読み始めてすぐに「どうしようか」と頭痛を覚えた。頭のゆるい一人称垂れ流し。キャラも一気に登場するし、よく分からないし、いやあどうしたものかと思った。が、が! 中盤からの巻き返しが熱いのだ! AからCまで強さによってランク分けされた竜が街の外を闊歩し、
ラグナロク・
エクスカリバー・
ユグドラシルといった伝説の武器が現実に存在し、
グングニルなどの武器をレンタルさせてくれるTUKAYAや、英雄ロト・セブンのサイン入りフレイムタンを売るSWORD・OFFが存在してしまっているあざとい世界観が最高に生きてくるのだ。極端にキャラクタ化された登場人物も、活き活きとしてくるし、終盤の展開も熱いだけでなく捻ってあって中々に面白い。笑いと感動がいい割合で入っていて、昔ながらの良質なライトファンタジィを読むことができたと感じた。面白かった。