
シーズン3から、面白さのギアが一段上がりました。シーズン1・2は「噛めば噛むほど味わい深い」タイプでしたが、シーズン3は気づいたら次のエピソードを再生していた、という感じの止まらない面白さ。一気観で寝不足になりました。
アウトランダー シーズン3 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送 | STARZ(米)2017年 |
| 全話数 | 全13話 |
| 主な舞台 | 20世紀スコットランド/18世紀スコットランド・エジンバラ・カリブ海 |
| 主演 | カトリーナ・バルフ、サム・ヒューアン |
| 日本での視聴 | Hulu |
アウトランダー シーズン3 あらすじ
20年間、ふたりは別々の時を生きた
シーズン2の最終話、クレアはジェイミーに見送られてストーンサークルをくぐり、お腹に彼の子を宿したまま現代(1940年代)へと戻りました。残されたジェイミーはカローデンの戦いへ向かい戦死したと思われていました。
シーズン3では、その後の20年間が描かれます。現代ではクレアが娘ブリアナを産み、表向きは夫フランクとの家族として暮らしていました。フランクは他人の子と知りながら娘を愛情深く育てますが、ジェイミーへの思いを断ち切れないクレアとの夫婦関係は修復できないまま。そんな中、クレアは看護師から外科医へと成長し、医師として自立の道を歩んでいきます。
一方、18世紀ではカローデンの戦いを奇跡的に生き延びたジェイミーが、投獄や農場での労働など過酷な年月を経て、エジンバラで印刷業を営んでいました。ふたりはそれぞれの時代で20年を過ごしていたのです。
歴史の資料が導いた、再会への決断
転機は、クレアが歴史の資料の中にジェイミーの名前を見つけたことです。彼はカローデンの戦いで死んでいなかった。
現代の夫フランクはこの頃すでに交通事故で他界しており、娘ブリアナも成長して自立していました。
クレアはすべてを娘に打ち明け、18世紀へ戻る決意を固めます。娘は現代に残り、クレアはひとりでストーンサークルへ。
時間は2つの時代で並行して流れているため、過去に戻ると「現代での20年後」に相当する時点に到着します。つまり、クレアがエジンバラで再会したジェイミーも、20年分の歳月を重ねた男になっていたのです。
20年ぶりの再会、そして試練の連続
感動的な再会を果たしたふたりでしたが、20年という時間のズレは簡単には埋まりません。お互いが別々の人生を歩んできた事実、それぞれが抱える秘密。再会の喜びと同時に、関係を再構築する痛みも丁寧に描かれています。
やがて物語はカリブ海へと舞台を移し、帆船での大海原の旅、ジャマイカでの新たな事件へと展開。シーズン3の最終話では、ふたりはまだ独立前のアメリカ大陸の地に降り立ち、次のシーズンへの幕が開きます。
シーズン3の見どころ
タイムトラベル要素が本格的に復活
シーズン1・2では18世紀の生活が中心で、タイムトラベルはあくまでも背景にありました。シーズン3では現代と18世紀が交互に描かれる構成になり、「タイムスリップもの」としての醍醐味が一気に増します。これがシーズン3からグッと面白くなる理由のひとつだと思います。
外科医クレアと「JIN」的な面白さ
看護師から外科医になったクレアが、現代医学の知識を持ったまま18世紀の医療現場に立ち向かう展開は、日本ドラマ「JIN-仁-」を思わせる面白さがあります。シーズン1・2では薬草や応急処置レベルでしたが、外科医となったことでその差は格段に広がり、18世紀の人々にとってはまさに奇跡の医師です。
帆船と大航海時代のリアリティ
中盤以降、スコットランドからカリブ海へ向かう帆船での航海シーンが続きます。大航海時代の帆船がリアルに再現されており、衣装も含めて「パイレーツ・オブ・カリビアン」のような映像の迫力があります。制作費のかけ方が違うなと感じる場面です。
アウトランダー シーズン3 感想
シーズン2まではスコットランド・パリの歴史ドラマとしての色が濃かったのですが、シーズン3から一気にスケールが広がった印象です。
「200年を超えた愛」「20年ぶりの再会」という要素は、言葉にするだけで胸に迫るものがありますが、このドラマはそれを感傷的なだけに終わらせません。20年間、それぞれが別の人生を生きてきたふたりの間にある「ズレ」をちゃんと描いているところが誠実だと思いました。
舞台が大海原に変わり、視点がスコットランドを超えてカリブ海・新大陸へと広がっていく展開も新鮮で、マンネリを感じさせないシーズン構成の巧さを感じます。シーズン4のアメリカ大陸編がどうなるのか、早く続きを見たいと思わせる終わり方でした。
アウトランダーはどこで見られる?
止まらない面白さはシーズン4へ。Huluで一気見がおすすめです!
まとめ
- シーズン3から一気観レベルの面白さに変わる転換点
- 現代と18世紀を交互に描く構成で、タイムトラベル要素が本格復活
- 外科医になったクレアの「JIN的な面白さ」が加わる
- 20年ぶりの再会という感動だけでなく、ふたりの「ズレ」も丁寧に描写
- 舞台がカリブ海・新大陸へと広がり、シリーズのスケールが一段アップ
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