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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/12 12:48 UTC 版)
| エースコンバットシリーズ | |
|---|---|
| |
|
| ジャンル | フライトシューティング |
| 開発元 | バンダイナムコアミューズメント バンダイナムコスタジオ アクセスゲームズ |
| 発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
| 対応機種 | PlayStation PlayStation 2 ゲームボーイアドバンス PlayStation Portable Xbox 360 iOS PlayStation 3 PC(Steam) 携帯電話 ニンテンドー3DS PlayStation 4 Xbox One |
| 1作目 | エースコンバット (1995年6月30日) |
| 最新作 | エースコンバット7 スカイズ・アンノウン (2019年1月17日) |
エースコンバットシリーズは、バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ→旧バンダイナムコゲームス)から発売されたフライトシューティングゲームのシリーズ作品である。
プレーヤーは3人称もしくは1人称視点で航空機を操作し、様々なミッションをこなしつつストーリーを進めていく。一部を除き、基本的には1人プレイのキャンペーンモードが主体となる(タイトルによってマルチプレイ、アーケード、画面分割等のモードが存在する)。
複数タイトルで共有されている独自の世界観(「ストレンジリアル」として後述)が特徴。ただしシリーズ全てに共通している訳ではなく、現実世界が舞台の作品や、現実にストレンジリアルの設定が織り込まれた作品もシリーズに含まれる。
プレイヤーの操作する機体は基本的にはジェットエンジンの戦闘機・攻撃機・マルチロール機だが、作品によってはレシプロ戦闘機・爆撃機の他、旅客機、宇宙船なども操作することができる。味方の機だけでなく敵機も操作できる場合もある。オリジナルの“架空兵器”が登場することも恒例となっており、架空の機体を操作できる作品も多い。
ほとんどのタイトルでは、初心者でも馴染みやすい簡易的な操作方法と、実際の航空機の挙動に近づけた現実的な操作方法の二種類が用意されている(1作目『エースコンバット』の「システム」を参照)。また難易度も複数設けられており、それによって自機や敵機のHP、兵装の弾数、敵AIの性能などが変化する。
もともと3D酔いはしにくいとされているが、『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』で実装されたVRモードではさらに3D酔いが起こりにくいよう調整が施されている[1]。
開発チーム名は『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー』以降「PROJECT ACES(プロジェクト・エイセス)」となっており、ACESの文字をダイヤ型に並べた独特のロゴがシンボルマークである。のちの『スカイ・クロラ イノセン・テイセス(Taces)』ではタイトル名として冠してもいる。1作目と2作目ではロゴグラムの背景の鳥のエンブレムが共通となっている(色は異なる)。
| 1995 | エースコンバット |
|---|---|
| 1996 | |
| 1997 | エースコンバット2 |
| 1998 | |
| 1999 | エースコンバット3 エレクトロスフィア |
| 2000 | |
| 2001 | エースコンバット04 シャッタードスカイ |
| 2002 | |
| 2003 | |
| 2004 | エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー |
| 2005 | ACE COMBAT Advance |
| 2006 | エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー |
| エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション | |
| 2007 | エースコンバット6 解放への戦火 |
| 2008 | |
| 2009 | エースコンバットXi スカイズ・オブ・インカージョン |
| 2010 | エースコンバットX2 ジョイントアサルト |
| 2011 | エースコンバット アサルト・ホライゾン |
| ACE COMBAT NORTHERN WINGS | |
| 2012 | エースコンバット3D クロスランブル |
| 2013 | |
| 2014 | エースコンバット インフィニティ |
| 2015 | エースコンバット3D クロスランブル+ |
| 2016 | |
| 2017 | |
| 2018 | |
| 2019 | エースコンバット7 スカイズ・アンノウン |
| 2020 | |
| 2021 | |
| 2022 | |
| 2023 | |
| 2024 | |
| 2025 | |
| 2026 | エースコンバット8 ウィングス・オブ・シーヴ(発売予定) |
| タイトル | 発売年月日 | プラットフォーム | 販売本数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| エースコンバット | 1995年6月30日 | PS | 出荷数223万本[2] | |
| エースコンバット2 | 1997年5月30日 | PS | 出荷数109.2万本[2] | |
| エースコンバット3 エレクトロスフィア | 1999年5月27日 | PS | 出荷数116.4万本[2] | |
| エースコンバット04 シャッタードスカイ | 2001年9月13日 | PS2 | 出荷数264万本[2] | |
| エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー | 2004年10月21日 2019年1月17日 |
PS2 PS4 |
出荷数180.2万本[2] | PS4版は「7」の早期購入特典 |
| ACE COMBAT Advance | 2005年2月22日(北米) | GBA | 出荷数10万本[2] | 日本未発売 |
| エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー | 2006年3月23日 | PS2 | 出荷数79.2万本[2] | |
| エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション | 2006年10月26日 | PSP | 出荷数47.6万本[2] | |
| エースコンバット6 解放への戦火 | 2007年11月1日 2019年1月17日 |
X360 XOne |
70万本[3] | XOne版は「7」の早期購入特典 |
| エースコンバットXi スカイズ・オブ・インカージョン | 2009年12月4日 | iOS | 2015年3月30日サービス終了 | |
| エースコンバットX2 ジョイントアサルト | 2010年8月26日 | PSP | ||
| エースコンバット アサルト・ホライゾン | 2011年10月13日 2013年1月25日 |
PS3 / X360 Steam |
180万本[4] | Steam版日本未発売 |
| ACE COMBAT NORTHERN WINGS | 2011年12月(北米) | 携帯電話 | 日本未発売 | |
| エースコンバット3D クロスランブル | 2012年1月12日 | 3DS | ||
| エースコンバット インフィニティ | 2014年5月20日 | PS3 | 2018年3月31日サービス終了 | |
| エースコンバット3D クロスランブル+ | 2015年1月29日 | 3DS | ||
| エースコンバット7 スカイズ・アンノウン | 2019年1月17日 2019年2月1日 2024年7月11日 |
PS4 / XOne Steam Switch |
600万本[5] | |
| エースコンバット8 ウィングス・オブ・シーヴ | 2026年予定 | PS5 Xbox Series X|S Steam |
||
| 累計販売本数 | 出荷数2,000万本以上[5] |
業務用大型筐体ゲームとして開発されたナムコ(現:バンダイナムコアミューズメント)の『エアーコンバット』シリーズの移植版として制作されたが、日本国内ではシステムソフト社の『エアーコンバット』という同じ名称の作品が既にあったため、(商標の法的問題が生じてしまうのを回避するため)ナムコ側が当ソフトを『エースコンバット』と改名した(なお、海外では第1作は『エアーコンバット』のままであった)。
当初の対応ハードはPlayStationであったがシリーズ第4弾の『エースコンバット04 シャッタードスカイ』からはPlayStation 2に変更され、PSPでも『エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション』が発売された。2007年11月1日にはXbox 360へプラットフォームを移した『エースコンバット6 解放への戦火』が発売され2009年12月4日からはモバイルゲームとして『エースコンバットXi スカイズ・オブ・インカージョン』が販売開始、2012年1月12日にはニンテンドー3DS用に『エースコンバット3D クロスランブル』が発売された。
従来のシリーズでは架空の世界が舞台となっていたが、2010年8月26日にはシリーズ初の現実世界を舞台とした携帯機版第2作『エースコンバットX2 ジョイントアサルト』が発売された。次いで2011年10月13日には初のPS3作品・Xbox 360第2作『エースコンバット アサルト・ホライゾン(以下『AH』)』 が発売、2013年1月25日にはWindows版も発売された(日本では未発売)。2014年5月20日には、シリーズ初のF2P作品『エースコンバット インフィニティ』が日本・アジア地区でサービスを開始した。
2015年12月5日、サンフランシスコで開催された「PlayStation Experience 2015」において、『6』から8年ぶりとなるナンバリングタイトル『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン[6][7]』が発表され、2017年1月26日に前述のサブタイトルが正式発表された。
2021年8月20日に、シリーズ公式YouTubeチャンネルの25周年振り返り番組の中でILCAと共に次回作を製作中であることが明らかになった[8]。
2022年7月1日に、前述のILCAと共に当シリーズをはじめとする開発の合弁会社「バンダイナムコエイセス」を設立した[9]。当シリーズのプロデューサーである河野が同社の副社長となる。
2025年12月12日に、シリーズ最新作にして『7』から6年ぶりとなるナンバリングタイトル『エースコンバット8 ウィングス・オブ・シーヴ』(ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE)が発表され、2026年にPS5・Xbox Series X|S・Steamでの発売予定であることが発表された[10][11]。
シリーズのうち、多くの作品は「ストレンジリアル」と呼ばれる独自の世界観を舞台にしている。明確にストレンジリアル世界を舞台とした作品としているのは『エースコンバット3』、『エースコンバット04』、『エースコンバット5』、『エースコンバットZERO』、『エースコンバットX』、『エースコンバット6』、『エースコンバット7』である[12]。『エースコンバットXi』および、『エースコンバット3D』はストレンジリアルの世界観との繋がりが描かれているが、公式からストレンジリアルの世界観に含むかは明言されてはいない作品であり、立ち位置が不明瞭となっている。海外限定で販売された『ACE COMBAT Advance』および『ACE COMBAT NORTHERN WINGS』も同様である[13]。ストレンジリアル世界内において『エースコンバット3』が時系列的に最後となるが、本作はUGSFシリーズにおける時系列で起点となる作品である。
『The PlayStation BOOKS エースコンバット パーフェクトガイド』によれば、『エースコンバット』の僚機パイロットには実在する国籍が設定され、ラテン系という用語も設定に登場している[14]。『エースコンバット』の僚機パイロットは『エースコンバット3 エレクトロスフィア ミッション&ワールドビュウ』でも言及されており、パイロットの1人に日本人という設定があるとしている[15]。
一方で、エースコンバット7公式サイトで見られるストレンジリアル世界内で発刊された雑誌という体裁のコラムでは、本作独自の派手なカラーリングをしたF-22が雑誌表紙のエレファントウォークに並んでいる[16]。 『エースコンバットX2』は現実世界を元にした世界が舞台となる。
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』も現実世界を元にした世界を舞台にしている。ただし同じ現実世界を舞台とした『エースコンバットX2』とは世界観が異なる。本作のプロデューサーを担当する河野一聡は、過去作の架空の世界を描いたものをストレンジリアルと呼び、現実世界を舞台にした本作を「ビリーバビリティ」と呼んでいる[17]。
『エースコンバット インフィニティ』は現実世界を舞台にしているものの、「ユリシーズの厄災」や「ストーンヘンジ」、「空中艦隊」などストレンジリアルを中心とした過去作の要素が大半を占める。
| ジャンル | シューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームボーイアドバンス(GBA) |
| 開発元 | ナムコ |
| 発売元 | ナムコ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | GBA専用カートリッジ |
| 対象年齢 | ESRB: E |
シリーズ中初めてPSシリーズ(PS・PS2・PSP)以外のハード専用として発売されたソフトで、3Dクロスランブルが発売されるまでは唯一の任天堂製ハード専用のソフトであった。エースコンバットシリーズ海外第6作。
北米市場でのみ発売ではあるが、リージョンコードの制限がないため、日本版のGBAやNDSでもプレイすることができる。
GBAであるため従来のフライトシューティングではなくメタルホークのような高度の概念があるトップビューシューティングであることが特徴。ミッション数は全部で12。プレイヤーはU.A.D.のパイロットとして、ゼネラルリソースの行動を阻止することが目的である。ミッションは、基本的に敵部隊を全滅されることが目的であるが、一部のミッションは特殊な条件が課せられる。
敵組織の名前であるゼネラルリソースの初出は『3』であり、本シリーズ他作ほかUGSF等と共通設定にある企業名である。
2032年、各国のグローバル化が進み、国ごとの境界線も曖昧になりつつある世界。その結果として多国籍企業体がひしめく経済超大国へと成長していった一つの大陸。多国籍企業の一つであるゼネラルリソースは、他の企業の脅威に備えてAir Strike Force(A.S.F.)を配備しつつあった。
その中で、新国際連合は「United Air Defense」(U.A.D.)を設立。ゼネラルリソースの行動に牽制を仕掛けることになる。
( ) 表記のものは作品中で使用される略称や名称(< > のものはACE COMBAT 3 electrosphereにてコフィンシステム搭載機として登場したもの。*表記のものはACE COMBAT ASSAULT HORIZONにおいてDLC配信などキャンペーン内では入手不可能な機体)。また、愛称が作品中に表記されるのは(一部の機体説明などを除き)ACE COMBAT ZERO以降である。
ACE COMBAT 3 electrosphereに登場する航空機は厳密に定義すると全て架空機だが、実在機を元にコフィンシステム化改造を施したのみの機体についてはこの一覧に含まれていない(上記< >の機体を参照)。カッコ内は登場作品。