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1073『狂骨の夢 上』

 実に、奇妙極まりない読書体験をしてしまった。
 京極堂シリーズに関しては、いずれも四捨五入すれば十年近く前に読んだものなので記憶があいまいだ。『姑獲鳥』は妊婦の話、『魍魎』はみっしりの話、『鉄鼠』は禅問答の話、『絡新婦』は四姉妹の話、『塗仏』は山の話――と言った具合で『狂骨』だけが記憶になかったのだ。記憶にないのは余程つまらなかったか、読んでいないからだろうかと首を傾げつつ読み始めたのだが、所々、見覚えがあるのだ。「ああ、いさま屋だ、もしかして今度の舞台は町田だろうか……あれ、前にも同じようなことを思ったような」であるとか「この名前は吉川英治宮本武蔵』の重要人物と同じ名前だな……あれ、前にも(略」であるとか、まあ、局所的にかろうじて記憶があるのだ。したがって物語を予測することはできないけれど、読んだ瞬間にデジャ・ヴュのように思い出すと言うか。ううん、説明が難しい。とにかく奇妙な感覚なのだ。




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