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1069『姑獲鳥の夏 下』

 意外にエンターテインしていて驚いた。これは確かに面白いわ。と冷静に分析。
 描写は芥川龍之介に通じるものがあるのだけれど、物語運びはむしろ夏目漱石のそれに近い。いっそあざとさを感じるぐらいに上手いので笑ってしまったぐらいだ。ミステリ的にはかつてにない動機という面において評価されていたように記憶しているけれど、そんなに斬新だったかしら? 犯人と被害者の関係、そして語り手の特殊能力(?)は非常に興味深いと思うけれど。
 五大奇書の五冊目に本書を挙げる人がいると聞いたけれど、謎と伏線が論理的に解決されるのは真っ当な本格ミステリのそれだし、探偵・動機・誤認といった要素に目を向けても充分にミステリの範疇にあると思う。奇書とは言いがたい。




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