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『日本怪奇小説傑作集 2』


紀田 順一郎 東 雅夫

東京創元社 2005-09-22
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 全3巻の2巻目。城昌幸から日影丈吉までの8作が収録がされている(年代で言えば、1935年〜1961年)。横溝正史久生十蘭山田風太郎三島由紀夫山本周五郎遠藤周作などが台頭してきた時代である。
 収録作で特に素晴らしいと感じたのは、山本周五郎「その木戸を通って」と久生十蘭「妖翳記」。山本周五郎に関しては、『回廊』第12号に書評を書いたのでそちらを待っていただきたい。*1
久生十蘭「妖翳記」この作品では、章と章がわりと淡々とぶつぎりにされており、しかもその繋がりが滑らかでない。気がついたら主人公は、どんどんある女性の言いなりになっていて、ひと息に狂気のせかいに飲み込まれてしまっているのだ。この酩酊感が堪らない。後、無粋なことを言えば、ここに登場する女性は、なかなかいいツンデレかもしれない。

*1:ついコピペしてしまった。




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