出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:47 UTC 版)
表現技法 フォトリアリズム(Photorealism) 写真から絵画を構成する技法、運動。ポップ・アートから展開し、抽象表現主義やミニマリズムへの対抗として発展した。1969年にルイス K マイセルが フォトリアリズムという語を初めて使用した。1990年代初頭にデジタル技術の向上により再びこのムーブメントが起こった。 ホログラフィー(Holography) 3次元像を記録した写真ホログラムの製造技術であり、1970年代からブルース・ナウマンなどのアーティストがアートシーンでも使うようになる。1972年にサルバドール・ダリがノドラー画廊で初のホログラム展を開催。 メール・アート(Mail art) 作品類を郵便で送る表現技法。フルクサスのレイ・ジョンソンが1962年に「メール・アート宣言」を行なっている パターン・アンド・デコレーション/P&D(Pattern and Decoration) 1975年代半ばから80年代初頭にかけてアメリカに現われた美術動向。手工業的な要素など、周縁と見なされてきた要素で装飾をメインのモチーフとして扱い、平面性を強調した。 ロボティック・アート(Robotic art) ボディ・アート(Body art) 社会運動 フェミニズム・アート(Feminist art) 1960年に始まったフェミニズムの第二波フェミニズムとして、1970年代に盛んになったアートの運動。先行として1964年7月20日、オノ・ヨーコの「カットピース」がある。 グループ・マテリアル 1979年にニューヨークで活動を開始し、展覧会を「民主主義」の実現の場とし観客の参加を促した ファンク・アート(Funk art) 北カリフォルニアで始まったビートニクやベイエリア・フィギュラティブ・ムーブメントの流れをくむ反体制のアート運動で、南カリフォルニアのフィニッシュ・フェティッシュ(Fetish Finish)とは正反対の表現方法とNY Timesで批評された。 アルテ・ポーベラ(Arte Povera) 1960年代後半にイタリアのトリノから始まった、政府・産業・文化を批判するために、絵画素材を放棄し工業製品や自然物を素材を多く使うのが特徴の前衛運動。 COUM Transmissions(COUM Transmissions) コロニアル・アート ワルリー・ペインティング(Warli painting) インドの北サヒャドリ山脈の先住民族ワルリーによって描かれた伝統的な壁画。1972年にインド政府が推奨し、コカ・コーラ・インディアがキャンペーンをすることで宗教的儀式ではなく芸術的な側面が強調され、紙に描かれるようになる。 パプンヤ・ツラ(Papunya Tula) 「ドット・ペインティング」でしられるアボリジニの絵画を手がけるアーティスト集団。1960年代オーストリア政府がアボリジニを西洋化させる政策を打ち出し、1970年代に彼らが手がける部族的な絵画は世界的に有名になる。 ハイシアン・アート/ハイチの絵画(Haitian art) ハイチの日常生活を描くもの(生活描写派)、ヴードゥー教の儀式を描くもの(ヴードゥー派)、ハイチの歴史を描くもの(歴史画派)などが存在ある。1943年にアメリカの画家デウイット・ピーターズ(DeWitt Peter)がハイチに渡り、芸術センター(Centre d'Art)を立ち上げ独自の絵画運動を盛り上げ、アメリカやカナダで知名度をあげる。その後1970年代半ばにハイチ人アーティストのローレント・カシミール(Laurent Casimir)が数多くの絵画を販売するようになる。 その他 ポスト・ミニマリズム(Postminimalism) 1971年に美術史家のロバート・ピンクス・ウィッテンに提唱された、ミニマリズムに影響を受け制作している芸術の期間。 インスタレーション・アート(Installation art) アースワーク(Land Art) 環境芸術(Environmental art) バッド・ペインティング(Bad Painting) 1978年代に美術史家マルシア・タッカーがアメリカのニュー・ミュージアムで同名の展覧会を開催した、当時の芸術に対する不敬な態度の芸術の動向 ワイルド・スタイル(Wildstyle) 多重レイヤーで文字や形が構成されているグラフィティ・アートの一種で、オリジナルスタイルの確立が芸術的な課題となっている。語はニューヨークブロンクスのグラフィティ・アーティスト、トレーシー168とそのクルーによって一般化された。 ローブローアート(Lowbrow) 1970年代後半にカリフォルニア・ロサンゼルスのエリアにて発生した、アンダーグラウンドのヴィジュアル・アート・ムーヴメント アウトサイダー・アート(Outsider art) 西洋の芸術教育を受けていない人々が制作した作品。1972年にイギリスのロジャー・カーディナルがアール・ブリュットの流れをくみアウトサイダー・アートと名付けた本を出版した
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