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AFTERMIXTAPE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 01:53 UTC 版)

『AFTERMIXTAPE』
KREVAスタジオ・アルバム
リリース
録音 2019年
ジャンル ヒップホップ / ラップ
時間
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
プロデュース KREVA
KREVA & Jeremy Quartus(#3)
KREVA アルバム 年表
成長の記録 〜全曲バンドで録り直し〜
2019年
AFTERMIXTAPE
2019年
LOOP END / LOOP START
2021年
ミュージックビデオ
「敵がいない国」 - YouTube
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AFTERMIXTAPE』(アフターミックステープ)は、2019年9月18日に発売されたKREVAの8枚目のアルバム。発売元はSPEEDSTAR RECORDS

概要

『成長の記録 〜全曲バンドで録り直し〜』に続き2019年に発売された2枚目のアルバムであり、オリジナル・アルバムとしては2017年発売の『嘘と煩悩』以来約2年7ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバムである。アルバムタイトルのAFTERMIXTAPEは、ミックステープとアフターミックス(ブレンドコーヒーの製法)を合体させた造語である[1]

初回限定盤AとBにはBlu-rayとDVDがそれぞれ付属した。

内容

本作はKREVAにとって8枚目のオリジナル・アルバムと定義されているが、本人は自身初のミックステープであると本作について語っている。デビュー15周年にあたる2019年は既に9カ月連続リリースや、バンドアレンジのベスト・アルバム『成長の記録 〜全曲バンドで録り直し〜』のリリースがなされており、その後すぐまたアルバムを出すことはしたくなかったが、以前から作ってみたかったというミックステープなら行けるという流れで制作が行われた。2017年第59回グラミー賞チャンス・ザ・ラッパーのミックステープ『カラーリング・ブック』が最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したという快挙などに影響を受け、自身でも制作の意欲が沸いていたという[2][3]。また、元々KREVAソロ15周年企画の9カ月連続リリースの話の際に最後に新曲で締めるという話が最初からあったというが、新曲1曲で全てを締めたり、先述のすぐオリジナル・アルバムを出したくないという考えの中でミックステープの案が浮かんだという背景もある[4]

CDジャケットの撮影ではコーヒーの焙煎所にKREVAが足を運んでいる。オフィシャルブートレグ(公式海賊盤)というイメージでダンボールみたいなデザインにしたという[2][3]

本作はこれまでのオリジナルアルバムとは違い、ひたすらトラックを作りそれに合わせ歌詞を書き、心のままに作ったという。「アイソレーター」(5曲目に収録)のような特定の対象に怒ってるような曲など、普段のアルバムでは制作しないような楽曲も数多く作られた。ひたすら作った曲をまとめたためアルバムのテーマといった全体像はないが、1曲1曲を短くし10曲で約30分にするという構造はあったという[2][5][4]

収録曲解説

1曲目の「MIX / TAPE」は、東京都神保町コーヒーショップで録音したコーヒー豆を攪拌器に入れた音と、カセットテープの音を合わせたイントロ曲となっている[2]

2曲目の「敵がいない国」は、ライブのことを歌っており、タイトルの"敵がいない国"は全員が自分のことを観に来てくれているライブのことを意味している。このタイトルのフレーズは何年も前から思いついていたという。フックの"敵がいない"は、自身の声のピッチを上げたもの。[2][3]

3曲目の「One feat. JQ from Nulbarich」は、NulbarichのJQとの共作で作られたもの。8月5日配信で先行リリースされていた。JQとの出会いは2017年開催の「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017」であったという。最初のタイトルは「Stay The Way feat. KREVA」で、JQが骨格となる曲であった。2018年に開催された「908 FESTIVAL 2018」にJQの出演が決まり、その際に一緒に曲を作る話になり、JQから送られた仮歌とトラックに、KREVAがラップを入れて送り返すところから始まった。出来上がっていくうちにバンドサウンドを入れたいというKREVAの考えから、『成長の記録 〜全曲バンドで録り直し〜』のレコーディング最終日に一緒にレコーディングが行われた。又、この曲はKREVAバンドのメンバーであり、2019年5月に亡くなった岡雄三によるKREVA作品で最後のベースプレイ楽曲となった[2]

4曲目の「S.O.S.が出る前に」は、"頑張ってると思うよ"という歌詞が浮かび、その言葉に合う女性をイメージして作ったとKREVAが語っている[2]

5曲目の「アイソレーター」は、特定の怒りを曲で表現しており、「俺って何が嫌なのかな?」とKREVAが考えた時に、近年特に嫌なのがマナーの悪い人であるとし、そこに怒りを向けて制作した。トラックにはイギリスアンダーグラウンドミュージックのグライムの影響が出ているという[2]

6曲目の「リアルドクターK」は、医者について歌詞が書かれている[2]

7曲目の「人生」は、過去のことを歌っている。

8曲目の「Don't Stop Y'all, Rock Rock Y'all」はミックステープならではの構成でテンポや曲調をガラッと変えている[2]

9曲目の「もしかしない」は、最初に思い付いたフレーズの英語フレーズとを踏んでいた「もしかしない」が採用された。英語だと叙情的になりそうで嫌だったという[2]

10曲目の「無煙狼煙」は2019年6月の自身の日本武道館公演で初披露されていた楽曲[2]7月1日に配信でリリースされていた。

11曲目の「それとこれとは話がべつ! feat. 宇多丸, 小林賢太郎」には、RHYMESTER宇多丸小林賢太郎が客演で参加している。4年くらい前に「それとこれとは話がべつ!」というフックを思いついており、宇多丸にラップをしてもらい小林賢太郎が入って面白い話をしたらやばいという構想が以前からあり、それが実現する形となった。宇多丸には宇多丸のラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」が終わるタイミングでオファーし、小林には「小林賢太郎テレビ19 "X"」に2019年1月にKREVAが出演した際にコントを一緒に作り、その直後に声をかけ実現した。小林との付き合いは20年近くあるが、お互いの現場で仕事することがほとんどなく、なかなかオファーをするタイミングがなかったという。KREVAはこの2人を「自分の中での2大パイセン。2大文系アーティスト最高峰、勝てる気がしないから絶対にディベートしたくないチーム。」であると語っている[3][4]

12曲目の「君の愛 Bring Me To Life」は、ストリーミングシンセ上で見つけた"Bring Me To Life"という言葉の意味が気になったことがきっかけで完成した。ア・トライブ・コールド・クエストみたいにしたかったと語っている[2]

収録曲

CD
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. 「MIX / TAPE」   KREVA
2. 「敵がいない国」 KREVA KREVA
3. 「One feat. JQ from Nulbarich KREVA & Jeremy Quartus KREVA & Jeremy Quartus
4. 「S.O.S.が出る前に」 KREVA KREVA
5. 「アイソレーター」 KREVA KREVA
6. 「リアルドクターK」 KREVA KREVA
7. 「人生」 KREVA KREVA
8. 「Don't Stop Y'all, Rock Rock Y'all」   KREVA
9. 「もしかしない」 KREVA KREVA
10. 「無煙狼煙」 KREVA KREVA
11. 「それとこれとは話がべつ! feat. 宇多丸, 小林賢太郎 宇多丸, 小林賢太郎, KREVA KREVA
12. 「君の愛 Bring Me To Life」 KREVA KREVA
Blu-ray / DVD
# 曲名 内容 監督
1 敵がいない国 Music Video 村井智
2 One feat. JQ from Nulbarich Music Video 木村太一
3 敵がいない国, One feat. JQ from Nulbarich & AFTERMIXTAPE Shooting Making

チャート

チャート(2017年) 最高
順位
オリコン週間アルバムチャート(オリコン 9[6]
オリコン週間 合算アルバムチャート(オリコン) 9[7]
オリコン週間デジタルアルバムチャート(オリコン) 6[8]

脚注

注釈

出典

  1. ^ “KREVA、2年7ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム『AFTERMIXTAPE』9月18日発売”. TOWER RECORDS ONLINE. (2019年6月30日). https://tower.jp/article/feature_item/2019/06/30/0701 2019年10月9日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m KREVA「AFTERMIXTAPE」インタビュー|自由にヒップホップに向き合った初ミックステープ - 音楽ナタリー 特集・インタビュー』(インタビュアー:内田正樹)、音楽ナタリーhttps://natalie.mu/music/pp/kreva082019年10月9日閲覧 
  3. ^ a b c d 【インタビュー】KREVA、ノンストップで攻め込む待望のオリジナルニューアルバム『AFTERMIXTAPE』(2ページ目)』(インタビュアー:東條祥恵)、BARKS、2019年9月18日https://www.barks.jp/news/?id=1000171859&page=22019年10月9日閲覧 
  4. ^ a b c KREVA、『AFTERMIXTAPE』を作り上げた真意 「世界では自分が求めてたことが起こってる」』(インタビュアー:内田正樹)、Real Sound|リアルサウンド、2019年9月22日https://realsound.jp/2019/09/post-419309.html2019年10月9日閲覧 
  5. ^ 【インタビュー】KREVA、ノンストップで攻め込む待望のオリジナルニューアルバム『AFTERMIXTAPE』』(インタビュアー:東條祥恵)、BARKS、2019年9月18日https://www.barks.jp/news/?id=10001718592019年10月9日閲覧 
  6. ^ AFTERMIXTAPE”. ORICON NEWS. 2019年10月9日閲覧。
  7. ^ オリコン週間 合算アルバムランキング 2019年09月16日~2019年09月22日”. ORICON NEWS. 2019年10月9日閲覧。
  8. ^ オリコン週間 デジタルアルバムランキング 2019年09月16日~2019年09月22日”. ORICON NEWS. 2019年10月9日閲覧。

外部リンク






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