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Cygwin

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/03 17:08 UTC 版)

Cygwin
Windows XP上でのCygwin
開発元 シグナスソリューションズレッドハットなど
初版 1995年 (30年前) (1995)
最新版
3.6.5-1[1]  / 2025年10月9日 (55日前)
リポジトリ
プログラミング
言語
C/C++
対応OS Windows 8.1 以降
プラットフォーム x64
種別 互換レイヤー
ライセンス GNU LGPL v3 以降[2]
公式サイト www.cygwin.com
テンプレートを表示

Cygwin(シグウィン)は、Windowsオペレーティングシステム (OS) 上にUNIXライクな環境を提供する互換レイヤーで、自由ソフトウェアである。WindowsでUNIXソフトウェア資産を活かすことが可能となる。

ゲストOSが不要でハードウェア仮想化も行わないため煩雑な作業も無く軽量に動作する[注釈 1]X Window Systemにも対応しGUIアプリも動作する。

似たようなWindows上で動くソフトウェアとして、Mingw-w64/MSYS2が存在する。

特徴

CygwinはUNIX OS自体を動かすのではなく、WindowsUNIX風に表現し直すソフトと言える。Cygwinはアプリケーションが実行するシステムコールの読み替えだけを行い、WindowsカーネルAPIを利用する。VMwareVirtualBoxのような仮想マシンではなく互換レイヤーである。

ゲストOSは不要でCPU、メモリ、周辺機器などのハードウェア仮想化を行わない。このため設定は簡単であり、インストールファイルやメモリ消費量も軽量である。ただし、入出力が遅いという欠点があり大量のデータを扱う用途には向かない。補助的にUNIXツールを使う場合には有用である。

GNU Core UtilitiesといったUNIXの基本コマンドやBashが付属する。また、CygwinのターミナルからはWindowsのバイナリ.exeも呼び出す事ができる。パイプも併用する事で、UNIXアプリとWindowsアプリのコラボレーションが期待できる。

パッケージ管理

CygwinのインストーラーGUIベース)はパッケージ管理システムとしても利用でき、1万以上の豊富なオープンソースソフトウェアが利用可能である。Cygwinインストール後にもこれを利用してソフトウェアの構成変更、インストールアンインストール・アップデートできる。CUIでもパッケージ管理が行えるように、apt-cygというコマンドも用意されている。

ランタイムライブラリ

CygwinはUNIXカーネルそのものを利用するのでは無く、API変換を行ってWindowsカーネルを利用する。

ランタイムライブラリのCygwin1.dllがAPI変換の中核を成している。これはPOSIXのシステムコールと同等の機能を提供し、それぞれのプログラムはこれを動的にリンクすることでUNIX上とほぼ同じ動作がWindows上で可能になる。Cygwin用ではないUNIX用プログラムのソースコードも、大幅な変更無しにWindows用に再コンパイルすることが可能となる。

また、Windowsファイルシステムもそのまま扱うことができるため、Windowsで作成したデータとCygwinで作成したデータを混ぜて処理することが出来る。実際にWindowsで割り当てたネットワークドライブへCygwinからアクセス可能である。

その他

Unix System V由来のIPCを利用するアプリケーションのために、サービス(NTサービス)を提供している。Cygwinに付属しているPostgreSQLは、このサービスが提供する共有バッファセマフォを利用して動作する。PostgreSQL自身は、バージョン8.0以降でCygwin依存から脱却し、全面的にWin32ネイティブにソースの書き換えが行われている。

XサーバとしてCygwin/Xが提供されている。

マイクロソフトはWindows Server 2012よりUNIXベースアプリケーション用サブシステムを非推奨とし、代替手段の一つとしてCygwinのPOSIXエミュレーションモードを紹介している[3]

標準CライブラリとしてGNU CライブラリではなくNewlibを用いる[4]。cygwin1.dllがこれを提供する。Cygwinでコンパイルした自作のC/C++言語ソフトをCygwin未インストール環境で動かすにはcygwin1.dllも同梱させる必要がある。

/dev/memの機能は、1.7.22にて打ち切り[5]になった。現状では、この機能を用いたプログラムは動作しない。

脚注

注釈

  1. ^ 仮想マシンを使わない分、環境全体としてはCPUメモリストレージも大きく消費せず軽量になるが、DLLシステムコールの変換を行っているためか、入出力の速度に問題があるとの指摘もある。

出典

  1. ^ cygwin 3.6.5-1” (2025年10月9日). 2025年10月29日閲覧。
  2. ^ Cygwin Licensing Terms”. cygwin.com. 2024年7月5日閲覧。
  3. ^ Windows Server 2012 で削除された機能または推奨されなくなった機能”. 2016年4月20日閲覧。
  4. ^ Cygwin FAQ”. 2023年1月8日閲覧。
  5. ^
    Support for /dev/mem, /dev/kmem and /dev/port removed, since OS support was limited to 32 bit Windows XP only.
    What's new and what changed in Cygwin”. 2024年9月10日閲覧。

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類

オープンソース ロイヤリティフリー  Joomla!  Cygwin  STU  Open Sound System
UNIX MC/ServiceGuard  ファイル記述子  Cygwin  /dev/null  Curses
エミュレーションソフトウェア Classic  Microsoft Virtual PC  Cygwin  DOSBox  仮想アプライアンス



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