量は0.35 kg(充電池含む)、倍率は1倍、視野は40度以上である。P-Pブラケット(重量0.11 kg)を装着することでピカティニー・レール を備えた小火器に取り付けることができる。また、上面にピカティニー・レールを備えたAK-Pブラケット(重量0.26 kg)をさらに追加することで、従来のサイドレールのみを備えた小火器にも取り付けることができる。電源として、電圧1.2 V、容量1.5 AhのNMGGTs-1.5Sと呼ばれる充電可能な密閉形ニッケル・水素蓄電池を使用し、最大12時間以上動作可能である。また、蓄電池の代わりに一般的なR6規格の電池(単3形乾電池)が使用可能である。民間向けモデルの名称はヴァルダイ MN 120 (ロシア語 : ВАЛДАЙ МН 120 )である[ 117] 。
光学照準器
USP-1
AN-94 プロトタイプに装着されたUSP-1
USP-1 «チュリパーン» (ロシア語 : унифицированный стрелковый прицел УСП-1 «Тюльпан » 、「統合射撃照準器 USP-1 «チューリップ »」の意)(GRAUインデックス:1P29)は、AK74N、RPK74N、PKMN での昼間・夜間使用を想定し開発されたテレスコピックサイト 。照準器の重量は0.8 kg、倍率は4倍、視野は8度である。構造はイギリスのL1A1 自動小銃用に開発されたL2A2 SUIT に酷似しており、夜間および低照度環境下ではレティクル先端がトリチウム 線源 により発光する。これは、光源となるT(3)-08発光体に含まれるトリチウムの放射性崩壊 により、放射 された電子 の流れ(β線 )が蛍光 体に照射され、可視光線 を放射するという原理による。民間向けモデルの名称はUPO-1 である。
1P63
1P63
1P63 «ザピェーフ» (ロシア語 : коллиматорный прицел 1П63 «Запев » 、「コリメーターサイト 1P63 «前奏 »」の意)は、AKMN、AK74N、AKS74N、AK74M、AK100シリーズ、AN-94 、RPKN、RPK74N、RPK74M での昼間・夜間使用を想定し開発されたリフレックスサイト 。照準器の重量は0.6 kg、倍率は1倍、視野は13度であり、昼間は照準器前方下部の集光 窓から採り入れた太陽光 、夜間はT(3)-08トリチウム線源によりレティクルが表示される。レティクルの形状は昼間と夜間とで異なり、薄暮 時には両方のレティクルが表示される。照準器の右側面には"С"(S)と表示されたノブがあり、"ВКЛ"(ON)の位置にすることで光学フィルター (ロシア語 : светофильтра )が掛かり、日中の屋外など高照度下においてもレティクルを視認しやすくなる。民間向けモデルの名称はNPZ PK1 (旧称«アブゾール» (ロシア語 : Обзор 、「視界」「観察」の意))である[ 156] 。
1P76
1P76 (ロシア語 : прицел оптический 1П76 、「光学照準器 1P76」の意)は、AKM、AK74、AKS74N、AK74M、AN-94、AK102 、AK104 、AK105 、RPKN、RPK74N、RPK74Mでの昼間・夜間使用を想定し開発されたプリズムサイト 。照準器の重量は0.5 kg、倍率は1倍、視野は13度であり、夜間はT(3)-08トリチウム線源によりレティクルが発光する[ 158] 。1P76はその広い視野と等倍率により、高速戦闘下においても目標の視認性を低下させることなく、肉眼と照準器の両方を通じて地形観察を同時に行なうことができる。また、重量と寸法を最小限とするため、ペシャンプリズム 正立システムおよびレンズ調整を行なえるボアサイティング 機構を備えている。内務省 および国境警備隊 向けに製造されているほか、民間向けモデルのPO1×20 (旧称«ラークルス» (ロシア語 : Ракурс 、「短縮法 」の意))は他国にも輸出されている。
1P78
1P78-1
1P78 (ロシア語 : прицел стрелковый 1П78 、「射撃照準器 1P78」の意)シリーズは、AKMN、AK74N、AKS74N、AK74M、AN-94、RPKN、RPK74N、RPK74Mでの昼間・夜間使用を想定し開発されたテレスコピックサイト。AK74N、AKS74N、AK74M、AN-94用の「1P78-1 」は、重量は0.7 kg、倍率は2.8倍、視野は13度であり、薄暮時・夜間はT(3)-08Mトリチウム線源によりレティクルが発光する。1P78シリーズはPKMN、PKP 機関銃 用の1P77照準器と同様の光学設計を採用しており、倍率に比して広い視野とコンパクトさが特徴である。民間向けモデルの名称はPO2.8×18 (旧称«カシュターン» (ロシア語 : Каштан 、「クリ 」の意))である。
1P87
AK-12 (2型)に装着された改良型1P87(右)および1P90(左)
1P87 (ロシア語 : прицел коллиматорный 1П87 、「コリメーターサイト 1P87」の意)は、ピカティニー・レール を備えた小火器 での昼間・夜間使用を想定し開発されたリフレックスサイト。凹面鏡 (リフレクター)にレティクルを投影する一般的なリフレックスサイトに対し、1P87はプリズム を用いたレティクル投影機構により、100 - 200 mの照準距離において視差 が発生しない、照準距離にかかわらず収差 による視差が発生しない、目標に対してレティクルの光源を暴露しないなどといった利点がある[ 166] 。レティクルの輝度は9段階(夜間4段階(暗視装置向けの輝度を含む)、昼間5段階)に調整可能である。レティクルの弾道落下補正の違いによって、5.45 mm口径 小火器向けのAK74M モデルおよび7.62 mm口径 小火器向けのAKM モデルがある。照準器の重量は0.3 kg(充電池含む)、倍率は1倍、接眼距離100 mm時の視野は12度である。装置単体でピカティニー・レールを備えた小火器に取り付けることができ、上面にピカティニー・レールを備えたAK-PKブラケット(重量0.19 kg)を追加することで、従来のサイドレールのみを備えた小火器にも取り付けることができるほか、AK-PKブラケットの代わりにAK-Pブラケットを用いることで、1P90マグニファイア または1PN138暗視装置 を1P87と併用することもできる。電源として、電圧1.2 V、容量1.5 AhのNMGGTs-1.5Sと呼ばれる充電可能な密閉形ニッケル・水素蓄電池 を使用し、最大12時間以上動作可能である[ 注 16] 。また、蓄電池の代わりに一般的なR6規格の電池(単3形乾電池)が使用可能である。民間向けモデルの名称はヴァルダイ PK 120 (ロシア語 : ВАЛДАЙ ПК 120 )である[ 117] 。
1P90
1P90 (ロシア語 : трубка зрительная 1П90 、「スポッティングスコープ 1P90」の意)は、単体で地形地物などを観察するスポッティングスコープとして、あるいは1P87コリメーターサイトと併用してマグニファイア として使用できるよう開発された単眼鏡 。照準器の重量は0.18 kg、倍率は3倍、視野は12度である。P-Pブラケット(重量0.11 kg)を装着することでピカティニー・レールを備えた小火器に取り付けることができる。また、上面にピカティニー・レールを備えたAK-Pブラケット(重量0.26 kg)を追加することで、従来のサイドレールのみを備えた小火器でも、1P87と合わせて取り付けることができる。民間向けモデルの名称はヴァルダイ ZT 310 (ロシア語 : ВАЛДАЙ ЗТ 310 )である[ 117] 。
1K241
1K241 (ロシア語 : целеуказатель лазерный 1К241 、「レーザー指示装置 1K241」の意)は、薄暮時・夜間にレーザー を目標に照射して小火器を指向するために開発されたレーザーサイト 。レーザーの波長 は850 - 950 nmの範囲内(近赤外線 領域)、出力は1.3 mW以上である。装置単体でピカティニー・レールを備えた小火器に取り付けることができ、照準時には頭部を小火器に頬付けする必要がないため、いかなる姿勢・位置からでも目標に照準を合わせることができる。近赤外線レーザーを使用するため、レーザーは暗視装置越しにのみ視認でき、肉眼 では視認できない。電源として、電圧1.5 VのR6規格の電池(単3形乾電池)を使用し、最大12時間動作可能である。
サプレッサー
PBS-2
PBS-2 は、1970年代に開発されたAK74およびAKS74用のサプレッサー 。PBS-1 と似た構造をしており、5.45x39mm弾 の亜音速弾仕様である5.45mm US (GRAUインデックス:7U1)弾を使用するが、AK74の銃身長では弾速が音速を超えるために消音効果が低かったり、量産に向かないなどの理由から広く普及しなかった。
PBS-3
PBS-3 は、AKS74U用のサプレッサー。PBS-1およびPBS-2と似た構造をしている。5.45mm US亜音速弾は長い銃身から発射されるよりも、短い銃身から発射される方がより弾道が安定し[ 注 17] 、高い消音性も発揮することが判明したため、AK74およびAKS74より銃身が短いAKS74U向けに新たに開発された。改良されたガスの排出口とマズルブースターの機能を備えており、若干精度が良くなるが、5.45mm US亜音速弾以外の弾薬で使用するとサプレッサー本体の破損につながる。
PBS-4
PBS-4 は、AKS74U用のサプレッサー。PBS-3と基本的な構造は同じだが、従来使用されてきたゴム製のオブチュレーター(ワイプ)を廃止したことでサプレッサー本体を構成する部品がすべて金属製となったため、PBS-3とは異なりフルオート射撃にも適合している。通常弾を使用した場合は、燃焼ガスと弾頭によるソニックブーム により消音効果は殆ど無いが、マズルフラッシュを軽減できる。
6Ch60
6Ch60 は、AK-12 用のサプレッサー(PMS (ロシア語 : прибор малошумной стрельбы 、「低騒音射撃装置」の意))。AK-12のフラッシュサプレッサー・コンペンセイターに直接被せてラッチで固定する、クイック・デタッチャブル式となっている[ 184] 。AK-15用のものは6Ch61 である[ 185] 。
ATG
ATG (ロシア語 : автоматный тактический глушитель 、「自動小銃用戦術消音器」の意)(GRAUインデックス:6Ch65)は、5.45mm AK74/AKS74/AK74M/AK105 、5.56mm AK101/AK102 、7.62mm AK103/AK104 、並びにAK200シリーズで使用できるマルチタイプサプレッサー。7.62x39mm弾の亜音速弾仕様である7.62mm US (GRAUインデックス:57-N-231U)弾を使用する場合は、PBS-1用オブチュレーター(GRAUインデックス:6Ch7)を取り付けることにより高い消音効果と銃の動作に必要なガス圧を得ることができる[ 186] 。
DTK-4
DTK-4 «カチェーヴニク » は、AK74、AK74M、AKS74U、AK103並びにそれらの改良型の銃で使用できるサプレッサーであり、ロシアの備品販売開発メーカーのズィニート(ZENIT)有限責任会社によって開発された。ズィニート社はDTK-4を、DTK-1ないしDTK-3のマズルブレーキ・コンペンセイター (DTK (ロシア語 : дульный тормоз - компенсатор ))の一種として位置づけている。5.45x39mm弾に対応したDTK-4 (5.45) と、7.62x39mm弾に対応したDTK-4 (7.62) およびその改良型であるDTK-4 (7.62) M があり、サプレッサー本体はいずれもチタン合金 製である。現在、DTK-4の購入はMVD 、FSB 、FSO の職員に限られており、これらの機関に属する特殊部隊内で主に運用されている[ 187] 。
TGP-A
TGP-A は、自動小銃 用のサプレッサー。AK74Mなどの5.45x39mm弾を使用する小火器向けのTGP-A-5.45 と、AK103 やAK203 などの7.62x39mm弾を使用する小火器向けのTGP-A-7.62 がある。
各国で生産されたAK74
AK74とその直系派生品がベースになった銃のみを記載。
AK74の遊戯銃
2007年 12月20日 、東京マルイ がリコイルショック発生装置とボルト のブローバック 機構を搭載した次世代電動ガン 第一号として、AK74MN(実際のモデルはAK74M)を発売した。AK74MNに関しては一時期生産が中止されていたが、2018年に生産が再開され、 現在、AK74およびその発展型をモデルとしたエアソフトガン は、対象年齢18歳以上の「次世代電動ガン」としてAK74MN、AKS74U、AK102、AKS74N、「ガスブローバック ショットガン」としてサイガ-12K 、対象年齢10歳以上の「電動ガンLIGHT PRO」としてAK74Uがラインナップされている。
2012年 10月31日 、KSC がAKとしては国内初のブローバックガスガンとなる「ガス-ブローバック AK74 シリーズ」第一号として、AK74Mを発売した。2013年 7月には第二号としてAKS74Uを発売している。現在、同シリーズにはKTR-03、KTRソードオフもラインナップされている。
近年では香港 や台湾 等の遊戯銃 メーカーから大量に電動ガンやブローバックガスガンのバリエーションが展開されている。
登場作品
AK74の登場作品を表示するには右の [表示] をクリックしてください。
映画
『007 』シリーズ
『007 ゴールデンアイ 』
冒頭にて、主人公のジェームズ・ボンドがソ連 の化学工場に潜入した際に敵からAKS74Uを奪って使用。また、ゼニア・オナトップがゼヴェルナヤのコントロールルームでAKS74Uを使用するほか、冒頭のソ連軍 やロシア軍 の将兵がAK74とAKS74・AKS74U・AK74風に改造された56式自動歩槍 を使用する。
『007 ダイ・アナザー・デイ 』
冒頭の戦闘 にて、ザオと北朝鮮軍 兵士 がAKS74Uを使用。
『PMC:ザ・バンカー 』
民間軍事会社 「ブラックリザード」の傭兵が使用する。また、朝鮮人民軍 がヘリカルマガジンを装着した88式を使用する。
『REDリターンズ 』
カーチャ・ペトロコヴィッチとその護衛がAKS74Uを所持する。
『THE NEXT GENERATION -パトレイバー- 』
太田莉菜 演じるカーシャがAK74を使用する。ケースにはFSB の紋章がついている。
『ザ・ラストシップ 』
シーズン1にてロシア海軍 の兵士が使用。
『ブラックホーク・ダウン 』
ソマリア 民兵 の前線 指揮官 であるモアリムが、AKS74Uを使用する。
『ミッドナイト・イーグル 』
日本アルプス に墜落したステルス 爆撃機 に搭載されていた核兵器 を爆破 しようとする某国工作員 たちが、AK74を使用する。一部はスコープが取り付けられている。
『ランボー3/怒りのアフガン 』
スペツナズ 隊員たちがAKS74を使用する。撮影に使用されたのはAKMSを改造して作られた代用品で、マズルブレーキの形状などは実物を模しているが、弾倉や銃床などの形状が実物と異なっている。
小説
『6ステイン 』
「いまできる最善のこと」にて元北朝鮮工作員が使用。「折りたたみ式」「短く切り詰めた銃身」からAKS74Uだと思われる。三点連射で主人公を追い詰める。
『メトロ2033 』
主人公のアルチョムとブルボンがAKS74Uを使用する。「カラシニコフ銃だったが(略)銃床が折りたたみ式の短いタイプ」、「(ブルボンのリュックを漁った際に)自動小銃七・六二口径用の実弾は、結局見つからなかった」とあり、AKS74Uだと思われる。平和通り駅から隣のスハレフスカヤ駅へのトンネルの道中にブルボンが怪現象に斃れ、アルチョムは彼がリュックの中に隠し持っていたAKS74Uを引き取る。その後、プーシキンスカヤ駅でファシストに拘束されるまで使用している。
『征途 』
日本民主主義人民共和国(北日本、赤い日本)の装備として登場。人民空軍特殊部隊と首相護衛師団特務警護部隊が統一戦争で使用する。このうち空軍特殊部隊は「AKS74J 」という架空仕様を使用している。
ゲーム
『Alliance of Valiant Arms 』
ライフルマンのメインウェポンとして AK74M、AKS74U、AK200などが登場。ショップ内で購入可能な通常タイプのほか、ガチャ景品として入手可能な、特別な装飾やカスタマイズが施されたタイプがある。
『Arena Breakout 』
AK74N、AKS74U、AK102 などが登場。AK74NはハンドガードがAK74Mの黒色ポリマーであったり、AK102はダストカバーにリブがあったりと実銃との相違点もある。
『Escape from Tarkov 』
AK74、AKS74U、AK74M、AK101など、数多くのバリエーションが登場する。それぞれグリップをはじめ、ハンドガード、レシーバー、マズルなど細部に至るまでカスタマイズが可能。
『PAYDAY 2 』
「AK」「AK17」の名称でAKS74、AK-12が登場。
『コール オブ デューティ 』シリーズ
『CoD4 』
『CoD:BO 』
『CoD:MW3 』
『CoD:BO2 』
『CoD:BO3 』
『CoD:BOCW 』
『CoD:MWII 』
「Kastov 74u」の名称でAKS74UNが登場。アタッチメントのレシーバーを変更する事で、AK103、AK105、RPD、PP19-01 ヴィーチシ、PP19 ビゾーン等、全く違う別の武器へと改造する事が可能。
『ドールズフロントライン 』
AK-9の最初期試作が星3AR戦術人形「OTs-12」、AKS74Uが星5SMG戦術人形「AK74U」の名称で萌え擬人化 されて登場。また、NPC の人間のキャラクターである「カリーナ」も大型イベント「秩序乱流」にてAKS74Uを使用している。
『バイオハザード5 』
AK74が登場。
『バトルフィールド 』シリーズ
『Project Reality(BF2) 』
ハマース や自由シリア軍 、ターリバーン などの民兵 用装備として登場。登場バリエーションはAK74、AKS74、AKS74U。また、ロシア連邦軍 の正規兵の装備としてAK74Mが1P29スコープを装備して登場する。
『BF3 』
突撃兵のメインウェポンとして、AK74Mが登場。様々なカスタマイズが可能。
『BF4 』
突撃兵の最初のメインウェポンとしてAK-12 が登場。初期状態ではカスタムパーツとしてKOBRA(RDS)、エルゴノミック フォアグリップ、レーザーサイトが装着されている。様々なカスタマイズが可能。
『BFH 』
オペレータークラスのメインウェポンとしてAKS74Uが登場。
『メタルギア 』シリーズ
『MGS2 』
セルゲイ・ゴルルコビッチ率いる私兵部隊の装備としてAKS74Uが登場。プラント編では主人公の装備としても入手でき、サプレッサーの脱着が可能。
『MGS4 』
民兵たちの装備としてAK102が登場。主人公の装備としても本編の最序盤で自動的に入手でき、アンダーバレルグレネードランチャーの脱着が可能。
『メトロ 』シリーズ
『メトロ2033 』
『メトロ ラストライト 』
『メトロ リダックス 』
『メトロ エクソダス 』
シリーズを通してAK74またはAK74Mが「Kalash」(日本語版では「カラシニコフ」)という名称で登場。ハンドガードやストック等が異なり、弾倉側面には残弾確認用の穴が設けられている。また、ラストライトおよびリダックスでは、RPK74とAKS74Uがそれぞれ「RPK」と「AKSU」という名称で登場している。
『レインボーシックス シージ 』
NOMADのメインウェポンとしてAK74Mが登場。
脚注
注釈
^ a b c イジェフスク機械製作工場 の後身であるイズマッシュ社 (現:カラシニコフ・コンツェルン )では、「AK-◯◯」の様に「"-"(ハイフン)」を付けた名称と、「AK◯◯」の様に制式略称に準じた「ハイフン」を付けない名称が混在して用いられていた[ 14] [ 15] が、2001年以降のイズマッシュ社および現在のカラシニコフ・コンツェルンでは、制式略称に準じた「ハイフン」を付けない名称が主に用いられている[ 16] [ 17] [ 18] 。ただし、カラシニコフ・コンツェルン広報のカラシニコフ・メディアは現在でも「ハイフン」を付けた名称を用いることがあり[ 19] [ 20] 、それらの情報を引用した他社メディアでも「ハイフン」付きの名称が用いられることがある。なお、カラシニコフ・コンツェルンは近年AK-12 をはじめとするRatnikシリーズ 等の新しい銃に対して、数字の前に「ハイフン」を付けた名称を再び用いるようになっている[ 18] 。
^ 開発を担当したイジェフスク機械製作工場では、「A-3 」(ロシア語 : А-3 )というハイフン付きの名称を用いていた[ 11] 。
^ 軍用としての製造が終了した後もしばらくは輸出・民間用に製造を行なっていた。また、一般販売用のデコガン(無可動実銃 )は現在でも少数ながら製造している。
^ ヴァラクニートとは、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂を含浸させたセルロース等の充填剤(多くは繊維状)からなる成形材料[ 26] を指し、特定の物質を指すものではない。フェノプラストが一般にヴァラクニートと呼ばれる[ 27] が、広義にはAG-4プレス材等も含まれる。
^ ポーランド やルーマニア 、北朝鮮 のAK74相当の初期モデルでは、7.62mm AK のようなデザインのリブ付き金属製弾倉を採用していた。
^ 「カプラゾーリ・カリーチニヴィイ 4K(カプロゾール・ブラウン 4K)」と呼ばれる粉末染料またはこれをベースとしたポリエチレン濃縮物により染色されていた。
^ 特定の時期にすべてのパーツが一斉にポリアミド樹脂製のものに切り替わったわけではない。例えば、1985年に製造されたAK74の中には、ストックは合板製でハンドガードはポリアミド樹脂製という過渡期にあたる個体も存在する。
^ AKSB74U(AKS74UB)のリアサイトには2つの照尺が備えられており、前方の照尺が亜音速弾用の射距離設定・エレベーション調整(リアサイトベース前方右側面に「УС」(US(弾):亜音速弾)と表記)を担っており、後方の照尺が通常弾用の射距離設定および亜音速弾用のウィンデージ調整を担っている。また、後方の照尺には2つの照門が備えられており、照尺最後端のウィンデージ調整機構と一体化した照門が亜音速弾用、照尺前方の遊標兼照門が通常弾用(リアサイトベース中央右側面に「БОЕВОЙ」(実(弾):通常弾)と表記され、その上に小さく「П」(「постоянная」(定数)の略:射距離350 m未満)および「4-5」(射距離400 - 500 m、厳密には350 m以上)と表記)である。なお、後述の消音グレネードランチャー6G17専用リアサイトを含め、AKSB74U(AKS74UB)の照尺にはいくつかのバリエーションが存在しており、上述した機能とは異なる可能性がある。
^ 銃身後部にある6G17装着用ブラケットに6G17後端の着脱装置がアクセスできるように、専用ロアハンドガードの下部には大きな穴が開けられている。また、6G17を外した際にロアハンドガードを保持できる様に、穴を覆うことができる革製カバーおよびカバー固定用金具が取り付けられている。
^ 「自動小銃・擲弾発射器システム」(ロシア語 : стрелково-гранатометный комплекс )あるいは「突撃用武器」(ロシア語 : штурмовое оружие )とされていた。
^ 発想はキャリコM100 のヘリカルマガジンに近い。
^ 6G17で使用された7G23擲弾は、GSN-19で使用された各種擲弾の後端にあったテールロッドが削除され、弾頭が延長・大型化された[ 77] 。
^ なお、実際に1P90として採用されたモデルは、4倍率のZT 410ではなく3倍率のZT 310である。
^ a b c 3RTs83Kh(5RTs83Kh)とは、RTs83Khを3(5)個直列に繋いだ電池という意味である。また、RTsは水銀亜鉛電気化学システムを用いている電池(水銀電池)であること、続く2桁の数字はそれぞれセルの規格上の直径と高さ(83なら直径30.1 mm、高さ9.4 mm)、最後のKhは耐寒性(-40 - +50 ℃まで使用可能)であることを示す[ 123] 。
^ 全体として、電圧6.0 V、容量0.55 Ahの蓄電池1個と見做せる。なお、1PN58取扱説明書にはこの蓄電池に対する名称は出て来ないが、これは現在の5D-0.55Sに相当する。
^ 動作時間が極端に短いのは、酷寒(最低-50 ℃で動作可能としている)時における電池の性能低下を考慮した最低保証値であるためと考えられる。なお、民間向けモデルのPK 120では、単3形乾電池1本で1,000時間以上動作可能(平均輝度時)としている[ 166] 。
^ 同じ銃身長(415 mm)でも、小口径弾(5.45mm弾)は大口径弾(7.62mm弾)に比べて相対的に銃身が長くなる。つまり、銃身長/口径の比率が大きくなり、亜音速弾では弾道が不安定になる。
出典
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関連項目
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外部リンク