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1129『邪魅の雫』

 京極堂シリーズにおける妖怪とは、人間の認識の限界のことだ。幽霊の正体見たり枯れ尾花とはよく言ったもので、つまり恐い恐いと思って見ると枯れ尾花も幽霊に見えるという理論を、極限まで突き詰めたのがこのシリーズの骨子になっている。したがって、拝み屋を副業とする京極堂こと中禅寺秋彦による憑き物落としと言うのは、実は登場人物の認識上の齟齬――つまり勘違いを正すことに他ならない。
 シリーズ八作目となる本書では、この妖怪の正体が今までにない。詳しく言ってしまうとネタバレになるので避けるが、『陰摩羅鬼の瑕』で描かれた妖怪がその極致であるとすれば、本書で描かれている妖怪はその対極もしくは妖怪そのものなのだ。今後、このシリーズがどういう展開を迎えるのか非常に気になる。
感想リンク→さすらい人さん




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