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898『インサイド・ワールド』

 第5回電撃hp短編小説賞、大賞受賞作。
 最ッ高に面白かった……!

 悪意に満ちたその世界から、彼女の内なる世界へと迷い込んだ。
 そして僕は、夢と希望で形作られた欺瞞の世界を破滅に追いやった。
――ざまあみろ、そしてごめんなさい。

 大傑作としか言いようがない。宇宙を志向する遥かな憧憬、特別なりえない自分に対する淡い絶望、この世界の何処にも居場所がないという郷愁。森博嗣上遠野浩平の愛読者が『わたしたちの田村くん』を書いてしまったと言えば、イメージしやすいだろうか。作中で取り扱われていた全てのガジェットに狙い撃ちされた。もう、一ページ目から素晴らしく、高まる期待に否応なく手がページをめくらされ、最後まで駆け抜けてしまった。これこそが秋山の読みたかったライトノベルに他ならないだろう。一端が『アンダカの怪造学』のような成長物だとしたら、もう一端は本書のような青春物だ。ああ、本当に素晴らしかった。




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