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『本格的』と『痙攣的』で存分に頭の悪い作家ぶりを披露した鳥飼否宇。次はどんな破格の作品が飛び出るのかと期待に胸を膨らませて本書を読んだがしかし、思っていたよりまともな作品で残念。「事件→ヒント→解決→どんでん返し」というミステリの展開を忠実に守った短編が12連続で続き、中には首を傾げるようなトリックや解決を含んではいるが、全体に基本に忠実に作られている。帯に「ライト感覚の本格ミステリー」とあったが、鳥飼否宇を読むというより、寝しなに少しだけ読みたいときに相応しい本。




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