ノルウェーのコングスベルグ社が開発した短距離対艦ミサイル「ペンギン」を、アメリカ軍が制式採用した際の呼称。
A型とB型があり、ペンギンMk.3をAGM-119A、ペンギンMk.2 Mod7をAGM-119Bと呼ぶ。
海軍が100発あまりを導入し、SH-60に搭載して運用された。
ミサイルの詳細についてはペンギンを参照。
(AGM-119 から転送)
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ペンギン
ペンギン(Penguin)は、ノルウェーのコングスベルグ社が開発した短距離対艦ミサイル。1970年代から配備されたが、現在でも改良が進められ、各国で使用されている。
ノルウェーは小型艇による沿岸防衛を重視しており、早くから対艦ミサイルの開発に取り組んでいた[1]。1962年から開発が開始され、1970年8月に実用化を発表[1]、1972年から配備が開始された。西側諸国の対艦ミサイルとしては最初期のものの一つである。エンジンは固体燃料ロケット、誘導方式は中間誘導は慣性誘導方式、週末誘導はパッシブ赤外線ホーミング方式である。弾頭重量は120 kg前後で、爆薬量は40から60キログラム程度と推定されている[1]。
発射プラットホームは多彩であり、ミサイル艇のほか、固定翼機、ヘリコプターにも搭載・運用されている。水上艇搭載型の場合、ミサイルは発射筒を兼ねたコンテナに収納され、甲板上の簡易な台座の上に搭載される[1]。
アメリカ海軍でもAGM-119として100発余りが採用され艦載ヘリコプターに搭載されたが、追加購入はなされていない。
コングスベルグ社では、エンジンのターボジェット化、GPS誘導、IRイメージ誘導などの抜本的な改良を行ったものをペンギンMk.4として開発し、後にNSMとして完成した。
出典:Designation-Systems.Net[2]