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936『怪盗グリフィン、絶体絶命』

 まるで、フリッカーのような。
 少し気を抜いたら、目線が違うところに持ってゆかれ、どこに物語が転がるのかと思いきや、しっかりきっちりお約束通りに進めてくれる。最初のうちは、そのフリッカーのような目まぐるしさに翻弄されるものの、慣れてくるにつれ「ふふん、どうせまたこのトリビアが後になって生きてくるんだろう。ほら、やっぱり」と楽しむことができた。そして分かっているつもりになっていると、二段構え、三段構えのトラップに足下を掬われるのだ。騙されるたびに絶体絶命の危機に陥るところまで含め、実に痛快だった。読みながらどんどん興奮していく自分が自覚さえ出来た。
 ミステリーランドの中でも一、二を争うを出来栄えだとは思うのだが、個人的には友情分が足りないのが不満。怪盗グリフィンが強すぎるために、ホームズとワトソンの間にあった信頼感や、少年探偵団の鉄の結束に比類するものが、本書にはなかったかなあ、と。




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