出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/25 01:19 UTC 版)
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| 2 cm FlaK 30 | |
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ロンドン帝国戦争博物館に展示されている2 cm FlaK 30
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| 種類 | 高射砲 |
| 原開発国 | |
| 運用史 | |
| 配備期間 | 1934年4月 – 1945年 |
| 配備先 | |
| 関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
| 開発史 | |
| 製造業者 | ラインメタル, モーゼル |
| 製造期間 | 1934年 - |
| 派生型 | FlaK 30 FlaK 38 |
| 諸元 | |
| 重量 | 450 kg (992 lbs) |
| 全長 | 4.08 m (13.38 ft) |
| 銃身長 | 1.3 m (4.26 ft) (L/65) |
| 全幅 | 1.81 m (6 ft) |
| 全高 | 1.6 m (5.24 ft) |
| 要員数 | 7 |
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| 砲弾 | 20×138mmB弾 |
| 口径 | 20 mm (.78 in) |
| 仰角 | -12° - +90° |
| 旋回角 | 360° |
| 発射速度 | 280 - 450 rpm (最高値) 120 - 180 rpm (実用値) |
| 初速 | 900 m/s (2,953 ft/s) |
| 有効射程 | 2,200 m (2,406 yds) |
| 装填方式 | 20発ボックスマガジン |
2 cm Flak 30 (Fliegerabwehrkanone 30) は、1934年にナチス・ドイツで採用された57口径20 mm 対空機関砲である。
低空で来襲する敵戦闘機・爆撃機に対する迎撃用として、大口径対戦車ライフルであるゾロターン S-18/1100をフルオート化する形で開発された。これはヴェルサイユ条約で国内開発ができなかったものを、ラインメタル・ボルジーク社がスイスにある子会社であるゾロターン社に作らせたものであった。
Y字型の砲架に載せられ手動での全周旋回、-12度から+90までの砲身の俯仰が可能、移動には2輪型のゾンダーアンヘンガー51(51式特殊トレーラー)が用いられた。この砲は俯仰手、測距手×2、装填手、弾薬運搬手の5名で運用されるが、1940年から照準器の改良により測距手が1名のみとなった。
2cm Flak30は陸軍・海軍・空軍・武装SSの各軍で運用され、要塞や対空陣地、各種車輌や列車・艦艇に搭載され幅広く用いられた。また対空任務だけでなく、地上目標に対する制圧・支援射撃用としても威力を発揮している。
この砲は高い精度で作られ頑丈であったが、しかし日々高速化する敵機に対し発射速度が遅い(実用発射速度120発/分)ことが問題となり、モーゼル社の開発した2 cm Flak 38に主力の座を譲ることとなった。とはいえ本砲も終戦まで使われ続け、オランダおよび中華民国、フィンランドに輸出もされている。また本砲を元に戦車・装甲車の主砲用に改造された2cm Kwk30も生産され、II号戦車や装輪装甲車に搭載された。