読み方:えーゆー
《angstrom unit》オングストロームユニット。電磁波や原子の大きさをはかる単位。
読み方:えーゆー
読み方:えーゆー
auとは、KDDIおよび沖縄セルラー電話が提供している移動体通信サービスのブランド名である。
auのブランドは、2000年にKDD、IDO、およびDDIセルラーグループが統合しKDDIを発足した際に登場した。携帯電話サービスとしては事業者名であるKDDIよりもauの名が用いられることが多い。auはNTTドコモ、ソフトバンクモバイルと共に国内の最大手キャリアとなっている。
| 携帯電話: | 070携帯番号 2年縛り 着信音 |
| 通信キャリア: | au イー・モバイル インターネットキャリア DMM mobile |
| 分子式: | Au |
| その他の名称: | Gold、C.I.77480、Shell Gold、C.I.Pigment Metal 3、Magnesium Gold Purple、C.I.ピグメントメタル3、Au |
| 体系名: | 金 |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/23 19:26 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| .au | |
|---|---|
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| 施行 | 1986年 |
| TLDの種類 | 国別コードトップレベルドメイン |
| 現在の状態 | 利用可 |
| 管理団体 | 様々 |
| 後援組織 | .au Domain Administration |
| 利用地域 | オーストラリアに関連する団体・個人 |
| 使用状況 | オーストラリアでは広く使われている。 |
| 登録の制限 | オーストラリアにある団体・個人に限る。サブドメインごとに他にも条件あり。 |
| 階層構造 | 第三レベルドメインの登録のみ。 |
| 関連文書 | IANA report on redelegation; ICANN registry agreement |
| 紛争解決方針 | .au Dispute Resolution Policy (auDRP), Complaints (Registrant Eligibility) Policy |
| ウェブサイト | auDA; AusRegistry |
.auは国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つで、オーストラリアに割り当てられている。
このドメインは元々1986年、IANAのオペレータジョン・ポステルによって、メルボルン大学のKevin Robert Elzに割り当てられたものである。1990年代の5年間のプロセスを経て、インターネット産業はドメインを運用するために、.au Domain Administrationと呼ばれる監視機関を自ら作り上げた。この機関は2001年、ICANNから同意を得て、2002年7月1日に新しく自由競争体制の運用が開始された。新しい体制になってから、いかなる登録もレジストラを通して行わなければならなくなった。
このドメインは、mycompany.auといった感じで第二レベルに直接登録することはできない。.auの命名規則では種別を示す第二レベルドメインの下で登録することが義務付けられている。たとえば、.com.auは商業向けを想定したドメインである。これは、イギリスやニュージーランドドメインの方針と似ている。
.auの監視は.au Domain Administration (auDA)によって行われている。この団体はインターネット関連団体、工業団体、利害関係のある個人などから選ばれたメンバーで組織されている非営利団体である。組織の運営は、国で電子アドレス指定のオペレータに決定させる立法権を持っているオーストラリア政府の同意の下で運営されている。
.auの方針は、policy development panelsによって考案される。これらパネルは、auDAによって招集され、方針を作るために工業界の代表の意見を取り込んでいる。
.auのレジストリの日々の技術的設備の運用はauDAの外部に委託されている。2002年から2006年まで、.auの第二レベルドメインの管理は、AusRegistryによって行われていた。
このレジストリは、直接消費者と取引はせず、レジストラを経由して登録・管理していた。2002年の産業自由化のあとは、価格やサービスなどで、レジストラ間で活発な競争が行われている。
いくつかの第2レベルドメイン名はもはや、活動的に使われていない。一部に登録が免除されているだけで、新規登録は認められていない。
.gov.auと.edu.auにはさらに州を示す第3レベルドメインが用意されている。州政府と学校は、州を示す第3レベルドメインの下にあるドメイン名を使っている。州を示す第3レベルドメインはそれぞれの州が独立して管理している。
たとえば、西オーストラリア州にある学校は学校名.wa.edu.auと、ニューサウスウェールズ州にある政府機関なら、省名.nsw.gov.auとなる。同様に、ビクトリア州なら.vic、クイーンズランド州なら.qld、南オーストラリア州なら.sa、タスマニア州なら.sa、ノーザンテリトリーなら.nt、オーストラリア首都特別地域なら.actとなる。
高等教育機関は、州に基づく区別を必要としていないため、通常対象外となっている。たとえば、西オーストラリア州にあるエディスコーワン大学は、www.ecu.wa.edu.auではなくwww.ecu.edu.au、ビクトリア州にあるモナシュ大学は、www.monash.vic.edu.auではなくwww.monash.edu.auが適当である。
.auだけがオーストラリアに割り当てられたドメインではない。いくつかのオーストラリア領は歴史的な理由から独自にトップレベルドメインが割り当てられている。
適当な当局がこれらを管理することの必要性を認識するのが遅れたため、その地域とは無関係な企業が登録するバニティドメインとなっている。
(.au から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/03 08:35 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search+WiMAX(プラスワイマックス)とはauブランドを展開するKDDI、並びに沖縄セルラー電話が自社で展開するCDMA網に加えて、UQコミュニケーションズの展開するモバイルWiMAX網を使用できるようになるサービスである。KDDI、並びに沖縄セルラー電話はいずれもMVNOとしてモバイルWiMAX網を借り受けて展開している。通信速度はUQコミュニケーションズと同様で下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbps(端末により10Mbps)である。
なお、当サービスとは逆にUQコミュニケーションズが、KDDIのMVNOとしてCDMA 1X WIN網とのデュアルモードでモバイルWiMAXを提供するサービスは、WiMAX+auと称されている(WiMAX+auはUQのMVNOに対しても提供される)。
KDDI、並びに沖縄セルラー電話の各auブランドの通信サービスであるCDMAサービスとUQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス(UQ WiMAX)が1つの端末にて利用可能となるサービスであり、モバイルWiMAXエリア内では高速通信が利用でき、尚且つサービスエリアの広いCDMA網も利用できるメリットがある。
また、+WiMAX対応スマートフォン端末はテザリング(モバイルWi-Fiルーター)機能を搭載しており、CDMA網とモバイルWiMAX網のどちらでも利用が可能となっている。ただしCDMA網での通信に限り前日までの3日間のデータ通信量が300万パケット以上となる場合は通信速度が規制される場合がある。
+WiMAXはLTEが開始されるまでの繋ぎで2012年夏モデルまでの発売となった。
2012年秋以降のモデルからはau 4G LTEのサービス開始に伴い発売はされていなかったが、UQ社によるWiMAX 2+サービスの開始に伴い、当サービス(及びLTE)とのトライモード端末であるHWD14が2013年に発売された。サービス名称は、WiMAX 2+オプションとされ、+WiMAXと区別される。
なお、UQコミュニケーションズが提供するWiMAXサービスの終了に伴い、2020年3月31日をもって、サービスの提供が終了する [1]。
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この節の加筆が望まれています。
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モバイルWiMAXを使用した月のみ+WiMAX利用料525円(2012年1月までは無料であった)が必要となり、加えてパケット通信料が必要である。+WiMAXの利用料は端末でモバイルWiMAX通信をすると自動で課金される仕組みとなっており、事前にショップ等で契約する必要は無い。
モバイルWiMAXが利用できるエリアはUQコミュニケーションズのサービスエリアとなるため、auのサービスエリアと比べて大幅に異なっている。そのためホームページにて通常のエリアマップとは別にモバイルWiMAX対応エリアが用意されている。
端末によりCDMA網及びモバイルWiMAX網での通信速度が異なる。なお、●印はWIN HIGH SPEED対応・▲印はモバイルWiMAXの上り15.4Mbps対応。★印はWiMAX 2+オプション対応端末、☆印はUQコミュニケーションズからも発売される端末。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 00:05 UTC 版)
AU, Au, au
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 00:24 UTC 版)
(.au から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/26 19:48 UTC 版)
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| オーストラリア・ドル | |
|---|---|
| Australian dollar | |
| ISO 4217 コード |
AUD |
| 中央銀行 | オーストラリア準備銀行 |
| ウェブサイト | www |
| 使用 国・地域 |
|
| インフレ率 | 1.8%(オーストラリアのみ) |
| 情報源 | オーストラリア準備銀行、2019年12月 |
| ペッグしている 通貨 |
ツバル・ドルとキリバス・ドルの額面 |
| 補助単位 | |
| 1/100 | セント |
| 通貨記号 | 豪ドル、AU$、AUD、A$ |
| セント | c |
| 硬貨 | 5c、10c、20c、50c、$1、$2 |
| 紙幣 | $5、$10、$20、$50、$100 |
| 紙幣製造 | オーストラリア紙幣印刷社 |
| ウェブサイト | www |
| 硬貨鋳造 | 王立オーストラリア造幣局 |
| ウェブサイト | www |
オーストラリア・ドル(英語: Australian dollar)は、オーストラリア連邦で用いられる通貨の名称である。通貨コードはAUDであり、A$、豪ドルなどと称する。なお、オーストラリア領土以外では、ポリネシアのナウル・ツバル・キリバスでも用いられている。
紙幣には 5, 10, 20, 50, 100ドル、硬貨には 5, 10, 20, 50セント及び1, 2ドルの単位のものが流通している。過去には1ドル、2ドルの紙幣が流通していたが現在では硬貨に変わっている。
また、1セントおよびエリマキトカゲで有名になった2セントの硬貨も流通していたが、1992年に廃止され、一律に切り上げもしくは切り下げで扱われる。この国の硬貨には、特産の動物が描かれている。また、収集型金貨として、「ナゲット金貨」「コアラ金貨」、また地金型銀貨として「カワセミ銀貨」「カンガルー銀貨」などが発行されている。
近年、高い公定歩合を好んで、日本をはじめとする海外からの多大な資本流入がみられる[要出典]。
現在のオーストラリア・ドルの銀行券(オーストラリア準備銀行(RBA)が発行する)は植物性繊維紙でなく薄いプラスチック(ポリマー)シートに印刷されたポリマー紙幣であり、日本銀行券でいう透かしに相当する部分には透明のフィルムが使われている。撥水性を持ち、手で引き裂くことが不可能という丈夫なもので、製造コストはかかるが耐用年数は植物性繊維紙の3~5倍といわれている。RBAとオーストラリア連邦科学産業研究機構(:en:CSIRO)の技術による非繊維・無孔の二軸配列ポリプロピレンで作られたポリマー紙幣はオーストラリアへの委託生産または技術供与によって各国に広がっている(イギリス、カナダ、ニュージーランド、ルーマニアなど)。
1966年にそれまでのオーストラリア・ポンドからオーストラリア・ドルに置き換えられるまでは、オーストラリアの貨幣は英国通貨を中心としたポンド通貨圏に属しレートも基本的に英国に連動していた。
それに先立つ1965年、当時の首相ロバート・メンジーズは、通貨の名称(通貨単位)を「The Royal (ロイヤル)」にしたいと望んでいた。この他、様々な名称案が上がっていたが、ロバート・メンジーズの影響によりThe Royalに落ち着き、オーストラリア準備銀行の下で印刷される準備に入った。しかしこの名称は不評を買い、後にドルと名付けられることとなった。
1966年2月14日、それまでの1ポンドにつき2ドルのレートで、オーストラリア・ドルが世間へと紹介された。10シリングは、1ドル相当とされた。しかし実際には、導入当初のレートは英国通貨に連動し、8シリング=1ドルに固定されていた。1967年に英国がアメリカ・ドルに対して英国ポンドの切り下げを行った際、オーストラリアはオーストラリア・ドルを英国ポンドに連動させる政策をとらず、ポンド通貨圏から離脱することとなった。
すべての硬貨の表にイギリス連邦の君主(エリザベス2世、2024年よりチャールズ3世)の肖像がある。5セント~50セント硬貨は白銅(銅75%にニッケル25%)、1ドル硬貨と2ドル硬貨はニッケルアルミニウム青銅(銅92%にアルミニウム6%とニッケル2%)の割合で製造する。現在流通している現金の最小単位は5セント硬貨であるため、現金支払いの場合はセント単位の計算上の金額の一の位に対してスウェディッシュ・ラウンディング(二捨三入七捨八入)が行われる。
流通用の記念硬貨が50セント、1・2ドルの額面で頻繁に発行されており、第2次世界大戦、オリンピック、コモンウェルスゲームズなどの非常に多彩な絵柄が存在する[1][2]。2010年代からはカラーインクで絵柄の一部を彩色したカラー硬貨が2ドルの額面で発行され始めている[3]。
1セント、2セント硬貨が存在し流通していたが、貨幣価値が低いため1992年に廃止された。
前述のとおり、すべてポリマー紙幣である。1990年代に発行された第一シリーズと、偽造防止技術を強化して2010年代に発行された第二シリーズが混在して流通している[4]。
1ドル、2ドル紙幣が存在し流通していたが、どちらも同額面の硬貨が発行された為、1ドル紙幣は1984年に、2ドル紙幣は1988年に廃止された。
ニューヨーク連邦準備銀行のForeign Exchange Rates Historical Searchを元にしている。
| 現在のAUDの為替レート | |
|---|---|
| Google Finance: | CAD CHF CNY EUR GBP HKD JPY (/円) USD CNY |
| Yahoo! Finance: | CAD CHF CNY EUR GBP HKD JPY (/円) USD CNY |
| Yahoo! ファイナンス: | CAD CHF CNY EUR GBP HKD JPY (/円) USD CNY |
| XE: | CAD CHF CNY EUR GBP HKD JPY (/円) USD CNY |
| OANDA: | CAD CHF CNY EUR GBP HKD JPY (/円) USD CNY |
| 先代 オーストラリア・ポンド 理由:十進法化 比率:2ドル = 1ポンド |
オーストラリア, クリスマス島, ココス諸島, ノーフォーク島, ナウル, キリバス, ツバルの通貨 1966 – |
次代 現在 |
| 先代 ニューギニア・ポンド 理由:十進法化 比率:2ドル = 1ポンド |
パプアニューギニアの通貨 1966 – 1975 共用:パプアニューギニア・キナと1976年1月1日まで |
次代 パプアニューギニア・キナ |
| 先代 オーストラリア・ポンド 理由:十進法化 比率:2ドル = 1ポンド |
ソロモン諸島の通貨 1966 – 1977 |
次代 ソロモン諸島・ドル |
(.au から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/22 07:00 UTC 版)
| てんもんたんい 天文単位 仏 Unité astronomique 英 Astronomical unit |
|
|---|---|
| 地球から太陽までの距離(灰色の線)が天文単位の由来である。 |
|
| 記号 | au |
| 系 | 非SI単位、SI併用単位 |
| 量 | 長さ |
| SI | 149597870700 m |
| 定義 | 149597870700 m |
| 由来 | 地球と太陽との平均距離 |
天文単位(てんもんたんい、英: astronomical unit、記号: au)は、長さの単位で[1]、定義定数であり、正確に 149597870700 m である。非SI単位であるが2014年3月にSI併用単位(SI単位と併用できる非SI単位)に位置づけられた。地球と太陽の平均距離に由来し、主として天文学で用いられる。この単位は光年でも長すぎてしまう太陽系内の距離を表現するための単位であり、遠くてもオールトの雲までで適用限界に達する[2]。オールトの雲より遠い距離では数値が6桁以上になるため、宇宙論や天文学の専門用途ではパーセク[3],一般人向けでは光年[4][5]を用いるべきである。
2014年3月以前のSIにおける単位記号は ua であった[9]。このため、JIS Z 8000-3:2014 (ISO 80000-3:2006)「量及び単位ー第3部:空間及び時間」も、2014年のBIPMの決定以前のJIS規格であり、ua を用いている[10]。
これら以外にも 2014年以前の文献には、a.u. といった表記もみられる。また各国語の表記に基づいた略号が用いられることも多く、例えばドイツ語では AE の略号が用いられる。
天文単位は、地球と太陽との平均距離に由来している。すなわち、太陽からのニュートン的重力のみを受けガウス年を周期として円運動するテスト粒子の軌道半径に由来するものである。太陽系内の惑星などの天体間の距離を表すために広く用いられており、太陽系内の天体の運動を表す天体暦においては、その基礎となる天文単位系で長さの単位となる重要なものである。
地球(より正確には、地球と月を「自転する一つの質量体」と捉えた際の重心)の公転軌道は完全な円ではなく、楕円形[11]をしている。このため、当初「地球軌道の軌道長半径(楕円の長径の半分)」とされた。
1976年のIAU総会において、地球軌道の実測値から日心重力定数 GMs に基づき算出される値として定義づけられた。すなわち、万有引力定数 G と太陽質量 Ms との積(万有引力定数#万有引力定数と質量の積)である日心重力定数の 1/3 乗(3 乗根)に比例する値 A として、
紀元前3世紀にアリスタルコスは、たくみな推論と観測により太陽は月の 18 – 20 倍遠くにあると結論した。観測精度が悪くその値は実際とは大きく異なったものであったが、その幾何学的な推論は正しいものであった。こうした比だけからは天体までの具体的な距離を知ることはできない。しかし、太陽までの距離を天体の「ものさし」、天文単位、として長さの単位とみなすなら、アリスタルコスは地上のものさしに頼ることなく月までの距離を天文単位で初めて科学的に求めたことになる[20]。
17世紀のケプラーもまた観測データと幾何的関係を用い、試行錯誤と複雑な計算を繰り返しながら地球の軌道に対する火星の軌道をほぼ正しく再構成して見せた[21]。ケプラーの努力によって惑星の間の運動の相対的関係がよく記述できるようになり、ほどなくニュートン力学によってその背後の力学的仕組みも明らかとなった。仕組みが知られることによってケプラー的な運動との細かな食い違いを知ることもできるようになり、その後数世紀かけて天体力学は驚くほどの成功を収めることになった。
こうして惑星の動きは精密に予測できるようになったものの、一体それらの天体が地球からどの程度離れているかや、太陽や地球がどの程度の質量をもつのかをメートルやキログラムのような我々が地上で使っている馴染み深い単位を使って精度よく知るのにはやはり困難が伴った。しかし、その具体的な値を精度よく知る必要もなかった。アリスタルコスと同様に、地上のものさしに頼らなくても、太陽系そのものを基準とすれば、すなわち、メートルの代わりに天文単位を、キログラムの代わりに太陽質量を用いさえすれば惑星の動きは非常に正確に測定でき予測も可能であった。例えば、19世紀前半に天文学者たちが角度の1分(1度の 1/60)に満たない天王星の位置の予測とのずれに頭を悩ませていたときも、それは惑星の質量やそこまでの距離が日常の単位でどれだけであるかということとは無関係の問題であり、天文学者はそのずれの原因として海王星を発見することができた。よって、天文学にとって長さの単位として天文単位のような地上とは違う単位を用いるのは自然なことでもあり必然でもあった。ここに天文単位が天文学で用いられてきた第一の意義がある。
太陽系内の運動を精度よく記述するためには地上とは違う単位が必要だという要請の元、1809年、ガウスは、地球の軌道長半径を長さの単位 A、太陽質量を質量の単位 S、地球の1日を時間の単位 D とする単位系を与え、太陽系の運動を記述する基礎とした。このとき導入されたガウス引力定数 k はこの単位系で表した万有引力定数の平方根となるとともに、1日あたり地球が太陽をめぐる平均角をラジアン単位で表すことになった。この単位系が1938年に国際天文学連合による天文単位系と天文単位の概念に直接引き継がれた。天文単位系では、長さの天文単位 A のほかに太陽質量 S を質量の天文単位、1日の時間の長さ D、すなわち 24×60×60 s = 86400 s を時間の天文単位と呼ぶ[22]。ただし普通は質量と時間の天文単位が天文単位の名で参照されることはなく、単に天文単位という場合には長さの天文単位を指す。
天文単位は太陽系だけでなく、より遠くの恒星までの距離を定める長さの基準のひとつともなった。距離を測るための最も単純明快な方法は、異なる2地点から対象を観測し、その方向の差(視差)と2点間の距離とから、三角形の幾何学を用いて対象までの距離を決めるという三角測量の方法である。天文学では比較的近い距離にある恒星までの距離を測る方法としてこの方法を用いる。同じ恒星を地球から1年間続けて観測すると、地球の位置が変わるため、より遠方にある背景の天体に対して対象の恒星の位置が動いて見える(年周視差)。この恒星の見かけの動きの最大の角度は地球の軌道の大きさと恒星までの距離で決まり、地球の軌道の大きさにほぼ対応する天文単位を用いて星までの距離を測ることができる。この関係を用いて恒星までの距離の単位として用いられるパーセクが定義されている。
しかし、年周視差から距離を求めることができるのは近距離の天体に限られるため、より遠い距離を測るには様々な別の方法を使うことになる。その際、それぞれの手法が使える距離範囲はやはり限定されているため、年周視差で測れない距離は A という別の方法で、A で測れない距離は B の方法で、B で測れない距離は C の方法で、というように、別々の方法を用いていた。こうした方法は測定技術が向上するとともに梯子(はしご)の段のようにそれぞれの手法を「つないで」遠方の距離を決めていくことができるようになった。この梯子の一段目に当たるのが地球の軌道の大きさである。(詳細は「宇宙の距離梯子」を参照)
万有引力定数 G の不確かさから太陽質量 Ms そのものは太陽系の質量の単位としての座を明け渡す気配はないものの、現代では長さの単位に関しては地上と天体の梯子の段はひとつにまとまりつつある。1960年代以降、太陽系の惑星や月までの距離をレーダーやレーザー、VLBI を用いて直接に測定するという新しい観測技術が出現した。これら電磁波の「ものさし」の登場によって地上の単位系の長さと太陽系の単位系の長さは今や 1 m 以下の精度で結び付けられるようになった。これに伴って天文単位の永年変化のような、従来ほとんど無視しうるほどのものであった影響が現実問題になりつつある。こうしたときに、太陽質量 Ms の値が天体の運動だけでなく「ものさし」であるべき天文単位にも影響するという定義はメリットに乏しく、天文単位の大きさをメートルに対して固定するといった定義の見直しが避けられないという声があがっていた[23]。これを受けて、国際天文学連合は2012年の新たな定義で、天文単位をメートルに対して固定した値として定めることとなった。これとともに、天文単位は観測によって決定される値ではなくなった。
| 天文単位系では惑星の動きが力学法則に従っているのに、レーダー観測では惑星は遠ざかっているというデータが得られており、メートルに対して天文単位が増加しているようにみえる。 この現象はどう説明するのか? |
2012年以前の定義においては、天文単位の定義が太陽質量 Ms に依存するため、太陽の質量の変化とともに天文単位の値は変化しえた。太陽は核融合により質量の一部をエネルギーに変えて、やがて電磁波として放射し、また大気を太陽風として放出するので、1年あたりおよそ10兆分の1の比率で質量を失っていると見積もられている。こうした減少はそのまま太陽からの重力の減少を意味し、すべての惑星の軌道半径と公転周期を増加させる。一方、それまでの天文単位の仮想的なテスト粒子はガウス年という一定の公転周期が保障されると定義されているため、重力の減少とともに粒子は内側の軌道を取らねばならず、天文単位の大きさ A が太陽質量 Ms の3乗根に比例するため、質量の減少の比率の 1/3 の比率で天文単位の大きさは減少する。この天文単位の大きさの減少は理論上100年あたり 0.4 m ほどに相当するとされる[24]。
しかし、2004年にロシアのクラシンスキー[25]とブルンベルク[26]は、測定された天文単位の値が実際には100年あたり 15 ± 4 m の割合で増大しているとみられることを報告した[27]。その後、類似の増大は天体暦の専門家であるアメリカのスタンディッシュ[28]やロシアのピチェーヴァ[29]によっても確認された[30][31]。
この謎は2010年現在原因不明であり、またその意味するところも把握しにくい。クラシンスキーらの報告はレーダーなどを用いた火星、金星、水星などの距離測定により得られたメートルと天文単位の関係のデータの蓄積から明らかになってきたものである。レーダーでの距離計測は、電波の往復時間を精密に測定することで行われるので、問題は、天体暦から予測されるこの往復時間の非常にゆっくりとした増大と捉えられ、レーダー観測によるメートル単位では惑星軌道が拡大しているように見える。一方で、惑星の動き自体は天文単位系で表される天体暦とよく一致しており、天文単位でみれば惑星の軌道も運動も拡大を示していない。このため、奇妙にも天文単位がメートルに対して極めてゆっくりと拡大していると表現されることになった[32]。これまでに太陽質量や万有引力定数の変化、宇宙膨張の影響などが検討されてきたが、いずれもその効果はあったとしても十分小さいと考えられており、満足な説明には至っていない。原因についてさまざまな議論が継続しており、弘前大学の三浦らは惑星の距離の増大が、太陽との潮汐摩擦のためではないかと提案している[33]。これは地球の潮汐により月の軌道が遠ざかることと類似した機構である。
太陽や月までの距離を知る試みは古代ギリシア時代から行われてきたが、天上の単位と地上の単位とを結びつけることは容易ではなかった。太陽と月との距離の比を求めたアリスタルコスも、それらの日常の単位での値を得ていない[34]。
プトレマイオス(トレミー)とパップスは、紀元前2世紀のギリシアのヒッパルコスが日食の見え方が各地で異なることを利用して地球の半径を基準とした月や太陽までの距離を見積もっていたことに言及している。ヒッパルコスが求めた太陽までの距離は地球半径の 490 倍以上というものであった(実際の値は約 23500 倍)。ヒッパルコスの著作そのものは現存しておらず、その具体的な算出方法は伝えられていないが、断片的言及から現在ではその巧妙な幾何学的方法がほぼ再構築されている[35]。
やはりその著作は失われているが、クレオメデスによれば、ポセイドニオスも紀元前90年ごろに月と太陽までの距離を評価している。ポセイドニオスは地球の影を円柱だと考え、月食の影の大きさから月が地球の半分の直径をもつとした。さらに月の見かけの大きさと、知られていた地球の大きさから地上の単位で月までの距離を見積もった。その5百万スタディオンという値は、実際より 2.1 – 2.6 倍過大であった[36]。これは地球の影を円錐だと考えず、月を実際のおよそ2倍の大きさだと見積もったことによる。一方で太陽までの距離の見積もりは根拠に乏しい推測的なものにとどまっている[37]。
2世紀のプトレマイオスは『アルマゲスト』の中で、天球に囲まれた天動説にもとづく詳細な宇宙像を構築した。プトレマイオスはアリスタルコスやヒッパルコスの観測と幾何学的推論、さらに独自の推測をまじえて、太陽や月のみならず、惑星までの距離を見積もっている。そこでは例えば、月の平均距離が地球半径の 48 倍、太陽が 1210 倍、土星が 17026 倍などとされた[38]。こうして確立された宇宙像はギリシアとヘレニズム文化を継承したアラビアへと伝わった。中でも9世紀の天文学者アル=バッターニーはプトレマイオスの宇宙像を詳細に研究し、太陽の平均距離が 1108 倍などとしている[39]。これらの宇宙像はその後ヨーロッパへと伝わり、中世にかけて大きな権威をもつものとみなされることになった。
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この節の内容の信頼性について検証が求められています。
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スロベニア語版 Astronomska enota の一部を日本語化したものである。
| 太陽までの平均距離* (地球の軌道長半径) |
観測年 | 観測者 | 観測方法 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 月の18 – 20倍 | 紀元前265年? | アリスタルコス | 月の離角から | [a] |
| 490 地球半径以上 | 紀元前136年? | ヒッパルコス | 日食の観測から | [a] |
| 1210 地球半径 | 150年? | プトレマイオス | 複合的な幾何学的方法 | [a] |
| 1108 地球半径 | 890年頃 | アル=バッターニー | プトレマイオスの検証 | [a] |
| 87.7 | 1630年頃 | ゴドフロイ・ウェンデリン | アリスタルコスの方法 | ? |
| 93.8 | 1639年 | エレミア・ホロックス | 金星の太陽面通過 | ? |
| 40 | 1665年 | ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョーリ | ? | |
| 109.8 | 1672年 | ジョヴァンニ・カッシーニ | ? | |
| 138.4 | 1672年 | ジョヴァンニ・カッシーニ ジョン・フラムスティード |
? | |
| 1716年 | エドモンド・ハレー | ? | ||
| 138.5 (129.2) | 1752年(1751年) | ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ | ? | |
| 153.1(?) | 1761年 | ジェームズ・ショート | ? | |
| 152.500 | 1825年 | ヨハン・フランツ・エンケ | ? | |
| 149.50 | 1862年 | レオン・フーコー | ? | |
| 146.83 147.32 |
1862年 | ? | ||
| 147.49 | 1863年 | ペーター・ハンゼン | ? | |
| 147,00 | 1863年 | ユルバン・ルヴェリエ | ? | |
| 148.990 153.5 ± 6.65 |
1864年 | カール・ポワルキー | ? | |
| 1874年 | ジョージ・エアリー デービッド・ギル |
? | ||
| 149.84 | 1877年 | ディビッド・ギル | ? | |
| 149.50±0.17 | 1879年 | アルバート・マイケルソン サイモン・ニューカム |
? | |
| 150.184±0.686 148.179±2.002 |
1882年 | ジョージ・エアリーら | ? | |
| 1889年 | デービッド・ギル | ? | ||
| 149.670 | 1895年 | サイモン・ニューカム | ? | |
| 149.500 ± 0.050 | 1896年 | IAU | ? | |
| 149.464 | 1901年 | デービッド・ギル | ? | |
| 149.397 ± 0.016 | 1901年 | アーサー・ヒンクス | ? | |
| 1912年 | S. S. Hug | ? | ||
| 149.413 | 1924年 | ハロルド・スペンサー=ジョーンズ | ? | |
| 149.447 | 1927年 | ウィレム・ド・ジッター | ? | |
| 149.462 ± 0.060 | 1928年 | ハロルド・スペンサー=ジョーンズ | ? | |
| 149.566 ± 0.034 | 1929年 | ハロルド・スペンサー=ジョーンズ | ? | |
| 149.668 ± 0.017 | 1931年 | ハロルド・スペンサー=ジョーンズ | ? | |
| 149.549 ± 0.221 | 1911年–1936年 | グリニッジ天文台 | ? | |
| 149.453 | 1938年 | ウィレム・ド・ジッター | ? | |
| 149.422 ± 0.119 | 1941年 | ウォルター・シドニー・アダムズ | ? | |
| 149.670 | 1948年 | ジェラルド・クレメンス | ? | |
| 149.550 ± 0.014 | 1960年 | パイオニア 5 | ? | |
| 149.592 ± 0.006 | 1961年 | 電波観測 | ? | |
| 149.674 ± 0.017 | 1964年 | ? | ||
| 149.600 | 1964年 | IAU | ? | |
| 149.598 ± 0.000 680 | 電波観測 | ? | ||
| * 断りのないものは100万 km (109 m) 単位 [a] - Van Helden (1985) |
||||
| 記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
|---|---|---|---|---|
| ㍳ | U+3373 |
- |
㍳㍳ |
SQUARE AU |
2014年以降の国際単位系における単位記号は、au であるが、Unicode における記号は AU のままである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 01:32 UTC 版)
「PureHeart 〜世界で一番アナタが好き〜」の記事における「AU(RAUおよびLAU)」の解説
武器。RAUは右手に装着された武器を、LAUは左手に装着された武器を示す。戦闘時にはSTR(力強さ)やAR(防御力)に影響を与える。
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