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博物学者・南方熊楠の冴え渡る推理

 1903年の日本を舞台としたミステリ、主人公は南方熊楠。設定になんとなく柳広司らしいものを感じつつ読んでみました鳥飼否宇『異界』。厚さのわりに小粒だったかなあと思いますけれど、それなりに面白かった。しかし、それにしてもこの表紙はネタバレではないだろうか……以下、感想抜粋。全文はこちら

 これはやや地味過ぎるように感じた。事件そのものも謎の度合いは少なく薄味で、むしろ博覧強記を誇る南方熊楠の知識や、サンカと呼ばれ差別されている人々の描写にこそ魅力を覚えた。

 以下、この本を読んだ他のひとの感想。

 素直に民俗学方面の薀蓄と南方熊楠のキャラを楽しんで読むべきじゃないですかね。

http://d.hatena.ne.jp/firstheaven/20070730/1185845272

 地味だが端正なミステリーだ。生物学の知識が生き生き語られる(さわりだけで、分量はないが)のもよいし、サンカ・神仏など民俗学も入り意欲作であると思う。

http://d.hatena.ne.jp/pnu/20070811/p1



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