削れる贅肉に溢れているので、まずはそれを削り、次に森チルドレンらしさを取り除けば、
SFマガジンの
リアル・フィクション特集に掲載しうるレベルになり、もう何篇か書けばハヤカワJA文庫から出せるのではないだろうかと思った。とにかくベクトルが分かりにくいのだ。萌えるボーイ・ミーツ・ガールなのかと思いきや、第三種接近遭遇があり、フラグが立ったかと思いきや何事もなかったかのようにスルーしているし、佳境に入ったと意気込む間もなく戦闘は終わってしまうし、不完全燃焼どころか燃焼しはじめることさえ出来なかった。前作は面白かったんだけどなあ……。