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1039『湖底のまつり』

 ある種の憎たらしさを感じてしまうぐらいに上手い。正直なところ、そう、正直なところ本書以上に技巧的な作品は多い。西澤保彦東野圭吾、あるいは竜騎士07に本書の題材を与えて、同じようなものを書かせればもっと派手で面白いものが書けるだろう。けれど、それはそれぞれに異なる方向に特化した作品であり、その分、反対側に瑕疵を作ってしまいかねない。その点、泡坂妻夫のこの作品は限界ギリギリと言ったところだ。小ぶりになってしまうギリギリのところまで物語の幅を狭め、その代わり完成度を限界まで上げている。限りなく球に近い、とても美しい一個の物語なのだ。眼福。




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